【ヒプマイ】東方天乙統女は有栖川帝統の母親？過去や二人の関係を考察

ヒプノシスマイク(ヒプマイ)は、キングレコードがプロジェクトを立ち上げた人気男性声優によるラップコンテンツである。声優やアイドルによるラップというとラップ風なものが多いが、ヒプノシスマイク(ヒプマイ)のラップはレコード会社が手掛けるだけあって、かなり本格的である。ニコニコ動画の生放送などで音楽を披露したことで、本格的なラップのファンからの支持もあり、人気も上がってきた。
 

2017年のプロジェクト立ち上げ当初はシブヤ・シンジュク・イケブクロ・ヨコハマをイメージした4チームの音楽だったが、2019年9月からオオサカ・ナゴヤのチームが加わった。メディアミックス展開として音楽コンテンツに加えて漫画・ゲーム・舞台と広がった。ストーリー展開の中で、中王区という現代日本の国会のある永田町のような地域が加わっている。

過去の歴史を振り返り、男による武力を行使する戦争が根絶された時代。ヒプノシスマイク(ヒプマイ)の世界では男性を完全に排除し、女性が覇権を握る。人を傷つけ殺してしまうような武器の製造の禁止、現在ある武器は完全廃棄が行われた。しかし男の闘争本能による争いは収まらない。その為男の武器に代わるものとして考案されたのがヒプノシスマイクなのである。

このヒプノシスマイクによって男たちはラップで争い、相手の交感神経や副交感神経に影響を与え、相手を様々な状態にして勝敗を決める。今回のまとめの東方天乙統女は中王区で中心となる大統領のような役目である。ピプマイの中では内閣総理大臣であるが、大統領制並みに発言力が強い。

東方天乙統女（とうほうてんおとめ）は中王区に女性しか入れない国の中枢を置く内閣総理大臣である。東方天乙統女が中王区で政権を取るまでは、野蛮な男の武器による圧力で相手をねじ伏せるような、人間にも地球にも優しくない過去の歴史がある。東方天乙統女は武器を排除する目的をもって、男たちを排除することに成功した。その後中王区で男の入り込めない女性による武力行使の無い政治を行っている。

コミカライズでは過去のクーデターの際、東方天乙統女がヒプノシスマイク(ヒプマイ)を使った、ラップによるクーデターを起こしているため、ラップの腕前は相当なものであると考えられている。また東方天乙統女の右腕として、そばには勘解由小路 無花果（かでのこうじいちじく）が寄り添っている。

勘解由小路無花果は、内閣総理大臣補佐官／警視庁警視総監/行政監察局局長と言の葉党の中でも重要な役目を担っている。

ヒプノシスマイク(ヒプマイ)の「東方天乙統女と有栖川帝統が親子である」という説がある。これはどういう理由からなのかについて考察する。まず外見的なことが指摘されている。髪の毛の色である。髪の毛の質というのは親子・兄弟など親族で似ているというのは、よく言われることである。例えば髪の毛の柔らかい点やくせ毛であるなどである。

有栖川帝統の髪型は軽くウエーブがあるのか、少しハネた感じである。しかしひと房になっている髪の毛は綺麗なストレートである。東方天乙統女も美しいストレートヘアであるので、元々がこちらなら髪質も似ている。髪の毛の色は、このピプマイでは兄弟でチームを組んでいる山田三兄弟や碧棺左馬刻と合歓の兄妹も髪質や色が同じで表現されていることから、東方天乙統女と有栖川帝統の親子説の裏付けになる。

東方天乙統女と有栖川帝統の名前の共通点として「統」の文字がある。この「統」という文字が表す言葉として下記引用のようにリーダーになれるような願いが込められるという思いがある。東方天乙統女は女性として、地球を守るためにクーデターを起こした。女性であってもリーダーとなれることを望まれたという点で、東方天乙統女の家は政治家など、リーダー要素が求められる家庭であることが推察されている。
 

