【幽遊白書】樹は門番（ゲートキーパー）の能力者！強さや正体を考察

本記事では1990年代に大ヒットして人気漫画アニメ「幽遊白書」に登場する門番(ゲートキーパー)のと呼称されている仙水の相棒・樹について紹介していきます。幽遊白書の樹とは一体どのような人物なのでしょうか？樹の能力の強さや正体に迫ります。

• ジャンル：少年漫画/妖怪漫画/格闘漫画/コメディ/オカルト/学園漫画
• 原作：冨樫義博
• 出版社：集英社ほか
• 掲載誌：週刊少年ジャンプ
• レーベル：ジャンプ・コミックス(JC)
• 発表期間：1990年51号-1994年32号
• 巻数：全19巻(JC)/全15巻(完全版)/全9巻(SJR)/全12巻(文庫)
• 話数：全175話+外伝1話
• アニメ放送局：フジテレビなど
• 放送期間：1992年10月10日-1995年1月7日(全112話)

幽遊白書のあらすじを紹介します。補導歴のある生粋の不良少年・中学2年生の浦飯幽助は子供を助けると自らが交通事故に遭いこの世を去ります。霊界では幽助の死は予想外のことであったため、幽助はある試練を受けることで復活を約束され見事この世に戻ります。

その後、幽助は霊界案内人のぼたんのサポートの元、霊界探偵として活動するようになると人間界にはびこる様々な妖怪たちを喧嘩仲間の桑原一馬や妖怪の飛影と蔵馬と共に退治しながら彼らは絆を深めていきます。幽助たちの前に立ちはだかる妖怪たちとの激しい攻防が繰り広げられ、その戦いの中で幽助の体には魔族の血が流れていると分かり、幽助は先祖の雷禅がいる魔界へと旅立つ冒険活劇です。

漫画アニメ「幽遊白書」で魔界の穴を開けて人類を滅ぼそうとする仙水達との戦い「魔界の扉編(仙水編)」に登場する樹の正体は次元を自由に移動する「影の手」を持つ妖怪「闇撫(やみなで)」で仙水の霊界探偵時代からのパートナーです。翡翠色の長髪のイケメンで、樹は魔界と人間界の門を開く門番(ゲートキーパー)の能力者です。

口調は常に冷静でたまにおしゃべりなところも見られます。精神的には歪んでおりサイコパスで仙水に対しても倒錯した愛情を注ぎます。幽遊白書ファンは異彩な雰囲気を放つ樹が仙水編の本当の黒幕なのではないかと予想していた人も中にはいたようです。

幽遊白書の長髪イケメンで仙水のパートナーである樹の正体は「闇撫」という妖怪でした。下記からは樹の能力やその強さ、正体・樹の活躍シーンについてをさらに詳しく見ていきます。

幽遊白書の登場人物・妖怪「闇撫」である樹の能力は亜空間を自由に行き来できる能力で防御力も高い能力です。樹はこの能力を使って人間界と魔界の境に穴を開けることに成功しています。亜空間を自由に行き来できる能力以外にも相手の力量をはかり異次元の下等妖怪を下僕にできる能力を持っています。

幽遊白書の樹は人間不信に陥っている多重人格の仙水の人間臭さに惹かれて行動を共にする仙水のよき理解者です。精神的に歪んでいるサイコパスの樹は仙水に対して倒錯した愛情を抱いています。そんな樹と仙水の出会いは敵同士でした。霊界探偵をしていた仙水は出会った妖怪を全て抹殺していたため、樹もそのターゲットになります。

樹を追い詰めた仙水は彼に最後に言い残す言葉を聞くと、樹は「1日だけ生きたい。ヒットスタジオに戸川純が出る」と言います。妖怪である樹が以外にも人間っぽさが感じられる答えに衝撃を受けた仙水は「自分も見ている」と語り樹の命を奪うことはやめて談笑するのです。それ以降、樹はパートナーとして仙水を支えます。

幽遊白書の作中に登場する「裏男」とは、樹が飼っている下級妖怪のうちの1匹で次元の狭間で生きる平面妖怪です。腹中が亜空間になっており呑み込んだものを閉じ込めることが可能です。飲み込まれた者は裏男の目から外界を見渡せ、樹が死ぬと一生そこから抜け出せなくなります。

樹は人類を滅ぼすという希望を叶えるために蟲寄市の地下の入間洞窟の最奥で魔界に繋がる穴を拡張し続けます。魔界への入り口が開ききる頃に幽助たちがその場に辿り着きくと仙水と幽助の一騎打ちが始まり、樹は2人の戦闘の邪魔にならないように他のメンバーを裏男に呑み込ませ亜空間に閉じ込めます。

