【プリパラ】紫京院ひびきは男装の麗人！緑風ふわりとの関係や過去とは？

アニメ「プリパラ」は神アイドルを目指す女の子たちの奮闘を描いた作品で、同名のアーケードゲームが原作です。アニメ「プリパラ」は第1期が2014年7月から2017年3月に放送、第2期が2017年4月から2018年4月に放送されました。そして、第3期は2019年10月から放送中（2019年11月現在）となっています。

紫京院ひびきはパプリカ学園の高等部に通う1年A組の生徒で、ヨーロッパラ（ヨーロッパ）のプランス（フランス）、ペルサイユ（ベルサイユ）出身。学園の創始者でありパプリカ財閥の会長である祖父を持ち、紫京院ひびき自身も学園長代理を務めています。誕生日は世界演劇の日とされる3月27日、血液型はB型、好きな食べ物はガトーショコラです。

好きな色は紫色でタイプはセレブ、愛用しているブランドはBrilliantPrinceとなっています。なお、語尾は苦手であるため使用していません。紫京院ひびきは7歳の頃から少年モデルとして活動しており、高校生になってからは「最高のプリンス」「Mr.イケメンユニバースオブザイヤー」などと称されモデルに加えて映画スターとしても活躍しています。

さらに、容姿端麗で頭がよく、スポーツも出来て立ち居振る舞いはエレガント。そして自身の美しさに酔いしれるナルシストではありますが温厚な性格で、表向きは気さく、女性に紳士的であるため、女性からの人気が凄まじいアイドルです。

紫京院ひびきは世間的には気さくで女性に優しい紳士的なイメージですが、実は理想を持っています。そして、それの実現のためには歯向かうものを容赦なく切り捨て、プリパラに革命を起こそうと企んでいる人物でもあります。

その目的のためなら情け容赦しないのはプリパラの仲間に対しても同じで、利用目的で緑風ふわりを上手く口実をつけて呼び出したり、北条そふぃやファルル、東堂シオンをありとあらゆる手段を使って手駒にしようとしたりしています。そんな紫京院ひびきは「怪盗ジーニアス」を自称しています。

怪盗ジーニアスとは紫京院ひびきがアイドルとしてデビューするまでの間扮装していた仮の姿で、怪盗ジーニアスの正体が紫京院ひびきだと真中らぁらたちが知ったのは初登場から3ヶ月後でした。

怪盗ジーニアスのジーニアスは「天才」という意味で、紫京院ひびきは怪盗ジーニアスとして、コズミックオムライスダ／ヴィンチとドレッシングフラワーの所有するドリチケを強引に盗んだりしていました。そして、みんな友達を謳う真中らぁらを敵視するなど、作中で悪のラスボス的な存在感を見せつけています。

実は怪盗ジーニアスだった紫京院ひびきにはもう1つの秘密があります。女性たちを次々に虜にし、男性アイドルとして芸能界で華やかな活躍を見せている紫京院ひびきは、世界的に「理想のプリンス」と認定されていますが、実は女性という隠れ性別の設定を持っているのだそうです。怪盗ジーニアスに男装の麗人、さすが「この世は嘘とまやかし」と語る紫京院ひびきなだけに秘密が多いようです。

紫京院ひびきは、緑風ふわりを人目見た瞬間から気に入り、緑風ふわりに対して「僕のプリンセスになって下さい」と声をかけて誘い、プリンセス候補として推しました。そして、緑風ふわりが推薦を断った後も、紫京院ひびきはずっと緑風ふわりのことを気にかけていました。紫京院ひびきにとって、それほどまでに緑風ふわりは特別な対象なのです。紫京院ひびきが緑風ふわりに惹きつけられた理由は何でしょうか？

緑風ふわりは、アルプスの大自然で育った女の子で、動物や植物と戯れることが大好きな心優しい性格をしています。そのため、緑風ふわりの弱いものの声にも熱心に耳を傾け、嘘偽りがまったくない素直さが、偽りの世界で行きてきた紫京院ひびきの心を溶かし、彼女が人を信じられないことによる虚しさを緑風ふわりの笑顔が一瞬で埋めてくれたのではないかと言われています。

結果、緑風ふわりは友情パワーで紫京院ひびきの心を救い、紫京院ひびきに自分が真に欲していたのはプリンセスではなく、トモダチの存在だったと悟らせることもできました。辛い過去に囚われ、トモダチ同士の馴れ合いを嫌っていた紫京院ひびき。緑風ふわりは彼女が真に欲していた最も大事なトモダチなのです。

