2020年03月18日公開
2020年03月18日更新
【戦姫絶唱シンフォギア】ドクター・ウェルとは何者?名言や人気の理由を紹介
ドクター・ウェルとはアニメ戦姫絶唱シンフォギアの第2期戦姫絶唱シンフォギアGに登場するキャラクターの1人です。アニメ戦姫絶唱シンフォギアに登場するドクター・ウェルは生化学を専門にしている狂気の科学者であり、戦姫絶唱シンフォギアGの作中で英雄になるため主人公達と敵対しています。そんな狂気の科学者ドクター・ウェルはそのかっこいい容姿とあまりにも外道な行いから敵役であるものの、非常に高い人気を博しています。本記事では人気を博すドクター・ウェルとはどのようなキャラなのか名言などを交えてご紹介します。
ドクター・ウェルとは何者?
戦姫絶唱シンフォギアの作品情報
アニメ戦姫絶唱シンフォギアGの作中で英雄に憧れるあまり、主人公達の敵として登場するかっこいい狂気の天才科学者ドクター・ウェル。ドクター・ウェルとはどんな酷い事も目的のためなら厭わない外道な性格をした科学者なのですが、なぜかアニメ戦姫絶唱シンフォギアファンからは高い人気を博しています。本記事ではそんなドクター・ウェルとはどういったキャラなのかについて人気を博す理由や名言などを併せてご紹介します。
戦姫絶唱シンフォギアの概要
ではドクター・ウェルとはどのようなキャラなのかについてご紹介する前に、かっこいいドクター・ウェルが登場するアニメ戦姫絶唱シンフォギアとはどんな作品なのかを先にチェックしていきましょう。かっこいいドクター・ウェルが登場する戦姫絶唱シンフォギアとはシンフォギアシステムで誠遺物を力に変え、かわいい女の子達が武装化して歌で敵と戦う姿を描いたアニメ作品であり、2012年の1月から3月にかけて放送されました。
同じく敵を歌で倒す大人気アニメマクロスと一見似ているものの、内容は全く違い、戦闘の全てを歌に重きを置いた作品となっています。そんなアニメ戦姫絶唱シンフォギアは既存のアニメ作品に無い作風から一躍人気を博すようになり、2013年に2期戦姫絶唱シンフォギアGが放送され、2015年には3期戦姫絶唱シンフォギアGXが放送されました。
その後更に人気を集めたアニメ戦姫絶唱シンフォギアは2017年に戦姫絶唱シンフォギアAXZというタイトルで第4期が放送されることになり、2年後の2019年には最終章である第5期戦姫絶唱シンフォギアXVが放送されました。合計5期にも及ぶ長編アニメ作品はアニメ戦姫絶唱シンフォギアの他に例がほとんど無く、放送が終了して1年が経つ2020年2月現在も多くのファンからアニメ戦姫絶唱シンフォギアは根強い人気を博し続けてます。
戦姫絶唱シンフォギアのあらすじ
時は少し先の未来、人類は「ノイズ」と呼ばれる人を炭化させて殺す認定特異災害に悩まされていました。この人類を脅かすノイズを倒すことが出来るのはシンフォギアシステムだけでした。シンフォギアシステムは聖遺物を歌の力で武装化するシステムであり、「ツヴァインウィング」の風鳴翼と天羽奏はこの力でノイズと戦います。しかしライブ会場での戦いで天羽奏は瀕死となった主人公立花響を救うため、命を散らしてしまうのでした。
ドクター・ウェルはかっこいい天才科学者
本記事で名言や人気の理由などをご紹介すうrドクター・ウェルとはアニメ戦姫絶唱シンフォギアに登場するキャラクターの1人です。ドクター・ウェルは眼鏡と白衣のような服が特徴のかっこいいキャラクターであり、第2期であるアニメ戦姫絶唱シンフォギアGで初登場を飾りました。名前から分かる通りかっこいいドクター・ウェルは偽名で本名をジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクスといい、生化学を専門にしている科学者です。
生化学を専門にしていることからかっこいいドクター・ウェルはアメリカの聖遺物研究機関である「F.I.S」の研究員をしており、裏で歪んだ憧れを抱く英雄になるため、主人公の敵である武装組織「フィーネ」に所属しています。「フィーネ」でドクター・ウェルは適性が無い人でもギアを仕える制御薬「LiNKER」を開発しています。そんなドクター・ウェルは主人公の敵として目的のために外道ともいえる行為を平気で行ないます。