仙水と幽助が戦う最中にも不快な発言が目立つ樹に対してついに桑原の怒りが頂点に達し、彼に次元刀の能力が目覚めると裏男の目を攻撃し亜空間からの脱出に成功します。その時に樹は右眼を切られて負傷しました。幽助の暴走で仙水は瀕死の状態に追い込まれ、それでも納得がいかない幽助は仙水に掴みかかります。

仙水が悪性の病気で余命がいくばくもないことを知っていた樹は「そのまま死なせてやれ」と幽助たちに言うと「死んでも霊界にはいきたくない」という仙水の遺言に従って樹は仙水の亡骸と共に異次元に姿を消すのです。その後の彼らの消息を知る者は誰もいません。

幽遊白書のイケメンキャラで人気を博している樹の声を担当している声優は誰か気になるところです。ここからは樹の担当声優のプロフィールについてを紹介しているので要チェックです！

当初は劇団東演に所属し舞台俳優をしてたようですが、同劇団の近石真介の声優の仕事につくことが多く辻谷耕史も声優として活動し始め、1993年『無責任艦長タイラー』で主人公のジャスティ・ウエキ・タイラーを演じたことが転機となります。

結婚して子供もいたために役者を辞めることを一時期検討し安定した収入を得ようとしていたようですが、タイラーの人気がファン投票人気ランキングで1位となっていたため簡単に辞められなくなり、声優業に専念します。犬夜叉の弥勒の声優担当でもあり有名です。そんな辻谷耕史は2018年10月に突然自宅で倒れて脳梗塞で亡くなりました。

≪辻谷耕史のプロフィール≫

• 本名：辻谷 耕史(つじたに やすふみ)
• 出生地：東京都小平市/死没地：東京都
• 生年月日：1962年4月26日/没年月日2018年10月17日
• 年齢：56歳没
• 血液型：AB型
• 身長：171cm
• 職業：俳優/声優/音響監督/ナレーター
• 事務所：フリー

• 『戦国BASARA』浅井長政
• 『精霊の守り人』タンダ
• 『BLOOD+』ソロモン・ゴールドスミス
• 『GANTZ』梶浦龍二
• 『まぶらほ』紅尉晴明
• 『魔法遣いに大切なこと』ギンプン
• 『ハーメルンのバイオリン弾き』ライエル
• 『覇王大系リューナイト』ガルデン
• 『SLAM DUNK』藤真健司
• 『超くせになりそう』中竹まこと

幽遊白書の樹に関する感想や評価についてをまとめて紹介していきます。幽遊白書の樹についての感想や評価にはどのような声があがっているのでしょうか？さっそく、幽遊白書の樹に関する感想や評価についてみていきましょう！

幽遊白書を見返してみて仙水と樹の関係性について気づいたというコメントがあがっていました。最初は主人公の幽助たち目線で見てしまいがちなようですが、見返すことで2人の関係性の良さに気づいたという人が少なくないようです。

幽遊白書の仙水は多重人格者の仙水の7つの人格を受け入れ、仙水の全てを受け入れてまるで恋しているようだという感想があがっていました。樹の愛ははたから見ると歪んでいるようにも見えますが、導入部分はどうであれ、仙水への愛であることには変わりはなく、見る側に美しさを感じさせるようです。

樹の声優担当についての感想には、辻谷耕史の声がキレイなイケメンボイスで癒されるという声があがっています。若くして亡くなりもう声が聞こえないということを惜しむファンの声も多く見られ、たくさんの人に愛されてたことがSNS上の感想から感じられます。

幽遊白書に登場する門番(ゲートキーパー)の樹の正体や能力・強さについてをまとめて紹介してきました。感想で多く見られたのは樹と仙水の関係性が好きという声が多くあがっていたようです。決してポジティブな思考の2人とは言えませんが、仙水に利用されていると知りながら彼のことを一番理解し尽力する姿が良いというコメントが見られます。

仙水の死後、彼の亡骸と共に2人だけの世界に消えていき、その後の消息を絶つ2人の関係はまるで恋人関係のようにも感じられるようです。樹は幽遊白書のキャラクターの中でもイケメンで、そのことも人気につながっているようです。幽遊白書の仙水戦を見る際は2人の関係性に注目してい見るのも面白いかもしれません。まだ、見たことがないという方は本記事を参考にご覧になってみてはいかがでしょうか？