【ダグ＆キリル】キリル・ヴルーベリはダグの最高のバディ？声優や性格も紹介

美しい見た目のキリル・ヴルーベリは、髪型や雰囲気、その容姿まで女性と勘違いしてしまいそうな佇まいをしています。元は、制服警察官として正義感に燃えて仕事をしていましたが、ある事件がきっかけとなり相棒となるダグと出会うことになりました。お調子者の性格をしている彼は、気持ちだけは熱いのですが、いつも早とちりをいたり、慌てすぎたりして空回りしています。

しかし、優秀な巡査部長のダグと一緒にコンビを組んで仕事をするうちに、お互いになくてはならない存在へと変化していきました。そんな女性のように美しいキリル・ヴルーベリの憎めない性格やダグとの関係、彼の声を担当している声優の天崎滉平さん、お調子者の彼ならではの魅力的なセリフや名言などをご紹介します。

テレビアニメとして大人気となった「DOUBLE DECKER! ダグ＆キリル(ダブルデッカー ダグアンドキリル)」という作品の制作は、サンライズが行いました。2018年9月～12月にかけて放送されたDOUBLE DECKER! ダグ＆キリルは、2011年に話題となった「TIGER ＆ BUNNY(タイガー＆バニー)」の次に発表されたアニメシリーズプロジェクト として制作されたのです。 

TIGER ＆ BUNNYという作品は、2011年4月～9月にかけて放送された人気のテレビアニメでした。この作品もサンライズによって制作されています。全25話放送され話題となりました。TIGER ＆ BUNNYという作品が大人気となったため、続いてダグ＆キリルという作品が作られるようになったのです。そのため2人の刑事が様々な事件を解決していくダグ＆キリルの作品には、タイバニを制作した時のスタッフも多く関わっています。

この作品は、2011年4月～9月まで全25話で放送された「TIGER ＆ BUNNY」の続編となるバディシリーズという新アニメシリーズプロジェクトとして、2018年1月に制作の発表がありました。さらに、この作品に関わることになった主演のキャストやメインスタッフなどは、同年の3月に発表されることになります。続いて7月には放送時期や追加になったキャスト、8月には作品概要なども公開されていきました。

順調に制作が進み、2018年9月には先行上映会が行われ、第1話と第2話が披露されることになります。それによって、主題歌や放送枠なども決定していき、各配信サイトにて先行配信もされていきました。次々と新たなる展開が発表されていく中でこの作品は、あっという間に注目を集めるようになります。

幼い頃からヒーローに憧れていたキリル・ヴルーベリは、制服警察官として日々、正義感に燃えて仕事に取り組んでいました。人情が厚く曲がったことが嫌いな性格の彼は、情熱的なのですが後先考えずに突っ走ってしまう性格のため、周囲に迷惑をかけることも多かったようです。上司からも目を付けられていました。決して悪い人間ではないのですが、お調子者だったため突っ込みどころが満載なキャラクターとなっています。

しかし、遺伝子工学に関しては、驚くほどの才能を発揮しているため、ただのバカではなかったようです。正義感の強いキリル・ヴルーベリは、ある日、大家さんが飼っていたポチという名の猫の捜索を頼まれます。制服警察官としてポチという名の猫を必死に探していました。そんな時、アンセムという危険な薬物事件に巻き込まれてしまいます。それによって、ベテランの刑事であったダグラス・ビリンガムと出会うのです。

彼との出会いによって、制服警察官としての仕事から、今まで全く関りのなかった薬物などを取り締まる専門捜査機関SEVEN-O(セブンオー)に異動させられることになります。SEVEN-Oに所属していた刑事のダグは、巡査部長の立場にありましたが、制服警察官として働いていたキリル・ヴルーベリとコンビを組んで様々な事件を解決していくことになりました。

この物語では、正義感の強いお調子者のキリル・ヴルーベリをはじめ、多くの魅力的なキャラクターが揃っています。女性のようなキリル・ヴルーベリと一緒にコンビを組んでいるのは、この作品のもう一人の主人公であるダグラス・ビリンガムです。彼は、鋭い観察力と頭のキレから次々と問題を解決していく優秀な刑事でした。常に冷静に物事を判断することができますが、元相棒との暗い過去を背負っています。