英雄に焦がれるドクター・ウェル
上述でもご紹介した通り、アニメ戦姫絶唱シンフォギアGに登場するかっこいいドクター・ウェルは異常ともいえるほど英雄という存在に固執しています。英雄とは世界を救う存在であり、決して害がある訳ではありません。しかしドクター・ウェルが思う英雄は本来の英雄ではありません。ドクター・ウェルは英雄になって新世界の導き手になれると考えており、世界中の人間が英雄である自分を讃える自己陶酔に近い世界を夢見ています。
いわばドクター・ウェルがなりたいのは英雄では無く、ただ力で人々を押さえつける強欲な支配者なのです。そのため、ドクター・ウェルは自分の作りたい世界に不必要な存在は消えてもいいと考えており、作中で人の道に反する行動を平気で行ないます。この力で支配する英雄に憧れるためか、ドクター・ウィルは「アメリカの英雄」ジョン・ウェインと「フランス最初の英雄」とあだ名されるウェルキンゲトリクスが元ネタとなっています。
ドクター・ウェルの名言を紹介
名言①「そう…YOUたち歌っちゃえよ!」
「そう…YOUたち歌っちゃえよ!」
ではここからはアニメ戦姫絶唱シンフォギアの作中でドクター・ウェルが残したかっこいい名言についてまとめてご紹介していきます。まず最初にご紹介する上記の名言はアニメ戦姫絶唱シンフォギアGでドクター・ウェルが発した名言です。アニメ戦姫絶唱シンフォギアGの第7話でドクター・ウェルは英雄と呼ぶ立花響と接触します。この時、「フィーネ」の暁切歌と月読調が駆けつけ、ドクター・ウェルは2人に「LiNKER」を放ちます。
そしてドクター・ウェルは彼の代名詞ともいえる派手な顔芸を披露しながら上記の名言を叫び、自分を助けにきた暁切歌と立花響に絶唱して戦うよう命令します。上述でも少しご紹介した通り、アニメ戦姫絶唱シンフォギアシリーズに登場するドクター・ウェルは目的のためなら味方でも容赦しない正真正銘の外道です。上記の名言はまさにドクター・ウェルの外道っぷりが非常に良く表現されたセリフとなっています。
名言②「楽しすぎて眼鏡がずり落ちて…」
「楽しすぎて眼鏡がずり落ちてしまいそうだ」
上記の名言はドクター・ウェルがアニメ戦姫絶唱シンフォギアGの作中で興奮した際に漏らした名言です。ドクター・ウェルはアニメ戦姫絶唱シンフォギアGの作中で改造した小日向未来の力を使ってフロンティアを起動させます。そしてネフィリムの因子が入った「LiNKER」を自身に打ち込んでドクター・ウェルはフロンティアの力を独占することに成功します。その後独占したフロンティアを利用して落下する月の早さを加速させます。
ドクター・ウェルは独占したフロンティアの圧倒的力を知って驚愕します。そしてあまりの力に興奮したドクター・ウェルは上記の名言を発します。ちなみに興奮した時ドクター・ウェルの眼鏡は落ちないのですが、命の危険を感じたら眼鏡が完全に落ちてしまいます。実はこの名言は戦姫絶唱シンフォギアの脚本を担当している金子彰史が手掛けたワイルドアームズ2にも似たセリフが出ており、これを元ネタにしたといわれています。
名言③「愛、ですよッ!」
「愛、ですよッ!」
上記の名言はドクター・ウェルがアニメ戦姫絶唱シンフォギアの作中で発した一番有名な名言です。ドクター・ウェルはアニメ戦姫絶唱シンフォギアGの作中で上記の名言を言い、ナスターシャ教授になぜ今愛なのかツッコまれます。また続編であるアニメ戦姫絶唱シンフォギアGXでも同じく上記の名言を言い、マリアにツッコミを入れられます。このツッコミを入れられるシーンは非常に面白く、ドクター・ウェルの代名詞となってます。
名言④「この星のラスト・アクション・ヒーロー…」
「この星のラスト・アクション・ヒーローだァアッ!」
最後にご紹介するかっこいいドクター・ウェルの名言は英雄になる夢を叶えた時に叫んだ名言です。ドクター・ウェルは圧倒的な力を持つフロンティアを独占し、遂に英雄になれました。この時歓喜極まったドクター・ウェルは上記の名言を大声で叫びます。現実の映画にラスト・アクション・ヒーローという作品があり、おそらく上記のドクター・ウェルの名言はこの映画が元ネタになったのではとファンの間で考えられています。
ドクター・ウェルの人気の理由は?
