【境界の彼方】名瀬美月のかわいい魅力とセリフまとめ！声優やフィギュア情報も

「境界の彼方」は、この記事で取り上げる名瀬美月が登場する作品です。穏やかでほんわかとした作品が多い京都アニメーションですが、本作はシリアスな設定と展開が魅力のダーク・ファンタジーとなっています。

「境界の彼方」は、KAエスマ文庫から出版されたライトノベルが原作の作品です。主人公の神原秋人には人気声優のKENNが起用されています。アニメは、「けいおん!」や「涼宮ハルヒの憂鬱」「Free!」などの人気作品を数多く手がけた京都アニメーションより制作されました。2015年には、「過去篇」と「未来篇」に分けた「劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE-」が公開されています。

ある日の放課後、高校生の神原秋人は、屋上でメガネをかけた後輩の美少女・栗山未来を目撃します。自殺しようとしているのではないかと判断した神原秋人は、慌てて彼女を説得します。そんな神原秋人に対し栗山未来は、なぜか致命傷を追ってもおかしくない攻撃を仕掛けます。しかし、その後何度襲っても彼は死にませんでした。神原秋人は、妖夢と人間との間に生まれ、死ぬことができない身体を持っていたのでした。

名瀬美月は、神原秋人の同級生で同じ文芸部に所属している生徒です。文芸部のほとんどは幽霊部員であるため、神原秋人と2人で活動することが多くあります。部室ではよく棒付きのキャンディを食べています。神原秋人の他、異常なまでに溺愛してくる兄の名瀬博臣に対してもSっ気のある言葉を浴びせます。11月1日生まれで、血液型はAB型です。身長は高めの165cmです。

黒いロングストレートの髪型と、赤い瞳、スタイルの良い体型が特徴です。不器用かつクールな性格で、あまり感情表現は得意ではないようです。「境界の彼方」の作中で、神原秋人と学校の食堂に呼び出して待ち合わせをするシーンがあります。その時、神原秋人から普段は文芸部の部室に引きこもっているのに珍しいと言われています。さらに神原秋人や兄の名瀬博臣以外の人間と学校で過ごすシーンなどは見られません。

また、姉である名瀬泉からは「異界士である限りずっと1人」と諭されています。このことからか、広い交友関係を築いていないことが伺えます。フィギュア化もされているキャラクターで、「境界の彼方」のヒロインである栗山未来と並んで人気があります。

名瀬美月は、異界士の名家である名瀬家の次女です。兄妹に長女の名瀬泉、長男の名瀬博臣がいます。博臣からは異常なまでに溺愛されており、それをやや鬱陶しがっています。姉の名瀬泉、兄の名瀬博臣共に強い力を持つ優秀な異界士ですが、名瀬美月自身は2人と比べると能力は劣ります。

名瀬美月は、その辺りを仕切る異界士の名家・名瀬家の人間として半妖夢である神原秋人の監視役を任されます。しかし、栗山未来に付きまとわれるようになった時は神原秋人に助言をしたり、栗山未来自身のことも気遣ったりなど、不器用ながら心配していると見られる描写が多くあります。

名瀬美月のかわいい魅力を紹介していきます。名瀬美月は神原秋人とは同級生で、同じ文芸部に所属しています。神原秋人の反応を見ておちょくったり、辛辣な言葉を投げかけたりします。しかし、悪意などはなくコミュニケーションの一環となっているようです。

名瀬美月は、一つ上の兄である名瀬博臣から溺愛されています。名瀬博臣自身もシスターコンプレックスであることを認めています。アイドルのオーディションに勝手に応募したり、自作したと推測される名瀬美月の写真のしおりを使っていたりなど、異常とも呼べる愛情を向けられています。

名瀬美月はそんな兄のことを気持ち悪がり、神原秋人に向ける言動と同様辛辣な態度をとります。しかし、その反面、頼りがいのある兄として信頼もしているようです。名瀬博臣は、常にマフラーを首に巻いており、名瀬美月と同じく黒髪のストレートヘアーです。声優は、歌手としても活躍する鈴木達央でした。

ヤキイモは、名瀬美月が買っている妖夢のペットです。初登場時は、名瀬美月の制服の中から登場しました。妖夢を退治する時は、名瀬美月のサポートにまわります。その名の通り、ヤキイモの皮のような色の体毛と丸っこいフォルム、長い耳に長い尻尾が特徴的です。いつから飼っているのか、どのような経緯で知り合ったのかなどの詳細は明らかになっていません。