ピンクと呼ばれ、SEVEN-Oの女刑事として活躍しているディーナ・デル・リオは、巡査であるキャサリンとコンビを組んでいます。女性でありながら口が悪く、とても攻撃的な性格をしているため犯人だけでなく一般人にも暴言を吐くことがあるようです。刑事らしくないミニスカートという格好を好んでいます。優秀な刑事ですが、自分は絶対に正しいという自分に自信を持ちすぎるという危険な性格をしていました。

SEVEN-Oを取りまとめている刑事のトラヴィス・マーフィーは、ボスと呼ばれており恐れられています。ダンディな雰囲気がある警部ですが、子供っぽい性格も持ち合わせており、いつも暴走するキリル・ヴルーベリと一緒に取り乱したり、慌てたりすることもありました。基本的におバカなところはキリル・ヴルーベリと似ているとも言われています。権力に弱く、つい尻尾を振ってしまう性格を持っているのでした。

この物語は、2011年4月～9月に全25話で放送された「TIGER ＆ BUNNY」の続編のアニメシリーズプロジェクトとして制作されました。それゆえに、制作会社も同じサンライズによって制作されています。また、TIGER ＆ BUNNYの制作に関わっていた多くのスタッフなどが関わって制作されていることも特徴の一つと言えるでしょう。この物語は、TIGER ＆ BUNNYという作品と深い関りがあるのです。

• 名前：キリル・ヴルーベリ
• 愛称：キリル、オカッパ、ルーキー、カリアゲ
• 役どころ：主人公の一人
• 元の所属：制服警察官
• 現在の所属：SEVEN-Oに異動
• 相棒：ダグラス・ビリンガム(ダグ)とダブルデッカーを組む
• 出身：貧困層の生まれ
• 兄弟：女装好きの兄
• 特徴：女性のような容姿や髪型をしている
• 憧れているもの：ヒーロー

元は制服警察官の仕事をしていたキリル・ヴルーベリは、見た目は綺麗な女性のような顔立ちと容姿をしています。幼い頃からヒーローに憧れていたキリル・ヴルーベリは、ある事件をきっかけにダグラス・ビリンガム(ダグ)と出会い、一緒にコンビを組んで仕事をすることになりました。おちょこちょいで正義感の強い彼は、空回りが多いですが、遺伝子工学においては天才的な頭脳を発揮します。

制服警察官として働いていたキリル・ヴルーベリは、危険な薬物が関係する事件に巻き込まれたことによって、SEVEN-Oに異動して働くことになりました。おっちょこちょいの性格の彼を推薦したのは、相棒となる巡査部長のダグだったのです。彼は、とても優秀なベテランの刑事でしたが、普段はぼ～としたところがあり、普通の中年の男性の雰囲気を漂わせています。オンとオフの切り替えが非常に上手だとも言えるでしょう。

そんな彼には、キリル・ヴルーベリと組む前に相棒がいました。普段冷静に判断をして的確に指示をすることができる彼ですが、昔の相棒が死ぬことになったエスペランサが絡んだ事件に関しては、取り乱し、冷静に対処することができません。それくらい、昔の相棒の死が彼の背中に重くのしかかっているのです。しかし、そんな状況ではお調子者のキリル・ヴルーベリの存在が役に立ちます。

普段は何かと暴走しては迷惑をかけるキリル・ヴルーベリですが、ただの単純バカではありません。表裏のない優しい性格の彼は、仲間のピンチや悩みを放っておけないところがありました。それは、ダグに関しても例外ではありません。普段はいつも助けられているキリル・ヴルーベリですが、ダグがピンチの時には最高の仕事をすることができるのです。彼には隠された才能がありました。

お調子者で暴走気味のキリル・ヴルーベリと、常に冷静に判断して行動することができるダグとの相性は抜群ということができるでしょう。普段は、上司であるダグにからかわれながら、彼の指示に従ってがむしゃらに行動しているキリルですが、そんな彼を見て勇気づけられることもあるようです。かつて一緒に組んでいた昔の相棒との暗い過去を背負っている彼には、キリルは最高のパートナーなのかもしれません。

表裏のないキリルの明るい性格や正義感が強く純粋に突っ走る姿は、ベテランになればなるほど羨ましい要素が含まれているのです。頭脳明晰で、判断力、思考力が優れている彼も若くてひたむきなキリルと一緒に仕事をすることで助けられていることはたくさんありました。

