【俺ガイル】比企谷八幡の名言集!ぼっちモノなど名セリフ・迷言を紹介

俺ガイルでは、幼い頃から友達がなかなかできず、ぼっちの環境に置かれていた比企谷八幡の姿を確認することができます。高校2年生になった彼は、スクールカーストとも呼ばれている、ぼっちの生活に対しても次第に開き直り、楽しむようになりました。それゆえに、俺ガイルでは、ぼっち視点から放たれる比企谷八幡のセリフが面白いと名言として取り上げられることが多くなります。そこで、ぼっちならではの青春とはなどのセリフやアニメでの名言(迷言)をご紹介しましょう。

【俺ガイル】比企谷八幡の名言集!ぼっちモノなど名セリフ・迷言を紹介のイメージ

目次

  1. 比企谷八幡が登場!俺ガイルとは?
  2. 比企谷八幡の名言集その1~ぼっちモノ編~
  3. 名言⑤「ぼっちは平和主義者なのだ…」
  4. 比企谷八幡の名言集その2~青春とは編~
  5. 比企谷八幡の名言集その3~努力編~
  6. 比企谷八幡の名言は原作とアニメで違う?
  7. 比企谷八幡のアニメ声優
  8. 比企谷八幡に関する感想や評価
  9. 比企谷八幡の名言集まとめ

比企谷八幡が登場!俺ガイルとは?

俺ガイルでは、全てに関して諦めがにじみ出ている比企谷八幡が、死んだ魚のような目をしながら登場しています。彼は、幼い頃から友達ができない、人として大切に扱われないという悲しい経験から、さまざまなトラウマを抱えており、ひねくれた性格になってしまいました。それゆえに、人に褒められても素直に信じることができず、何か裏があるのでは?罰ゲームなのでは?と深読みをしてしまう傾向があったのです。

俺ガイルでは、常にぼっちの環境に身を置いてきた比企谷八幡は、次第にぼっち生活を満喫するようになります。ぼっちの生き方を肯定するようなセリフや名言も、原作やアニメでも次々と登場して、同じぼっちで苦しんでいる人の共感も得ているようです。そこで、ぼっちとして学生生活を満喫している彼のアニメや原作での心に残る、考えさせられるセリフや名言を青春とは、ぼっちモノとはごとにご紹介します。

俺ガイルの原作情報

2011年3月~2019年11月にかけて、ガガガ文庫(小学館)より連載されたのが、「俺ガイル(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)」というライトベルです。千葉県出身のライトノベル作家である渡航(わたりわたる)さんによって誕生しました。ライトノベルとして誕生した俺ガイルは、現在は短編3巻と本編14巻、全17巻が刊行されています。ライトノベルとして好評だった俺ガイルは、漫画としても描かれていきました。

3種類の漫画が登場し次々と出版され、1つ以外は現在も連載が続いています。ライトノベル、漫画共に大人気となった俺ガイルは、アニメやゲームとしても展開されていました。ゲームは、2013年9月よりPlayStation Vitaで株式会社MAGES.より発売されます。発売されたゲームが大人気となったため、続編が2016年10月から発売されました。こちらのゲームは15歳以上が対象となっています。

俺ガイルのあらすじ

幼い頃から周囲から蔑まれ、酷い扱いを受けてきた比企谷八幡は、高校2年生になっても全く同じような環境に身を置いていました。この年代まで成長した彼は、中途半端な友達を作るくらいなら一人ぼっちの方がよっぽどいいと感じるようになります。そこで、ぼっちの高校生活を満喫しようと決意しました。しかし、彼を心配する熱血教師の平塚静に目をつけられた彼は、半強制的に奉仕部に入れられてしまいます。

俺ガイルのアニメ情報

ライトノベルとして連載された俺ガイルでは、漫画をはじめ、アニメやゲームなど幅広く展開されていくようになります。その中のテレビアニメは、2013年4月~6月にかけてTBSほかよりOVA1話と全13話が放送されました。それらが大好評だったため続編として2015年4月~6月にOVA1話と全13話が放送され多くの人から愛される作品となります。さらに、アニメの完結編も制作されており2020年4月~放送される予定です。