人気の理由①超一流の科学者
ではここからはアニメ戦姫絶唱シンフォギアシリーズに登場するかっこいいドクター・ウェルが人気を博す理由とは何なのかについてご紹介していきます。まず最初に人気を博す理由として挙げられるのはその科学者としての才能です。これまで適合率の低い人間がギアを使用出来る薬やシステムはありませんでした。そんな中、ドクター・ウェルはその天才的な頭脳を活かして適合性の低い人でもギアを仕える薬「LiNKER」を開発します。
ドクター・ウェルがたった一代で開発した「LiNKER」はアニメ戦姫絶唱シンフォギアの世界で革命を巻き起こし、マリア達がギアを使用出来るようになりました。また逆にドクター・ウェルはアニメ戦姫絶唱シンフォギアシリーズの作中で「Anti_LiNKER」というギアの適合性を低下させる薬も開発します。この天賦の才ともいえるドクター・ウェルの才能はアニメ戦姫絶唱シンフォギアG以降のストーリーでも活かされ続けています。
人気の理由②臆病なのに外道
次にご紹介するかっこいいドクター・ウェルが人気を博す理由はその性格です。上述でご紹介した通り、ドクター・ウェルは英雄になるという目的を達成するためなら、どのような犠牲も厭わない外道な性格をしたキャラクターです。そのため、ドクター・ウェルは何よりも自分の保身を大事にし、主人公サイドに罠や人質などの作戦で対峙します。それでも敵役であることからドクター・ウェルの作戦はどれも成功することがありません。
そんな外道なドクター・ウェルの本当の性格は非常に臆病です。臆病な性格だからこそ上記の通りドクター・ウェルは何よりも自分の保身を大事にし、戦況が不利になるとすぐに逃げ出します。逃げ出す時の顔芸と奇声はドクター・ウェルの面白さが非常に良く表現されたシーンになっています。この外道なのに臆病な性格をしているというギャップはドクター・ウェルの大きな魅力となっており、人気を博す理由の1つに挙げられます。
人気の理由③自分にネフィリムの細胞とLiNKERを投与
最後にご紹介するかっこいいドクター・ウェルが人気を博す理由は目的のための揺るがない覚悟です。確かにドクター・ウェルは自分の保身を大事にする臆病なキャラクターです。しかし自分の保身よりも英雄になるという夢の方がドクター・ウェルにとって何よりも大事な事です。英雄になることが何よりも大事なドクター・ウェルは自身の身体も犠牲にする覚悟があり、ネフィリムの因子の「LiNKER」を作中で自身に投与します。
そしてネフィリムの力を使ってドクター・ウェルは英雄になるために必要なフロンティアの力を独占し、最強の存在へとなります。しかしこれまで何の戦闘力も無かったことから、ドクター・ウェルはフロンティアを独占したことでその圧倒的な力に酔ってしまいます。このように、アニメ戦姫絶唱シンフォギアシリーズに登場するドクター・ウェルは非常に多く詰まった魅了が理由となってファンから愛され続けているのです。
ドクター・ウェルが脱獄して復活!
復活後は味方になる?
