2020年02月26日公開
2020年02月26日更新
【あんスタ】日々樹渉は変態仮面と呼ばれる変人!過去やカード・声優情報も
あんスタでは、独特な世界観を持っている日々樹渉は、多くの才能を持っているものの、時折突拍子もないことをする変態仮面と呼ばれていました。演劇部の部長を務める彼は、演劇に関してはとてもシビアで、仮面をつけていることが多かったために変態仮面と呼ばれるようになります。そんな4人のユニットに所属している日々樹渉の変態仮面と呼ばれる理由や彼の過酷な過去、さまざまな種類があるカード、声優を務めている江口拓也さんについてもご紹介します。
日々樹渉は変態仮面と呼ばれる変人
絶大な人気を誇り、実力も学院で最強と言われている「fine(フィーネ)」というユニットに所属している日々樹渉は、リーダーであり、学院の生徒会長を務めている天祥院英智(てんしょういん えいち)から絶大な信頼を寄せられているほど、高パフォーマンスができるメンバーの一人でしたが、突然、突拍子もない行動を取り周囲を驚かせるため、変態仮面と呼ばれていたのです。
最高のパフォーマンスを提供できる実力と人気を誇りながらも変態仮面と呼ばれてしまう日々樹渉には、辛い過去がありました。そこで、あんスタではいつも自由気ままに振舞い、周囲から掴みどころがない性格だと思われている日々樹渉の暗くて辛い過去や、変態仮面と呼ばれている理由、さまざまな表情を見せてくれるカード、声優を務めている江口拓也さんについてもご紹介します。
あんスタの概要
Happy Elements カカリアスタジオという中国のモバイルゲーム開発会社によって「あんさんぶるスターズ!」というスマートフォンゲームが発売され、たちまち大人気となりました。奈良県出身の日日日(あきら)さんによってメインストーリーが描かれているあんスタは、それ以外のストーリーを主に女性向けのゲームのシナリオを担当している結城由乃(ゆうきよしの)さんと一緒に手掛けています。
さらにあんスタでは、2018年に西岡麻衣子さんらのシナリオライターをさらに増やし、ストーリーの充実を図っていきました。アイドル育成ゲームとして誕生したあんスタは、大人気となり、2015年10月号~2017年2月号に渡って漫画が連載され、全4巻、全16話が刊行されています。それ以外の種類の漫画も次々と発表され現在も連載中となっており、その他では、小説の出版、テレビアニメも放送され話題となりました。
日々樹渉のプロフィール
あんスタでは、突飛なパフォーマンスを演出しては、周囲を驚かせることに生きがい感じている日々樹渉の姿を見ることができます。いつも自由気ままに行動する日々樹渉は、気まぐれで掴みどころがない性格だと言われていました。かつて5人の天才と言われた五奇人の1人とされていた日々樹渉でしたが、ある対決がきっかけとなり、現在は三奇人に減ってしまいます。生き残った三奇人の中に彼は存在していました。
- 名前:日々樹渉(ひびきわたる)
- 血液型:AB型
- 誕生日:2月21日
- クラス:3-B
- 所属ユニット:fine(フィーネ)
- 部活動:演劇部(部長)
- お気に入り:仮面コレクション
- 身長:179cm
- CV(声優):江口拓也
独特な世界観を持っている日々樹渉は、演劇部の部長を務めるほど演技に関してはシビアな考えを持っていました。一時期はアイドルよりも演劇に情熱を捧げていたほどです。しかし、演技では仮面で登場することが多く、自由気ままに振舞う突拍子もない行動のため、部員をはじめ多くの人からは変態仮面と呼ばれていました。人当たりが良くて元気いっぱいの日々樹渉ですが、辛く悲しい、壮絶な過去を持っていたのです。
日々樹渉の髪型
あんスタでは、綺麗な水色の髪の毛をなびかせている日々樹渉の姿を見ることができます。サラサラのロングヘアを持った日々樹渉は、左前には三つ編みを垂らし、左サイドはおしゃれにハーフアップしたお団子の髪型をこよなく愛していました。女の子のようなかわいい髪形に一見女の子と間違えてしまうこともあります。特に、彼が演劇で女装をしている時は、かなりハマってしまうため、周囲をあっと驚かせていました。