食べるのが好きらしく「境界の彼方」作中では、名瀬美月と一緒に最中のアイスを食べたり、パンケーキを食べたりなどしています。しかし、食べ過ぎて動きが鈍くなってしまうなど動物らしいかわいい一面もあります。名前を呼んだだけで藤真弥勒が運転するハンドルを粉砕したりなど、名瀬美月とは一心同体のようです。

名瀬美月は普段メガネをかけてはいないキャラクターです。しかし、名瀬美月がメガネをかけた姿は、アニメ「境界の彼方」では第3話に登場します。神原秋人は名瀬博臣の会話の中で、名瀬美月に部屋で2人きりの時に名瀬美月にメガネをたくさんかけてもらったと話します。そこで、イメージ映像として名瀬美月のメガネ姿が流れます。色々な形のフレームをかける名瀬美月を見ることができます。

「境界の彼方」第10話では、名瀬美月のかわいいサングラス姿を見ることができます。幻の世界で、名瀬美月は学校の屋上でパレオの水着姿にサングラスをかけた姿で、アイスを食べながらデッキチェアに横たわっています。こちらのパレオ姿の名瀬美月は、フィギュアにもなっています。サングラスは、黄色いフレームに茶色っぽいレンズです。

名瀬美月の声優・茅原実里は、「境界の彼方」のOPも歌っています。名瀬美月は、そのほかにもキャラソン「Because of "S"adness」がかわいいと話題です。歌詞は、名瀬美月の辛辣な言動を思わせる反面、時折見せる素直な言葉が入っています。栗山未来の声優・種田梨沙とデュエットした「Ordinary Girl's Talk!」も大変人気があります。キャラソンのジャケットは、パンクな服装の名瀬美月と栗山未来が描かれています。

ここでは、名瀬美月のかわいいセリフを紹介していきます。一つ目は、「なぁにが、スッコスッコよぉ！」です。果実型妖夢と戦ったアニメ「境界の彼方」第6話に登場する名言になります。栗山未来は、報酬金額の高い果実型妖夢がいる学校の屋上へ神原秋人と共に向かいます。しかし、その妖夢は危険を察知すると臭い液を発する能力を持っていました。

人間の女性が好きという性癖があることから、2人は名瀬美月に協力を依頼します。倒す側の役目なら請け負ってもいいという条件で、名瀬美月も妖夢退治を手伝うことにします。しかし、果実型妖夢に気に入られた名瀬美月は、もっと臭いニオイの液を浴びせられてしまいます。

果実型妖夢を倒さなければその臭いを消すことができないということから、何度も討伐に向かいますが失敗してしまいます。名瀬美月は、再三臭い液をかけられたことに対して、すでに空になってしまったシャンプーボトルに八つ当たりしながらこの名セリフを言います。

2つめに紹介するのは、「秋人…頑張らないと卒業式の日に、私から告白されるという夢が叶わないわよ」です。アニメでは、「境界の彼方」1話に登場します。名瀬美月が同じ部活に所属しており、監視対象である秋人に対して言ったものです。実際、秋人は名言のような夢を持っていません。こうしたからかいは名瀬美月のコミュニケーションの一環のようになっています。

3つめに紹介する名セリフは、「独り言に返事しないでくれる？」です。「境界の彼方」1話において、名瀬美月は神原秋人と学校の食堂で待ち合わせを取り付けます。神原秋人は、なぜか後輩の栗山未来に命を狙われていました。名瀬美月は、以前から栗山未来にはあまり深入りしないように忠告をしてきました。そして、食堂で名瀬家が栗山未来のことをどう見ているのか神原秋人に報告します。

名瀬美月は、当初独り言であるとして話しを切り出そうとしますが、神原秋人はその言葉に対して返事をしてしまいます。これはその時のセリフになります。しかし、その言葉通りの対応をすると、名瀬美月は神原秋人に返事をするように促してきます。名瀬美月の神原秋人を楽しんでからかう様子がわかるシーンです。

4つめの名セリフは、「1人じゃないなんて簡単に思うのはよくないわ」です。神原秋人との交流を通して、1人ではないと栗山未来は考えるようになります。そんな栗山未来に対して名瀬美月は、このセリフを口にします。