比企谷八幡のプロフィール

幼い頃からさまざまな嫌がらせを受けてきた八幡は、いつしか素直に世の中のことを受け止めることができなくなっていました。今まで期待しては裏切られ、傷つけられてきた彼は完全にねじ曲がった性格を持つようになります。相手に褒められた時は、何か裏がるのでは?と考え、決して騙されないように緊張していました。幼い頃に大きなトラウマを抱えてしまった彼は、高校生になると一人で過ごすことも苦にならなくなります。

  • 名前:比企谷八幡(ひきがやはちまん)
  • 愛称:ヒッキー、ヒキタニくん
  • 血液型:A型
  • 誕生日:8月8日
  • 所属:千葉市立総武高等学校 2年F組
  • 家族構成: 父、母(共に会社員)、妹:比企谷小町(中学3年生)、猫:カマクラ
  • 座右の銘:「押してダメなら諦めろ」
  • 趣味:読書(愛読書:ごんぎつね、よたかのほし)
  • CV(声優):江口拓也

アニメや原作などで顔が安定しないキャラクターとしても話題となっていますが、決して容姿が悪いというわけではありません。しかし、目は死んだ魚のように輝きがなく、全てにおいて斜めに見るような疑いの眼差しをしていました。いつも不機嫌そうな表情をしているため、周囲からもなかなか声がかかりません。そんな彼は、国語は意外と得意で学年3位の成績を収めていました。しかし、数学はかなり苦手で学年で最下位です。

TVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」公式ホームページ|TBSテレビ

比企谷八幡の名言集その1~ぼっちモノ編~

幼い頃から一人ぼっちの生活が長い八幡は、高校2年生になると一人ぼっちの学生生活をここまで来たらとことん追求して満喫しようと考えます。心が通じ合えない表面上の付き合いの友達を作ったとしても、虚しく、全くの無意味どころかマイナスの要素が多すぎると判断したのです。常に一人で過ごしてきた彼は、自分の世界で自由に妄想したり、思考したりすることに慣れていました。

それゆえに、集団で群れるよりも一人で思考を積み重ねていった方がよっぽど有意義な時間を過ごすことができると考え始めます。そんな彼からは、一人で過ごしている彼ならではの名言が多く飛び出していました。そのため、いつからか彼のセリフが名言として話題となるようになります。世の中には彼と同じように一人ぼっちになってしまい苦しんだり、悲しんだりしている人が意外と多くいるようです。

そんな孤独に苦しんでいる人は、一人ぼっちを満喫しようと開き直った八幡のセリフや名言が心に突き刺さり、感動してしまう人もいました。そこで、アニメや原作でも多く飛び出している彼の名言やセリフを、ぼっちモノ編や青春とは編、努力編ごとにご紹介します。まずは、ぼっちモノ編を見ていきましょう。

名言①「ぼっちが誇るべきは…」

幼少期から高校2年生に至るまで友達が一人もできなかった八幡は、一人で考える時間がふんだんにありました。それゆえに一人で過ごすことでの誇れるメリットやデメリットを下記の名言で表現しています。若い頃は青春とは?を追求し、人との関りの中で切磋琢磨しながら大きく成長していく時期です。それゆえに、人と一緒に過ごすことにもメリットとデメリットがあります。

「ぼっちが誇るべきはその深き思索。本来、対人関係に割かれるべきリソースをただ自分一人に向け、内省と反省と後悔と妄想と想像と空想とを繰り返し、やがて思想と哲学とに行きつくほどに、無駄な思考力。」

上記の彼のセリフのように一人の場合、一人で過ごすことで友達付き合いなど対人関係に費やされる時間を全て自分のために使用することができるため、さまざまな感情や思考を自分の中で思う存分戦わせることができました。さまざまな思考を繰り返していくことで最終的には哲学や思想へと行きつくほどだと語っています。しかし、その行きつく果ては無駄な思考力だと言ってしまっているところが彼らしいとも言えるでしょう。

