2019年10月13日公開
2022年11月10日更新
【黒子のバスケ】無冠の五将とは?キセキの世代に並ぶ実力者達を一覧で紹介
黒子のバスケに登場する無冠の五将を知っていますか?無冠の五将はキセキの世代に匹敵する能力を持ちながら、その陰に隠れていた存在です。誠凛高校には木吉鉄平が無冠の五将として活躍していました。キセキの世代と匹敵する実力を有する無冠の五将とは一体どれほどの能力を持っているのでしょうか?今回は木吉鉄平も含めて、5人いる無冠の五将をポジション一覧や所属高校一覧を紹介します。また無冠の五将の能力の一覧、名言の一覧も合わせて紹介します。
黒子のバスケの無冠の五将とは?
黒子のバスケの作品情報
黒子のバスケはバスケットを題材にした漫画で、スラムダンクに匹敵するほど人気となったバスケット漫画です。少年漫画らしい熱い展開や熱い名言が多く、バスケ好きな男性のみならず、多くの女性ファンを獲得しています。そんな黒子のバスケの概要やあらすじ、そして黒子のバスケに登場する無冠の五将というキャラクターたちについて紹介します。
黒子のバスケの概要
黒子のバスケは2009年から2014年までの5年間、集英社が発刊している週刊少年ジャンプで連載されていた高校バスケットボール漫画です。黒子のバスケはバスケ漫画のパイオニアであるスラムダンクに匹敵するほど人気の漫画となり、連載が終了した現在でも熱狂的なファンから根強い人気を誇っています。特に女性ファンを獲得していることが、今までのバスケ漫画と異なり、人気が続いている理由の一つとなっています。
黒子のバスケのあらすじ
中学バスケ界最強の学校「帝光中学校バスケットボール部」にキセキの世代と呼ばれる天才5人がいました。そんな帝光中学には、試合記録にも記憶にも残らない幻のシックスマンがいると噂されています。時は流れ、キセキの世代はそれぞれが最強であることを証明するため、別々の学校へ進学します。幻のシックスマンは誠凛高校に進み、そこでアメリカ帰りの火神大我とともに日本一を目指す物語です。
無冠の五将とは?
キセキの世代の1学年上には中学時代にキセキの世代と同等に渡り合った5人の天才がいました。しかしその5人は天才的な実力を持っていながらもキセキの世代のあまりにも抜きんでた実力によって霞んでしまい、栄冠を手にすることが出来なかったため「無冠の五将」と呼ばれています。メンバーは「鉄心・木吉鉄平」「夜叉・実渕玲央」「雷獣・葉山小太郎」「剛力・根武谷永吉」「悪童・花宮真」の5人です。
無冠の五将のメンバー一覧
無冠の五将①木吉鉄平(誠凛)
木吉鉄平は折れない鉄のような心「鉄心」の異名を持つ無冠の五将の一人です。誠凛高校バスケ部を作った男で、バスケットに最も誠実に向き合う男と評されています。性格は天然ボケなところもありますが、不撓不屈の心を持ち、仲間想いで真面目な熱い性格です。「楽しんでこーぜ」が口癖で、ピンチに陥っても仲間を鼓舞してチームを盛り上げます。キセキの世代の紫原や無冠の五将の花宮からはこの性格が苦手と話しています。
木吉鉄平の能力
木吉鉄平は片手でボールを持てる大きな手と握力をもっており、ギリギリまでボールを持ち、相手の動きを見てからプレーを変更する「後出しの権利」を持っています。またウィンターカップでは片手でリバウンドをもぎ取る「バイクスロー」が活躍しました。センタープレイヤーとしてシンプルに強く、また大きな手で後出しの権利を使用することからポイントガードの役割も担い、ゴール下の司令塔と評されていました。
無冠の五将②花宮真(霧崎第一)
霧崎第一高校に所属しており、バスケ部キャプテン兼監督を務めています。ポジションは司令塔であるポイントガードであり、「悪童」との異名が付いています。その異名通り、審判の前では素直な高校生を演じますが、それを欺いて見えないところでラフプレーを仕掛けるなどバスケットに最も不誠実と評されています。また高校1年生の時に木吉鉄平の膝を怪我させた張本人でもあり、誠凛高校と深い因縁があります。
花宮真の能力
花宮真はすごく頭がよく、相手の攻撃パターンを全て暗記してスティールする「蜘蛛の巣」で相手を苦しめます。またチームメイトの瀬戸とタッグを組むことでスティール成功率は100%にまで跳ね上がります。また汚い手を使いますが、バスケットプレイヤーとしても天才であり、ラフプレー無しでもいつでも点を取ることが出来、難しいフローターシュートを得意としています。
無冠の五将③根武谷永吉(洛山)
根武谷永吉は洛山高校2年生でポジションは無冠の五将と呼ばれ始めた中学時代はパワーフォワードでしたが、高校では木吉と同じセンターを務めています。その筋骨隆々として姿から付いた異名は「剛力」と呼ばれています。坊主頭に剃り込みを入れた男らしい容姿です。また高校生らしい大食いで、げっぷやおならを平気で行う下品な性格です。
