【ラディアン】セトの正体と過去を考察！能力・角の秘密や声優も紹介

ラディアンはとても人気の王道ファンタジー漫画として注目を集めています。ここでは、そんなラディアンの主人公・セトについての様々な情報をまとめていきます。ラディアンの主人公・セトは、角のある魔法使いでその正体や能力はまだ謎に包まれています。セトの角の秘密や能力について考察していく前に、ラディアンの作品情報を詳しく紹介していきます。

ラディアンは、フランス人の人気作家、トニー・ヴァレントによるファンタジー漫画です。フランスにおける漫画といえば、全編がカラーページで描かれる芸術作品、バンド・デシネのイメージがあります。トニー・ヴァレントによるラディアンは全編白黒で描かれ、構図も日本の少年漫画の要素を多く取り入れており、バンド・デシネとはまた違った魅力を持った漫画作品となっています。

ラディアンの単行本はフランス本国では2013年に発売されています。人気を集めたラディアンが、日本にも輸入される事となり、2015年に日本語翻訳版が発売されています。ユーロマンガコレクションというレーベルから発売されたラディアンは、日本国内でも人気作品となりテレビアニメ化も果たされました。ラディアンのテレビアニメは、NHK・Eテレにて2018年10月6日から翌年2月23日まで第1期が放送されました。

ラディアンのテレビアニメは2019年の10月2日から第2期も放送されています。アニメ化される事によってさらに多くのファンを取り込んでいるラディアン。主人公・セトが一人前の魔法使いを目指して冒険する王道なストーリーとなっています。明るく王道な作風のラディアンですが、「差別」や「排斥」といった、深くて重いテーマも込められています。このテーマの重さも、ラディアンの魅力の一つとして注目されています。

主人公・セトの活躍する、ラディアンのあらすじを紹介していきます。ラディアンの世界は、空中に島や大陸が浮かび、雲海に覆われてます。人々はそれぞれの島で平和に暮らしていますが、時折空から落下してくる謎の怪物・ネメシスの脅威にもさらされていました。ネメシスは強力な怪物なので普通の人間には倒すことが出来ず、対抗できるのは魔法使いだけでした。しかし、魔法使いは「感染者」などと迫害され嫌われてもいました。

ラディアンの主人公・セトは、田舎町ポンポ・ヒルズで暮らしていました。、魔法使いの師匠であるアルマの下で修業に励んでいるセトでしたが、深く考えずに行動する活発さからトラブルを起こしてしまう事も多い少年です。ある日、ポンポ・ヒルズにネメシスの卵が落下してきます。立派な魔法使いを目指してるセトは手柄を立てようとしますが、卵からネメシスを目覚めさせてしまうのでした。

なんとかネメシスを対峙することが出来たセト。しかし、ただ現れたネメシスを倒しているだけでは、人々を救うことは出来ないと思い知ります。そんなセトは、ネメシスがラディアンという場所からやってくるという噂を耳にします。ネメシスの巣・ラディアンを破壊することを決意したセトは、師匠アルマの元を旅立っていくのでした。

ラディアンの主人公・セトのプロフィールを紹介していきます。セトは頭に角が生えた少年で、半人前の魔法使いです。師匠アルマと共に生活しています。アルマと共に暮らしているセトですが、いじめや迫害をうけた過去を持っており、そのたびに住む場所を転々としていました。しかし、セト自身は非常に明るく快活な性格をしている少年です。ツンツンの髪型や半袖半ズボンの服装など、活発で元気なキャラクターです。

セトは半人前の魔法使いですが、素手で魔法を使う能力を持っています。ラディアンの世界では、魔法使いは杖などのアイテムを使用して魔法を使っています。素手のまま魔法が使える能力は魔法使いの中でも非常に珍しいものです。その為、セトは迫害されてしまわないように、素手で魔法が使える能力は普段は隠しているのです。

セトは伝説の地・ラディアンを目指して冒険に旅立っていきます。その目的は、ネメシスの巣を破壊してしまう事です。どこからともなく現れて人々を襲う厄介なネメシス。魔法使いしか対抗できない為、セトの師匠アルマもネメシス対峙で生計を立てています。しかし、魔法使いは人々から忌み嫌われている為、感謝される事もありません。しかし、それでもセトは人々を救うため、ネメシスの巣を破壊するために旅立つのでした。

セトには、ポンポ・ヒルズで唯一仲良くしてくれた友人・トミーがいます。優しい少年であるトミーはセトの魔法が見たいと思い、一度森で魔法を使おうとした事がありましたが、大惨事となってしまいます。魔法使いは忌み嫌われており、ポンポ・ヒルズの人々もセトを快く思っていません。しかし、トミーだけは魔法使いを差別すること無く、セトとも友好的に接していました。

ネメシスを対峙するため、ポンポ・ヒルズから旅立ったセト。そんなセトには様々な仲間が出来て行きます。まず、ラディアンのヒロインとなるメリです。メリはドリルロールのような髪型をしている可愛らしい少女です。お淑やかで丁寧な性格をしているメリは防御魔法が得意な魔法使いで、アルテミス学院の生徒です。魔法が使える代償に、ストレスを感じると乱暴な口調になってしまいます。

もう一人セトの仲間になるのがドクです。ドクはアルテミス学院に務めている小太りな男性で、研究者として働いています。危険な仕事を嫌がる臆病な性格をしています。セトは、メリ・ドクといった仲間たちと共に、ポンポ・ヒルズの外の世界でラディアンを目指し冒険を繰り広げていきます。

ラディアンの正体については、ネメシスなのではないかと考察されています。その理由は、セトの頭に角があるからです。また、セトは道具を使用せずに魔法を使う能力も持っており、この能力からもネメシスに近い存在なのではないかと考察されています。ネメシスそのものではなくても、ネメシスの要素を取り込んでいると考えられています。