また、普段はおバカな要素が満載のキリルは、遺伝子工学に関しては天才と言われるほどの才能を持っていたのです。無邪気で純粋なキリルと落ち着いた判断ができる優秀なダグは、お互いの短所を補うことができる最高のパートナーと言えるでしょう。

この作品のキリル・ヴルーベリの声を担当しているのは、声優の天崎滉平さんです。彼は、幼い頃から水泳やゴルフ、剣道などをたしなみスポーツ万能で、生徒会長も務めていました。神童を呼ばれるほど成績も優秀だったようです。しかし、高校受験をゴールにしていたため、高校へ入学してからは目標がなくなり、何をしていいかわからず、勉強も手につかなくなってしまいます。

• 本名：天崎滉平(あまさきこうへい)
• 愛称：こうちゃん、あまちゃん、あまたん、あまにゃん
• 所属事務所：アイムエンタープライズ
• 職業：声優
• 生年月日：1990年10月22日
• 出身地：大阪府摂津市
• 声優デビュー：2014年
• 声優デビュー作：月蝕のエゴイストの暁斗役
• 卒業：日本ナレーション演技研究所

そんな時に彼を救ってくれたのが、アニメだったのです。彼はアニメを通して声優という仕事に出会います。自分と同じように苦しんでいる人を救いたいという思いから声優の道を進むことになりました。また、甘いものが大好きな天崎滉平さんは、スイーツを出すカフェでもバイトをされていたそうです。声優デビューを果たしてからは、まだ若いながらも多くの賞を受賞して活躍をされています。

2014年に声優デビューを果たした天崎滉平さんは、その後も多くの仕事を演じ徐々に実力をつけていきました。彼が出演した代表的な作品には、2015年～2017年にかけて演じた機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズのタカキ・ウノ役や、迷家-マヨイガ-のわんこ役、徒然チルドレンの古屋純役、ハイスコアガールの矢口春雄役、アイドルマスター SideM 理由あってMini!の東雲荘一郎役などがあります。

2018年10月～放送されたDOUBLE DECKER! ダグ&キリルのキリル・ヴルーベリ役では、初の主演を務めました。その後は多くの主人公の声優を演じていくことになります。それらの活躍が高く評価された天崎滉平さんは、2019年3月に開催された第13回声優アワードで新人男優賞と歌唱賞の2つも受賞されました。声優としてデビューしてから間もないですが、今後の活躍が期待されている声優の一人でもあります。

幼い頃からヒーローに憧れを抱いていたキリルは、周囲から注目されたり、認められたりしたいという自己顕示欲が強い傾向があります。自分の価値を人に評価してほしいという承認欲求が強いのです。偏った考えを持ちやすく、英雄願望があるため、ヒーローになって活躍したいという願望を抱くのでしょう。しかし、これは人のために何かをしたいという気持ちよりも自己満足の欲求の方が大きいのが特徴です。

それゆえに、大きな困難が訪れると状況を冷静に観察して解決していこうとは思わず、逃げ出す傾向があります。周囲から称賛されたい、褒めて欲しいという自己中心的な考えのため、物事に責任を持って取り組むことができません。計画性もなく、行き当たりばったりな衝動的な行動が多いのも特徴です。

日本では最近ヒーローシンドロームや中二病などとも言われています。ヒーローシンドロームの傾向があるキリルの性格をよく理解しているダグは、それを利用して凶悪犯を捕まえる際のおとりにしていました。2人はお互いの性格を上手に活かすことで、本当に良いコンビとなるのです。

心優しい性格をしているキリルですが、あまり頭は賢くないようです。子供っぽい性格が抜け切れていない、大人になり切れていない大人とも言えるでしょう。それゆえに、自分自身の実力や思考を冷静に見極めることができません。そのため、計画性のない無鉄砲な行動をとっては周囲を混乱させるのです。悪気はないのですが、これによって大きなトラブルに発展する場合もよくありました。

