【烈火の炎】小金井薫の最終回・最後はどうなった？武器や声優情報も紹介

『烈火の炎』に登場する小金井薫は、今でこそ主人公である花菱烈火の仲間として活動していますが、元々敵キャラでした。新生火影忍軍の中で最年少であり、ファンからは性格やイタズラをする様子がかわいいと言われる人気のキャラです。しかし、『烈火の炎』の最終回では、1人だけ別の場所に行ってしまってしまいました。ここではまず『烈火の炎』の概要やあらすじを交えつつ、小金井薫のプロフィールを紹介していきます。

『烈火の炎(れっかのほのお)』は安西信行による少年漫画作品です。1995年から2002年の7年間にかけて『週刊少年サンデー』により連載されています。単行本は少年サンデーコミックスが全33巻、少年サンデーコミックス版が全17巻、少年館文庫が全17巻、コンビニコミック版が全12巻とが刊行されました。なお、原作の第1話は少年サンデーのホームぺージにて掲載されています。

炎を生み出す不思議な力を有しつつ、忍者に憧れる主人公・花菱烈火。ある日、烈火は治癒能力の力を持つ少女・佐古下柳と出会いました。お互いの力を打ち明けたことによって信頼関係を構築した2人でしたが、影法師の出現によって2人は魔力を持つ道具「魔道具」の存在を知ります。

信頼関係を築いた2人でしたが、すぐに何者かによって柳が連れ去れてしまいました。柳を取り戻すべく、友人の霧沢風子と石島土門らと共に影法師からの情報を頼りに館へと向かうことに。そこでは、魔道具を持つ敵を次々と撃破していき、いよいよ最後の部屋へと辿り着いたのですが、そこで待ち受けていたのは烈火と同じ炎を生み出す敵。果たして、烈火たちは次々と現れる敵を倒し、柳を救出することができるのでしょうか？

『烈火の炎』に登場する小金井薫は、新生火影忍軍における最年少キャラです。主人公である花菱烈火たちの仲間になる前は、麗の一員でした。まだ年齢が13歳であり、中学生でもあるため性格が子供っぽく明るい素直な男の子として描かれています。

小金井薫が使用する武器や戦闘スタイルには、彼が得意とするパズルが関係しており、小柄でパワータイプではありませんが、このような得意分野によって培った抜群のセンスと身体能力を有しています。それも紅麗から目を付けられるほどです。また、スピードを活かしたトリッキーな戦い方も得意としています。

中学生らしく明るく素直なかわいい小金井薫。そんな彼はイタズラをした時にネコ耳が生えるのです。そのような特徴と性格も相まって、女性ファンの多くからかわいいといわれています。また、小金井薫が花菱家に行った際は烈火の弟のような描写があるため、そこもまたかわいいといわれる理由のようです。

かわいい性格とイタズラをした時にネコ耳が生えることでかわいいと人気の小金井薫。そんな彼が『烈火の炎』の最終回・最後に1人だけどこかへ行ってしまいました。今でこそ烈火と行動を共にしていましたが、やはり元が敵キャラだったということが影響しているのでしょうか？ここでは、小金井薫が最終回・最後はどうなったのかを紹介し、彼が使いこなす「鋼金暗器」についても交えていきます。

小金井薫が花菱家に身を寄せたのは裏武闘殺人編の後です。そして、小金井薫はそこから中学校へ通う生活をしていたため、次第に花菱家に馴染んでいきました。それから馴染んでいった小金井薫を養子へと迎い入れようとしていますが、小金井薫の最後の行動によってその話も無理となってしまいました。

『烈火の炎』の最後は、時空をゆがめる穴を開ける術「時空流離の術」を使い戦国時代へと戻っています。その時に小金井薫が登場しており、紅麗が1人で向かうことになっていたため彼もついていくことになりました。そして、最終回となった戦国時代では、小金井薫と紅麗は兄弟として暮らしているのが判明しています。

小金井薫の戦闘シーンでは、さまざまな形の武器を用いているのが分かります。ただ、それらの武器は全てが異なるわけではなく、武器型魔道具「金剛暗器」の性質が関係しています。「一の型」から「六の型」まで6つの形態に変形させることができ、これによってさまざまなタイプに変形して戦うのが小金井薫の基本的な戦闘スタイルとなっています。そしてこの武器は小金井薫だけしか使えません。

