【転生したらスライムだった件】ルミナス・バレンタインとはどんなキャラ？過去や性格も考察

転生したらスライムだった件（転スラ）の作中で神聖法皇国ルベリオスの唯一神として君臨する吸血鬼の真祖の姫ルミナス・バレンタイン。ルミナス・バレンタインは古参の覚醒魔王という正体を隠す吸血鬼であり、聖魔対立編以降物語の中で表舞台に姿を現わします。本記事ではそんな転生したらスライムだった件（転スラ）に登場する覚醒魔王ルミナス・バレンタインについて過去や配下、作中での活躍などをまとめてご紹介します。

それではルミナス・バレンタインの過去や正体などをご紹介する前に、ルミナス・バレンタインが登場する転生したらスライムだった件（転スラ）の作品情報についてチェックしていきましょう。ルミナス・バレンタインが登場する転生したらスライムだった件とは2013年から2015年まで｢小説家になろう｣で連載された伏瀬のライトノベル作品であり、タイトルの通りスライムの姿で異世界に転生した主人公の活躍が描かれています。

転生したらスライムだった件は長いタイトルから｢転スラ｣という名前で呼ばれており、2014年から2020年3月現在に渡って書籍が刊行されています。そんな転生したらスライムだった件はこれまで漫画家やアニメ化、スピンオフ作品など多数のメディア展開が行なわれている大人気ライトノベル作品であり、2020年3月現在までで1500万部を超える累計発行部数を記録しています。

ある日主人公の三上悟は突然通り魔に刺殺され、スライムの姿となって異世界に転生してしまいます。スライムに転生した三上悟はそこで竜種の1体であるヴェルドラと出会い、｢リムル｣という名前を与えられます。そしてリムルとなった三上悟はヴェルドラを吸収して冒険へと旅たち、多くの魔物達と絆を深めます。その後リムルは多くの魔物達と共に一大国家を築き上げ、異世界に文明の波と嵐を巻き起こすことになっていきます。

本記事で正体や過去、配下などをご紹介するルミナス・バレンタインとは転生したらスライムだった件（転スラ）に登場するキャラクターの1人です。転生したらスライムだった件（転スラ）に登場するルミナス・バレンタインは銀髪と金銀の瞳を持つオッドアイが特徴の美少女であり、唯一神として神聖法皇国ルベリオスに君臨しています。しかしその正体は吸血鬼の真祖の姫であり、古参の魔王の1人に数えられている存在となっています。

魔王の中でも覚醒魔王であることからルミナス・バレンタインは｢夜魔の女王（クイーン・オブ・ナイトメア）｣という2つ名を冠しており、生と死を司る恐るべき能力を持っています。基本的に神聖法皇国ルベリオスが魔物を敵対視していることから配下に全てを任せており、表舞台に立つことはありません。しかし聖魔対立編でワルプルギスが開かれたことで表舞台に登場するようになり、主人公のリムルと出会うことになりました。

古参の覚醒魔王である転生したらスライムだった件（転スラ）のルミナス・バレンタインは｢色欲者（ラスト）｣という大罪系のユニークスキルを所持しています。このスキルは生と死を司るという恐るべき能力を秘めています。また物語が進む中で過去に恩があるヒナタが殺害された際、ルミナス・バレンタインは怒りの感情で｢色欲之王（アスモデウス）｣というスキルを会得し、更に強化された生と死を司る能力を持つようになりました。

ルミナス・バレンタインは2000年前の過去、｢夜薔薇宮（ナイトローズ）｣という都を建造して大事にしていました。しかし突然暴風竜ヴェルドラによってその都が破壊されてしまいました。その際ルミナス・バレンタインはクロエとヒナタに救われるものの、この過去からずっとヴェルドラの事を深く憎んでいます。また逆に自身を救ってくれたクロエとヒナタのことは非常に慕っており、作中で掛け替えのない友人として接しています。

吸血鬼の真祖の姫として育ったルミナス・バレンタインは非常に高貴な性格をしており、いつも冷静で優しげな眼差しを浮かべています。また人間に対しても慈悲深く、血液がおいしくなるというだけで人間に幸福感を与え、絶対に死なないだけの量しか血を飲みません。しかし過去に自身の都を滅ぼしたヴェルドラには強い憎しみを抱いており、いつも子供扱いしてヴェルドラを下に見ています。