あんスタでは、たくさんの個性的なキャラクターが姿を見せていますが、179cmの長身を誇っている日々樹渉は、全キャラクターの中では2番目に高い身長となっています。何をやっても日々樹渉流を貫くことができる、華のあるアイドルだったのです。高校3年生の日々樹渉は、学院の制服でさえも自分流に着こなしています。ロングコート風にアレンジして、ベストを着用することで紳士らしさも演出していました。
ウィングチップのコンビシューズを選ぶことでより豪華な雰囲気を出しています。また、アイドルユニットで活躍する日々樹渉は、衣装でさえも自分流にアレンジしていました。ワンポイントにネクタイを締めている彼ですが、エルドリッジ・ノットという華やかな結び方をして、気分を盛り上げていたのです。彼の髪型や服装、衣装など随所に、彼らしい周囲を飽きさせない工夫が凝らされていました。
日々樹渉の過去
過去①「五奇人」と呼ばれていた?
あんスタでは、かつての学院には、5人の天才と言われていた独特な個性を持った「五奇人」の姿がありました。もちろん、その五奇人の中に個性豊かな変態仮面と呼ばれている日々樹渉の姿があったのです。天才であり、問題児でもあった五奇人は、独特な感性を持っている生徒達でしたが、日々樹渉にとっては、かけがえのない友人でした。周囲には理解されないようなことでも5人であれば理解し合える独特な世界が広がっていたのです。
かつては、学院の生徒会と五奇人は敵対していたため、生徒会のメンバーで構成されているfineのユニットに日々樹渉が所属していることに疑問を持つ人もいるでしょう。そこには、生徒会と五奇人との壮絶な戦いが過去にあったのです。1年前の彼は、髪型も異なっています。1本の三つ編みはそのままですが、それ以外はポニーテールにまとめていました。
あんスタでは、ある日、学院の生徒会によって学院改革という名の下に、五奇人は次々と処刑されていきます。壮絶な戦いの末、後に残ったのが日々樹渉を含めた3人とも言われているのです。その残った3人が、現在、三奇人と言われています。彼が、fineに所属したことで現在の学園の平和に繋がる様々な貢献をしていきました。
過去②昔から演劇部に渉が所属していた?
出典: https://festy.jp
あんスタでは、1年前の学院で五奇人が大活躍していた頃、演劇に夢中だった日々樹渉は、アイドルとしての活動よりも演劇部の活動を優先させていました。それゆえに、周囲からは変態仮面と呼ばれるようになります。彼は、高いパフォーマンスを追求するあまり、かなりシビアな考えを持っていたのです。声帯模写ができる日々樹渉は、その美しい容姿を上手に活用して、見事な女装を披露します。
女装をさせたら本当の女性のように声まで変えることができる日々樹渉は、演劇部の部長にふさわしい演技を1年前からしていたのです。しかし、生徒会と五奇人との対立が起きてからは、演劇科と切り離されてしまった彼は、孤立してしまいした。そのため、自ら悪役を演じ切ることでその場を収めようとしたのです。現在の演劇部は部長である日々樹渉の変態ぶりが強烈になったあまり部員もかなり減り、3人だけとなってしまいました。
日々樹渉のカード
カード①[変態仮面]
変態仮面がカードのタイトルとなっているこちらのカードでは、演劇に関してはシビアな考えを持っている日々樹渉の姿を確認することができます。美しい水色の髪の毛を風になびかせているその姿はとても美しくうっとりしてしまう人も多いようです。自慢の仮面をつけている彼の姿は、彼独特の世界観が漂っています。ついつい見とれてしまう容姿と共に高パフォーマンスが期待できる本物のアイドルでもありました。
カード②[仮面の下]
