漫画パーフェクトクライムのあらすじをネタバレ!原作小説と結末が違う?

漫画パーフェクトクライムは、登場人物たちがお互いの本心を隠して「罠」を仕掛け合いこじれていく、ミステリーのような恋愛ストーリーです。上司との不倫関係から抜け出すことができずに悩んでいた香織の前に現れたのは、香港支社のデザイナーである東雲遥斗でした。強引な遥斗に警戒しつつも惹かれていく香織の恋の行く末を巡るパーフェクトクライムの漫画の結末は、小説と同じなのでしょうか?今回は、漫画パーフェクトクライムの最終回までのあらすじネタバレや、原作小説との結末の違いについてまとめてネタバレ紹介していきます。

漫画パーフェクトクライムのあらすじをネタバレ!原作小説と結末が違う?のイメージ

目次

  1. パーフェクトクライムとは?
  2. パーフェクトクライムの漫画あらすじネタバレ
  3. パーフェクトクライムの漫画は原作小説と結末が違う?
  4. パーフェクトクライムの漫画の魅力
  5. パーフェクトクライムのタイトルの意味や登場人物考察
  6. パーフェクトクライムの漫画に関する感想や評価
  7. パーフェクトクライムの漫画ネタバレまとめ

パーフェクトクライムとは?

漫画パーフェクトクライムは、上司との不倫関係から抜け出すことができず、悩んでいた主人公の香織の前に突如現れた、香港支社のデザイナーである、東雲遥斗との間に始まる、ドロドロ展開から始まるミステリーのような恋愛ストーリーです。ストーリーでは、それぞれの登場人物が「罠」を仕掛け合い、人間関係が目まぐるしく二転三転していきます。

そんな漫画パーフェクトクライムの最終回の結末は、原作小説と同じなのでしょうか?今回は、さまざまな人物の思惑や「罠」が絡み合う、漫画パーフェクトクライムの最終回までのあらすじや、原作小説との結末の違いについてネタバレ紹介していきます。

パーフェクトクライムの原作小説の概要

まずは、パーフェクトクライムの原作小説「Perfect Crime 」の基本情報についてまとめて紹介していきます。パーフェクトクライムの原作小説「Perfect Crime 」は、中島梨里緒が作者の三交社(エブリスタWOMAN)から出版された人気小説です。

パーフェクトクライムの漫画の概要

出版後に大きな話題を集め、大人気となった小説「Perfect Crime 」は、小説を原作として、月島綾によって漫画化されました。漫画としても大人気となったパーフェクトクライムは、2019年1月20日から3月24日まで、ドラマ化も実現されいます。

パーフェクトクライムの漫画あらすじネタバレ

ここからは、気になる最終回までのパーフェクトクライムの漫画のあらすじを、各話ごとに簡単にネタバレ紹介していきます。

1巻あらすじネタバレ

主人公の前島香織(まえじまかおり)は、大手住宅メーカーのデザイン部プランニング課に所属するOLです。3歳年上の上司である冬木拓馬と3年以上も続く、不毛な恋である不倫関係を辞められずに悩んでいました。そんなある日、香織の前に香港支社No.1のイケメンやり手デザイナーである東雲遥斗(しののめはると)が現れます。

仕事上で遥斗とコンビを組むことになってしまった香織は、不敵な笑みを見せ、気を引く言葉をかけてくる遥斗に警戒していたはずでしたが、強引に攻めてくる遥斗にどんどん押し切られ…。

2巻あらすじネタバレ

遥斗の強引な手口に、本意ではないにも関わらずに体を重ねてしまった香織。遥斗に気持ちが揺らぐ香織でしたが、その一方で、長年関係を持ってきた冬木への想いも断ち切る事が出来ずにいました。二人の間に更に気持ちが揺らぐ香織は、遥斗が香織に近づいてきた理由を知って更に苦悩する事になります。

妻との関係を切る気はないという冬木の気持ちに気が付いて傷ついた香織は、ついに冬木との関係を切る事を決意しました。遥斗の次にコンビになったのは、本社No.1の爽やか系デザイナーの小野でした。小野は、遥斗と冬木の事情を知っているらしく、香織に、遥斗が近づいてきたいきさつを明かします。