有栖川帝統も名前をつけられる時に、リーダーになってほしいという願いが込められたのではないかという推測がある。髪の毛の色・家柄・名前に付けられた文字の共通点から親子ではという推察を集めてみた。次では、親子としての問題点などの意見を集める。

東方天乙統女と有栖川帝統は、苗字が違っているが親子なのか？という疑問もある。リアルな社会でも一緒に暮らしている親子でも母親が離婚し、息子が父の名前がそのままというケースがある。苗字が違うから親子ではないという事もない。ネット上ではいろいろな説がある。

東方天乙統女が、有栖川帝統の母親と仮定して、有栖川帝統が生まれたのが、東方天乙統女がクーデターを起こした後か前かによって違う意見もあるが、概ね次にあげる推察が多い。

• 東方天乙統女が中王区に拠点を移したため帝統は養子などに出された
• 有栖川帝統の苗字は芸名である
• 帝統の父が亡くなったあと東方天乙統女のみが旧姓にもどした

有栖川帝統は20歳である。リアルな世界でいえば大学生で、まだまだ親が面倒を見ている人も多い年代である。住むところも失うほどスッカラカンになってしまう帝統であるが、彼が親や親族に頼る描写はない。飴屋乱数に誘われて「Fling Posse」に加入してからは夢野幻太郎に泣きついてお金を借りることが多い。

帝統は何かしらの実家に頼れない事情があると推察されている。実家を勘当されている、家出中である、家が中王区に移転し男性の帝統は、家に入れないなどである。特に最後の家が中王区にあり入れないという説は内閣総理大臣である東方天乙統女が中王区にある首相官邸に移り住んでいる場合、男である帝統は中王区に入れない。

ヒプノシスマイク(ヒプマイ)の魅力にはメンバーの歌う歌にもある。有栖川帝統のいる「Fling Posse」の歌の世界から東方天乙統女と有栖川帝統の過去を推察する意見もある。まず「シナリオライヤー」という夢野幻太郎のソロ曲では幻太郎が捨て子であり年老いた老夫婦に育てられた経緯が分かる。自分を捨てた親がいる幻太郎にとって何らかの理由で親と断絶している帝統は、ほっておけない存在なのではという推察もある。

3人で歌う「Stella」では王様・盗賊・科学者が出てくる。ギャンブラーの帝統は盗賊のイメージだが、盗賊は幻太郎を表していた。「嘘つきは泥棒のはじまり」ということわざから、普段から嘘ばかりついている源太郎が盗賊になったのだろうという説もある。科学者はもちろん、いろいろと知識豊富な飴村乱数である。という事で王様は帝統になり、この歌では今までの地位を追われる様子が描かれる。

東方天乙統女が起こしたクーデターは、自分の夫である今までの総理大臣の副交感神経を破壊し、男である息子帝統と共に追い出したのではないかという推察もあった。苗字の違う理由に東方天乙統女が離婚して結婚前の姓に戻したという説に、近い状況だったのではとも言われている。父親は実家に引き取られても東方天乙統女の血をひく帝統は、父の家にも近寄れなくなったという意見もあった。

これまでの男による武力行使による争いを好む政治姿勢から、言葉の力で交渉を行う「言の葉党」が政権交代を果たした。あらゆる武器を排除し、東方天乙統女が政権のトップに立っている。東方天乙統女たちの「言の葉党」は中王区から男たちを排除し、女性たちによる政（まつりごと）を行った。

中王区で排除されている者は、武器だけではない。女性だけで考える政を行うために、男性の存在も排除されている。息子のいる女性の子供は何歳まで中王区で暮らせるのかなどの記述はないが、かなり厳しい制限があるといわれている。

東方天乙統女が党首の「言の葉党」はヒプノシスマイクを武器に、クーデターを起こした。国会に乗り込み武力による政策を好み実行しようとしていた前首相にヒプノシスマイクを使用し、前首相の意識をもぎ取ってしまったのである。武器により地球破壊を招きかねない政策をした前首相への見せしめとも言われている。