名言②「人生には一度や二度、孤独と向き合う…」

幼少期のトラウマによって偏見的な見方しかできなくなってしまった八幡ですが、下記のようなかっこいいセリフを語っている時もありました。彼は、人生には孤独と向き合うべき時があることを熱く語っています。自分の置かれた状況を恨み、悲しむのではなく、常に自分の中で孤独と向き合ってきた彼の紳士的な思考が垣間見れるセリフとなっていました。彼は時折迷言的な言葉も多く放っています。

「人生には一度や二度、孤独と向き合うべきときってもんがある。いや、なきゃいけない…孤独であるときにしか学べない、感じられないことがきっと存在するはずなのだ。」

多くの思考を自分の中で戦わせる時間がある彼は、時にただのグチになってしまっているような迷言的な高2病を患っているようなセリフもありますが、こちらは、人間という生き物は絶えず思考することが必要だという哲学的な言葉となっていました。青春とは友達と仲良く一緒に過ごす時間でもありますが、時に自分の思考と向き合う時間が必要なことを彼は語っているのです。やはり、バランスが重要になってくるのでしょう。

名言③「孤高であることは強い…」

ついつい人の言葉の裏を呼んでしまう八幡ですが、一人ぼっちや孤独に関しては自らが体験している事のため、多くのセリフを放っています。下記は、孤高であることのメリット、デメリットについて思考した結果のセリフと言えるでしょう。全てのことにおいてメリット、デメリットは存在しています。それゆえに、孤高一つとってもさまざまな思考をすることができるのです。彼は、孤高になることで最強になれると言っています。

「孤高であることは強い。繋がりを持たないということは守るべきものを持たないということだ。守るべきもの、それは言い換えれば弱点にほかならない…人との繋がりを持たない者こそは最強。つまり、俺、最強ということである。」

それは、本当にそうなのかは人それぞれの価値観によって異なってくるでしょう。確かに人との接点を持つことで、その相手が守るべき人になった場合、さまざまな弱味になり得ます。しかし、強みになる場面もきっとあるはずです。一人で過ごすことが多い彼は、ぼっちの正当性を突き詰めていくことで、快適に一人で過ごすことができたのかもしれません。このセリフには、彼の孤独を正当化する気持ちが現れていました。

名言④「お金持ちは…」

律儀な性格を持っている八幡は、お金に関してはとてもシビアな一面を持っていました。特にお金の貸した借りたには非常にうるさかったのです。そんな彼は、中途半端な気持ちで友情を育むのであれば、一人を追求していくことに大きな価値を見出すようになります。それによって、一人で過ごすことの素晴らしさを発見して、下記のようなセリフが飛び出しました。

「お金持ちはプライベートジェットやプライベートビーチなどを持ちたがる。常にプライベートタイムであるぼっちは人生の勝者、つまりぼっちはステイタスというべきだ。」

お金を持っている人は、自らのお金を投資して多くの物を所有したがります。プライベートビーチやプライベートジェットなどはその典型的なものですが、時間の価値を十分にわかっている人であれば理解できるであろう、プライベートタイムを誰にも邪魔されずに過ごすことができるぼっちは、人生の成功者だと言っても過言はないと思考したようです。確かに時間は何物にも代えがたい財産であるため、一理あるかもしれません。

名言⑤「ぼっちは平和主義者なのだ…」

自分の存在を軽んじられて育ってきた八幡は、知らず知らずのうちに内面で人との接触を自然と拒んでしまうようなな予防線を張ってしまう傾向がありました。それゆえに、友達ができないという以前に自ら友達を遠ざけてしまう行動があったのかもしれません。そんな彼は、下記のセリフのようにぼっちは、平和主義者であることを語っています。彼の言う通り、人と接触することで争いが起きやすくなるのは当然でしょう。