自由気ままに生きているように見える日々樹渉には、人に知られたくない暗い過去がありました。そんな彼の仮面の下の素顔を見ることができるカードがこちらとなっています。気まぐれで飄々としている普段の表情とは異なった、彼の本当の気持ちが垣間見れるようなカードとなっていました。彼は、かつて拾われっ子という暗い過去を持っていたのです。
出典: https://festy.jp
捨てられた自分を拾って育ててくれた両親に非常に感謝している彼は、恩返しをしたいと思っていました。そんな時、自分の才能である素晴らしい芸を演じることで、初めはとても喜んでくれたのです。それゆえに、それ以降は両親を喜ばせるために、一生懸命に演じるようになります。彼の演技へのシビアな考えは、両親を喜ばせたい一心だったのです。しかし、人間はすぐに飽きてしまう生き物だということを子供心に悟ります。
そのため、彼は飽きられないように、再び捨てられないように必死にさまざまな芸を磨いていきました。しかし、その努力の積み重ねが周囲の期待を遥に通り越して、理解不能な所まで行ってしまったのです。両親をはじめ周囲を喜ばせたい一心が、逆に彼を孤独にしてしまいました。彼はそのような暗い過去を持っているため、今の生き方しかできなくなってしまったのです。そのため、彼の仮面の下の顔はどこか寂しげでした。
カード③[道化の支え]
自分が道化になることで、はじめ周囲は驚き喜んでくれました。拾われっ子という暗い過去を持つ日々樹渉を支えていたのは、常に新しい突拍子もない行動を取ることで周囲を驚かせ、魅了して、自分に目を向けさせることでした。孤独を何よりも恐怖と感じる彼は、道化になることで自らの心を支えていたのです。また、美しい容姿や高いパフォーマンスは、周囲を魅了してやみませんでした。
カード④[解放する力]
独特な世界を披露することができる彼は、周囲が理解できない領域まで芸を高めてしまったゆえに、変人扱いされるようになります。拾われっ子という暗い過去から何とか抜け出したい、両親への感謝の気持ちを伝えたいという純粋な気持ちからスタートした彼の演技は、とても洗練されており、周囲も認める実力へと昇り詰めていきました。そのオーラは周囲を寄せ付けないものがあったのです。
彼の存在なくして、学院のトップユニットであるfineは成り立たないというほどの人気と周囲の期待を遥に越える実力を持っていたのです。その実力は、学院の生徒会長を務め、ユニットのリーダーである天祥院英智からも一目置かれているほどでした。全ての力を解放した彼を誰も止めることはできないでしょう。
カード⑤[奇術師の驚き]
出典: https://festy.jp
人々が喜んだり、驚いたりする姿を見るのが大好きな日々樹渉は、アイドルとしてはもちろん、奇術師、俳優としても一流を目指していました。幼い頃から人間はすぐに飽きてしまう、飽きやすい生き物だということを知った彼は恐怖心を抱くようになります。
拾われっ子という暗い過去を持つ彼は、再び捨てられないように新しいものを常に追求するようになったのです。それゆえに、常に突拍子もない行動をしなくては生きている心地がしないようになってしまいます。人を楽しませることに生きがいと恐怖を感じている彼は、生き抜くために、いつまでも輝き続けるでしょう。
カード⑥[魔法のレシピ]
やりたいことを貫いてとても幸せそうに見える日々樹は、実は常に恐怖と戦っていました。普通のことをしていたら飽きられてしまうという恐怖心を常に持っていたのです。そのため、料理に関しても最高のパフォーマンスを追求して、披露しています。
平凡な家庭料理ではなく、全てをマジックのようにおしゃれに美しく演出するのが、彼の使命でもありました。美味しくて華やかで美しい料理を提供することができる彼は、最高に優秀なエンターティナーと言えるでしょう。
カード⑦[余裕の身のこなし]
出典: https://festy.jp
