2020年01月10日公開
2020年01月13日更新
【魔法陣グルグル】アドバーグ・エルドルはキタキタおやじの本名!名言や声優も紹介
大ヒット作であるギャグ漫画の「魔法陣グルグル」の登場人物、キタキタおやじこと「アドバーグ・エルドル」はどんなキャラクターなのでしょうか?今回はアドバーグ・エルドルのプロフィールを解説し、作中に登場した印象深いアドバーグ・エルドルの名言を紹介していきます。またキタキタおやじこと「アドバーグ・エルドル」が脇でおにぎりをにぎるという衝撃のエピソードも紹介します。さらにアニメ化された「魔法陣グルグル」でアドバーグ・エルドルの声を担当した2人の声優、緒方賢一さん、小西克幸さんについてもみていきます。
アドバーグ・エルドルはキタキタおやじの本名
今回は人気ギャグファンタジーアニメ「魔法グルグル」の登場人物、キタキタおやじこと「アドバーグ・エルドル」のプロフィールを紹介し、勇者と呼ばれるようになった理由やキタキタ踊りをしている理由など、気になるアドバーグ・エルドルの謎に迫ります。また、キタキタおやじことアドバーグ・エルドルの名言や担当声優についても紹介していきます。ここでは、まず「魔法陣グルグル」の作品情報をみていきます。
魔法陣グルグルの作品情報
魔法陣グルグルの概要
ギャク漫画の金字塔と言われる「魔法陣グルグル」は衛藤ヒロユキさんが原作者で、月刊ガンガンで1992年〜2003年にわたって連載されていました。さらに、2012年からは「魔法陣グルグル2」が「魔法陣グルグル」の続編としてガンガンONLINEで連載されています。「魔法陣グルグル」はアニメ化もされており、幅広い年齢層にギャク漫画として人気を博しました。1996年4月には映画化もされています。
さらに「魔法陣グルグル」のスピンオフ作品「舞勇伝キタキタ」(ぶゆうでんキタキタ)が、「ガンガンONLINE」で2008年~2012年まで連載されました。「舞勇伝キタキタ」は本記事の主題であるアドバーグ・エルドルことキタキタおやじが主人公となっています。
魔法陣グルグルのあらすじ
300年前に封印された魔王ギリの復活が目前に迫った世界で、魔物の活動が活発になり人々は勇者を求めていました。「勇者募集」の看板を見た夫婦は自分の子供を勇者にしようと目論見ます。この夫婦は勇者マニアであり、この夫婦の子供が「魔法陣グルグル」の主人公ニケです。
ニケは平凡に暮らしたい普通の少年でしたが、あらゆる手を使って勇者にしようとする両親に根負けして、とうとう旅に出ることになります。そしてニケは魔法オババの家で出会った不思議な魔法陣を使う魔法使いの少女ククリと共に、魔王ギリを倒すため旅に出ることになりました。
アドバーグ・エルドルの基本情報
あだ名はキタキタおやじ
ここまで「魔法陣グルグル」の作品情報やあらすじをみていきました。ここからは「魔法陣グルグル」に登場する不思議なおやじ、キタキタおやじことアドバーグ・エルドルの基本情報や謎について紹介していきます!
ギャク漫画の金字塔「魔法陣グルグル」に登場するアドバーグ・エルドルのあだ名は「キタキタおやじ」です。周囲の人からはキタキタおやじの愛称で親しまれています。キタキタの由来はキタキタ踊りから来ており、「キタキタ踊りを踊るおやじ」がそのままあだ名になっています。
勇者と呼ばれるようになった理由
出典: https://prcm.jp
「魔法陣グルグル」に登場するアドバーグ・エルドルはキタキタおやじと呼ばれ、さらには「勇者」と呼ばれています。一体なぜ勇者と呼ばれるようになったのでしょうか?その理由は本作「魔法陣グルグル」のラスボスである魔王ギリを倒したと言われているからです。勇者だけでなく賢者ともいわれています。
しかし実際には、主人公のニケや魔女のククリが勇者として名乗り出なかったために、共に戦ったアドバーグ・エルドルが勇者と呼ばれるようになったという本当の理由が存在します。
キタキタ踊りをしている理由
不思議なダンスを踊っているのが特徴的なアドバーグ・エルドルは、なぜキタキタ踊りを踊るようになったのでしょうか?その理由は、踊り子がいなくなったため次の伝承者を捜しているからです。キタキタ踊りは元々女の子の踊りでした。しかし呪いのために女の子が産まれなり、キタキタ踊りを伝承する人がいなくなりました。そのためアドバーグ・エルドルは意を決して、自分がキタキタ踊りを踊り伝承者を探しに出たのです。
アドバーグ・エルドルの名言やおにぎり
アドバーグ・エルドルの名言「まだと言っていたら…」
アドバーグ・エルドルの名言を紹介します。一見おちゃらけたキャラクターですが、実は作中で素敵な言葉を残しています。それはアドバーグ・エルドルが預言者の弟子のミウチャに言ったセリフです。夢を持っていながらもなかなか行動に移せないミウチャの背中を押す、とても素敵な名言です。
「まだ」と言っていたらいつまでもスタートできませんぞ。 そろそろ誇りを持たれてはいかがかな?