紫京院ひびきにとって、ファルルは紫京院ひびきが愛してやまない「プリパラ」そのものと言っても過言ではない存在だと言われています。そのため、紫京院ひびきはファルルのことを敬っており、彼女の願いなら何でも叶えたいと思っています。そして、ファルルから見た紫京院ひびきは大切なトモダチで、ファルルの方も紫京院ひびきの幸せを願っています。

そのため、ファルルは紫京院ひびきがボーカルドールになることを邪魔します。それは、ボーカルドールであるファルルには決して手に入れることが出来ない普通の女の子としての輝く個性を、紫京院ひびきに手放してほしくないという思いからの行動でした。ファルルは「パルプスのマーガレットも美しい」というセリフを残しています。

これは、紫京院ひびきが性別カミングアウトの際に言った「僕は僕のまま」というセリフを肯定する言葉となっています。残念なことに、ファルルの想いはその時の紫京院ひびきには届ききませんでしたが、その後2人は徐々にトモダチになっていきました。このように、紫京院ひびきとファルルはそれぞれ真逆の願いを持つも、互いに存在を認め合うことができることから、素晴らしい関係だと言われています。

紫京院ひびきは上記の通り、プリパラの「みんなトモダチ」という方針を嫌っています。彼女がトモダチを嫌う理由は何なのでしょうか？紫京院ひびきは自身の性別について問われたとき「この世は嘘とまやかし」と言って明言を避けます。しかし、これは彼女の性別に関してだけでなく、彼女の「トモダチ」に対する考え方も表されているセリフだと考えられています。

幼少期の紫京院ひびきは実家の財産や立場により、媚を売る人間や去っていく人間に大勢出会いました。それまで仲良しだった友達も彼女の家の事情を知った時に一瞬で豹変するのも目の当たりにしました。そのことで、紫京院ひびきは幼心に深い傷を負い、人が信じられなくなったのでした。

そして、この辛い過去とアイドルとしての才能ゆえに実力至上主義となり、誰にも自分の本当の気持ちを見せず、「トモダチ」同士の馴れ合いを極端に嫌うようになったのでした。そのため、プリパラで出会った仲間とトモダチになり、楽しい中で成長していった真中らぁらでは、紫京院ひびきの心を溶かすことは容易ではないのです。

性別を問われても「この世は嘘とまやかし」といって、性別が女性である事を隠し、男性アイドルとして活動してきた紫京院ひびき。元々、幼い頃から彼女は女の子らしいかわいい髪型と服装をしていながら、外で泥だらけになって走り回ることが大好きな少女でした。元から「男」と「女」という性別の既存の概念に囚われず、自身が美しいと思うことに従い、自分が良いと思ったものを身に着けてきたのです。

その結果、7歳のときに少年モデルとして芸能界入りすることになりましたが、紫京院ひびき本人としては周囲を騙すつもりは全くなく、「この世は嘘とまやかし」という信条に基づいて、カメラの前で「理想のプリンス」を演じてきただけなのです。

世間的には性別を偽っていたように思われるかも知れませんが、性別に囚われない紫京院ひびきにとっては大した問題とは思っていません。そして、性別をカミングアウトした直後に「今までも、これからも、僕は僕のまま」と言ったことからもそのことが分かります。

紫京院ひびきのかわいい魅力1つ目はセレパラの提唱です。プリパラの方針ではどんな女の子でもアイドルになることができ、プリパラに入った者はアイドルのランクによって差がなくみんな同じ「トモダチ」という考え方です。しかし、紫京院ひびきは「みんなトモダチ」ではなく「みんなライバル」と思っているので、そんな馴れ合いを進めるプリパラの方針を嫌っています。

そのため、紫京院ひびきは選抜された天才つまり選ばれしセレブのみがアイドルとなり、アイドルたちの交流も同じランク同士でしか行うことができない「セレパラ」を提唱します。ただ、紫京院ひびきはプリパラそのものが嫌いなわけではなく、現在のプリパラが彼女の理想とは違っているというだけのことです。

紫京院ひびきが理想としたのは「セインツ」というアイドルが活躍していた黄金期のプリパラです。彼女はその頃に比べて現在のプリパラの質はあまりにも低いと感じていました。

そこで、紫京院ひびきが提唱した「セレパラ」では中途半端なレベルでは舞台に立つことが許されず、アイドル同士が互いに競い合い、最高のパフォーマンスを観客に提供するというものでした。理想が高いように思えますが、紫京院ひびきの理想も真中らぁらと変わらず、プリパラに対する深い愛ゆえだと言われています。

紫京院ひびきのかわいい魅力2つ目は、彼女がプリパラに与えたものです。一見すると、選ばれたセレブだけが舞台に立てるセレパラを提唱した紫京院ひびきが、プリパラのみんなに与えたものは「絶望」だけのように思えるかもしれません。しかし、彼女のセレパラは意外にも、ぬるま湯につかっているような真中らぁらたちプリパラアイドルたちを本気にさせる効果がありました。