アニメ戦姫絶唱シンフォギアGの最後、ドクター・ウェルは多数の罪により人権を剥奪され、「深淵の竜宮」に収監されてしまいます。しかしその後ドクター・ウェルは脱獄し、世界を解剖しようとするキャロルと敵対して主人公達の味方となります。そしてその天才的な科学者としての頭脳を世界を救うために役立て始めます。このドクター・ウェルの味方へ転身する姿は多くのファンを驚愕させることになりました。
英雄になったドクター・ウェル
アニメ戦姫絶唱シンフォギアGXの作中でキャロルと敵対して主人公陣営に入ったドクター・ウェル。ドクター・ウェルは世界を解剖しようとするキャロルの思惑を防ぐため、チャフォージュ・シャトーの機能をネフィリムの左腕で反転させ、再度世界を一から構築しようとします。しかしこれに怒ったキャロルがシャトーを破壊してしまい、ドクター・ウェルはマリア達を庇ったことで瓦礫の下敷きになってしまうことに。
何よりも自分の保身を大事にするドクター・ウェルがマリア達を庇ったのは、自分が英雄であることを伝えるためでした。その後ドクター・ウェルは研究のデータが入ったディスクをマリア達に渡し、最期を遂げてしまいます。最初ドクター・ウェルは英雄にほど遠い存在でした。しかし主人公達との共闘の中でドクター・ウェルは成長し、最期を遂げる寸前で本当の英雄へとなったのでした。
ドクター・ウェルに関する感想や評価
ドクターウェル、ここを死に場所と見つけたり。最高にかっこいいんだよな…
— なんば (@Sharanla) June 21, 2019
アニメ戦姫絶唱シンフォギアシリーズに登場するドクター・ウェルに関する感想ではドクター・ウェルの最期がかっこいいといった感想が非常に多く寄せられていました。上述でご紹介した通り、ドクター・ウェルは最初外道な悪役だったものの、愛と優しさを知って真の英雄となり、非常にかっこいい最期を遂げます。このかっこいい最期でドクター・ウェルの株は一気に上昇することになりました。
ドクターウェルって、顔芸日本一デスよね←
— 暁 切歌☀切香 (@kirika_igarim) June 18, 2019
アニメ戦姫絶唱シンフォギアシリーズに登場するドクター・ウェルに関する感想ではドクター・ウェルの顔芸が面白いといった感想も多く寄せられていました。ドクター・ウェルはアニメ戦姫絶唱シンフォギアシリーズで度々原型を留めていないほどの顔芸を披露します。ここまで見事な顔芸を見せるキャラクターは他のアニメ作品でも中々いません。
戦姫絶唱シンフォギアG(2期)完走。
— メガネ (@bakenekodouga) September 8, 2019
完走した感想ですが、1期を踏まえたデジャブ演出と「おやくそく」の使い方が見事でした。杉田智和氏演じるドクターウェルに声優の凄さを垣間見る。
1期にも劣らぬ名曲が揃う中、1期からさらに進化したド派手な作画は、まさにシンフォギアの正統進化。3期も期待!
アニメ戦姫絶唱シンフォギアシリーズに登場するドクター・ウェルに関する感想ではドクター・ウェルの声優に注目する感想も多く見受けられました。アニメ戦姫絶唱シンフォギアシリーズでドクター・ウェルの声優を担当したのは悪役からイケメンキャラまで幅広く演じているベテラン声優の杉田智和です。杉田智和は特に外道なキャラを演じることが得意な声優であり、同じく外道なドクター・ウェルを見事な演技で演じています。
ドクター・ウェルとは何者?まとめ
本記事ではアニメ戦姫絶唱シンフォギアシリーズに登場するドクター・ウェルとはどのようなキャラなのかについて、名言や人気を博す理由などを交えてご紹介しました。ドクター・ウェルは作中屈指の悪役兼かっこいい最期を遂げた英雄であり、非常に多くの魅力が詰まったキャラクターでした。もし彼の存在が無ければ、ここまでアニメ戦姫絶唱シンフォギアシリーズが人気を集める事は無かったことでしょう。