根武谷永吉の能力
根武谷永吉の能力はシンプルにその強力な筋力です。「筋肉バカ」とも呼ばれ徹底的に筋肉を鍛え上げ、圧倒的なパワーで自分よりも大きな相手でも筋力、パワーで圧倒します。洛山高校に入学後は筋肉以外の基礎練習も鍛え上げられたことでバスケの技術も相当なものとなっています。筋力を武器にした「マッスルダンク」「マッスルリバウンド」という技がありますが、中身はパワーの強い普通のダンクやリバウンドです。
無冠の五将④葉山小太郎(洛山)
葉山小太郎は洛山高校2年生でポジションはバスケットのエースが務めることの多いスモールフォワードです。全身をバネのように使用する圧倒的な身体能力の高さから付いた異名は「雷獣」と呼ばれています。性格は好戦的、挑戦的で、発言は幼稚な発言も多くあります。またその性格が災いしてか熱くなりやすく、頭に血が上り、冷静さを欠く場面もありますが、バスケの実力は相当なレベルの高さです。
葉山小太郎の能力
葉山小太郎の能力で特筆すべきはその身体能力の高さです。作中トップクラスの身体能力でアクロバティックな動きが得意です。全身をバネのように使い、指先に強い力を伝えてドリブルする「雷獣の(ライトニング)ドリブル」はあまりのスピードの常人の目でボールを追うことは不可能です。また「野生」の能力を持ち、高い身体能力、速いドリブルと合わせて強力なオフェンスを展開します。
無冠の五将⑤実渕玲央(洛山)
実渕玲央は洛山高校の2年生で副キャプテンも務めています。ポジションはシューティングガードで、中学生時代から誠凛高校のキャプテン日向が憧れるほどの3Pシューターでした。無冠の五将としての異名は「夜叉」と呼ばれています。お姉言葉を話し、オカマのような立ち振る舞いですが、礼儀正しく紳士的な性格です。しかし格下の相手には見下すなど非常な一面も持ち合わせています。
実渕玲央の能力
実渕玲央の能力はシューティングガードらしく3Pシュートに関するものです。強い体幹によりファールをもらいながら3Pを決める「地」、フェイダウェイでブロック不可能な位置から3Pを決める「天」、ディフェンスにブロックすら飛ばせない「虚空」の3つの3Pを武器にシュートを量産していきます。
無冠の五将の名言一覧
木吉鉄平の名言
鉄心・木吉鉄平の名言を紹介します。木吉鉄平の名言として「なぁに、ただのピンチだ、終わったわけじゃない。楽しんでこーぜ」、「力比べは嫌いじゃない」、「誠凛を守る、そのためにおれは戻ってきたんだ」、「もっと自分の可能性を信じてもいいんじゃねーの」など仲間を鼓舞する名言が多いです。
花宮真の名言
悪童・花宮真の名言を紹介します。「他人の不幸は蜜の味」、「天才だろうが、秀才だろうが壊れりゃただのガラクタなんだよ」、「小細工無しでもおれは点なんていつでも取れるんだよ」などがあります。悪童らしく、相手の嫌がる、相手を煽る名言ばかりです。
根武谷永吉の名言
剛力・根武谷永吉の名言を紹介します。「筋肉がありゃ全て上手くいく」、「力で負けたらもっと力をつける」、「鍛えた分だけ強くなる、筋肉はウソをつかねえ」などがあります。剛力らしい、筋肉を愛し、信頼している名言ばかりです。
葉山小太郎の名言
雷獣・葉山小太郎の名言を紹介します。「3本でいいかな?」、「やり返さなきゃ気が済まない」、「いくわ…5本」、「そんでいくよ、4本だ」などがあります。ドリブルに絶対的な自身のある雷獣・葉山小太郎らしいドリブルに関する名言ばかりです。
実渕玲央の名言
夜叉・実渕玲央の名言を紹介します。「ごめんなさいね。うるさいのは苦手なの。ちょっと静かにしてもらおうかしら」、「結構欲張りなのよ、こう見えて私って」、「だからお礼にいいもの見せてあげる」などです。3Pを得意とする実渕玲央は3Pで負けないという絶対的な自身が見える名言です。
無冠の五将の声優一覧
木吉鉄平の声優は浜田賢二
木吉鉄平の声優は浜田賢二が務めています。1972年生まれの2019年現在47歳の声優、ナレーターです。1996年に声優養成校へ入学した後、1998年にテレビアニメ声優デビューを果たします。代表的な出演作品としてデュエルマスターズの切札勝負役、鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMISTのファルマン中尉役があります。その他洋画の吹き替え声優としても精力的に活動しています。
花宮真の声優は福山潤
