【あんスタ】鬼龍紅郎は実はシスコンで優しい？声優やカード・サインも紹介

『あんスタ(あんさんぶるスターズ)』とは、2015年に発売されたスマートフォンゲームです。アイドルを育成できるゲームですが、Basic版とMusic版があり、2種類のゲームスタイルから選んで遊ぶことができます。多数のユニットが存在し、イベントやスカウトなどでキャラクターのカードを集めることができます。2016年からは舞台「あんステ(あんさんぶるスターズ!オン・ステージ)」が上演されています。

鬼龍紅郎は紅月というユニットに所属するキャラクターです。3年生で空手部の部長をしています。家族には父と妹がいます。赤い髪をオールバックにしており、緑色の瞳が特徴的です。制服姿の時は黒のインナーを着ており、シャツの前はボタンを閉めていません。そしていつも指輪のネックレスをつけています。特技は喧嘩で強面ですが、母の影響で刺繍が趣味です。

ちなみに幼馴染の斎宮宗も幼い頃から一緒に母と刺繍をしていたため、衣装を自作するほど得意です。斎宮宗はフリルのついたクラシックな刺繍を好みますが、鬼龍紅郎はジャンル問わずなんでも作ることができます。ただ、刺繍を教えてくれた母は幼い頃に亡くしています。今は紅月でアイドルとして活動していますが、1年前はアイドル間の抗争には関わらないようにしていました。

ただ学院内のアイドルが着用する衣装制作の仕事は請け負っていました。ちょうどその頃、蓮巳敬人が学院外で行っていたライブに助っ人として参加したことで接点ができ、これがきっかけで紅月に誘われました。紅月のステージでは、運動神経を活かしたパフォーマンスが人気です。また、兄貴肌なので後輩からも慕われてる存在でもあります。

鬼龍紅郎は幼い頃に母を亡くしてから、よく妹の面倒を見るようになりました。そのこともあり、重度のシスコンになっています。イベントストーリーでは、人目を気にせず蓮巳敬人に妹を熱心に語る姿も見せています。

『あんスタ』のゲームやアニメで鬼龍紅郎の声優を担当しているのは神尾晋一郎です。神尾晋一郎とは、1982年1月13日生まれの男性声優です。81プロデュースという声優マネジメント事務所に所属しています。ちなみに俳優としても活躍されており、俳優としては劇団丸福ボンバーズに所属しています。

神尾晋一郎は2012年に声優としてデビューしました。歌唱力に定評がある声優で、2019年には第13回声優アワードで歌唱賞を受賞しました。マジシャンとしても活動していることからトーク力があり、『あんスタ』関連の番組などではMCを務めることもあります。

2016年からは「あんステ」が定期的に上映されています。上映内容によっては、鬼龍紅郎が所属する紅月も出演しています。ただ、「あんステ」の鬼龍紅郎のキャストは何度か変更されています。ここでは、「あんステ」で鬼龍紅郎役を演じてきたキャストを紹介します。

「あんステ」の鬼龍紅郎役を演じたのは上田堪大です。上田堪大は1988年10月21日生まれの俳優で、ホリプロに所属しています。主に舞台俳優として活躍しています。上田堪大は2016年の最初の公演から2018年まで鬼龍紅郎役で出演していました。その他の主な出演作品には、『ダイヤのA The LIVE3』の真田俊平役、『金色のコルダBlue♪Sky』の土岐蓬生役などがあります。

2019年に「あんステ」の鬼龍紅郎役を上田堪大から引き継いだのは栁川瑠衣です。栁川瑠衣は1998年2月8日生まれの俳優です。BACSエンターテインメントに所属しています。出演作品には2019年版の『弱虫ペダル』の巻島裕介役などがあります。ただ、栁川瑠衣は急病により休演したことがありました。

