ラディアンはフランス発のおすすめ漫画!登場人物やあらすじ・感想ネタバレ

皆さんはラディアンという漫画・アニメをご存知でしょうか?フランス発の作品であるラディアンは、アニメ大国の日本でもじわじわと人気を集めています。しかしまだまだラディアンを知らない方もいるでしょうから、今回はフランス発の名作であるラディアンを紹介します。漫画とアニメとの違いにも触れながら、登場人物やあらすじや感想などラディアンについて様々な事をネタバレして掘り下げていきます。

ラディアンはフランス発のおすすめ漫画!登場人物やあらすじ・感想ネタバレのイメージ

目次

  1. ラディアンはフランス発のおすすめ漫画!
  2. ラディアンの漫画の登場人物
  3. ラディアンの漫画の作者とは?
  4. ラディアンの漫画に関する感想や評価
  5. ラディアンの漫画のあらすじや登場人物まとめ

ラディアンはフランス発のおすすめ漫画!

アニメ大国である日本では、漫画やアニメに触れる機会が沢山あります。そんな中、実は最近フランス発の作品がじわじわと人気を集めてきています。そこで今回は、フランス発のおすすめ漫画であるラディアンの内容やあらすじをネタバレしていきます。

ラディアンはファンタジー漫画

ラディアンは魔法と冒険をテーマにしたファンタジー漫画で、フランス人の作者トニー・ヴァレントが日本漫画をモチーフにして作りました。またラディアンには魔法だけでなく、様々な架空の生き物も登場します。更には冒険の途中に立ち寄る村や町においても、空に浮いている島など独自の世界観が広がっています。

フランス人の作品よりも少年マンガ

ラディアンの作者であるトニー・ヴァレントは、フランス人ながら日本漫画に影響を受けてきました。ドラゴンボールを始め数々の日本漫画を読んできて、いずれは日本の少年漫画のような作品を作る事を目指すようになりました。そして完成した作品こそがラディアンです。書き終えた当初は真島ヒロの「FAIRY TAIL」に類似していた部分がありましたが、知人の指摘により完成時には省かれています。

ラディアンのあらすじネタバレ

いよいよラディアンのあらすじを、ネタバレしていきます。魔法能力を持つ少年セトは、師匠アルマのところで修行をつけてもらっていました。ある時村にネメシスという怪物が襲ってきたので、辛くもセトはネメシスを退治しました。そしてセトはネメシス退治をきっかけに、本当の平和を手に入れるためネメシスの巣を破壊する旅に出る事にしました。

内容が濃ゆい

ラディアンは日本の少年漫画に近い作品なので、ネタバレでも違和感が無かったように日本人にも読みやすい内容に仕上がっています。しかしラディアンは、ただの少年漫画ではありません。差別や排斥などをテーマとしており、コミカルな内容の中で社会へ問題提起を行っている実に深い作品となっています。

ラディアンのアニメ作品情報

ラディアンの作品情報やあらすじをネタバレしたところで、続いてはアニメの情報について掘り下げていきます。ラディアンのテレビアニメの第1シリーズは、2018年10月6日~2019年2月23日までNHK Eテレで放送されていました。それでは、第1シリーズの主題歌やスタッフを紹介します。

ラディアンの主題歌

ラディアンのオープニングテーマは、4人組のロックバンドの04 Limited Sazabysの「Utopia」です。またエンディングテーマは福岡県出身のギターロックバンドのポルカドットスティングレイの「ラディアン」です。かっこいいオープニングとポップなエンディングは、どちらもラディアンの世界観が上手く表現されています。

ラディアンのスタッフ

NHK Eテレで放送されたラディアンは、暗殺教室などでお馴染みの岸誠二が監督を務めました。またシリーズディレクターは福岡大生、シリーズ構成は上江洲誠が担当しました。キャラクターデザインの河野のぞみや音楽担当の甲田雅人などの尽力により、フランス人の作者トニー・ヴァレントも認めるラディアンのアニメが完成しました。

