2020年01月25日公開
2020年01月25日更新
【RAVE】エリーの正体と名言・声優を紹介!最後はハルと結婚した?
RAVEに登場するエリーというヒロインの正体をご存知ですか?今回はRAVEに登場するエリーに焦点を当てて、担当した声優や最後にハルと結婚したかどうか、その正体などについて紹介していきます。今回の記事を参考にしてエリーの魅力をたくさん知り、RAVEの面白さに触れて新しい角度からRAVEを見てみてください。新たな真実や見落としていたことなどを再発見できるはずです。
目次
RAVEのエリーの正体とは?
RAVEの作品情報
RAVEに登場するエリーについて紹介する前に、RAVEの作品情報をあらすじと概要から見ていきましょう。これから紹介するRAVEの作品情報を元に、エリーの正体や担当している声優などを紹介していきます。
RAVEの概要
RAVEは、真島ヒロ原作の漫画です。聖なる石『RAVE』を扱えるのは世界でもただ一人であり、扱える者をRAVEマスターと呼びます。平和な島で暮らしていたハルは、ひょんなことからRAVEを受け継いでしまい、RAVEとダークブリングの抗争を終わらせるために、冒険へと旅立つのでした。
RAVEのあらすじ
平和な島『ガラージュ島』で主人公ハルは姉のカトレアと二人で暮らしていました。両親はいません。家にはナカジマという花の様な得体の知れない者が住み着いています。何の問題もない二人と1匹の暮らしをしていたハルですが、ある日RAVEの使いであるプルーを海で釣りあげてしまいます。
更にはRAVEマスターである『シバ』がデーモンカードの一人『シュダ』に追われている現場に遭遇します。シバはもう老人です。若いシュダに勝てるはずもありません。ひょんなことでハルはシバからRAVEを譲り受け、それでシュダを殴ります。すると世界でただ一人しか使えないはずのRAVEが反応し、パンチをした部分が爆発します。
これによりシバはRAVEが使えなくなり、RAVEの使いであるプルーもハルを主人とみなします。シバはハルに島を出て散り散りになったRAVEを集めることや、デーモンカードとダークブリングの破壊をハルに頼みます。もう自分ではRAVEを使うこともできないことも伝えますが、ハルは姉一人置いて島を出ることはできないと断ります。
元々は初代RAVEマスターであるシバがダークブリング全てを破壊するはずだったのですが、詰めが甘く、ダークブリングは逃げてしまったのです。50年経った現在、ダークブリングの力はデーモンカードによって強大なものになっています。シバの話を聞いてハルは島を出る決意をするのでした。途中でエリーやムジカ、レットなどの仲間を得て、ハルの冒険は続いていくのでした。
果たしてハルはRAVEの力を使ってダークブリングを全て破壊することはできるのでしょうか?また、デーモンカードを全滅させることはできるのでしょうか?そして最後にはエリーと結婚することはできるのでしょうか?
RAVEで使われる用語
RAVEに登場する用語を解説します。まず主題にもなっているRAVEとは、聖石のことで、エリーの正体であるリーシャバレンタインが作りました。リーシャバレンタインの名前と名字の最初の文字と最後の文字を取って名前が付けられました。RAVEには5種類存在し、基本形のRAVEの他には、真実のRAVE、知識のRAVE、闘争のRAVE、未来のRAVE、真実のRAVEの5つです。
RAVEと対をなすのが魔石『ダークブリング』です。世界中に散らばっており、使用者に特別な力を与えることができます。このダークブリングを破壊できるのはRAVEしかありません。ダークブリングには、上級や最上級のダークブリングが存在し、その他にも六星ダークブリングがあります。六星ダークブリングは特殊なダークブリングで自然の力を操ることが可能なダークブリングとなっています。
RAVEの世界には、デーモンカードと呼ばれる悪の組織が存在し、ありとあらゆる犯罪を犯している闇の頂点の組織です。世界中のダークブリングのほとんどを所有しており、その中でもトップの6人は『六祈将軍』と呼ばれ、六星ダークブリングを与えられていました。その力は、例えば大地を自在に操ったり植物を自在に操るなど、かなり強力なものばかりでした。
また、RAVEの世界には魔界も存在し、ハルやエリーたちの仲間になったレットやルビーは魔界出身の亜人であることが作中で語られています。更に星の記憶という場所もRAVEには存在します。そこでは人々の記憶が集まる場所で時空を自在に操ることができる場所です。過去を操ることで自分の願望が叶えられる場所でもあり、全ての問が集まり答えが集まる場所だと作中で語られています。
RAVEに登場するダークブリングにはマザーダークブリングという種類が存在します。その名の通りダークブリングの母親的存在です。マザーダークブリングは別名『シンクレア』とも呼ばれています。このダークブリングを持つ者に対しては他のダークブリングでは攻撃することは出来ず、シンクレアが認めた存在にしか扱うことは出来ません。