3巻あらすじネタバレ

10年前に、まだ香港で働いていた頃の遥斗は、冬木の妻である沙織と交際していました。しかし、遥斗と付き合っている最中も冬木に想いを寄せていた沙織は、遥斗に別れを告げて、日本に戻る事になっていた冬木を追いかけて行ってしまったのでした。小野は、この時同じ時期に香港で働いていた為に、冬木と遥斗の事情を知っていたのです。

冬木と沙織が結婚したのを知っても沙織への想いを断ち切れなかった遥斗は、沙織の為に、香織に近づいて、冬木の不倫関係を辞めさせたいと考えていました。事情を知った香織は、無意味な関係を辞めようと、遥斗に別れを告げました。

4巻あらすじネタバレ

沙織を幸せにするためには、自分が香織を落として、香織を潰すしかないと考えていた遥斗でしたが、実際に香織といるうちに、くるくる変わる表情や、プランナーとしての共感点など、飾らないまっすぐな香織の魅力に惹かれて心が揺らぎ始めていました。

本来は、冬木と香織を別れさせた後に、香織と小野をくっつけようと計画していましたが、いつしか、遥斗自体が香織に執着するようになってしまっていました。自身の想いに戸惑い始めて来た遥斗の元に、突然沙織から電話がかかってきます。沙織の話を聞くうちに、自分が香織に「罠」を仕掛けていると思い込んでいた遥斗でしたが、実は自分も「罠」にかかっているのでは?と疑念を抱き始めて…。

5巻あらすじネタバレ

仕掛けていた「罠」が崩壊して、香織と別れる事になってしまった遥斗。そんな遥斗の前に現れたのは、冬木のいとこの加藤千夏でした。千夏は、冬木と香織の関係、東雲と沙織の関係を知っているだけでなく、沙織とも知り合いだった事が判明します。一方、遥斗への想いに気が付いてしまった香織は、この先自身がどうすればよいのかを悩んでいました。そんな揺れる気持ちに付け込もうと、小野が香織にアプローチをし始めて…。

6巻あらすじネタバレ

千夏の陰謀により大きな仕事のミスを犯してしまった香織。香織と共に対応に追われるコンビの小野は、このミスは千夏が故意に起こしたものではないか、千夏は冬木が好きなのではないかと香織に忠告します。千夏は、香織の前であっさりと嫌がらせを認めました。しかし、遥斗は、この事件の黒幕は、千夏の後ろで指示を出していた小野であると突き止めました。小野の本性と、千夏の小野への想いが判明し…。

7巻あらすじネタバレ

千夏の想いや、小野の思惑を受けて更に自身の遥斗への想いを再認識した香織。遥斗もまた、香織への想いに気が付いていました。しかし、遥斗は自分ではなく、香織は小野を選ぶと思い込んでいた為に、自分の香織への想いは閉じ込めようと思っていました。両想いなのに、遥斗と香織はすれ違い始めます。

宇佐美礼子の計らいで、2人の最初で最後の仕事の成果を見に行くことになった香織と遥斗。遥斗への想いを伝えようと思っていた香織でしたが、すれ違う二人の気持ちは交わることなく、遥斗が香港に戻ってしまう事に…。

8巻あらすじネタバレ

香織への想いを胸に閉じ込める事を決めた遥斗は、一人香港へと戻りました。香織は、日本で小野とプランナーの仕事を続けていましたが、片時も遥斗を忘れる事が出来ませんでした。そんな今後を悩み続ける香織に、小野は、「東雲は香港から戻ってくることはおそらくできない」「香織が彼を追っていけば、これまで築き上げてきたキャリアを失う」と告げて…。

仕事と遥斗への想いに悩む香織の気持ちは、激しく揺れ動いていました。社内で開催されたデザインコンペに、No.1をかけて、遥斗も小野も出品していました。二人が出品した作品には、東雲は香織に対しての想い、小野は、東雲に対しての想いが含まれた、3人にしかわからない、温かいメッセージが込められていました。今まで交錯していた三人は、このコンペの授賞式によって、やっとお互いの気持ちが通じ合いました。