人を驚かせることが趣味な日々樹は、演技の才能が見事でしたが、周囲からは騒がしいとも言われていました。そんな彼は、あらゆる芸をこなし、見事に演出することができます。「紅月」という別ユニットの衣装を身にまとえば、しっとりとした和の世界にハマることができてしまうのです。いつもとは違うクールでかっこいい彼の姿に魅了されてしまう人も多くいました。彼はさまざまな表情を持つことができるアイドルでした。
カード⑧[革命児の凱旋]
学院で人気、実力ともにナンバーワンのユニットであるfineの衣装に身を包んだ彼は、衣装自体も彼流にアレンジすることを忘れません。華やかに結んだネクタイと共にバラまで口に加えて、彼らしい演出にトコトンこだわります。普通の人間では決して真似できないことをサラッとやってしまうのが彼なのです。全身を使って自分自身を演出する姿には脱帽してしまう人が多くいました。
日々樹渉の声優
江口拓也のプロフィール
掴みどころがない気まぐれな性格を持った日々樹渉の声を担当しているのは、声優の江口拓也さんです。彼は、声優以外に歌手としても大活躍されています。彼は、高校2年生のテスト勉強中に深夜ラジオで声優の小野坂昌也さんの番組を聞いて、それが面白くて声優に興味を持ちました。また、ゲームや漫画、テレビアニメも大好きだったことから次第に声優という道を志すようになります。
- 名前:江口拓也(えぐちたくや)
- 愛称:エロタク、えぐっち、えぐー、えぐたん、えぐぅ
- 血液型:B型
- 生年月日:1987年5月22日
- 出身地:茨城県
- 所属事務所:81プロデュース
- 職業:声優、歌手
- 声優デビュー:2008年
- 身長:188cm
高校を卒業した江口拓也さんは、日本工学院専門学校に新聞奨学生として通うことになりました。また、2007年には第1回81オーディションに合格したことで、専門学校へ通いながら声優の夢を叶えるために、81プロデュースの養成所に通うようになります。2008年には声優デビューを果たし、2011年にはアニメ初主演となるGOSICK -ゴシック-の久城一弥役を見事に務め上げ、大ブレイクしました。
江口拓也の主な出演作品
声優の江口拓也さんは、2015年10月にNewtype×マチ★アソビ アニメアワード2015にて、男性声優賞を受賞しています。また、男性キャラクター賞を「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」の比企谷八幡役で受賞ました。そんな彼がテレビアニメで出演している作品をご紹介します。
声優の江口拓也さんが出演しているテレビアニメ作品には、東のエデンの大杉智役、イナズマイレブンGOの雨宮太陽役、イクシオン サーガ DTの火風紺役、織田信奈の野望の相良良晴役、機動戦士ガンダムAGEのアセム・アスノ役、ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編/絶望編の十六夜惣之助役、宇宙戦艦ティラミスのスバルB役、スバル・ビヨンド役などを演じています。
日々樹渉の怪盗イベントでの活躍
怪盗イベントの概要
2015年12月31日~2016年1月10日にかけて「対決!華麗なる怪盗VS探偵団」というイベントが開催され、大人気となりました。この怪盗イベントで日々樹渉は独特な演出で大活躍することになります。このイベントでは、2つのユニットが主体となってドリフェスが展開されていきました。
出典: https://festy.jp
この怪盗イベントでは、「Knights(ナイツ)」という騎士道ユニットとして大活躍している経験豊富で実力が十分なユニットと、「Ra*bits(ラビッツ)」という小さくてかわいいがテーマの3年生が1人で他は全て1年生という経験が浅い可愛らしいユニットの2つが主体となっているドリフェスとなっています。そのため、人を喜ばせるのが大好きな日々樹ですが、どちらのメンバーでもないため、彼の登場が疑問視されていました。