「ぼっちは平和主義者なのだ。無抵抗以前に無接触。世界史的に考えて超ガンジー。」

それゆえに、人との接触が全くない無接触な一人ぼっちは、平和主義であると考えたようです。平和主義者と言えば、ガンジーを思い浮かべる人も多いため、彼も世界的な平和主義者であるガンジーの名前も使用して一人ぼっちの素晴らしさを訴えていました。アニメの中でも彼のセリフは、妙に説得力があったり、一理あったりするかもと思わせたりするため、かなり魅力的なセリフとして話題となっています。

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比企谷八幡の名言集その2~青春とは編~

幼少期から裏切りや上っ面だけの優しさしか与えてもらえなかった八幡は、かなりひねくれた物の見方しかできなくなってしまいます。高校2年生になった彼は、一人でいることの寂しさも自分の思考を充実させることで回避できると思うようになりました。それゆえに、さまざまな名言が誕生することになります。青春まっただ中の彼は、ぼっちと同じように青春とはというテーマについても良く思考していました。

そこで、一人でいる時間が長いゆえに充実した思考をすることができる八幡の青春とはについての名言をご紹介しましょう。高校2年生と言えば、青春とはについてさまざまに考え、楽しむと共に、悩み、苦しむ時期でもあります。青春とは何だろうと深く考える人も多いでしょう。一人を楽しもうと決めた彼ですが、学生生活の中に身を置いている八幡は、人並みに青春とはについて考えずにはいられなかったようです。

名言①「青春とは嘘であり…」

中学、高校生時代になると多くの学生が青春とは?について、考えるようになります。社会的にも青春を楽しむようなフレーズが多く出回っているため、青春について浮かれてしまうのも無理はないでしょう。たくさんの失敗をして、成長していくことが青春であるというようなイメージも横行しています。しかし、一人で冷静に考えることができる八幡は、青春とはについて下記のようなセリフを放っています。

「青春とは嘘であり、悪である。」

彼にとって、青春とは存在自体が嘘であり、悪影響しか与えないと判断したようです。青春を満喫するとはどのようなことなのでしょうか?一般に青春とは異性を意識して求めたり、理想に憧れて希望を持ったり、人生の春に例えられることが多いようです。人間と接触することを拒否してしまった彼にとっては、青春とは存在自体があり得ない、悪の要素でしかないものなのかもしれません。

名言②「青春のまっただ中に…」

他人の好意を信じることができない八幡は、自分にとっての青春とは、悪であり、嘘でしかないと語っていますが、青春まっただ中にいる学生達に対しては、冷静に観察しているようです。それゆえに、客観的に観察して下記のような言葉を発することができたのでしょう。彼自身は青春自体に参加してしませんが、周囲の学生を見ているうちに、青春とは、敗北ですら良い思い出にしてしまうと感じたようです。

「青春のまっただ中にいる彼らは、敗北すら素敵な思い出に変えて見せる。いざこざももめ事も悩める青春のひと時と化して見せる。」

もめ事もいざこざも人間同士の接触によって引き起こされる現象ですが、一見厄介と思えるようなことでさえも青春という時期に当てはまることで、輝きを増すように感じたのでしょう。青春を満喫している彼らの姿を冷静に見てる八幡は、青春について意外と高い評価を持つようになったのかもしれません。青春について、それに挑んでいる人の姿を見ることで、幅広く捉えることができるようになったようです。

名言③「学生生活における…」

学生生活において、みんなで遊びに行くことについても八幡は冷静に状況を分析していました。決して誘われることがない彼ですが、一緒のクラスの学生達のやり取りを常に観察することによってその状況を分析することは可能でした。それゆえに、遊びに行く学生達のやり取りを観察しているうちに、下記のような言葉が飛び出してきたのです。彼はいつも誘われるかどうかのふるいの段階で、落とされていました。

