【デュラララ!!】黒沼青葉がかっこかわいい！兄や身長・名言も紹介

本記事では「デュラララ!!」に登場する黒沼青葉についてまとめていきます。黒沼青葉の兄や身長・名言・声優も紹介します。まずは作品情報です。黒沼青葉が登場する作品「デュラララ!!」は、池袋を舞台とした、人間ではない異形の者、カラーギャングや暴走族などの抗争が描かれた群像劇です。日常と非日常が混ざり合う不可思議な世界観と、そんな世界で生きる個性的なキャラクターたちが魅力の作品です。

「デュラララ!!」は、小説家・成田良悟原作の作品です。人気声優が多数起用されたアニメは2010年に第1期、その5年後に続編「デュラララ!!承」「デュラララ!!転」が、2016年には「デュラララ!!結」が放送されました。池袋で巻き起こる事件の数々と、個々の登場キャラクターの思惑が群像劇として展開していきます。

来良学園への進学を機に東京の池袋へ親友の紀田正臣と共にやってきた竜ヶ峰帝人は、そこで伝説の首なしライダーに遭遇します。非日常に強い憧れを抱いていた帝人は、この先の生活に期待を抱くのでした。

黒沼青葉は、竜ヶ峰帝人と園原杏里の後輩にあたる人物です。アニメでは、「デュラララ!!承」から登場します。人懐っこく社交的で、ダラーズのメンバーで創始者でもある竜ヶ峰帝人に気さくに話しかけます。青葉は、帝人に杏里も含めた池袋の案内を頼みます。両親は離婚しており、黒沼という苗字は母方の姓です。SNSでは、純水100%という名前を使っています。

折原臨也の実の妹の一人である折原九瑠璃とは同じクラスメイトになります。折原姉妹とはあることがきっかけで仲良くなり、黒沼青葉が本心を見せることができる数少ない友人でもあります。セルティと岸谷新羅曰く、折原臨也と似ているといいます。岸谷新羅は、全ての物事を手のひらで転がさないと気が済まないタイプであると評しています。

青く短い髪、ブラウン色の瞳、中央が太い眉毛が特徴です。会話にしか登場しませんが、部活は美術部に所属しています。殴られた仕返しに兄の部屋を燃やしたり、涙目で要求を聞いてもらったりと、腹黒い部分やあざとい部分があります。私服は、スカイブルーのVネックのインナーに黒いアウターを羽織っており、ボトムスも黒っぽいカラーのものを着用しています。

実は黒沼青葉は、兄である泉井蘭をリーダーに立てた「ブルースクウェア」の創始者でもあります。ブルースクウェアは、池袋を拠点としたカラーギャングで、紀田正臣がリーダーを務めていた黄巾賊とトラブルを起こしています。

しかし、「黄巾賊」との争いによって泉井蘭はリーダーの座を退きます。黒沼青葉は、ダラーズの創始者で穏やかな人柄の竜ヶ峰帝人に新たなリーダーになるよう依頼します。セルティによると、折原臨也と似ており、目的がないなら他者にリーダーを頼むようなタイプではないとのことです。竜ヶ峰帝人がダラーズを創った人物であると知っていたり、情報もそれなりに有しているようです。

その後、お互いに利用するという条件の元、竜ヶ峰帝人は黒沼青葉の申し出の通り、ブルースクウェアのリーダーとなります。竜ヶ峰帝人は、ダラーズで不道徳な行いをする者に対し、ブルースクウェアのメンバーと共にサメの目出し帽を被って粛正を下していくようになります。

泉井蘭は両親の離婚がきっかけで苗字が異なりますが、黒沼青葉の兄にあたります。黒沼青葉が創ったブルースクエアの元リーダーで、素行が悪く暴力的な言動が目立つキャラクターです。黒沼青葉は、兄と久々に再会して別れた後、跳ねられればいいのにと発言したりと快くは思っていません。さらに、やや見下している言動も見られます。しかし、兄の前ではあくまでもか弱く優しい弟を演じています。