真中らぁらは紫京院ひびきのセレパラ提唱により、みんなが楽しむことのできる従来のプリパラを取り戻したいと本気で思います。そして、真中らぁらたちは「地下パラ」という過酷な舞台上で、自分たちのアイドルとしてのレベルを向上させるため、それまで以上に熱心に活動するようになったのでした。

また、紫京院ひびきが選抜した天才アイドルたちが真中らぁらたちの大きな障壁となったことにより、彼女たちの絶対に諦めない気持ちや努力する大切さが印象的に描かれていました。その結果、アニメ2期で「プリパラ」のストーリーがつまらないものにならなかったのは、主人公たちのアイドルとしての実力を向上させることにつながった紫京院ひびきの功績だと言われています。

紫京院ひびきのかわいい魅力3つ目は、24.5時間テレビです。「24.5時間テレビ」とはタイトルからイメージできるように実在の「24時間テレビ」が元ネタです。番組の目的は真中らぁらたちが100万人とトモチケを交換して盛り上げ、友情パワーを怪盗ジーニアスに誇示することでした。しかし、真中らぁらたちが進行する企画はどれもひどい出来映えで視聴率がみるみる低下していきました。

しかし、そんな24.5時間テレビに対し文句を言いながらも怪盗ジーニアスこと紫京院ひびきは最後まで視聴してくれました。また、紫京院ひびきは語尾やわざとらしいキャラ付けが気分が悪くなるという理由から苦手ですが、このときの紫京院ひびきは体調が悪くなりながらも最後まで真中らぁら達の奮闘を見届けました。このことで、セレパラ改革など以外に紫京院ひびきのプリパラへの愛が感じられたと好評でした。

紫京院のかわいい魅力4つ目は、新シリーズでの活躍です。アニメ第3期の114話「急げ！神アイドルグランプリ」はファンの間で神回と評されるエピソードとなっています。この話で紫京院ひびきは、緑風ふわりとファルルのことをトモダチと認め、新たなチーム結成式を無事終えました。

アニメ「プリパラ」らしさの出た寛大な決着と紫京院ひびきらしい成長、そして、115話の新チーム結成後初めてのライブ開催など、アニメ2期の紫京院ひびきとは異なる一面を見ることができると好評でした。

そして、アニメ「アイドルタイムプリパラ」では紫京院ひびき・緑風ふわり・ファルルで構成されるユニット「トリコロール」として、本格的に登場。現在はギャグ担当という立ち位置のように思えますが、新キャラとの絡みも描かれており、本ストーリーにまた関わって来ることが期待されています。

• 愛称：みつき・斎賀ちゃん・サイガー
• 生年月日：1973年6月12日
• 出身地：埼玉県
• 身長：168cm
• 血液型：AB型
• 職業：声優
• 所属事務所：賀プロダクション
• 活動期間：1993年〜

• 「ロックマンエグゼ」伊集院炎山役
• 「明日のナージャ」フランシス・ハーコート、キース・ハーコート役
• 「ガンダムフォース」翼の騎士ゼロ役
• 「天元突破グレンラガン」ロシウ・アダイ役
• 「咲-Saki-」弘世菫役
• 「海月姫」鯉淵蔵之介役
• 「イナズマイレブンGO」神童拓人役（上の画像）
• 「CØDE:BREAKER」八王子泪役
• 「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」苛虎役
• 「ブラッククローバー」ヘンリー・レゴランド役

こちらは「プリパラ」に登場する紫京院ひびきに関するツイートです。性別に囚われない自分の道を行く紫京院ひびきがかっこいいという感想です。

こちらも「プリパラ」に登場する紫京院ひびきに関するツイートです。バックにある権力を振りかざさず、自分の力で革命を実行していく紫京院ひびきがかっこいいという感想です。

こちらも「プリパラ」紫京院ひびきに関するツイートです。顔も声もイケメンで、歌も演技も上手い紫京院ひびきが最高だと絶賛しており、声優の斎賀みつきさんも高く評価されています。

いかがでしたか？「プリパラ」に登場する紫京院ひびきの性別や正体、その過去やかわいい魅力などをみてきました。紫京院ひびきは天才アイドルにして、デビュー前は怪盗ジーニアスとして活躍しており、女性からの人気の高いキャラクターです。そして、辛い過去から人を信じられなかった紫京院ひびきが、緑風ふわりやファルルとの出会いにより変わっていき、新シリーズではトモダチ認定してチームを結成したことが分かりました。

皆さんもぜひ、アニメ「プリパラ」をみるときは男装の麗人として人気の高い紫京院ひびきに注目してみてください！