「学生生活における、みんなで遊びに行くというのは踏み絵なのだ。まず、誘われるかどうかでふるい分けられ、実際に遊びに行った際の対応でランクが分けられる。」

それゆえに、その状況での辛さを嫌というほど知っています。また、その第1段階でかろうじて誘ってもらえたとしても、次なる試練があることもよく知っていました。人間は自然と相手に対してランクをつけて接することが多いようです。それゆえに、その厳しさにいつもさらされてきた彼は、仲間外れにされる人の気持ちは嫌というほど知っていました。彼の言葉は、辛い思いをしている人から多く共感、支持されています。

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比企谷八幡の名言集その3~努力編~

家事はできないものの将来は専業主夫になりたいと考えている八幡は、努力に関しても多くの名言を残しています。彼は独自の観察力によって、ある意味自分勝手な妄想が展開されている迷言を言ったり、人の心に響くセリフを発したりしていました。一人でいる時間が長い彼は、周囲の生徒をはじめさまざまなやり取りを観察することで、多くの思考をすることができています。

一人をこよなく愛するようになった八幡の言葉には、誰にも影響されることがないためにポジティブであったり、時にネガティブな言葉が入り混じったりしていました。高校2年生の彼は成長段階にあるため、さまざまに思考が変化していきます。彼の素直な考えに共感したり、元気をもらったりしている人も多いようです。そこで、彼が発した努力に関する面白く、時にはかっこいい名言をご紹介します。

名言①「努力は自分を…」

何でもそつなくこなすことができる八幡は、努力することに対して前向きな考えを持っています。一人で過ごすことが多い彼には、人に自分の時間を邪魔をされないというメリットがありました。それゆえに、その貴重な時間に努力を積み重ねていきます。努力を積み重ねることに前向きな彼は、下記のような素晴らしい名言を残していました。この言葉に励まされた人は多くいたようです。

「努力は自分を裏切らない。夢を裏切ることはあるけどな。努力しても夢が叶うとは限らない。むしろ叶わないことの方が多いだろ。でも、頑張った事実がありゃ、慰めにもなる。」

彼のこの言葉を聞いて努力することの素晴らしさを知った人もいました。国語が得意な彼は、その努力を国語にかなり注いだようです。それゆえに、国語に関しては学年で第3位の成績を収めています。しかし、努力が報われない時もありました。それは、数学のテストでよく表れています。数学に関しては、どんなに努力をしても学年で最下位をキープしていました。彼の言葉は彼の経験値からきているものもあり説得力があります。

名言②「おそらく、非モテぼっちほど…」

幼少期から人からの温もりや優しさを与えられずに育った八幡は、モテない自分に対して数々の努力を重ねていました。それは、自分を磨くという前向きなものではなく、かなりネガティブな思考となっています。しかし、ここにも過去に声を掛けてもらった女子生徒によるトラウマが関係していました。彼は、かつて自分に優しく声を掛けてくれた女の子を好きになり告白をしています。

「おそらく、非モテぼっちほどのリアリストはいないだろう。非モテ三原則、(希望を)持たず、(心の隙を)作らず、(甘い話を)持ち込ませずを心に刻んで生きているのだ。」

しかし、誰にでも愛想が良く気軽に話しかけていたその女の子は、かなり冷たく彼を振ってしまったのです。さらに、その告白の事実を翌日にはクラス中に言いふらし、彼は笑い者にされてしまいます。それ以来彼は、心を閉ざし、上記のセリフのように、必死に勘違いをしないで生きていく努力をしていたのです。過去の辛い経験から、自分に対して三原則を作り必死に守るという健気な姿を見せています。

名言③「俺だって…」

他人の言葉に偏見を持ってしまう八幡には、かつて想像を絶するような辛い体験がありました。彼も初めからひねくれた性格だったわけではありません。かなり前向きに努力をしていたこともあったのです。彼が一人を好むようになったのは、それらの努力も全て虚しい結果に終わったからでもあります。それゆえに、必要以上に周囲に期待を持たないということを決意したのです。

「俺だって、純粋だった中学生の頃は勇気を出して可愛い女子にアドレスを聞いたことくらいある。そのたびに…と言われたものだ。…未だに待ってるんだけど…。」

そんな彼も、やはり人間だったため、少しの期待を抱いていました。上記の言葉は、期待を持たないように努力をしているものの、ついつい期待して待ってしまう彼のかわいい心理が映しだされています。ほとんど可能性がないと分かっていながらも期待するような言葉をかけてもらうとついつい待ってしまう切ない、素直な気持ちを持っていたのです。

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比企谷八幡の名言は原作とアニメで違う?