残念ながらルミナス・バレンタインは転生したらスライムだった件（転スラ）のアニメに登場していません。そのためアニメしか見ていない方にとってはルミナス・バレンタインが作中でどのような活躍をしたのか分からないことでしょう。ではここからはそういった方に向けて、原作小説版転生したらスライムだった件（転スラ）の作中で見せたルミナス・バレンタインの活躍をまとめてご紹介していきます。

神聖法皇国ルベリオスで隠遁していたルミナス・バレンタインは覚醒魔王であることから聖魔対立編で｢魔王達の宴（ワルプルギス）｣に参加するよう要請を受けます。しかし｢魔王達の宴｣で城を空けている間に聖櫃が無くなってしまうという事件が発生してしまいます。更に何も知らないヴェルドラとミリムによって吸血鬼の覚醒魔王という正体がバレてしまうなどルミナス・バレンタインは踏んだり蹴ったりな目に遭ってしまいます。

生と死を司るルミナス・バレンタインは魔人暗躍編で不完全な勇者に倒されたヒナタを能力で復活させます。その後復活したヒナタはルミナス・バレンタインが大事にしている聖櫃の中身について詳しく語りました。これを聞いたルミナス・バレンタインは西方聖教会の真実や神聖法皇国ルベリオスが出来た理由について語り、ヒナタとリムルを交えた三者同盟を結びます。これがきっかけで3人は協力関係となりました。

天魔大戦で魔王の1人であるダグリュールが突然ルミナス・バレンタインの領地に進軍を開始します。この時ルミナス・バレンタインはシオンと協力してダグリュールに当たるものの、驚異的な強さを持つダグリュールに圧倒されてしまいます。そこでルミナス・バレンタインは後方でスキルを使った蘇生のサポートを行い、ヴェルドラの援軍が来るまでダグリュールと刃を交えるシオンを手助けし続けました。

ではここからは転生したらスライムだった件（転スラ）に登場するルミナス・バレンタインの配下についてご紹介します。まずご紹介する配下はルミナス・バレンタインの執事をしているギュンダーです。ギュンダーはルミナス・バレンタインに使える三公の中で最も実力がある配下であり、ルミナス・バレンタインに代わって国の政治を担当しています。また戦闘能力も高く、政務の他に護衛も任されることがあります。

次にご紹介する配下は三公の1人であるルイ・ヴァレンタインです。ルイ・ヴァレンタインはルミナス・バレンタインしか制御出来ないほどの力を持つ配下であり、力を半減するためにロイという分身を作って弟としています。しかし作中において弟で半身であるロイはラプラスに殺されてしまいます。これによりロイとルイ・ヴァレンタインは元通りに合体し、倍以上の強さを会得することになりました。

転生したらスライムだった件（転スラ）に登場するルミナス・バレンタインに関する感想ではルミナス・バレンタインがかわいいといった感想が非常に多く寄せられていました。ルミナス・バレンタインは転生したらスライムだった件の中で一二を争うほどのかわいい容姿を持ったゴスロリ美女であり、ファンから非常に高い人気を博しています。

転生したらスライムだった件（転スラ）に登場するルミナス・バレンタインに関する感想ではアニメに登場して欲しいといった感想も多く寄せられていました。残念ながら転生したらスライムだった件のアニメにルミナス・バレンタインは登場していないのですが、2020年の10月放送予定のアニメ2期で登場する可能性が非常に高いです。そのため、上記の感想のように多くのファンから2期に期待する声がネット上に多数浮上してました。

転生したらスライムだった件に登場するルミナス・バレンタインはゴスロリ衣装・銀髪・オッドアイなど非常に目立つ特徴があるかわいいキャラクターです。そのためルミナス・バレンタインはコスプレイヤーにも注目されており、SNS上には多数のルミナス・バレンタインのコスプレ写真が公開されています。もしご興味がある方は是非Twitterなどでルミナス・バレンタインのコスプレ写真をチェックしてみてください。

本記事では転生したらスライムだった件に登場するルミナス・バレンタインについてその正体や過去、配下などをまとめてご紹介しました。ルミナス・バレンタインはヴェルドラを唯一子供扱い出来る真祖の吸血鬼の覚醒魔王であり、生と死を司るという非常に恐ろしい能力の持ち主となっていました。今後もルミナス・バレンタインはリムルの協力者として作中の表舞台でどんどん活躍していくことでしょう。