セトは人々を救うため、ネメシスの巣・ラディアンを破壊するために旅をしています。セトは魔法使いとネメシスの間の存在だとも考えられており、人々と魔法使いが共存するための懸け橋になる存在ではないかとも予想されているのです。

ラディアンの主人公・セトは、辛くて悲しい過去を持っているキャラクターです。幼少期からアルマと一緒に暮らしているセトでしたが、アルマがいない間に村の子供にいじめられてしまいました。その時、セトは魔法を暴走させてしまい、村の子供に大けがを負わせます。村人はセトを恐れて、火あぶりにしようとしたのでした。アルマによって助けられましたが、セトは子供の頃から辛い迫害を受けているのです。

セトとアルマは、過去のある事件に巻き込まれ出会っています。アルマは記憶を失った状態でセトを抱いて立っており、これが二人の出会いとなります。炎に包まれて立っていたアルマは、なぜ自分がセトを守っていたのかも思い出せません。その後アルマはセトを育てていき、自分の子供のように大切に思うようになります。

ラディアン作中で、セトは暴走を起こしてしまうシーンがあります。アニメで言えば第18話に登場した、セトの暴走するシーン。セトは頭に角があるために迫害を受けていた悲しい過去があります。角がある事でその正体に関心も集まっていました。セトが暴走してしまうのは、頭の角にも関係があると考察されています。暴走したセトは、見習いの魔法使いとは思えない、すさまじいファンタジアの量で敵を圧倒します。

まるで獣と称される程、激しい暴走を起こしたセト。正体と過去の項目でも前述していますが、正体はネメシスなのではとも考察されているセトなので、暴走を起こすのもその正体や能力に関係していると考えられています。セトは過去にもファンタジアを暴走させ、村人から迫害されてしまった事もあります。セトのファンタジアの暴走は、彼の正体に深く関わる要素であると考えられています。

ラディアンの主人公・セトは、角がある事が特徴的な少年です。角がある事で迫害された過去も持つセト。セトの正体はネメシスと深く関係しているのではないかと考えられているのですが、角がある事も重要な要素とされています。ラディアンにはピオドンという角があるキャラクターが登場し、セトの兄貴であると告げています。まだその正体が不明なままのセトですが、角の秘密は今後明かされていくと予想されています。

アニメ・ラディアンで主人公・セトの声を担当した声優情報を紹介していきます。セトの声を担当した声優は、花守ゆみりです。花守ゆみりは今注目の人気若手声優です。少女の役から少年の役までこなしている演技派声優でもあります。花守ゆみりは、1997年9月29日生まれの女性声優で、神奈川出身です。所属事務所はm＆iです。

今人気の女性声優・花守ゆみりは、幼少期から小学校4年生までバレエを習っていました。その後はテニスもしていた活発なスポーツ少女でしたが、膝を怪我してしまいます。中学生の頃にアニメにはまりだし、友人の応援もあり声優に興味を持つようになります。中学3年生の頃、第2回ぽにきゃん声たまオーディションに参加し、審査員奨励賞を受賞していました。

ラディアンの主人公・セトの声を担当した声優・花守ゆみりのその他の主な出演作を紹介していきます。「結城友奈は勇者である」の三ノ輪銀役、「あんハピ♪」の花小泉杏役、「ゼロから始める魔法の書」のゼロ役、「エガオノダイカ」のユウキ・ソレイユ役など、様々な人気キャラクターの声を担当しています。

ラディアンの主人公・セトに関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。ラディアンのセトに関しての感想では、主人公としてとても好きなキャラクターだという声が多くなっています。王道ファンタジー漫画であるラディアンの主人公、セトは表裏のない性格で非常の主人公らしいキャラクターとなっています。少年漫画の主人公らしい明るく頼もしいセトは、その冒険を応援したくなるとして、好感度の高いキャラクターです。

ラディアンの主人公セトに関しては、カッコよさも可愛さも持っているキャラクターだという感想も多くなっています。一人前の魔法使いに憧れているセトは、元気いっぱい頑張る少年らしい性格をしています。深く考えずに行動する素直なセトは可愛いとも評されており、カッコよさと可愛さ両方の魅力があるキャラクターです。主人公として非常に人気の高いキャラクター・セトの活躍はファンから楽しみにされています。

ラディアンのセトに関しての感想では、彼の成長が見ていて楽しいと言った感想もあります。少年漫画の主人公といえば、その作品を通して成長が描かれていくものですが、ラディアンのセトも半人前からの成長が深く描かれています。半人前の魔法使いであるセトは、修行や仲間な地との冒険、強敵との戦いを通して、どんどん立派に成長していくのです。そんなセトの姿は応援したくなると高評価を集めています。

ラディアンのセトに関しての感想では、ヒロインメリとの関係が好きだという感想も多くなっています。大切な仲間として一緒に旅をしているセトとメリ。そんな2人が衝突した後で仲直りするシーンは、多くの視聴者の心に響いています。

ここでは、今注目の漫画作品・ラディアンの主人公・セトについての様々な情報をまとめました。セトは一人前の魔法使いを目指している、活発で明るい少年です。しかし、そんなセトの過去は迫害を受けてきた悲しいものです。ラディアンの主人公・セトは素手で魔法が使える等の不思議な能力も持っています。時に魔法を暴走させているセトは、その能力や正体に謎を抱えていました。

ラディアンの主人公・セトの声を担当した声優情報も紹介しています。ラディアンは王道のストーリーを描きながらも、差別などの深いテーマも含んでいる人気作品です。是非、ラディアンをチェックして、主人公・セトの大冒険を楽しんでみてください。