名言「青春とは…」の原作とアニメの違い

幼少期から一度も友達ができたことがない八幡は、大人気となった「青春とは…」という名言を残しています。この名言はとても長く考えさせられるものとなっていますが、アニメ版と原作とではかなり異なった表現をされていました。異なっていると言っても内容の本質はあまり変わりません。しかし、アニメ版に対して、原作の方は文面の内容が2倍くらいに長いのです。

アニメ版となるとどうしても放送時間がコンパクトになってしまうため、原作のセリフをかなり凝縮するしかなかったのかもしれません。アニメ版のセリフもかなりコンパクトにまとまっていて評判が良かったのですが、彼の思い悩む具体的な例が原作の方では展開されているため、よりリアルに彼の葛藤や悩み、思考を感じることができるかもしれません。アニメ版のみの方は、ぜひ、原作も確認するといいでしょう。

アニメオリジナルの名言(作文)も存在

アニメ版と原作とでは、彼の独特な感性や孤独に生きている内面の気持ちが表現されているセリフや名言に違いが出ていました。よりオリジナルなものを展開しようというよりは、放送時間によって長いセリフを整理しなければというものの方が多いのかもしれません。しかし、全てのセリフを短く凝縮してばかりではありませんでした。アニメ版では、原作では登場していない名言(作文)を見ることができるのです。

「動物は基本、ムレルものである。肉食獣にはヒエラルキーがあり、ボスになれなければ死ぬまでストレスを抱え続ける。草食動物も…」

その作文が上記のものでした。基本的に、群れて生活をする傾向がある動物ですが、草食動物にしても、肉食獣にしてもそれぞれ異なるストレスを抱えて生きることになります。それゆえに、そのようなストレスを回避するために、彼は動物として生きる場合も孤高を貫くことができる熊として生きる道を選ぶと話していました。ぼっちに対する見解はさまざまな方向から行われており、かなり魅力的となっています。

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比企谷八幡のアニメ声優

声優・江口拓也のプロフィール

テニス部の部長を務めている戸塚や妹の小町に対しては、かなり甘く優しく接することができる八幡の声を担当しているのは、声優の江口拓也さんです。彼は、声優の他に歌手としても大活躍されています。声優の江口拓也さんは、高校2年生の時に、テスト勉強中に深夜ラジオ番組を何気なく聞いていました。その時、その深夜番組で話していたのが声優やナレーターなども務める小野坂昌也さんです。

  • 名前:江口拓也(えぐちたくや)
  • 愛称:エロタク、えぐー、えぐたん、えぐぅ、えぐっち
  • 血液型:B型
  • 生年月日:1987年5月22日
  • 出身地:茨城県
  • 身長:188cm
  • 所属事務所:81プロデュース
  • 職業:声優、歌手
  • 声優デビュー:2008年

彼の番組にハマってしまった江口拓也さんは、声優という仕事に興味を持つようになります。さらに、当時はゲームや漫画、アニメに非常が関心が高かったため、次第に声優の道を志すようになりました。2007年に開催された第1回81オーディションに合格した彼は、専門学校へ通いながら、養成所へ通う日々を送るようになります。それによって、翌年の2008年には、声優デビューを果たし、声優として大活躍していきました。

声優・江口拓也の出演作品

声優の養成所に通い、わずか1年で声優デビューを果たした江口拓也さんは、声優として活躍されていきます。その成果が認められて、2012年には、第6回声優アワードで新人男優賞を受賞されました。声優としての仕事が波に乗っていた彼は、同年にKiramuneより「Trignal」として「PARTY」というミニアルバムによってCDデビューを果たします。その後は、歌手としての活動をしながら、声優としてさらに大活躍していきました。