9巻あらすじネタバレ

コンペに出品された遥斗の作品を見た香織は、飛び出す形で遥斗に合う為に香港に向かいます。しかし、突然押しかけてきた自分への遥斗の反応が気になって不安に…。不安顔で空港に到着した香織を待ち受けていたのは、小野から連絡をもらって迎えに来た遥斗でした。

驚きを隠せない香織を抱きしめる遥斗。こうして、二人はやっと、お互いの気持ちを確認する事が出来ました。遥斗のマンションで再会と気持ちが通じた事を喜び合う二人でしたが、遥斗が日本に戻れないこと、香織が今の仕事を辞めたくないという現実に阻まれ悩みます。二人は結局、香港と日本でそれぞれが仕事をしながら遠距離恋愛するという道を選びました。

10巻あらすじネタバレ

遥斗と離れて日本で仕事を頑張ると決めた香織の前に現れたのは、クライアントとして部屋のプランを依頼してきた、遥斗に瓜二つなほどそっくりな男、朝日奈でした。朝比奈は、容姿のみならず、希望する部屋のイメージまでも遥斗のセンスにそっくりで…。どうしても遥斗と朝比奈が重なって見えてしまう香織は、激しく動揺してしまうのでした。

二人の関係が気になり、遥斗に家族について尋ねた香織に対して、遥斗は「家族などいない」と答えました。遥斗の複雑な家族への想いを知り、更に悩む香織に急接近する朝比奈。朝比奈に警戒する香織でしたが、言葉巧みにホテルの一室に連れ込まれてしまい…。

パーフェクトクライムの漫画は原作小説と結末が違う?

複雑な「罠」が絡み合い、ハラハラドキドキの展開が続くパーフェクトクライム。遥斗と香織は無事に結ばれるのでしょうか?ここからは、気になる、パーフェクトクライムの最終回の結末を、原作小説と漫画の違いを検証しつつ、まとめて紹介していきます。

パーフェクトクライムの漫画最終回ネタバレ

まずは、遥斗と香織の結末が気になる、漫画版パーフェクトクライムの、最終回のあらすじをネタバレ紹介していきます。

漫画最終回ネタバレ①突然のプロポーズ

パーフェクトクライムの最終回のストーリーは、一年後に移り変わります。その日は、遥斗が一年ぶりに日本に帰ってくる日でした。空港から家までの帰り道、遥斗が突然、香織に「俺がいつか日本に戻ったらさ。俺と結婚してくれる?」と告げます。予想外の遥斗の突然のプロポーズに、香織は、驚いて涙を流しながら快諾しました。香織の返事を満面の笑みで聞いていた遥斗は、そっと香織に口づけました。

漫画最終回ネタバレ②香織の実家へ

結婚の報告を兼ねて、二人は香織の実家に向かいました。両親に会う事をとても緊張していた遥斗でしたが、遥斗をためらいなく家族の一員として迎えてくれた前島家の温かい歓迎に感動し、安堵の笑顔を見せました。遥斗は香織に、自分が仕掛けた「罠」から始まった出会いだったけれど、香織との出会いや、二人で歩んできた一年間は、今までの人生で一番幸せだったと話します。

それに対して香織は、「遥斗はズルい。あなたは優しい人なのか、意地悪なサディストなのか本当にわからないわ」と答えました。このやり取りは、二人の出会いの頃から何度も交わされてきたセリフです。今回も、遥斗の返事はいつもと変わらず、「どっちでもねぇよ」でした。笑い合う二人は、見つめ合い、そっと唇を重ねるのでした。

漫画最終回ネタバレ③エピローグ

香港にいる遥斗の元に、新しい辞令が出ました。これによって、冬木は香港支社長に、小野は、香港支社デザイン部の部長に昇進する事となりました。そして、遥斗には「本社デザイン部 部長」の知らせが届きます。喜び合う遥斗と香織。二人は、日本で初めて出会った場所で、再び出会います。「ただいま、香織」「おかえり、遥斗」と言葉を交わした所で、二人のハッピーエンドとなりました。

