アニメ超余裕（超人高校生）のあらすじと登場キャラ一覧！2期制作の可能性は？

超余裕こと超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです！とは2015年に刊行が開始された海空りくのライトノベル作品です。超余裕は異世界に転生した超人的な能力を持つ7人の高校生の活躍を描いた作品であり、合計10巻もの単行本で完結しています。超余裕は異世界ものが流行していることから好評な感想を多く集める人気作品となっており、刊行が開始された翌年の2016年には｢ヤングガンガン｣で漫画化されました。

超余裕ことライトノベル超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです！は上述でご紹介した通り、その物語の面白さや異世界ものが大流行していることから一躍人気を博しました。この人気によって超余裕は2019年の10月から12月に渡ってアニメ化されました。アニメ超余裕は大胆なサービスシーンが好評な感想を多く集め、原作となった小説や漫画が爆発的なヒットを記録することになりました。

本記事ではそんなアニメ超余裕のあらすじや登場するキャラクターについてまとめました。また他にもアニメ超余裕の感想や続編となる2期の制作情報なども併せてご紹介していきます。もしアニメ超余裕にご興味がある方は是非本記事でご紹介するあらすじや感想などをご参考にしてみてください。

ではまず続編情報や感想などの前に、アニメ超余裕のあらすじについてまとめてご紹介します。アニメ超余裕の世界には最高の政治家こと御子神司・最高のマジシャンことプリンス暁・最高の実業家こと真田勝人・最高の発明家こと大星林檎・最高の諜報家こと猿飛忍・最高の医者こと神崎桂音・最高の剣の使い手こと一条葵といった7人の｢超人高校生｣と呼ばれる天才が存在していました。

そんな｢超人高校生｣と呼ばれる7人の天才達はある日、突然の飛行機事故で異世界に飛ばされてしまいます。普通高校生であれば異世界に突然飛ばされると混乱してしまいます。しかし天才である7人の高校生達はそれぞれ特価した超人的な能力で異世界でも余裕で生き抜いてしまうことに。一方で超人的な彼らの存在は異世界に大きな影響を与えてしまうことになってしまいます。

リルルという少女に助けられた御子神司達は彼女の住む村で平和な日々を過ごすものの、その村はノイツェランド商会呼ばれる北部一帯を支配する悪徳商人に財政を圧迫されていました。そこで｢財界の魔王｣とあだ名される最高の実業家真田勝人が立ち上がり、商業都市ドルムントで一大勢力を築き上げます。そして真田勝人達は村を助けるため、悪徳商人として名高いノイツェランド商会に立ち向かうのでした。

真田勝人はルーという少女をドルトムントで味方に付け、ノイツェランド商会が仕掛ける罠を余裕の表情で破っていきます。その頃御子神司は冬が到来したエルム村を救うために策を立て、ジャーナリストの猿飛忍は異世界の情勢を探ることに。すると異世界にはフレアガルド帝国といった巨大な国家や七光聖教という今は無き宗教が判明します。そんな中、突如エルム村にある危機が訪れることになるのでした。

エルム村の危機は世界最高のマジシャンことプリンス暁によって解決されるものの、リルルがフィンドルフという領主に拉致されてしまいます。しかしフィンドルフはリムル村一帯を支配する領主であり、逆らうことが出来ない存在でした。そこで世界最高の政治家である御子神司が策を講じ、リルル奪還作戦を開始します。しかしただの村人達が領主に反旗を翻すという事件は異世界の常識を一変させてしまうことになってしまいます。

御子神司達は元の世界の科学力を駆使し、フィンドルフ領主からリルルを奪還することに成功します。その後7人の超人高校生達は七光聖教と呼ばれる失われた信仰を復活させ、マジックやマヨネーズといった異世界には無い物を使って神の使いであることを表明します。そして御子神司達はドルムントを支配し、異世界で一大勢力を築き上げようと考えます。

しかし不穏な動きをするフレアガルド帝国や御子神司達の行動が気になるドルムント警備隊長のバーナードは国の存亡に危機感を抱きます。御子神司はそんなバーナードに才を見いだし、彼を仲間に加えるため行動を開始するのでした。

御子神司達はドルトムントを全く違う国に作り替えていくものの、北部一帯を支配しているオスロー・エル・ギュスターヴという｢天の炎｣の使い手の総督に警戒心を抱いていました。その頃リルルは自身を助けてくれたお礼を御子神司に伝えるため、少ない勇気を振り絞ろうとします。一方で少女のルーは密かにとある試練に挑もうとしていました。