野蛮な男たちがもたらした武力による命の奪い合い、環境破壊を止めることが目的である。しかし自分たちが行ったようにヒプノシスマイクを男に与えたことで、いつまたクーデターを男たちが行うか分からない。その為、東方天乙統女は男たちの闘争心を満足させるために、ヒプノシスマイクを配布し、ヒプノシスマイクで争うラップバトルのイベントを開始したのである。

ヒプノシスマイク（ピプマイ）を使った争いを勝つだけでは音たちは満足しない。それぞれに領土を与え、その代表者たちがイベントで勝つことで負けたらチームの領土を一部取られたり、取り返したりするというシステムを構築した。もちろん領土争いに中王区は含まれない。

ヒプノシスマイク(ヒプマイ)の世界での総理大臣である東方天乙統女の声を担当している小林ゆうのプロフィールについて説明する。小林ゆうは、1982年2月5日東京都の出身の声優・歌手であり、モデルの経験もある。学歴については栄養士の資格を持っているという事で高卒であり、栄養士になるための認定資格である昼間の専門学校・短大・大学などを出ていると予測される。

高校生の時にスカウトされてモデルとして活動を始める。2003年に声優としてデビューした。2007年の歌手デビューは2006年にファンクラブを作った事がきっかけとも言われている。デビュー曲は「空のコトバ」である。好きな音楽はロックで、大槻ケンヂや田村直美と親交がある。また落語も好きで、故人であるが立川談志師匠の大ファン。「昭和元禄落語心中」の小夏役を得た時はうれしくて泣いたというエピソードもある。

ヒプノシスマイク(ヒプマイ)の東方天乙統女の声優小林ゆうが、オーディションに受かって泣くほど喜んだ「昭和元禄落語心中」はNHKのドラマ10で岡田将生主演により、ドラマ化された作品である。小林ゆうが演じた小夏は成海璃子が演じた。戦争を挟む時代を背景に落語という世界とそこに生きる人たちを丁寧に描かれた作品である。この作品の他、声優小林ゆうの演じた人気キャラランキングは以下引用の通りである。

東方天乙統女と書かれて、何処までが苗字でどこからが名前と迷われる方も多い氏名である。一応説明すると東方天（とうほうてん）と乙統女（おとめ）と区切る。苗字が示す東方天は奈良に行ったことがある人なら見たことがあるかもしれない東大寺に飾られてある四天王像のうちの一体「持国天」である。

四天王像は、他の寺社にも設置されている。教科書などにも紹介されている有名な例として奈良県東大寺を紹介した。新宿・麻天狼（マテンロウ）の観音坂独歩の氏名にも観音菩薩がいる事で、帝統と親戚だとしたら、ギャンブラーと真面目なサラリーマンの水と油の二人がどうなるのかも見どころである。

ヒプノシスマイク(ヒプマイ)の感想を検索すると中王区の女王ともいえる東方天乙統女と有栖川帝統の過去の関係を検索するものも多い。そこに絡んでくるのは見た目に騙されるけどかわいいくせに有栖川帝統より年上の乱数である。コミックス化されたことでいろいろな謎が解けて来て、楽しみも広がって来ている。

ヒプノシスマイク(ヒプマイ)の世界の中で語られる人間関係、東方天乙統女と有栖川帝統が親子なのではないかという説についてまとめた。名前や外見的な要素、ヒプノシスマイク(ヒプマイ)の重要なメディアミックス展開の中の歌の歌詞などからもその関係性について考察している意見などを集めてみた。ドラマCD、漫画化されて今後多くの人が謎と思っていた部分も、解き明かされて行くのだろうという展望もある。

このまとめでは、まだきちんと明かされていない時点でのみんなの予測を集めた。ここでは触れなかったが、飴村乱数についても興味深い乱数の謎が音楽の歌詞からも見えていた。ヒプノシスマイク(ヒプマイ)は音楽だけでも楽しめる要素がたっぷりある。それを歌っているキャラクターたちに思いをはせてコミック・ドラマCDなどを聞くこともできる。このまとめで気になった人は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。