パーフェクトクライムの漫画と原作小説の結末の違い

感動的な最終回の結末を迎えたパーフェクトクライムの漫画版でしたが、この最終回の結末の迎え方に小説との違いはあったのでしょうか?ここからは、パーフェクトクライムの漫画と原作小説の最終回の結末の違いを比較検証していきます。

実は、パーフェクトクライムは、漫画版は単行本10巻を越えて連載を続けていますが、原作小説の方は9巻の途中で終わってしまっています。漫画版は、原作小説で「それから一年」と省略された部分について、エピソードを加えて書き足されています。最終的な最終回の結末は同じになると思われますが、「結末の前にエピソードが足されている」という点が、漫画と小説の結末の大きな違いになっています。

パーフェクトクライムの漫画の魅力

ここまでは、漫画版のパーフェクトクライムのあらすじネタバレや、原作と小説の最終回の結末についてまとめて紹介してきました。

魅力①相手に近づき罠にハメる

パーフェクトクライムの漫画の魅力は、何と言っても、登場人物たちが仕掛け合う「罠」です。それぞれが同時に掛け合う「罠」が交錯して、「罠」を仕掛けているつもりが、逆に誰かの「罠」にハマっていたという、読者にとって予想の付かないドキドキの展開が人気の秘訣だったようです。

魅力②登場キャラクター全員が曲者

パーフェクトクライムは、登場するキャラクター全員が怪しい曲者で、誰も信用できない、という気持ちにさせられるスリリングなストーリー展開が繰り広げられました。相手を陥れようとした「罠」の中で、予想外に心惹かれて芽生えていく恋心や、仕事と結婚の両立に対する主人公の悩みなど、大人女性が共感しやすい内容も多く盛り込まれていたようです。

パーフェクトクライムのタイトルの意味や登場人物考察

ここからは、漫画パーフェクトクライムのタイトルの意味や、個性あふれる登場人物のキャラクターについて考察していきます。

考察①タイトルの意味

パーフェクトクライムの原作小説の最後に、香織から遥斗に向けて、「あなたが仕掛けたこの罠は、やっぱり完全犯罪だったみたい。だってね、すべてはそこから始まったことに、私だけしか気づいていないもの。」というモノローグがあります。英語で「Perfect Crime」は、「完全犯罪」という意味です

遥斗が暗闇の中でもがき苦しんでいた香織に仕掛けた「罠」こそ、まさに香織にとっては「Perfect Crime」だったという事でしょう。このモノローグが、パーフェクトクライムの「タイトル回収」であったと言えるでしょう。

考察②冬木拓馬

冬木拓馬は、香織の三歳年上の上司です。パーフェクトクライムの物語の出発点は、香港で働いていた頃に、冬木が遥斗から、遥斗の彼女だった沙織を奪った事から始まりました。しかし、実はこの時には、冬木自身は遥斗と沙織の交際の事実を知りませんでした。パーフェクトクライムのあらすじの中では、冬木が遥斗に対して、「知っていたら受け入れなかった」と謝るシーンもありました。

冬木は、押しかけて結婚する程全力で自分を愛してくれる沙織の事を、心の底から愛するようになっていました。しかし、ある時、沙織と遥斗には不倫関係があると誤解し傷ついた冬木は、香織に心を寄せて、香織と不倫関係を持つようになっていました。

最初は、割り切った関係を望んでいた冬木でしたが、いつしか本当に、沙織と同じくらいに香織の事を愛するようになっていました。香織の幸せを誰よりも願う冬木は、最終的には香織の「最大の理解者」となって味方してくれたのでした。遥斗と沙織の不倫関係の誤解が取れて以降は、沙織と共に幸せな家庭を築いています。

考察③小野

小野は、香織の同僚のやり手デザイナーです。千夏を操って遥斗と香織を別れさせた黒幕となる人物でした。以前から香織に想いを寄せていましたが、小野を想う千夏が、冬木と香織を別れさせようとした時も弱みに付け込むことなく、「香織が幸せそうだから」という理由で二人を見守るような、優しいいい人でした。

しかし、せっかく温かく見守っていた香織の事を、突然香港からやってきた後輩の遥斗に寝取られたことにより立場が急転。香織の事を守りたい一心の小野は、香織に急接近して告白しましたが、残念ながら、遥斗に惨敗してしまいました。そんな可哀そうな小野には、エピローグでは、千夏と結婚したという後日談もありました。