しかし、そこには彼が巧妙に企んだ仕掛けがあったのです。可愛らしい1年生が多くほわんとした雰囲気のRa*bitsのユニットには、数少ない演劇部の部員である真白友也の姿がありました。彼を3年生の仁兎なずな(にとなずな)に紹介し、Ra*bitsの結成のきっかけを作ったのは日々樹だったのです。演劇部の部員である真白友也が当日突然倒れることで、怪盗イベントでは、人を喜ばせることが好きな日々樹が大活躍することになります。
怪盗イベントのストーリーや日々樹渉の活躍
怪盗イベントのステージ直前にある事件が起こりました。かわいいと評判のRa*bitsのメンバーである真白友也が突然倒れたのです。彼が倒れた現場は、日々樹のいたずらにより殺人現場に見立てられています。彼が突然倒れた原因を作ったのは、なんと演劇部の部長である日々樹でした。独特な発想の日々樹は、彼を肉食獣がうろうろしているサファリパークに度胸をつけるためという理由で放り込んだのです。
そのため、放り込まれた真白友也は、ステージ直前にも関わらず倒れてしまいます。それらの原因を作ったことの罪滅ぼしとして、若いメンバーで構成されているRa*bitsらのサポート役として日々樹が活躍することになりました。しかし、その時の倒れた白石友也に対しては、冷ややかな視線を向けていたのです。また、「飽きたら捨てる」などという冷たい言葉を発していますが、これは彼の奥底にある恐怖心の現れでもありました。
日々樹渉に関する感想や評価
あにすた色々思うところあったけど日々樹渉が出てくると日々樹渉サイコ〜だな…って感想に落ち着いてしまう
— しー (@ciii_enst) September 1, 2019
拾われっ子という暗い過去を持つ日々樹は、いつか自分が飽きられて捨てられてしまうのではないかという恐怖心と戦っていたため、掴みどころのない、突拍子もない行動をあえてとっていたのかもしれません。そんな彼を「サイコ~だな」と高く評価している人は意外と多くいました。きっかけは何であれ、それによって彼は大きく成長し、高いパフォーマンスができるアイドルに成長したのです。
@sifog06 1曲目も2曲目も日々樹渉すばらしかったです…;;;;;
— 小渡 (@0221hw) October 9, 2015
firさんの感想正座でお待ちしてますね;;;;;;;;
演技の才能があり、高パフォーマンスができる実力や人気も十分にある日々樹は、歌を歌っても高い評価を得ています。どの曲を歌っても素晴らしいという感想が多くありました。独特な世界に生きている彼は、突然、周囲があっと驚くような突拍子もない行動をしなければ気が済まない性格を持っています。これは、彼の暗い過去が影響しているのでした。
渉に対してどんな格好してても日々樹渉だな〜って感想になっちゃうから鳩でも薔薇でも男でも女でも日々樹渉だな〜ってかんじで逆に女装…?まったく実感ないです…?みたいなかんじ 日々樹渉という概念
— micro (@mic_enst) April 27, 2018
圧倒的な存在感が漂っている日々樹は、「どんな格好をしても日々樹渉だな」という感想が多かったです。マジックに使用している鳩やバラを口に加えている彼、女装姿どれをとっても日々樹の世界が繰り広げられているため、日々樹渉という概念に感心している人もいました。
日々樹渉についてまとめ
掴みどころがなく、自由気ままに振舞う姿から変態仮面と呼ばれるようになった日々樹渉には、そのような行動をせずにはいられない拾われっ子という暗い過去を持っていました。両親にはとても良くしてもらって感謝していたものの、人間はすぐに飽きてしまうという心理を幼くして悟ってしまった彼は、自分の演技を磨き過ぎたゆえに、孤立してしまったのです。
人あたりが良く元気いっぱいの彼ですが、時にクールで冷めた視線を送るのはそのような感情からなのでしょう。仮面をつけてその孤独を見透かされないようにしているのかもしれません。しかし、彼の演技力は素晴らしく、周囲からも高い評価を得ていました。