さらに、2015年10月には、「Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2015」において、男性声優賞を受賞しました。男性キャラクター賞としては、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」で演じた比企谷八幡役で受賞しています。声優の江口拓也さんの主な出演作品には、東のエデンの大杉智役や、イナズマイレブンGOの雨宮太陽役、GOSICK -ゴシック-の久城一弥役がありました。

その他のテレビアニメの作品には、イクシオン サーガ DTの火風紺役、機動戦士ガンダムAGEのアセム・アスノ役、バトルスピリッツ ソードアイズのルベル役、魔界王子 devils and realistのウイリアム・トワイニング役、俺物語!!の剛田猛男役、ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編/絶望編の十六夜惣之助役、超・少年探偵団NEOの7代目怪人二十面相役、あんさんぶるスターズ!の日々樹渉役などがあります。

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比企谷八幡に関する感想や評価

他人の好意を素直に受け取ることができない八幡のキャラクターを、男アニメキャラで一番好きと評価している人もいました。自分の置かれている状況を冷静に見つめ、逆にそれを楽しんでしまっている彼の姿をかっこいいと感じる人も多いようです。両親からの遺伝であるアホ毛を持っている彼ですが、容姿自体はそれほどかっこ悪くもなく、すごくかっこいいというわけでもないかわいい印象を与えたていました。

世の中には一人ぼっちで思い悩み、苦しんでいる人も意外と多いのかもしれません。そんな彼らの師匠と仰がれているのが、一人をマイペースで楽しんでいる八幡だったようです。普通に友達ができない、人と接するのが苦手な人は、彼の言葉にかなり共感してしまう所があったのでしょう。友達がいなくて一人で過ごしている人達からは師匠として扱われ、尊ばれていました。人は、必ず必要とされる場所があることがわかります。

孤独を前向きに捉え、十分に与えられた自分の時間の中で分析、思考を繰り返している彼からは、多くの名言やかっこいいセリフ、少し勘違いしてしまっている迷言も多く飛び出していました。それらを全部ひっくるめて彼をかっこいいと評価している人もいます。彼の誕生日を祝う声はかなり多く、人気のほどを伺うことができるでしょう。彼の独特な思考に触れることができる俺ガイルも高い評価を得ていました。

ヒッキーと呼ばれ親しまれている八幡は、彼の言葉が面白く、しっかりと筋も通っているからすごいという評価もされていました。彼の言葉には、経験者からのダイレクトな気持ちが込められているため、妙に納得させられてしまうセリフも多く存在しています。また、彼独自の視点を味わうことができるため、一般論で苦しんだり、悩んだりしている人にも希望の光を放っていたようです。

俺ガイルでは、かなりみじめな人生を送ってきたように描かれている八幡ですが、逆に中途半端な友達だったらいらないと開き直り、自ら一人で過ごすことを決意する彼のかっこいい姿に惹かれている人は多くいました。面白くてかっこいいと評価されている彼は、意外と人気があり、彼の独特な思考や発言にハマって、俺ガイルの物語の今後を期待する声もあります。

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比企谷八幡の名言集まとめ

幼少期に蔑まれ、酷い扱いをされて育ってきた八幡は、かなりひねくれた性格を持つようになります。それゆえに、初対面の人から純粋に褒められたとしても信じることができず、何かの罠なのでは?と疑ったり、裏があると勘違いしたりしていました。また、意外と強い信念を持っており、表面上の中途半端な友達であれば、いいことは何もないため、逆にいらないと言い切れるほどの心の強さを持っていたのです。

そんな彼は、一人で過ごすことで人との関りに費やす時間も自分のために使用できるため、多くの独特な思考をすることができるようになります。彼の名言はぼっちゆえにたどり着くことができた、思考の繰り返しによるものだったのです。時にその深い内容と心を打つ表現に感動してしまう人もいました。世間一般で評価されているぼっちの魅力を覆したキャラクターと言っても過言ではないでしょう。

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