RAVEの最大の敵である『エンドレス』とは、終わり亡き亡者の異名が付いている、並行世界を消し去ろうとする力のことです。人々の記憶や邪悪な意思によって具現化された忘却の王です。全ての記憶を消し去ることが目的で、そのためにはどんな破壊手段でも使う恐ろしい存在です。ハルとエリーはこのエンドレスを止めるために旅をすることになります。
エリーのプロフィール
出典: https://frequ.jp
RAVEに登場するエリーは、RAVEに登場するキャラの中で唯一魔道精霊力(エーテリオン)が使えるキャラです。趣味はギャンブルで基本的にギャンブルで負けることがありません。時折天然な発言をすることもあり、特にプルーのことは虫だと思い込んでいます。
エリーの容姿
そんなRAVEのヒロインエリーの容姿は、茶色い髪の毛と瞳を持ち、髪の毛はショートカットにしています。胸は大きく描かれており、それでいて痩せているスレンダーな体系をしています。明るく元気なので周囲を元気づけることがよくあります。また、人からすんなりと受け入れられる性格でもあります。よくミニスカートを履いています。
正体はリーシャ・バレンタイン
RAVEに登場するエリーの正体は、リーシャバレンタインです。リーシャバレンタインはRAVEを作った張本人で、自身が持つ唯一の魔法であるエーテリオンの力を持ってRAVEを完成させました。しかし、エリー(正体リーシャ)は、そのせいで力を使いすぎて死んでしまったのでした。
体の時間を止めていたエリー
ところが実はエリーは死んではおらず、人目を避けるように生活をしていました。また、エーテリオンを使うと記憶を少しずつなくしたり頭痛がしたりするなどの副作用にも見舞われました。そしてエリーは、将来エンドレスがやって来ることを確信すると、その時の決戦に備えて自らの体の時間を止めることにしたのでした。
蘇った記憶
RAVEの作中においてエリーは何度か記憶を喪失しています。そしてその記憶は何度か蘇っています。最初に記憶を失ったのは、RAVEが完成した時です。あまりにも強大な力を使ってしまったためにその反動で記憶を失くしてしまいます。そのままエリーはリーシャという名前ではなくエリーという名前で暮らしています。そして、自分の体の時間も止めるのです。
ハルと出会ってからのエリーの記憶はやはりありません。その後徐々に記憶を取り戻し、最後のエンドレス戦いでは完全に記憶を取り戻しています。これが終わればハルとの結婚もありエリーは張り切ってエンドレスを倒します。しかしエリーは再び記憶を失くしてしまいます。その後、ハルの復活によって記憶を取り戻し、最後には結婚するのでした。
RAVEのエリーの名言
名言①「ハルが、大好き」
RAVEに登場するエリーの名言の1つ目は、「ハルが、大好き」です。最後のエンドレスを倒す時に言ったエリーの言葉です。ハルもそれに応えるように俺もだよと返事をしています。二人は二度と会えなくなる可能性があることを知っていました。実はハルはルシアの攻撃で脱出不可能な球体の中に閉じ込められてしまいました。
星の崩壊を食い止めるには、エリーがハルごとエーテリオンの力で消滅させるしかありません。つまり、エリーの力でハルを殺すことを意味します。エリーは最初はハルのいない世界なんていらないと言いますが、ハルに説得され、最後には決意してエーテリオンを解放します。その時のセリフです。
名言②「会いたかった、待ってたよ、ハル。」
RAVEに登場するエリーの名言の2つ目は、「会いたかった、待ってたよ、ハル。」です。ハルごとエンドレスを倒して星の崩壊を防いだエリーは、RAVEを完成させた時同様に記憶を失ってしまいました。ムジカたちはエリーに真実を打ち明けず、そのまま平穏な生活を送らせていました。ハルは死んでしまい、定期的にみんなで墓参りをしていました。
そんな時、エリーも一緒に墓参りに連れていった時にハルが復活します。星の記憶に守られていたということです。そんなハルを見てエリーは全てを思い出し、ハルに謝ります。その後、泣きながらハルに抱きつきこのセリフを言います。
名言③「こーゆー時は…男のコだって…」
RAVEに登場するエリーの名言の3つ目は、「こーゆー時は…男のコだってがまんしなくていいと思う…」です。RAVEの作中でハルの父親が死んでしまいます。その時にハルを慰めるために言ったエリーの言葉がこの名言です。この言葉のおかげでハルは我慢せず自分の感情を吐き出すことが出来ました。
RAVEのエリーの声優は川澄綾子
川澄綾子のプロフィール
RAVEに登場するエリーの声を担当する声優は川澄綾子です。声優川澄綾子は、東京都出身の声優です。声優オーディションで賞を受賞後に『逮捕しちゃうぞ』で声優デビューしました。アニメではメインヒロイン役を担当することが多いです。また、声優以外にも幼少の頃から習っていたピアノを生かした作曲活動も積極的に行っています。また、熱烈なジョジョファンでもあります。
川澄綾子の主な出演作
声優川澄綾子の主な出演作品は、のだめカンタービレの野田恵役や、fateシリーズのセイバーの声を演じています。一方で、守って守護月天の離珠の様な幼い声も担当することもあります。また、主要キャラ以外でもダンまちではリヴェリア役など、主役からわき役までこなせるベテラン声優です。
RAVEのエリーは最後はハルと結婚した?