真田勝人とエルクは北部にあるココノノ村を訪れた際、そこでオスロー・エル・ギュスターヴ総督の見事な統治力を目のあたりにします。しかし真田勝人は平穏なココノノ村に不穏な空気を感じ取り、調査に乗り出します。するとフレアガルド帝国の女騎士であるジャンヌの騎士団がココノノ村を訪れ、真田勝人はそこである行動に出ようとするのでした。

オスロー・エル・ギュスターヴ総督は七光聖教への怒りで｢天の炎｣と呼ばれるラージュソレイユを発動し、ドルムントの街が壊滅の危機に陥ってしまいます。そこで御子神司は見事な避難計画で難を逃れようとするものの、街がどんどん｢天の炎｣で焼き尽くされてしまうことになります。すると世界最高の剣豪と評されている一条葵が立ち上がり、1人｢天の炎｣に立ち向かっていくのでした。

｢天の炎｣を御子神司達に破られてしまったオスロー・エル・ギュスターヴは軍を率い、七光聖教に攻撃を仕掛けます。先陣を切ったのはアークライド侯爵であり、彼は冬山にて七光騎士団と刃を交えることになりました。しかしこれは囮であり、軍の攻撃の隙を突いてジャンヌが｢碧の団｣を率いて総督府を包囲します。オスロー・エル・ギュスターヴはこの包囲をもろともせず、逆に猿飛忍やジャンヌ達に攻撃を仕掛けるのでした。

七光聖教はオスロー・エル・ギュスターヴを退けたことで全土に名を轟かし、フレアガルド帝国と一触即発の状態となってしまいます。しかし過度に働きすぎた御子神司と最高の発明家の大星林檎は休息を取らされることに。そこで2人は街を散策することにし、大星林檎はデートだと思って舞い上がります。しかし大星林檎は恋愛について全く知らず、これを見かねた猿飛忍が密かに大星林檎へデートを乗り切るある秘策を授けるのでした。

世界最高の発明家である大星林檎は御子神司からの頼みである物の開発に取りかかります。その頃猿飛忍は｢碧の団｣に不穏な動きがあることを察知し、ジャンヌを心配していました。その中で不治の病が街で蔓延してしまい、人々は神の使いであることを自称する七光聖教への信頼を失ってしまいます。そこで世界最強の医師である神崎桂音が立ち上がり、人々から不治の病を打ち消す薬を開発しようとするのでした。

窮地に陥っていたジャンヌは事前に｢碧の団｣の動きを察知していた猿飛忍に救われ、七光聖教に入ることを決意します。しかしフレアガルド帝国の元帥であるネウロが隠し持つタンガニカという魔導市が現れ、フレアガルド帝国がいかに強大であるかを力によって知ることになります。そこで御子神司は以前より考えていた帝国への革命を人々の前で宣言し、異世界に新たな国家を作るため行動を始めるのことになるのでした。

御子神司とはアニメ超余裕において主人公にあたるキャラクターです。御子神司は高校生でありながら総理大臣を務めているほどの高い頭脳を持つキャラであり、｢世界最高の政治家｣とあだ名されています。異世界で御子神司はリーダーとして総理大臣を務める手腕を発揮し、数々の困難を見事に突破していきます。しかし実の父を死刑にするほど感情的で無い性格をしており、成功のためなら犠牲を一切厭いません。

アニメ超余裕に登場する真田勝人は｢世界最高の実業家｣という肩書きを持つキャラクターであり、高校生ながらにして世界の3割にも及ぶ資産を築き上げた商売の才能から｢財界の魔王｣とあだ名されています。御子神司とは幼馴染み同士の関係にあるものの、彼のように少数を見捨てるような事をしない心優しい性格の持ち主です。実は過去に事業の失敗で父親が自殺しており、身内を傷つけるものを特に毛嫌いしています。

アニメ超余裕に登場するプリンス暁は女性のような見た目をした手品師の男子高校生であり、その手品の腕前から｢世界最高のマジシャン｣とあだ名されています。優れた魔術の腕前でプリンス暁は多くの民衆の心を掴む活躍をするのですが、モンスターの存在や戦う事を嫌う極端に臆病な性格をしています。

アニメ超余裕に登場する一条葵とは｢一条理心流｣という剣の流派を極めているキャラクターであり、中規模の武装集団なら1人で片付けることが出来る剣の腕前から｢世界最高の剣豪｣とあだ名されています。和服美人でありながらその強さはトップクラスであり、作中の戦闘面を担っています。しかし折角かわいい容姿を持っているものの、女の子らしさがあまり無いのが玉に瑕となっています。