アドバーグ・エルドルのおにぎり
素敵な名言を残す一方、やはり奇怪な行動をして周囲を驚かせるのがアドバーグ・エルドルです。なんとアドバーグ・エルドルはおにぎりを脇でにぎります。主人公のニケと魔女のククリがお金を稼ぐため「にけや」という店を作ります。そこではアイテムやおにぎりが入ったお弁当を売っていました。
にけやは繁盛し、人手が足りなくなったのでアドバーグ・エルドルにお弁当作りを手伝うことになります。しかし、そのおにぎりを何故か脇で握っていたために、お客の足は遠のいてしまいました。おにぎりを脇で握るという衝撃のエピソードはその後ネットでも度々ネタとして取り上げられるようになりました。
アドバーグ・エルドルの声優
アドバーグ・エルドルの声優①緒方賢一
アドバーグ・エルドルの声優を務めた緒方賢一さんについて紹介します。緒方賢一さんはアドバーグ・エルドルの初代の声を担当しました。緒方賢一さんは1942年生まれの日本の声優で、オフィス海風に所属しています。声優として数々の当たり役を担っており、「声優界のエンターテイナー」と自称しています。幼少の頃から「ひょうきんな子」と言われ、ダジャレ好きの気さくな人物のようです。
声優の緒方賢一さんが担当した作品は、アドバーグ・エルドル以外にも多数あります。「宇宙戦艦ヤマト」のアナライザー役、「名探偵コナン」の阿笠博士役、「らんま1/2」の早乙女玄馬役、「星のカービィ」のデデデ大王役など多くの人気作の主要人物を担当しています。
アドバーグ・エルドルの声優②小西克幸
続いて、アドバーグ・エルドルの声優を務めた小西克幸さんについて紹介します。西克幸さんはアドバーグ・エルドルの2代目の声を担当しました。小西克幸さんは1973年生まれの日本の日本の声優、ナレーター、舞台俳優で賢プロダクション所属です。声優として各方面より評価の高い人物で、アドバーグ・エルドル以外にもドラゴンボールの2代目ギニュー役や北斗のケンシロウなど、数々の有名キャラクターの声を引き継いでいます。
声優の小西克幸さんが担当した作品は、アドバーグ・エルドル以外にも多数あります。「東京喰種トーキョーグール」の亜門鋼太朗役、「七つの大罪」のドレファス役、「ドラゴンボール改」のギニュー役など、数々の人気作で声優として活躍されています。また特撮では「天装戦隊ゴセイジャー」でゴセイナイトの声を担当し、ゲーム「北斗無双」で主人公のケンシロウ役なども務めています。
アドバーグ・エルドルに関する感想や評価
キタキタおやじ誕生日おめでとう! #キタキタおやじ生誕祭
— ときかけうさぎ (@clocro) January 1, 2015
アドバーグ・エルドルに関する感想や評価を紹介していきます。アドバーグ・エルドルの誕生日は1月1日なので、元日にはアドバーグ・エルドルを祝福するコメントがツイッター上で多数見受けられました。元日が誕生日のアドバーグ・エルドルは何ともおめでたいキャラクターだという声も見られました。
中野まんだらけでマニアックな漫画を買ってみた。舞勇伝キタキタ
— しう (@shu_1211) November 14, 2011
グルグルのキタキタおやじが主人公。面白いっw
http://t.co/acCdKnCN
続いて、アドバーグ・エルドルに関する感想や評価を紹介していきます。「魔法陣グルグル」のスピンオフ作品「舞勇伝キタキタ」はファンに非常に好評です。不思議なキャラクターであるアドバーグ・エルドルが主人公という事で「マニアックな漫画」との声もありました。
わしは寝るZOY(デデデ大王とキタキタおやじがおなじ声優と聞いて)
— るなっち🌟ほし 🗻⛷2/11ワンマン! (@runaporitan) June 27, 2016
アドバーグ・エルドルに関する感想や評価の中には、担当声優に関するコメントもありました。アドバーグ・エルドルの初代声優を務めた緒方賢一さんは、「星のカービィ」に登場するデデデ大王の声も担当しています。落ち着いた渋い声からギャク漫画を盛り上げるひょうきんな声まで、幅広い演技力で作品の魅力をより一層引き出しています。
アドバーグ・エルドルについてまとめ
いかがでしたか?アニメ「魔法陣グルグル」の登場人物、キタキタおやじことアドバーグ・エルドルについて、お調子者な性格や意外な名言や声優などをみていきました。そして、アドバーグ・エルドルが勇者と呼ばれるようになった理由とキタキタ踊りをしている理由についても紹介しました。また脇でおにぎりをにぎるという衝撃のエピソードも紹介しました。
アドバーグ・エルドルが不思議な人物ですが、ギャク漫画である「魔法陣グルグル」には欠かせないキャラクターだという事が分かりました。ぜひ原作の「魔法陣グルグル」だけでなくスピンオフ作品の「舞勇伝キタキタ」を読んで、アドバーグ・エルドルが主人公として活躍する様をご覧になってください。