花宮真の声優は福山潤が務めています。1978年生まれの2019年現在41歳の声優であり、歌手としても活躍しています。1997年にナレーションからデビューし、2000年にアニメ声優デビューを果たします。2001年には大人気ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズDX」のロイ役を務めたことから、様々な人気アニメのオファーが舞い込むようになります。代表作は暗殺教室の殺せんせー、ワールドトリガーの烏丸京介です。
根武谷永吉の声優は藤原貴弘
根武谷永吉の声優は藤原貴弘が務めています。1982年生まれの2019年現在37歳の声優です。2011年からアニメ声優として活躍しています。代表的な出演作品として、忍たま乱太郎、ジョジョの奇妙な冒険、テラフォーマーズ、ベルセルクなどに出演しています。またテレビアニメだけでなく、ゲームの声優や洋画の吹き替えなど精力的に活動しています。
葉山小太郎の声優は増田俊樹
葉山小太郎の声優は増田俊樹が務めています。1990年生まれで2019年現在29歳の声優であり、歌手としても活躍しています。2009年にミュージカルのテニスの王子様で幸村精市役を見事オーディションで勝ち取り、俳優として芸能界デビューを果たします。2010年からは希望していた声優として活動を開始します。2011年には遊戯王の神代凌牙役でアニメ声優としてデビューし、以後様々な人気アニメの声優として抜擢されています。
実渕玲央の声優は羽多野渉
実渕玲央の声優は羽多野渉が務めています。1982年生まれの2019年現在37歳の声優です。アミューズが開催したサマーオーディションに合格したことから声優として活動を始めます。2001年からアニメ声優デビューを果たし、代表的な作品にダイヤのAの増子透役、FAIRY TAILのガジル・レッドフォックス役があります。歌手としても活動しており、2011年にシングルCDを出すなど現在も活躍しています。
無冠の五将に対する感想や評価
やばい。
— スミヨシハルカ (@Haruka31060808) November 30, 2017
明日物理なのに黒バスの霧崎第一戦全部読破しとったて、、
とにかく木吉鉄平は死ぬほどかっこいい。惚れた。
無冠の五将についての感想、評価を紹介します。最初は誠凛高校の木吉鉄平についての感想です。木吉鉄平はバスケをこよなく愛し、どんな時でも楽しもうという精神でバスケをプレイします。無冠の五将の一人である霧崎第一との試合でダーティプレイに徹する霧崎第一に対して、身体を張ってチームを守る木吉鉄平の姿に多くのファンが心を打たれました。木吉鉄平の真っすぐな姿がかっこいいとファンから多く声が上がっています。
私が6、7年推してきてる花宮真君。何故自分がこんな外道キャラ好きなのか全く分からなくて 好きは理屈じゃないなぁとか思ってたけど。 その天才的な頭脳があるのにも関わらず 自らの楽しみという不確定で不明確なものの為にリスクを犯すことを止められない
— えぬ (@Enuenu9782) October 8, 2019
罪悪感という人間にあるはずの物が欠けている
続いての無冠の五将に関する感想です。霧崎第一高校に所属する悪童・花宮真についての感想です。花宮といえばバスケの実力は相当なものですが、勝つためには手段を選ばず、ダーティプレイに徹する悪役として登場します。天才的な頭脳と才能あふれるバスケットスキルがあるにも関わらず、ダーティプレイというリスクを冒す花宮への疑問と、サイコパス的な思考に惹かれていったというファンの感想です。
今ふと思った。黒バスラストゲームでの日本チーム側の控えが何で若松、日向、高尾なんだろう?バランスを考えての事だろうが、純粋な実力で言えば洛山の無冠の五将の実渕、虎太郎、根武谷じゃね?あの3人なら赤司との統率も上手くいくし
— けんぼー (@fscamiwa) September 23, 2017
無冠の五将についての最期の感想です。黒子のバスケには続編があり、アメリカ代表と戦います。日本代表メンバーに無冠の五将は一人も選ばれませんでした。無冠の五将はキセキの世代に次ぐ能力とされており、特に赤司の洛山高校に所属していた実渕、根武谷、葉山は赤司とは連携も取れているのに何故選ばれなかったのかという感想です。キセキの世代と無冠の五将が協力して強敵に立ち向かう姿が見たかったとのファンの感想です。
無冠の五将の黒子のバスケまとめ
いかがでしたか?無冠の五将について一覧形式で紹介しました。無冠の五将の能力一覧でキセキの世代に負けない実力者たちであることが分かります。また名言一覧ではそれぞれの性格や信念などキャラクターとしての個性がハッキリと分かります。無冠の五将はキセキの世代の陰に隠れていますが、バスケの実力派相当なもので、中学時代のキセキの世代を苦しめました。キセキの世代との戦いだけでなく、無冠の五将達の戦いにも注目です。