アニメ超余裕に登場する大星林檎とは｢小型核分裂炉｣や｢放射性廃棄物の完全無害化｣などを生み出して現代科学を1人で進歩させた天才少女であり、その優れた科学者としての知能から｢世界最高の発明家｣とあだ名されています。異世界でもその類い希なる知能で数々の武器や道具を作り上げる活躍をするものの、臆病な性格をしていることから人付き合いが非常に苦手という弱点があります。

アニメ超余裕に登場する神埼桂音とはお嬢様口調と大人びた容姿が特徴の美人系キャラクターであり、麻酔などを使用せずともどのような病気や傷を治してしまう医療の腕から｢世界最高の医者｣とあだ名されています。アニメ超余裕の作中で神埼桂音はその医者としての腕で薬を作り、異世界の医療に大きな影響を与えます。しかし道徳心が無い非人道な性格をしており、人体実験をすることに何の躊躇いもありません。

アニメ超余裕に登場する猿飛忍とは御子神司の下で諜報活動を行なっているキャラクターであり、どのような情報でも調べることが出来る才能から｢世界最高のジャーナリスト｣とあだ名されています。猿飛という名字から分かる通り猿飛忍は忍者の末裔であり、幼い頃より忍者の訓練を行なっていました。異世界で猿飛忍はその忍者の腕を活かし、単独で敵対する勢力の情報を調べ上げる活躍をします。

ではここからは続編となるアニメ超余裕の2期製作の可能性についてご紹介していきます。まず続編となる2期製作に一番必要なのは原作小説のストック数です。アニメ超余裕1期は原作の3巻までが描かれていました。2020年3月現在超余裕の原作小説は完結しており、合計10巻の単行本が発売しています。なので原作ストックだけを見ると、アニメ超余裕の続編となる2期の制作はかなり可能性が高いものになっています。

続編となる2期の制作に必要なのは原作ストックだけで無く、1期の円盤の売り上げも非常に重要です。基本的にアニメ作品は円盤が合計で4000枚売れれば続編となる2期の制作が行なわれるといわれています。しかし残念ながらアニメ超余裕の円盤は合計280枚という大爆死ともいえる売り上げをたたき出してしまいました。そのため、円盤の売り上げだとアニメ超余裕の2期続編の制作はかなり厳しいといえるでしょう。

アニメ超余裕はテレビでの放送以外に、動画配信サービスを行なっているサイトで配信されています。各サイトで配信されたアニメ超余裕はある程度の人気を確保することが出来ました。これだけ見ると続編の制作に期待が持てます。しかしアニメ超余裕は他にゲームや海外配信といった展開を行なっていないので、続編制作に必要な収益をあまり集めることが出来ていないと考えられます。

アニメ超余裕の制作を請け負ったのは日本のアニメ制作会社の1つである｢project NO.9｣です。おそらくアニメ超余裕のアニメ2期が制作されるとなると、｢project NO.9｣が請け負うはずです。なので、｢project NO.9｣の動き次第でアニメ超余裕は続編が制作されるかもしれません。

それではもしアニメ超余裕が続編となる2期の制作をするとなると、いつ頃に放送される事になるのでしょうか。おそらくアニメ超余裕の2期が2019年の10月から12月まで放送されたので、アニメ2期は早くて2020年の秋以降となるでしょう。しかし円盤やその他の収入がかなり少ないので、2020年3月現在アニメ超余裕の続編となる2期制作の可能性はかなり低いといえます。

アニメ超余裕に関する感想ではアニメ超余裕が面白いといった感想が多く寄せられていました。アニメ超余裕はシリーズの累計発行部数が80万部を超える小説を原作にした作品となっており、多くの視聴者から面白いという感想が寄せられることになりました。

アニメ超余裕に関する感想では作画が安定しているといった感想も寄せられていました。アニメ超余裕はかなり人気の高い小説を原作にしていることから力を入れて制作されており、近年のアニメ作品の中で見ると非常に作画が優秀です。しかし物語が途中で終わってしまっているので、最終回はあまり良い評価を得ることが出来ませんでした。

アニメ超余裕に関する感想では続編が製作されるか気になるといった感想も多く見受けられました。アニメ超余裕は完全に完結した状態で終わっておらず、多くの視聴者に続編の製作を匂わせています。しかし残念ながら円盤の売り上げやその他の収益が非常に低いので、2020年3月現在続編となる2期の制作はあまり期待出来ないでしょう。

本記事ではアニメ超余裕について物語のあらすじや登場キャラ、続編となる2期制作の情報などをまとめてご紹介しました。アニメ超余裕は高い評価を得ているもののあまり円盤の売り上げが良く無く、続編の制作に期待が持たれていません。しかし今後原作や売り上げが爆発的にヒットすれば、アニメ超余裕の2期制作が発表されるかもしれません。