その時の鬼龍紅郎の代役を務めたのは、君沢ユウキです。君沢ユウキは1985年1月31日生まれの俳優で、えりオフィスに所属しています。「あんステ」の代役の電話がかかってきたのが、たまたま誕生日の日だったことでも注目を集めました。君沢ユウキの出演作品には、『はたらく細胞』のキラーT細胞役、『NARUTO -ナルト-』のはたけカカシ役などがあります。

「あんステ」の2019年の8月22日から9月28日まで行われた公演で鬼龍紅郎役を演じたのは、武子直輝です。武子直輝とは1993年3月28日生まれの俳優で、エイベックス・マネジメントに所属しています。出演作品には、『ハイキュー!!』シリーズの海信行役、『刀剣乱舞』シリーズの同田貫正国役、『おおきく振りかぶって』の倉田岳史役、『サンリオ男子』の緒方尊比古役などがあります。

『あんスタ』のゲームでは、スカウトやイベントでカードを入手することができます。ここでは、鬼龍紅郎の人気のカードを紹介します。

鬼龍紅郎には「燃える鬼」という人気のカードがあります。「燃える鬼」は、ダイヤスカウトで入手することができます。レアリティは星5なのでとても入手が難しいカードでもあります。才能開花前は腕を組んで上から見下ろすようなイラストで、才能開花後は紅月の衣装で扇子と短刀を持ってポーズを決めているイラストに変化します。

鬼龍紅郎には「見守り役」という人気のカードがあります。「見守り役」は、『あんスタ』のイベント「挑戦!願いの七夕祭」のポイントボーナス報酬で入手することができます。レアリティは星4です。才能開花する前は制服を着て照れた姿のイラストで、才能開花後は七夕祭の衣装でステージに立っているイラストに変化します。

鬼龍紅郎には「お返し」という人気のカードがあります。「お返し」は、ダイヤスカウトで入手することができます。レアリティは星4で、比較的入手しやすいカードです。才能開花する前はハンカチを返しているようなイラストで、才能開花後はライブのステージに立つイラストに変化します。

鬼龍紅郎には「祭り大将」という人気のカードがあります。「祭り大将」は、『あんスタ』のイベント「決別!思い出と喧嘩祭」のポイントボーナス報酬で入手することができます。レアリティは星4です。才能開花前は鬼龍紅郎が神尾晋一郎の髪を結っているイラストで、才能開花後は番傘を持って笑顔の鬼龍紅郎のイラストに変化します。

鬼龍紅郎には「漢の背中」という人気のカードがあります。「漢の背中」は、『あんスタ』の「スカウト!熱血硬派」というスカウトで入手することができます。レアリティは星5なので入手困難なカードでもあります。才能開花前は学ランを着て応援団長をしている姿のイラストで、才能開花後はヤンキーのような格好でバイクに乗っているイラストに変化します。

鬼龍紅郎には「深紅の夜警」という人気のカードがあります。「深紅の夜警」は、『あんスタ』のイベント「剣戟！月光浪漫の歌劇」のポイントボーナス報酬で入手することができます。レアリティは星5です。才能開花前は柔道服で首をかしげているようなイラストで、才能開花後は軍服で剣を構えている姿の鬼龍紅郎のイラストに変化します。

『あんスタ』のカードは虹色開花でサイン入りに変化させる事ができます。虹色開花とは、2018年に実装された新しいカードの進化です。レインボーロードを進めていくことで、虹色開花することができます。虹色開花をするとイラスト自体は変化しませんが、カードが虹色の枠で囲まれてそのカードのキャラクターのサインが書かれます。

一部のキャラクターに関してはサイン入りにならない場合もあります。しかし、鬼龍紅郎のカードは虹色開花をするとサイン入りに変化します。ゲーム内では虹色開花することで鬼龍紅郎のサインカードを入手することができますが、サイン入りのグッズも販売されています。例えば、鬼龍紅郎のサインが書かれたビジュアル色紙や、サインだけのステッカーなどがあります。

