【北斗の拳】秘孔とは？実在する？場所や数・種類を解説！突き方とは？

北斗の拳に登場する経絡秘孔の数々を紹介する前に、北斗の拳の作品情報を紹介していきます。北斗の拳は、1980年代の週刊少年ジャンプの代表作と言える、一大ブームを巻き起こした人気少年漫画です。

北斗の拳は、1983年から1988年まで週刊少年ジャンプで連載されていたハードボイルドアクション漫画です。1984年にはテレビアニメも放送され、一躍人気作品となりました。原作は武論尊、作画は原哲夫が務めています。荒廃した世界を旅するケンシロウの闘いが硬派に描かれている作品です。

北斗の拳の舞台は、核戦争後の地球です。199X年、核戦争が起き、世界は荒廃し暴力が支配するようになります。そんな殺伐とした弱肉強食の世界に、伝説の暗殺拳・北斗神拳の伝承者であるケンシロウが現れます。ケンシロウは北斗神拳で数々の強敵や宿命の相手と対決していきます。

まず秘孔とは、ケンシロウが北斗神拳で戦う際に突くツボのようなものです。ケンシロウは戦いの際、秘孔を突くことで敵を内部から爆破したような倒し方が出来るのです。また、秘孔を突くことは攻撃だけではありません。目の見えなかった少女・リンに対しても秘孔を突くことで、刮目させることが出来たのです。

ここで一覧で紹介していく秘孔ですが、北斗神拳のファンは秘孔というものが実在するのか一度は気になってしまうものです。北斗神拳に登場する経絡秘孔は、東洋医学的な要素で描かれています。東洋医学には、経穴・ツボという概念があり、秘孔はこれをモデルにしているのです。秘孔は人体の急所として描かれていますが、実在している訳ではありません。

強く押せば攻撃になり、柔らかく押せば人体を治すという設定の経絡秘孔。実在はしていませんが、作中には様々な印象深い秘孔が登場します。ここでは、北斗の拳に登場する秘孔を一覧で紹介します。

北斗の拳に登場する数ある秘孔の中からいくつかを一覧で紹介していきます。まず、頭維という秘孔ですが、ケンシロウが敵であるスペードと闘った時に突いた秘孔です。指を引き抜いて3秒後に死亡してしまう秘孔でした。

牽正は、トキが拳王親衛隊の男たちに対して突いた秘孔です。この秘孔を突かれると、手足が逆の方向に曲がるにも関わらず、快楽を感じながら爆死する事になります。トキは直接ではなく、闘気で突いていると言われています。

新血愁は、突かれると激痛に襲われる秘孔です。また、突かれてから三日後には痛みが強くなり、全身から血を噴き出して死亡してしまいます。漫画やアニメでも良く使用された秘孔です。胸の中央を突かれると秘孔の効果がでるようです。

頸中から下扶突は、新血愁と同じような激痛に襲われる秘孔です。ケンシロウがダガールに使用して苦しめていました。痛みのあまり発狂したダガールは部下を殺すなど錯乱状態に陥っていました。

人中極は秘孔の中でも最大級の破壊力を秘めた秘孔だと言われています。ケンシロウはサウザーと闘った時にこの秘孔を突きましたが、あまりの強さに効き目が無かったと言われています。

命門という秘孔は、突かれてしまうと一分後には背骨が背中の筋肉に負けてしまい、半分に折れて死亡するという秘孔です。ケンシロウがクラブと闘った時に突いた秘孔でした。

ケンシロウが北斗百裂拳のカーネルとのバトルで突いた秘孔が、瞳明です。瞳明という秘孔は、突いた相手の眼球を裏返しにしてしまい、完全に視力を奪ってしまうという秘孔でした。

新伏免という秘孔は、突かれると意思とは関係なく腕を背後に回してしまいます。その状態のまま、一歩でも動けば爆死するという、敵を拘束するときに役立つ秘孔です。ケンシロウは牙一族の見張りに対してこの秘孔を突いています。

大胸筋は、筋肉を脂肪に変えてしまう秘孔です。筋肉が脂肪に変わった後、敵は死亡してしまいます。牙大王が身体を鋼鉄に変えた時、ケンシロウがこの秘孔を突いて柔らかい体にしてしまいました。