しかし、ブルースクウェアを束ねる自信がないという嘘や、刑務所から出てきた兄を心配する白々しい演技を泉井蘭は見抜いています。兄弟として共に成長してきたためか黒沼青葉の腹黒い部分には気づいているようです。

幼い頃、青葉は兄の部屋を燃やしています。泉井蘭も彼の犯行だと察しましたが、優しくかわいい弟の表情を浮かべて兄を心配する黒沼青葉に毒気を抜かれています。黒沼青葉と比べると、身長も高く筋肉質な体格をしています。アニメで泉井蘭役をした声優は、伊丸岡篤でした。

ここでは、黒沼青葉のかわいい魅力について紹介していきます。残念ながら、気になる黒沼青葉の身長は公式で明らかにされていません。アニメ「デュラララ!!」では、公式発表されている165cmの帝人よりも明らかに低く描かれています。このことから、150cm代後半なのではなないかという説が有力です。高校生なので今後も伸びる可能性もありますが、こうした小柄な身長も魅力の一つです。

黒沼青葉は、カラーギャング「ブルースクウェア」の創始者ですが、体格は小柄で喧嘩は弱いようです。作中、セルティからは様々な事件を裏で操作する折原臨也と似ていると評されています。ダラーズ創始者の帝人を新たなリーダーとして迎え入れ、裏で操って利用しようと考えていました。腕力ではなく、知能戦の方を得意としているようです。

黒沼青葉は、竜ヶ峰帝人と園原杏里に池袋を案内してもらう約束を取り付けていました。しかし、暴走族・To羅丸によって、その予定は無くなります。青葉をはじめとしたブルースクウェアのメンバーたちは、ダラーズの名を語り、To羅丸に喧嘩を引っ掛けます。このことにより、埼玉を拠点とするTo羅丸は、ダラーズに意趣返しをするために東京へやってきます。

黒沼青葉は、折原臨也の妹である折原九瑠璃と折原舞流と仲良しです。きっかけは、外見と中身がちぐはぐで、目立ってしまう2人が入学早々、女子グループからいじめにあったことからでした。最初は双子の妹である折原舞流が机に落書きされるいじめにあいますが、彼女は格闘技を駆使していじめっこを撃退します。その後、いじめっ子グループの矛先は姉へと向かい、今度は折原九瑠璃が机に落書きされてしまいます。

教師が誰が落書きしたのかクラスメイト中に聞いたところ、黒沼青葉が犯人の女子生徒の名前を言いつけます。その後、折原姉妹はお礼に黒沼青葉にキスを贈ります。折原臨也のことはハイエナ野郎と揶揄して嫌っていますが、折原姉妹のことは気に入っており、ブルースクウェアの仲間にも彼女たちには手を出さないよう釘を刺しています。

ヤクザや暴走族、それぞれの組織の陰謀が渦巻き、さらに事件が複雑化しそうになった「デュラララ!!結」では、折原姉妹に池袋は危ないとチャットで警告しています。さらに、2人と仲良くなれてよかったとも素直に告白しており、本心を打ち明けられる数少ない存在でもあるようです。

「デュラララ!!転」にて、ダラーズの顔でもあった門田はひき逃げにあい、重症を負います。黒沼青葉は、ダラーズの新しい象徴になってほしいと、知名度のあるセルティに頼みます。セルティは、ダラーズの良いところは自由度の高い組織であることだとして、一度その申し出を断ります。黒沼青葉は、そんなセルティの返事に涙目になり、無言で訴えかけます。その表情に根負けしたセルティは、黒沼青葉の頼みを聞くことにするのでした。

ここでは「デュラララ‼︎」作中の黒沼青葉の名言について紹介していきます。最初に紹介するのは、「俺たちはダラーズでもあるけど別の名前も持っている」です。黒沼青葉は、ブルースクウェアのメンバーを引き連れて竜ヶ峰帝人の自宅を訪れます。その後、人気のない倉庫へ竜ヶ峰帝人を連れていきます。これはその時、黒沼青葉がカラーギャング・ブルースクウェアのメンバーであることを竜ヶ峰帝人に打ち明けた時の名言です。