漫画とアニメの違い

ラディアンの内容のネタバレにもなりますが、漫画とアニメを比較するといくつか違いがあります。フランス人の作者トニー・ヴァレントの作品の中で重過ぎた部分などは、アニメ化に伴い明るい表現に変えられています。主人公のセトに友達が居たり村の規模が大きく描かれているなどの細かいところだけでなく、アニメオリジナルのエピソードも取り入れています。

アニメワールド | ラディアン

ラディアンの漫画の登場人物

フランス人原作のラディアンという作品のあらすじやアニメとの違いをネタバレしてきましたが、どのような感想を抱きましたか?ラディアンに興味が湧いてきたところで、次はラディアンの魅力的なキャラクター達を紹介します。ラディアンの個性的なキャラクターについて、ストーリーとリンクさせてながら説明していきます。

登場人物①セト

ラディアンの主人公のセトは、元々世界一の魔法使いになる為にアルマの下で修業していました。そして村に現れたネメシスと呼ばれる怪物を退治した事をきっかけに、ネメシスの巣であるラディアンを目指す旅に出ました。魔法使いは感染者と呼ばれて迫害されてしまう風潮なので、感染者も受け入れられる世界に変える事もセトは目標の1つにしています。

登場人物②メリ

ラディアンのヒロインのメリは普段は明るく優しい穏やかな性格ですが、緊張状態が高まると気の強いもう1つの人格に変わります。アルテミス学院に所属している魔法使いで、研究者のドクとお供のミスター・ボブリーと一緒に行動しています。人格によって得意とする魔法の種類が変わる体質で、普段は防御魔法を得意としていますが人格が変わった時には攻撃魔法の方が得意になります。

登場人物③ミスター・ボブリー

ミスター・ボブリーは、ヒロインのメリのお供として登場します。羊のような角・鳥のような嘴・コウモリのような翼と尾を持っている妖獣で、意思疎通を図る時には「ピュイ」と鳴きます。表情豊かで可愛らしく、メリにとっては友人でありペットのような存在でもあります。

登場人物④アルマ

アルマは、主人公のセトの師匠兼親代わりです。魔法使いとしての能力は高く、一人前の魔法使いなのでハンターという役職に就いています。親代わりとしてセトを叱る事も多々ありますが、セトの幸せを一番に願っていて数々の助言をしてきました。

登場人物⑤ドク

ドクは、主人公のセトとヒロインのメリと行動を共にしている魔法使いです。セトと同じくネメシスに触れた事から魔法使いとなりましたが、アルテミス学院には研究者として所属しています。面倒くさがり屋で臆病な性格をしていますが、いつも破天荒なセトに巻き込まれて苦労が絶えません。

登場人物⑥ドラグノフ

異端審問官の隊長であるドラグノフは、魔法使いなどの異端者と呼ばれる人間を捕まえる仕事をしています。しかし他の異端審問官とは違い、魔法使いの取り締まりよりも市民の安全を第一に考えています。ラディアンを目指しているセトの事をマークしており、これまでにも何度も登場しています。

登場人物⑦ヤガ

ヤガは、主人公のセトの第2の師匠です。アルテミス学院でヤガの情報を手に入れたセトは必死に探し回り、意外にも近くに居たヤガに出会う事が出来ました。そしてヤガは、まだまだ未熟なセトの修行をしてくれました。13人の魔法使い団のメンバーで、セトと出会う以前からアルマとは知人関係でした。

登場人物⑧マスター・ロード・マジェスティ

マスター・ロード・マジェスティは、アルテミス学院を創設した魔法使いです。黄色い猫の姿なので一見可愛らしいですが、性格は自分本位で悪賢いところがあります。マスター・ロード・マジェスティの身勝手な言動は、しばしばアルテミス学院の人々を巻き込んでいます。