醒鋭孔は、秘孔龍頷を突いて、相手を激痛で苦しめるという技です。この技によって相手は激痛のあまり動くこともままならなくなってしまいます。ケンシロウがジャギとの戦いで使用しました。

龍頷という秘孔は、ケンシロウがジャギと闘った時に突いた秘孔です。この龍頷という秘孔を突かれると、痛覚神経がむき出しになってしまいます。指で触られるだけで激痛が走るようになり、ジャギは矢を撃たれて悲鳴を上げていました。

激振孔という秘孔は、両肩を突くことで心臓を血管が破裂してしまうほど急激に動かして死亡させてしまう秘孔です。この秘孔を封じる秘孔は存在しません。アミバがユウの父親に使用し、死亡させてしまいました。

解唖門天聴は、自分の意志とは関係なく口を割らせてしまう秘孔です。ラオウがジュウザに対して使用した秘孔ですが、ジュウザは強い意志で耐え血を噴き出して死亡してしまいました。

息を吸うことが出来なくして窒息死させるという秘孔が、喘破です。右のこめかみあたりが秘孔の位置です。ケンシロウが息をするのも面倒だというゲイラに対して使用しました。

前頂はテレビアニメ版でケンシロウが使用した秘孔です。炎を操る敵・ドラゴンに対して使用し、喉を詰まらせて発火能力を封じ、炎が体の中を駆け巡る状態にして倒しました。

頭亜もテレビアニメ版でケンシロウが使用した秘孔です。マハリに対して使用し、自分の指示通りに動かしていました。ヘリを操縦中のマハリに使用し、周囲のヘリを混乱させる使い方もしていました。

頭芯命は、相手を人形のように意のままに操ることが出来る秘孔です。ジャギはマコに対して使用し、ケンシロウを攻撃させました。相手が拒否すると頭が破裂してしまいます。

考腐という秘孔は、突かれるとターゲットを無意識に攻撃します。攻撃が終わると爆死するという秘孔です。テレビアニメ版でケンシロウがゴウムの部下に使用していました。

黒詰は左のこめかみにある秘孔です。自白系の秘孔で、質問に答えなければ頭が膨らみ、激痛に襲われてしまいます。質問に対して答えを喋ると痛みは治まり、快楽と共に眠ってしまいます。

輪雅という秘孔は、ケンシロウがユダの美女狩り隊に対して使用していました。捕らえた人物の居場所をはかせるために、ケンシロウが左のこめかみを突いて発動させていました。

印堂は、北斗神拳奥義・奪気竜跌槌を使った時に突く秘孔です。額にある秘孔を突くと、気が抜けた状態になり知能を失ってしまうと言われています。テレビアニメ版で登場する予定でしたが、公開されませんでした。

秘孔の突き方について紹介します。北斗の拳において北斗神拳とは、全エネルギーを拳に集め身体の経絡秘孔に衝撃を与える拳法と説明されています。外側の破壊より、むしろ内側の破壊を極意とした拳法なのです。

北斗の拳は、中国思想と関係の深い作品だと言われています。東洋医学には漢方の世界において、経絡という全身をめぐる脈という概念があります。気や血液の通り道である経絡に鍼灸で刺激を与え、身体の内部に作用させるという考え方です。しかし、秘孔という単語は存在しておらず、経絡秘孔はフィクションの存在という事になります。

北斗の拳に登場する秘孔に関しての感想をいくつか紹介します。秘孔に関しての感想で、北斗の拳の世界観で欠かせない面白い要素であると言った感想が多く見られます。人を殺しもするし、活かしもする経絡秘孔という設定は、北斗の拳の物語をより面白くしています。

北斗の拳の秘孔に関しては、使用する場面が限定的過ぎるという感想も見られます。数ある秘孔の中には、あまり汎用性があるようには思えない、微妙な秘孔も存在しています。

北斗の拳の経絡秘孔について、身体を治す秘孔に関しては自分にも使われてみたいというファンも多いです。実際に東洋医学の鍼灸などの治療もあるので、北斗の拳のファンにはたまらない施術が受けられます。

ここでは、北斗の拳に登場する経絡秘孔の数々を一覧で紹介しました。印象深い秘孔を一覧で紹介していますが、秘孔は実在しない人体の急所です。是非北斗の拳をチェックして、ここで紹介した秘孔が登場するバトルを楽しんでみてください。