【犬夜叉】七宝はかわいいマスコットキャラクター！弥勒の子分？ 正体や技・声優は？

七宝は、「らんま1/2」や「うる星やつら」などの大人気作で有名な、高橋留美子の人気作品「犬夜叉」に登場するかわいいマスコットキャラクターです。幼くて小さいけれどおませな七宝は、たまに核心をついたコメントをして犬夜叉に殴られている愛されるべきキャラクターとなっています。そんな可愛い七宝ちゃんの正体や技とはどのようになものなのでしょうか？

今回は、「犬夜叉」に登場する七宝ちゃんの正体や技、犬夜叉たちとの関係や弥勒の子分だという噂、声優や口癖についてをまとめて紹介していきます。

まずは、七宝ちゃんが登場する、「犬夜叉」の漫画の基本情報についてまとめて紹介していきます。

「犬夜叉」とは、1996年から2008年まで「週刊少年サンデー」で連載されていた高橋留美子先生の人気漫画作品です。主人公の半妖である犬夜叉と、現代からタイムスリップしてしまった女子中学生のかごめが、戦国時代で四魂の玉のかけらを探すというストーリーです。大人からも子供からも大人気の「犬夜叉」は、コミック累計発行部数4,000万部を超える大ヒット作品となり、第47回小学館漫画賞を受賞するなどの功績を納めました。

2000年には舞台化、2000年10月から2004年9月までテレビアニメも放送されていました。

戦国時代の日本では、四魂の玉を巡って人間と妖怪の激しい争いが続いていました。四魂の玉を守る巫女の桔梗と、半妖の犬夜叉は愛し合っていましたが、ある策略にハマってお互いを裏切る結果に…。桔梗は、騙されて玉を奪っていった犬夜叉を誤解して、封印してしまいます。そして、自身も力果てて亡くなりました。

四魂の玉は、桔梗の亡きがらと共に燃やされ、これですべてが終わったはずでしたが、500年後の現代で、神社の娘のかごめが、15歳の誕生日に突然タイムスリップしてしまい…。かごめがたどり着いたのは、桔梗と犬夜叉の争いから50年経った世界でした。桔梗の生まれ変わりだったかごめから、再び四魂の玉が生まれでて、封印したはずの犬夜叉も蘇ります。

それをかぎつけた妖怪たちが集まり、玉は無数のかけらに飛び散ってしまいました。その玉の破片を集め、50年前に犬夜叉たちをはめた犯人の奈落を倒す為、犬夜叉とかごめは、七宝や弥勒と力を合わせて一緒に旅をすることになります。段々と想いを寄せあうかごめと犬夜叉でしたが、桔梗とかごめとの間で犬夜叉の気持ちは揺れ動いて…。

七宝ちゃんは、人間でいうと7歳の子ぎつねの妖怪です。体重は4kgで、いつも犬夜叉や弥勒の肩に乗っています。幼くてかわいい容姿ですが、おませな部分もあり、たまに核心をついては、犬夜叉に殴られています。強気でお調子者の印象が強い七宝ちゃんですが、まだまだ中身は幼い為、かごめに甘えたり、自分よりも強い妖怪に出会うと怯えてしまうという可愛らしい一面も持ち合わせています。

いつも弥勒の肩に乗っっている七宝ちゃんですが、弥勒の子分であるという噂は本当なのでしょうか？ここからは、七宝ちゃんと弥勒の関係や、七宝ちゃんの正体や技について検証していきます。

「犬夜叉」のストーリーの中盤からは、七宝ちゃんは弥勒の肩に乗る子分的な存在になっています。しかし、奈落との戦いが終わった後は、立派な妖怪になる事を目指して、弥勒と離れて修行をしていたようです。最終回の時点では、七宝ちゃんの狐妖怪の位が「正七位上(しょうしちいのじょう)」になっていました。

これは、30段階まである狐妖怪位の中で19番目の位にあたり、子狐妖怪の間でも「さん」付けで呼ばれるような24番目の位となります。このことから、修行の結果、弱くて弥勒の子分だった七宝ちゃんが、有能な狐妖怪に成長した事がわかります。

七宝ちゃんの口癖は、「おらがしっかりせねば」です。臆病で幼い七宝は、犬夜叉たちのように強くない為、自分よりも強い敵と戦う際には、いつも自分を奮い立たせるように、このセリフを話す事が多いです。普段の話し言葉は、顔に似合わず、「アホじゃ」など語尾に「～じゃ」など、子供らしくない話し方をしています。