神原秋人は、自我を失った妖夢の状態で名瀬博臣の命を奪いかけており、そうした危険性から名瀬美月も監視役を任されます。現実を示した厳しい言葉ですが、名瀬美月の優しさも感じ取れるセリフでした。アニメ「境界の彼方」では、第5話に登場するエピソードです。

5つめに紹介する名セリフは、「結局1人なのよ。みんな」です。名瀬美月は、姉である名瀬泉から異界士は孤独であることを諭されています。このことからか、名瀬美月はずっと近所で開催される祭りに行こうとしません。

その年も祭りには参加せず、新堂彩華の店の店番をすることになります。一緒に店番をしていた栗山未来から、なぜ祭りに行かないのか聞かれた時に、このセリフを言います。アニメ「境界の彼方」では、5話に登場する名セリフです。

6つめに紹介する名セリフは、「秋人、この人格好と語尾がもはやリンクしてないんだけど、何とかならない？」です。こちらのセリフは、アニメ「境界の彼方」11話に登場します。栗山未来が姿を消した世界で、名瀬美月らは神原秋人の母親である神原弥生から話しを聞くことにします。シリアスな話しをしている中で神原弥生は、悪魔のようなコスプレ衣装を身にまとい、奇妙な語尾をつけて会話します。

チグハグな格好と語尾のせいで話しに集中できなかったため、名瀬美月はこのセリフを口にします。前々から、手紙や神原秋人の話しなどから神原弥生のお茶目な人柄は知っていたようですが、いざ目の前にして話すと面を食らったようです。

名瀬美月のセリフ7つめに紹介するのは、「結局、最後は悪が滅びるのは分かっているのに読み進めるのは、全く時間の無駄じゃない？」です。名瀬美月が所属する部活動は、文芸部です。活動内容のほとんどは読書で、幽霊部員も多く部室は主に神原秋人くらいしかきません。名瀬美月は、よく部室に入り浸っています。こちらのセリフは、名瀬美月が部室で本を読みながらボヤいたものです。

創作物においてクライマックスは悪が正義に滅されるという展開が一般的であるため、最後まで読まなくても先がある程度読めてしまうという作品も多くあります。クールで辛辣な名瀬美月らしい名セリフです。アニメ「境界の彼方」では12話に登場します。

「境界の彼方」の名瀬美月役をした声優は、茅原実里でした。茅原実里は、「境界の彼方」のOPも歌っており、声優業の他、歌唱力の高さにも定評があります。「涼宮ハルヒの憂鬱」長門有希役で注目を集め、現在はホリプロインターナショナルに所属している声優です。

茅原実里の声優としての代表的な出演作に「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」エリカ・ブラウン役、「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」那須原アナスタシア役、「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」ミランダ・キャンベル役、「ファイ・ブレイン ～神のパズル」レイツェル役、「涼宮ハルヒの憂鬱」長門有希役、「フルメタル・パニック! Invisible Victory」ナミ役、「ノブナガ・ザ・フール」イチヒメ役などがあります。

ここでは「境界の彼方」の名瀬美月のグッズを紹介していきます。まずは、定番のフィギュアです。名瀬美月のフィギュアは、1/10スケールの水着バージョンのフィギュアが発売されています。水着のデザインはパレオで、ミントカラーが爽やかです。棒付きアイスを持って立つ姿がかわいいく、大変人気の高いグッズの一つです。「境界の彼方」の水着フィギュアは、栗山未来モデルも販売されています。

2つめに紹介するグッズは、Tシャツです。こちらのTシャツは、「境界の彼方」作中の名瀬美月の唇のアップ画像、棒付きキャンディを口から出した後の画像、棒付きキャンディを持って話す名瀬美月の姿がプリントされています。色気のある人気シーンを集めた人気のデザインです。

名瀬美月のグッズ3つめに紹介するのは、タペストリーです。こちらの画像のタペストリーは、お互いにメガネをかけた名瀬美月と栗山未来、さらに名瀬美月のペットのヤキイモが部室いる様子が描かれています。お互いにリラックスした表情を見せるかわいいワンシーンのグッズです。