登場人物⑨グリム

主人公のセトがアルテミス学院からの仕事でランブル・タウンを訪れた際に遭遇した魔法使いで、その後も何度か遭遇する度にセトを助けてくれました。魔法使いとしての能力は高く、剣を出現させて振り回して攻撃します。謎の部分が多いキャラクターでもあり、理由は判明していませんが全身を包帯で覆っていて出血する事を極端に嫌っています。

登場人物⑩ミス・メルバ

ミス・メルバはアルテミス学院のカフェで働いている女性です。パパと呼んでいる人形を右手につけており、性格は明るく天然なところがあります。カフェで独特な飲み物を提供する困った一面もありますが、ドクはそんなミス・メルバに恋心を抱いています。

登場人物⑪コンラッド・ド・マルブール

コンラッド・ド・マルブールは異端審問官の1人で、ランブル・タウンで隊長を務めています。外見は長い髭が特徴的なキャラクターで、目的を達成するためには子供相手でも容赦しないという冷酷非情な性格をしています。魔法使いと移民の徹底的な排除を望んでいて、様々な事件は魔法使いと移民の仕業だと住民を煽りました。

登場人物⑫タジ

タジは、主人公のセトがランブル・タウンを訪れた際に出会った少年です。タジとその家族は移民のため以前から迫害を受けてきましたが、一時避難時にタジがネメシスの感染者となってしまい更に状況は悪化しました。ネメシス討伐を目指すセトのために、ネメシスの元へ案内すると申し出てくれました。

登場人物⑬ハーメリーヌ

ハーメリーヌは、ランブル・タウンで一連の事件を起こしていたネメシス使い(ドミトール)です。幼き頃から感染者だったハーメリーヌは、コンラッド・ド・マルブールの策略に嵌められてしまいました。そして理解者だったオクシュマレ准尉と仲間を失いネメシスと生活を共にしながら、ランブル・タウンを崩壊させるという復讐心を抱いて生きてきました。

登場人物⑭ピオドン

ピオドンは、フードを被った謎のキャラクターです。ランブル・タウンでハーメリーヌと戦っていた時に、意識を失ったセトのピンチを察知して駆け付けてくれました。その後セトの兄という事を明らかにしますが、まだまだ人物像や目的など詳細は分かっていません。

登場人物⑮フォン・ツェペシュ

フォン・ツェペシュは異端審問官の1人で、ランブル・タウンで主人公のセトと戦いました。冷徹な性格で、簡単に人の命を奪う非道さを持っています。セトを窮地に追いやった張本人で、最終的には暴走したセトに倒されてしまいました。

登場人物⑯トルク

トルクは、ランブル・タウンでハーメリーヌを斬り倒し暴走しているセトと戦いました。異端審問官の中でも最強だと言われているキャラクターで、将軍職に就いています。戦闘スタイルは剣術中心で、暴走しているセトにも引けを取らない強さです。

登場人物⑰リゼロッテ

リゼロッテは異端審問官の1人で、サントーリ達と共にセトとの戦いに加勢するために駆け付けました。パンク系の服装をしていて、隊長を務めているキャラクターです。第1シリーズでは活躍する場面は少なかったですが、今後登場した際に詳細が明らかとなるのかもしれません。

登場人物⑱ウルミナ・バグリオーレ

ウルミナ・バグリオーレは異端審問官の1人で、サントーリ達と共にセトとの戦いに加勢するために駆け付けました。長い金髪と女性らしい仕草が特徴的で、少佐を務めているキャラクターです。リゼロッテと同様に能力などの詳細は明らかとはなっていませんが、今後も登場する可能性は高いでしょう。

登場人物⑱サントーリ

サントーリは異端審問官の1人で、リゼロッテ達と共にセトとの戦いに加勢するために駆け付けました。奇跡の人とも呼ばれるサントーリは、いかにも魔法使いというような服装をしています。戦闘スタイルは、トルクとは違い遠距離攻撃を得意としているようです。