小金井薫の得意とするのがパズルとお伝えしましたが、金剛暗器がパズルに近いものであるため、短い時間の中で状況を分析し素早く変形させることができるのは、小金井薫がパズルの天才だからこそ成せる業なのです。もし、小金井薫以外で金剛暗器を使ったとしても、小金井薫ほど使いこなすのはかなり厳しいでしょう。

性格が子供っぽく明るい素直な男の子であり、イタズラをした際にネコ耳になるかわいい小金井薫。『烈火の炎』のアニメ版は、1997年から1998年の1年の間に放映されていました。その時に小金井の声優を務めていたのが声優・くまいもとこさんです。ここでは、くまいもとこさんのプロフィール、声優として出演した主な作品を紹介していきます。

• 本名：熊井統子(くまいもとこ)
• 生年月日：1970年9月8日
• 身長：156㎝
• 血液型：AB型
• 職業：声優
• 所属事務所：81プロデュース

くまいもとこさんは811ACTOR'S STUDIOを卒業した後に、現在所属する81プロデュースに声優として入所しました。2006年12月21日に病気療養のため声優活動を休止していますが、2007年には『きらりん☆レボリューション』の「そーなんだー⁉キノコ大使でハッピーまいたけ!!」で復帰しています。それからすぐに大晦日に放送された『メジャー第1シリーズ』の吾郎役(少年時代)でナレーションを担当しています。

主に少年役や少女役を担当することが多いようで、少年役として吾郎役や小金井薫役以外に『カードキャプチャーさくら』シリーズで季小狼役を担当しています。また、少女役としては『ポケットモンスターXX』のネネ役、『ときめきメモリアル2』の赤井ほむら役なども挙げられます。

くまいもとこさんが担当した主な出演作品は以下のとおりです。

• 1996年～：機動新世紀ガンダムX（キッド・サルサミル 役）
• 1998年～：時空探偵ゲンシクン（マルコ・ポーロ 役）
• 2002年～：花田少年史（花田一路 役）
• 2004年～：メジャー（本田吾郎〈少年時代〉 役）
• 2007年～：スティッチ!（ユウナ 役）
• 2013年～：探検ドリランド -1000年の真宝-（激炎剣キバマル 役）
• 2016年～：デジモンユニバース アプリモンスターズ（ドカモン 役）
• 2018年～：カードキャプターさくら クリアカード編（李小狼 役）

こちらの感想では、小金井薫のかわいい要素が挙げられており、その要素がかわいいと思い始めたきっかけだと言われています。ハーフパンツを履いていたり、非力ながらも別の才能でカバーしていたり、小さくて素早いところなどが挙げられています。また、当記事で紹介したネコ耳もかわいいといわれているので、やはり多くの女性ファンがネコ耳に魅了されているのがうかがえます。

こちらの感想でも小金井薫がかわいいと言われています。そしてかわいい見た目でありながらも、パズルの天才というギャップにやられたようで、小さい頃に夢中になったとのこと。また小金井薫と紅麗との関係性も高評価。感想のように兄弟関係の魅力に弱い人もいるのではないでしょうか？

こちらは頭がよく強い小金井薫が好きだといわれています。そのほかのキャラでは飛影、写楽などが同じ要素のキャラとして挙げられています。原作『烈火の炎』では小金井薫がカオリンと呼ばれている描写が気になるようですが…。強いこだわりをもっているようなので、かなり好きなキャラだということがうかがえます。

『烈火の炎』に登場する小金井薫について、最終回・最後、武器、声優までを紹介してきましたが、いかがでしたか？明るく素直な男の子であり、イタズラをした時にネコ耳が生える様子が女性ファンからかわいいと言われる人気のキャラでした。

主要人物の1人でもある小金井薫は、やはりかわいい見た目とは裏腹に、「金剛暗器」を自在に操ったトリッキーな戦闘スタイルや身体能力などかなりの実力者。彼が戦う姿は圧巻です。『烈火の炎』の漫画版は完結しており、アニメ版も見ることができるので、これを機会にぜひ小金井薫に注目してみてください。