いつまでも大人になり切れない彼は、周囲からの評価を重要視しています。それゆえに、ヒーローシンドロームなどの傾向があるのです。一緒に行動を共にしているダグは、冷静に物事を見極められる優秀な頭脳を持っているため、彼の性格をよく理解した作戦を立てることができます。それゆえに、凶悪犯を捕まえる際も彼の性格を利用している場面が第1話でも登場していました。

あまり頭脳派ではない彼は、ダグにいいように操られていることも気付かず凶悪犯のおとりにされることもしばしばあります。凶悪犯の注意を引いて時間稼ぎをする任務を与えられた時も、彼がとっさに思いついたのは全裸になって気を引くことでした。子供でも全裸になって気を引こうとは思わないでしょう。このことからも彼はあまり頭脳戦は向いていないと言えるかもしれません。しかし、遺伝子工学に関しては天才的な頭脳があります。

おっちょこちょいで突っ走る性格のキリルは、名セリフや名言を残しています。彼が残した名セリフや名言をご紹介しましょう。彼は、第1話の冒頭で上記のようなセリフを残しています。しかし、そのような物語にはなりませんでした。彼は、危険な薬物が関わっている事件に巻き込まれたことで運命がガラッと変わってしまったのです。それによって、制服警察官として働いていた彼は、SEVEN-Oで働くことになります。

幼い頃から世の中を救うヒーローに憧れていた彼は、あらゆる妄想をしていました。時には学校にテロリストが現れて、そのテロリストと戦いヒーローらしくやっつけるなどの妄想をしていたのです。ある日、その妄想が現実となった彼は、上記のようなセリフを思わず口にします。妄想通りの展開にワクワクしている彼でしたが、その事件を解決する手段や対策は一切考えていなかったのです。お調子者の彼らしいと言えるでしょう。

ヒーローに憧れているものの犯人と遭遇した際の具体的な対策までは考えが及ばない彼は、面白いセリフをたくさん残しています。彼らしいセリフの一つに上記のものがありました。彼は、凶悪犯を前にして相棒のダグから時間稼ぎをするように指示を出されます。その時とっさに行ったのは全裸になることでした。さらに彼は、上記のセリフを凶悪犯に堂々と言い放ちます。凶悪犯の方が困惑するセリフや行動と言えるでしょう。

この物語は第1話から注目を集めることになります。突っ込みどころ満載のキリル・ヴルーベリからは、多くの面白いセリフが飛び出していました。さらに、彼の声を担当した天崎滉平さんも今話題の声優ということで、おすすめするコメントが多く出ています。彼の面白いキャラと声優の魅力的な声によって、より魅力的なキャラクターに仕上がっていきました。第1話から注目を集めるのはさすがと言えるでしょう。

一見美しい女性だと勘違いしてしまいそうなキリルのキャラに、この物語を見てファンになり、コスプレをする人は意外と多いです。彼の衣装を手作りして着ている人もいました。それくらい、彼のキャラクターや面白いセリフに注目が集まっているようです。凶悪犯を捕まえるシリアスなシーンもありますが、彼のおちゃらけたキャラクターと面白いセリフが場を緩ませ、魅力的な物語となって多くの人を楽しませていきました。

最近は、この物語に登場している彼のような一見女性と勘違いするような色白で美しい男性のキャラが人気のようです。そのキャラクターの魅力に虜になってコスプレをしている人も多くいました。さらに、彼の似顔絵を描いたり、彼の衣装を作ったりしている人もいます。最近は男らしい男性も魅力ですが、女性のように美しい男性も人気があるようです。

女性のように美しい顔と容姿を持ったキリル・ヴルーベリは、幼い頃からヒーローを夢見て生きていました。世界の平和を守るために制服警察官として働いていましたが、ある事件をきっかけに危険な薬物を取り締まっているSEVEN-Oに配属されることになります。事件をきっかけに出会ったベテランのダグとコンビを組むことになった彼は、持ち前の正義感と単純な性格を武器に様々な犯人と向き合うことになりました。

彼のユニークなキャラクターは多くの人を和ませていきます。裏表のない優しい性格は、相棒の心の闇も癒していました。突っ走る性格のキリルと冷静で的確に行動することができる、思考速度も早いダグとのコンビは最強だと言えるでしょう。さらに、彼には女装好きな兄がいたり、遺伝子工学に関しては天才的な頭脳を持っていたり、キリルの魅力は一言では語りつくせないようです。