エリーとハルは結婚した
RAVEのエリーは最後、ハルと結婚します。物語はエンドレスと合体したルシアが、ダークブリングを使ってハルとルシアだけを球体の中に閉じ込め、どちらかが勝つまで出られない様にします。ハルは手に持つRAVEと、ムジカやエリー、レットたちの仲間の想いを使って何とか倒すことに成功しますが、戦っていた場所『星の記憶』が崩壊を始めてしまいます。
星の記憶が崩壊すると、記憶の忘却が始まり、せっかくエンドレスを倒したのに再びエンドレスが誕生してしまいます。それを唯一食い止められるのはエリーだけです。エリーは早くハルに球体から抜けるように言いますが結局抜け出すことはできず、エリーはハルごとエンドレスを倒すことにします。
エリーは強い力を使ったことで記憶を失ってしまいましたが、ムジカたち仲間はあえてエリーに真実を話すことをしませんでした。エリーとRAVEの力が世界を救ったということだけを話し、他には何も言いませんでした。特にハルのことは辛い記憶になると考えて黙っています。しかし、ハルが復活しエリーの記憶が蘇ります。
その後、ハルとエリーはハルが昔住んでいた『ガラージュ島』に戻り、ハルの姉である『カトレア』にエリーは「私エリー」とだけ挨拶をして、二人は見事結婚をするのでした。
2人には子供がいる
前述したようにハルとエリーは見事結婚します。その後漫画の作中では二人に子供がいる描写はありませんが、結婚後の2人はレビンという子供がいることが分かります。それは、漫画RAVEの巻末におまけ漫画として描かれている物語があり、その物語にはRAVEもハルもエリーも登場しません。登場するのはレビンとナカジマだけです。
ナカジマはハルの家に巣食っているので、漫画RAVEを読んでいる人はレビンが恐らくハルとエリーの息子であると予測を立てていました。巻末漫画は漫画RAVEの最初から最終巻まで少しずつ描かれているので、最後まで別の物語として楽しむことができます。
RAVEのエリーに関する感想や評価
RAVEはエリーの正体もびっくりだったけど、リーシャの墓を守ってた骸骨の正体がもっとびっくりだったな…
— カイザー@おんぷちゃんは天使 (@DARKGIOZ) November 28, 2019
重要なネタバレだから誰だかは言わない pic.twitter.com/VcCX4vWnY4
RAVEのエリーに関する感想や評価の1つ目は、エリーの正体にびっくりしたという感想です。エリーの正体は漫画では中盤で明らかになり、その後エリーの正体であるリーシャの記憶の世界を旅することになりますが、作者の話では、このエリーの正体がリーシャというのがRAVEの中で最大の伏線だったようです。
RAVE エリー かわいい徹底研究 http://t.co/OdGOYPwJCi
— 高橋 かずこ (@attisse) August 25, 2015
RAVEのエリーに関する感想や評価の2つ目は、エリーがかわいいという感想です。作中にはたくさんの魅力的なキャラクターが登場し、かわいい女の子キャラももちろん登場するのですが、やはりエリーが一番かわいいという感想が多く上がっています。
RAVEのジーク、シュダ
— ナギちょん (@nagityonn) January 7, 2020
今日から俺はの中野
ジークの最期のシーンというか、エリーのこと好きなんだとわかった時にお前…幸せになって欲しかった…
#敵だったけど味方になる系で好きなキャラ
RAVEのエリーに関する感想や評価の3つ目は、ジークのエリーへの気持ちが伝わってきたという感想です。ジークの正体が、エリーの墓の前で待っていた骸骨であったことは、RAVEファンの中では最大の名シーンだとされています。一番感動するという声とジークには死んでほしくなかったという声が上がっています。また、ジークのエリーへの想いは時を超えたという感想もあります。
#死んで欲しくなかったキャラ晒す
— ココ猫@如月咲夜 (@k13luz23k5quy20) December 9, 2019
RAVE ジークハルト
およそこれだけ見事な伏線回収と、それまでの主人公達への貢献と立ち位置を持ったまま、見事な最期を遂げたキャラは自分のなかでは居ないと思う。
死んで欲しくはなかったなぁ、と一緒に格好いい死に様だったと思えるキャラ。 pic.twitter.com/AIeVh6EO1K
RAVEのエリーに関する感想や評価の4つ目は、骸骨の正体が最後に分かって感動したという感想です。エリーの墓を守っている骸骨がジークであり、だからこそエリーが持っていたペンダントを持っていたという伏線も見事に回収しています。最後まで生き残っていて欲しかったキャラとして人気だったジークにスポットを当てた回でもあり、読者の涙を誘った回でもありました。
RAVEのエリーの正体と名言・声優まとめ
いかがでしたか?RAVEに登場するエリーの正体や担当している声優、最後について紹介してきました。今回の記事でRAVEのエリーの正体がリーシャであり、最後にはハルと結婚することが分かりました。今回の記事を参考にしてぜひ、もう一度RAVEを読み直してみてください。