考察④宇佐美礼子

宇佐美礼子は、香織を慕っている後輩です。仕事でもプライベートでも香織の味方で居てくれる礼子は、パーフェクトクライムのあらすじの中で、このキャラクターがいなければ香織と遥斗がくっつくことがなかったのではないかと思えるほどのサポートをしてくれた名脇役でした。礼子は、遥斗のクライアントの二代目社長の青木明仁と結婚しました。

考察⑤東雲遥斗

東雲遥斗は、主人公の香織に「罠」を仕掛けてきた、香港支社No.1のデザイナーです。幼い頃に両親が離婚した双子の遥斗は、母親に引き取られていました。しかし、その母親も、遥斗の若い頃に亡くなってしまいます。たまたま双子の片割れに再会した遥斗は、一緒に父親に会いに行きますが、「何しに来たんだ」と冷たく拒絶されて心が壊れてしまいました。

「日本には自分の居場所はない」と思い込み、心が歪んでしまった遥斗は、入社一年目で香港支社に移り、そこで出会った沙織と交際して幸せを掴みましたが、沙織に裏切られて精神を病む事態に…。そんな遥斗の凍った心を溶かしてくれたのは、「罠」を仕掛けるはずだった香織でした。香織に出会って本当の愛を手に入れた遥斗は、前島家の人々にも温かく受け入れられ、やっと「新しい居場所」を手に入れる事が出来たのでした。

パーフェクトクライムの漫画に関する感想や評価

ここからは、パーフェクトクライムの漫画に関するTwitterでの感想や評価をまとめて紹介していきます。

実写ドラマとなったパーフェクトクライムですが、ドラマよりも漫画版の方が良かったというファンの感想も見られました。

それぞれが仕掛けていた「罠」によって、お互いを想い合っているはずなのにすれ違ってしまう遥斗と香織の切ない恋の行方にハマったというファンの感想も見られました。漫画の次の巻が発売されるのを心待ちにしていたという方も多かったようです。

「これは俺のため」だと気持ちを飲み込む小野や、好きな人の為に香織を陥れようとしてしまった千夏の想い。パーフェクトクライムでは、それぞれのキャラの切ない想いに共感出来るからこそ、ハマる人が増えたようです。小野のファンだという感想も見られました。

礼子以外はみんな何かしらの「罠」や秘密を隠していたパーフェクトクライムのキャラクター達。中には、そもそも気持ちが無いのに遥斗と付き合いだした、香織が元凶なのでは?と分析する声も見られました。

冬木の事実が判明し、冬木のキャラクターに苛立ちを覚えたという感想も見られました。恐らく、遥斗は「罠」をかけ始めた段階から、香織の事を愛し始めていたのだと推測されています。

最終回の結末で、香織の家族にも温かく迎えられ、幸せそうに笑顔を見せる遥斗に安堵したというファンの感想も見られました。香織が小野を選ぶと思い込み、自身の気持ちを押し殺して香織の元を去った遥斗の幸せを願っていた人達にとって、パーフェクトクライムの最終回は最高のハッピーエンドになったと推測されています。

パーフェクトクライムの漫画ネタバレまとめ

今回は、パーフェクトクライムの漫画の最終回までのあらすじや、原作小説との結末の違いについてまとめてネタバレ紹介してきました。冬木との不毛な恋である不倫から抜け出せずに悩み続けていた香織に仕掛けられた遥斗の「罠」は、閉ざされた香織の心の扉を開いた、まさに「パーフェクトクライム(完全犯罪)」でした。

さまざまな登場人物の思惑や「罠」が絡み合い、遥斗と香織の切ない恋のすれ違いや、大人女性ならではの、仕事と結婚の両立に揺れ動く香織の苦悩を描いた漫画版パーフェクトクライムは、特に30歳以上の大人女性に、おすすめ漫画です。

まだ、ドラマや小説でしかパーフェクトクライムを見たことが無いという方も、この機会にパーフェクトクライムの漫画版を読んでみてはいかがでしょうか?

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