2つめに紹介する名言は、「ダラーズのリーダーになれとは言いませんよ」です。これは、黒沼青葉が竜ヶ峰帝人にブルースクウェアのリーダーになるよう依頼した時のセリフです。考えあぐねる竜ヶ峰帝人を半ば強制的に引き入れようとし、呼び方も「先輩」から「あんた」に変わります。黒沼青葉の本性がわかった時のシーンになります。

3つめに紹介する名言は、「帝人先輩、笑ってるじゃないですか」です。黒沼青葉を含めたブルースクウェアのメンバーは、帝人を呼び出してリーダーになってほしいと頼みます。黒沼青葉は、リーダーになってくれるのならばどんな命令も聞くといいます。しかし、帝人は自身はリーダーになっていいような器ではないと断ります。黒沼青葉は帝人の発言を否定し、笑っていることを指摘します。

それ以前にも、園原杏里も含めた頼んでいた池袋ツアー実行日に、黒沼青葉は竜ヶ峰帝人の狂気的な笑みを目撃しています。待ち合わせ場所に合流した後、竜ヶ峰帝人は黄巾族に絡まれます。そこに通りかかった門田たちの乗る車に拾われ、逃げることになります。しかし、門田たちも暴走族・To羅丸に追われていました。さらに族に追われるセルティも加わり大勢に追われることになります。

命の危険もある恐怖する状況ですが、竜ヶ峰帝人は笑みを見せます。優しく平凡な竜ヶ峰帝人ですが、どこか狂気的な面があり、黒沼青葉も彼のことを面白い人とブルースクウェアの仲間たちに言っています。

アニメ「デュラララ!!」で黒沼青葉役を担当した声優は、下野紘でした。人懐っこくかわいい面と、カラーギャングに所属しつつ腹の底が見えない黒い面の二面性のある黒沼青葉役を演じこなしていました。過去作において、主人公や主要キャラクタークラスの役が多くある声優です。

下野紘の声優としての出演作を紹介していきます。「神のみぞ知るセカイ」桂木桂馬役、「クラスターエッジ」アゲート・フローライト役、「ドラゴンクライシス!」如月竜司役、「ながされて藍蘭島」東方院行人役、「おおきく振りかぶって」田島悠一郎役、「バカとテストと召喚獣」吉井明久役、「ふしぎ星の☆ふたご姫」アウラー役などがあります。

ここでは、「デュラララ!!」黒沼青葉に関する評価や感想を紹介していきます。黒沼青葉は、自信が創ったカラーギャング・ブルースクウェアを喧嘩が好きな集まりと称しています。当の本人は喧嘩が苦手ですが、折原臨也と同様影で暗躍したりと、腹黒い側面があります。こうした性格が好きという意見も見られました。

黒沼青葉の小柄な身長や、女性キャラクター並の大きな瞳、特徴的な短髪の青い髪型、ニコニコした人懐っこい笑み、全体のカラーデザインなどビジュアルがかわいいといった感想もあります。

黒沼青葉は折原姉妹をいじめから救った後、いじめっ子グループの女子生徒から抗議を受けます。その時の身長差は、女子生徒たちとあまり変わりません。小柄な身長がかわいいという感想もありました。

黒沼青葉は、非常に社交的で人懐っこく他人と接するキャラクターです。腹黒い部分も含めてかわいいといった感想もあります。また、声優の下野紘の演技を絶賛する声もあります。

黒沼青葉と、折原姉妹の関係が好きという意見もあります。黒沼青葉は、人懐っこい反面黒い部分を持ち合わせています。そんな黒沼青葉も男子高校生らしく、折原姉妹に対してはかわいい表情を見せることもあります。

「デュラララ!!」の黒沼青葉は、普段他人に対してニコニコと社交的ですが、裏ではある目論みを持って接していることも多い人物です。そうした言動があざといと考えるファンも多くいました。

ここまで、「デュラララ!!」の黒沼青葉の作中での活躍や身長、声優などの魅力について紹介してきました。かわいい見た目とは裏腹に、腹の底が見えない言動が目立つキャラクターです。作中での黒沼青葉の活躍にご注目ください。