「決別!思い出と喧嘩祭」のイベントでは、鬼龍紅郎が所属する紅月のメインストーリーです。鬼龍紅郎は転校生に裁縫を教えていました。そこで転校生と会話をしていると、神崎颯馬と蓮巳敬人が慌てた様子でやってきます。蓮巳敬人は紅月のメンバーに、天上院英知がユニットの解散命令を出したことを告げました。

天上院英知はずっと紅月がナンバー2の座で満足していることが気に食わなかったのです。いつfineに勝負を挑んでくるのかと待ちわびていました。そこでfineと鬼龍紅郎は喧嘩祭のステージで勝負をすることになります。

「剣戟!月光浪漫の歌劇」のイベントは、喧嘩祭の後のストーリーになります。転校生は喧嘩祭を成功させたことによる功績もあり、S2の企画を任されます。転校生は明治後半を舞台とした歌劇を行うことを提案しました。鬼龍紅郎はそのための衣装の採寸をしていました。転校生が鬼龍紅郎に歌劇に出演する人数が足りていないことを相談すると、その場にいた南雲鉄虎が名乗りを上げます。

鬼龍紅郎の後押しもあり、南雲鉄虎も歌劇に参加することになりました。その他にも追加メンバーを集め、紆余曲折ありながらもいよいよ本番当日になります。

「衝突!思い還しの返礼祭」では卒業に向けてのストーリーです。3年生は後輩にユニットに対する想いを託したりしていましたが、UNDEADは朔間零が卒業と同時に解散すると言ったためにひと騒動起きていました。そして紅月でもまたトラブルが起きていました。メンバーの一人である神崎颯馬が引きこもってしまったのです。

鬼龍紅郎と蓮巳敬人は3年生なので、卒業してしまうと神崎颯馬は一人残されてしまいます。だからといって引きこもったままでは返礼祭に間に合いません。しかし、2人は神崎颯馬を信じて待つことにしました。

「追憶＊マリオネットの糸の先」は主にValkyrieメインのストーリーですが、鬼龍紅郎も登場します。本編の1年前、仁兎なずなは声変わりに悩んでいました。人前では喋らないようにしていましたが、この歌声でValkyrieがさらに進化できないかとこっそりと歌の練習をしていました。鬼龍紅郎はその歌声をたまたま聞いていました。

鬼龍紅郎は、Valkyrieのリーダーである斎宮宗とは幼馴染であり、斎宮宗のユニットへのこだわりは知っていました。だからこそ直接言うことはありませんでしたが、斎宮宗が仁兎なずなの今の声の魅力に気づかないのはもったいないと感じました。

「あんステ」を観に行った方の中には、鬼龍紅郎を注目して見ていた方もいたようです。鬼龍紅郎のキャストが声優の神尾晋一郎の歌い方までも意識しているようで、そのクオリティの高さは評価されていました。「あんステ」は『あんスタ』ファンの多くが満足する仕上がりになっていました。

アニメ『あんスタ』では七夕祭を準備する転校生と鬼龍紅郎が、たまたま斎宮宗に用があって手芸部に行くシーンがあります。手芸部には影片みかと斎宮宗がいましたが、鍵をかけていました。しかし鬼龍紅郎はドアを壊して簡単に入ってきたのです。そのシーンは衝撃的で面白かったという感想がたくさんありました。

鬼龍紅郎の外見を見て一目惚れした方でも、キャラクターを知っていくうちにさらに好きになったという方もいました。学院最強といわれるほど喧嘩が強いのに、料理や裁縫が得意で少し天然っぽい性格でシスコンなところはギャップがあってかわいいと評判でした。その他にも、鬼龍紅郎のような妹想いな兄が欲しかったという方もいました。

『あんスタ』に登場する鬼龍紅郎は喧嘩が得意で強面ですが、実は裁縫の趣味があるシスコンというギャップを持つキャラクターです。男らしいキャラクターなだけあり、ゲームではかっこいいイラストのカードがたくさん出ています。鬼龍紅郎は主に今回紹介したイベントのストーリーに登場します。またアニメにも登場回があるので、ぜひ鬼龍紅郎の活躍を見てみてください。