こちらのタペストリーは、学校の制服姿の名瀬美月の立ち絵がプリントされています。足をクロスして立ち、肩にはヤキイモを乗せています。名瀬美月のスタイルのよさがよくわかる絵柄となっています。バックの赤いカラーが、「境界の彼方」の世界観をさらに引き出しています。

「境界の彼方」名瀬美月らが通う学校では、1年生、2年生、3年生によってつけるリボンの色が異なるようです。名瀬美月は高校2年生ですので、つけるリボンの色は赤になります。画像の制服は、冬、秋に着るもののようです。6つついたボタン、襟の形、白いラインの入ったスカートが特徴的なデザインの制服です。

こちらのコスプレ衣装は、果実型妖夢の討伐の際に名瀬美月が着用したものになります。果実型妖夢は歌や踊りに反応する性質を持っていました。その性質をついて、名瀬美月らは衣装を着て音楽に合わせて歌って踊ることにします。黒いベストに爽やかな水色のリボン、スカートは段になっています。コーデしていた青いロングブーツも販売されています。アイドル風のひらひらとしたかわいいコスプレ衣装で、人気があります。

こちらは、名瀬美月のキーホルダーです。制服姿で「境界の彼方」の作中でもよく食べている棒付きのキャンディを持っており、二頭身のデフォルメされた名瀬美月がかわいいデザインとなっています。フィギュアは置き場所がないという人にも、コレクションしやすくておすすめです。

6つめに紹介するのは、ストラップです。こちらの画像のグッズは、先述したキーホルダーと同じデザインデフォルメされた二頭身の名瀬美月ですが、素材は木製でストラップ部分は根付タイプとなっています。和風のデザインが好きな方、あまり目立たないようにグッズを身に付けたいという人におすすめです。

画像のようなラバーストラップタイプのグッズもあります。こちらのグッズで名瀬美月が着用している衣装は、アニメ「境界の彼方」第6話において果実型妖夢を討伐する際に登場したものです。音楽に合わせて踊るかわいい名瀬美月の姿が忠実に再現されています。

6つめに紹介するグッズは、クリアファイルです。こちらの絵柄のクリアファイルは、名瀬美月をはじめとした部室にいる部員たちが描かれています。名瀬美月はヤキイモを肩にのせて棒付きキャンディをくわえ、もう一本は手に持っています。リラックスした様子がかわいいデザインです。フィギュアと一緒に飾っているというファンもいます。

こちらのクリアファイルは、学校の屋上に集まる名瀬美月をはじめとした文芸部のメンバーが描かれています。名瀬美月は、風になびく長い髪を軽く押さえています。穏やかに微笑むかわいい表情のデザインとなっています。

7つめに紹介する名瀬美月のグッズは、ICステッカーです。兄である名瀬博臣とセットになっています。デフォルメされた2頭身のキャラクターがプリントされています。名瀬美月のステッカーの背景色は、セクシーさを思わせる紫です。

ここでは「境界の彼方」の名瀬美月の評価や感想を紹介していきます。名瀬美月は、美しい容姿を持ちながら毒舌で、しかし優しい面もあるかわいいキャラクターです。名瀬美月の兄である名瀬博臣が羨ましい、溺愛してしまう気持ちがわかるといった意見が多くありました。

名瀬美月のフィギュアは、パレオのセクシーな水着バージョンが販売されています。「境界の彼方」作中では、高校生の制服姿で登場することがほとんどであるため、このフィギュアのような水着姿は大変貴重なものでした。フィギュアの発売が決まった当初、欲しいという声が続出しました。

神原秋人や名瀬博臣がされているように、名瀬美月に罵られたいといった感想もありました。名瀬美月が罵ったりおちょくったりするとき、悪意は感じられず、親しい人に向けた愛情のようなものがあります。罵られる時は、声優・茅原実里のボイスがいいといった意見も見られました。

名瀬美月の声優・茅原実里が歌う「Because of "S"adness」についての感想は、中毒性があるというものが多くありました。何度もリピートして聞いてしまった、名瀬美月の魅力がよく現れていてかわいいといったものもありました。

ここまで「境界の彼方」の名瀬美月の作中での名セリフ、フィギュアなどのグッズ情報、声優、声優が歌うキャラソンなどについて紹介してきました。異界士の名家の次女で、クールで辛辣な言葉が多いながら優しい面も持ち合わせているキャラクターです。作中でのかわいいシーンや活躍にご注目ください。