七宝ちゃんは、人間の少女に恋をすることが多いです。旅の途中に出会った、兄を亡くしてしまった「サツキ」という少女に好意を寄せていました。ちなみに、七宝には、初恋も別な人間の少女だったというエピソードもあります。

七宝は、父の仇だった飛天、満天兄弟を犬夜叉が倒した事をきっかけに仲間となり、犬夜叉とかごめの旅に同行する事になりました。臆病ながらも、自分を守る為に亡くなった父の仇を取ろうとする七宝の強い気持ちが、犬夜叉の心を動かし、同行することになったようです。

七宝の技は、狐妖怪だけあって「狐火」です。まだまだ未熟な為、目くらまし程度の火力しかないことを悩んでいます。その他にも、ダイナマイトのような「爆雷筒（ばくらいづつ）」や、巨大な独楽につぶされる幻を見せるである「潰し独楽（つぶしごま）」もあります。こけおどし程度の狐妖術（幻術）しか使えませんが、ピンク色のかわいい気球に変身して、犬夜叉たちを乗せて移動する事も可能です。

いずれの技も戦力としては弱い為、犬夜叉たちと共に戦う時には、主戦力ではなく、おとり要員として戦うことが多いです。

ここからは、「犬夜叉」中で七宝ちゃんの役を担当した、声優についてまとめて紹介していきます。

七宝ちゃんの役を担当したのは、声優の渡辺久美子です。渡辺久美子は、1965年10月7日生まれの千葉県出身の声優です。渡辺久美子は、劇場版「宇宙戦士バルディオス」の声優コンテストに応募したことをきっかけに、本格的に声優を目指し始めました。

その後、日本ナレーション演技研究所に入所した渡辺久美子は、しばらくの間は、自身が声優に不向きなのでは？と悩む時期がありましたが、少年役の実力が認められ、「宇宙戦士バルディオス」の山野純役で初レギュラーを獲得しました。

実力派声優である渡辺久美子は、「爆走兄弟レッツ&ゴーシリーズ」の中では、合計4人の少年少女のキャラクターを演じ分けるという、スゴ技を見せています。2012年7月20日には、犬夜叉の弥勒役で共演していた、声優の辻谷耕史と結婚しました。渡辺久美子は、プロレスが大好きな事でも有名です。

「犬夜叉」の七宝以外にも沢山の人気作品に出演している渡辺久美子ですが、中でも、「ケロロ軍曹」のケロロ軍曹役が有名です。その他にも、「ぼのぼの」のぼのぼの役や「機動戦士Vガンダム」のカテジナ・ルース役、「あたしンち」の母役など、全くイメージの違うキャラクターの声を見事に演じ分けています。

少年の声が得意な渡辺久美子ですが、落ち着いた女性の声や、七宝のような他とは一味違うコミカルな声を演じる事が出来る実力の持ち主で、声優以外にも、ナレーターとして幅広く活動しています。

ここからは、かわいいと評判の七宝ちゃんに関するTwitterでの感想や評価をまとめて紹介していきます。
 

「犬夜叉」ファンの中には、七宝のファンがかなり多いようです。七宝のファンたちからは、七宝の顔や髪型、声や話し方、足や尻尾までも、とにかく七宝の全てがかわいくて仕方ないという感想が多く見られました。

かわいいマスコットキャラクターで、幼いイメージが強い七宝ですが、実は「犬夜叉」のストーリーの中では、ツッコミ発言で物語を進める良い役割を担っているという評価もありました。

「犬夜叉」ファンたちの中では、七宝のコスプレもかわいいと人気なようです。Twitterには、沢山のコスプレ画像も寄せられていました。

今回は、人気漫画「犬夜叉」に登場するかわいいマスコットキャラクター、七宝ちゃんの正体や技、声優や、弥勒の子分であるという噂についてまとめて紹介してきました。まだまだ未熟な為、強い技を出す事は出来ない七宝ですが、狐妖怪ならではの妖術を使った技や、おませではあるものの、まだまだ幼く、臆病な性格故に見せる甘える一面など、ファン達から愛される要素が沢山詰まったキャラクターでした。

まだ見たことが無いと言う方も、この機会に、七宝のキャラクターに注目しながら、「犬夜叉」を見てみてはいかがでしょうか？