登場人物⑱ボス

ボスの本名はドン・ボスマンで、ブレイブ・カルテットのリーダーをしているキャラクターです。ネメシスと遭遇した主人公のセトの前に現れて、あっという間にネメシスの動きを封じました。その後セトからネメシス退治に誘われたので、ブレイブ・カルテットの仲間と共にセトの誘いに乗りました。しかし感染者として迫害される一方で時に利用される事に嫌気が差していたボスは、実際には人間を助ける気など全くありませんでした。

登場人物⑱ナレーション

ラディアンのナレーションの担当は、声優の速水奨です。速水奨はその声質からイケメンキャラクターに抜擢される事が多く、ドラゴンボールZのザーボン役やBLEACHの藍染惣右介役を演じてきました。深みのある速水奨のナレーションが、ラディアンの世界観を引き立たせています。

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ラディアンの漫画の作者とは?

ラディアンのアニメのあらすじネタバレやキャラクター紹介を読んで、どのような感想を持ちましたか?差別や排斥などの重い内容をテーマにしていますが、コミカルに描かれていて大変観やすい作品に仕上がっています。ここからはラディアンの漫画について説明していきます。

作者はトニー・ヴァレント

ラディアンの作者は、フランス人のトニー・ヴァレントです。様々な日本漫画に魅了されて、日本風のバンド・デシネ作品を手掛けるようになりました。これまでにもいくつかの作品を出版してきましたが、ラディアンの反響が最も大きくトニー・ヴァレントにとって代表作となりました。

バンド・デシネの作品の例

バンド・デシネとは、フランスやベルギーなどの地域固有の漫画の総称です。その歴史は古く、スイスで19世紀に活躍していたロドルフ・テプフェールの作品が起源になったと言われています。ベルギー人のエルジェの代表作「タンタンの冒険」などの作品は、日本だけでなく世界中に影響を与えています。

漫画との出会い

以前のインタビュー情報によると、作者のトニー・ヴァレントは鳥山明の作品をきっかけに数々の日本漫画を愛読しています。特に気に入っているのは「ONE PIECE」や「鋼の錬金術師」で、日本の漫画家の村田雄介を尊敬しています。今のトニー・ヴァレントの作品があるのも、鳥山明の代表作である「ドラゴンボール」のお蔭だとトニー・ヴァレント自身が公言しています。

ラディアンの漫画に関する感想や評価

ラディアンのあらすじネタバレや作者トニー・ヴァレントの情報を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?それでは最後に、世間でのラディアンの感想と評価を紹介します。フランス発の漫画ラディアンは、日本ではどんな感想や評価があるのでしょうか?

こちらはラディアンのアニメを観た感想が書かれているツイートです。作画も雰囲気もポップな感じのラディアンという作品に込められた奥深さに気付いて、とても感動したようです。特にハーメリーヌの話は、このような感想が多く寄せられています。

こちらはラディアンの内容だけでなく、主題歌の感想も書いてあるツイートです。ラディアンは内容だけでなく、曲の良さも相まって神アニメと評価されています。こういった感想・評価が広まっているので、日本でも徐々に人気を集めつつあります。

こちらは、ラディアンの声優陣に対する感想のツイートです。メインキャラクターであるセト役の花守ゆみりやメリ役の悠木碧のみならず、アルマ役の朴璐美やマスター・ロード・マジェスティ役の山口勝平も非常に有名です。ラディアンのアニメ化に対するテレビ局側の熱意が感じられます。

ラディアンの漫画のあらすじや登場人物まとめ

フランス発の作品であるラディアンのあらすじネタバレや作者について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?あらすじだけでは伝わらない部分もあるかもしれませんが、世間の感想にもあるようにラディアンは非常に奥深い作品です。あらすじを読んで興味を持った方は、ぜひラディアンの漫画やアニメを堪能して下さい。

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