新開隼人は箱根の直線鬼！乗っている自転車や声優は？代名詞のパワーバーとは？

人気漫画作品『弱虫ペダル』。自転車競技というあまり漫画では描かれなかったスポーツに焦点を当てており、大きな話題となりました。今回の記事で紹介する「新開隼人」は、そんな『弱虫ペダル』に登場する人気キャラクターの1人。主人公・小野田坂道のライバルチームである箱根学園自転車競技部に所属するエーススプリンターで、「箱根の直線鬼」という異名を持っています。

今回は新開隼人の活躍場面や彼が作品の中で乗っている自転車とそのモデルとなった実在する自転車、そして彼が作品中何度も食している『パワーバー』等について紹介。また、アニメ版『弱虫ペダル』で新開隼人の声を担当している声優さんについても触れていきます。

新開隼人を紹介する前に、彼が登場する作品『弱虫ペダル』について簡単に紹介します。『弱虫ペダル』は2008年から連載がスタートした漫画作品。当時漫画で取り上げられることの少なかった競技自転車の世界を取り上げており、連載開始直後から大きな話題となりました。2018年時点で累計発行部数は1700万部を突破。その人気から2012年には舞台化され、2013年にはアニメ化。

更にその後2015年には劇場版アニメ化を果たしています。その功績から2015年講談社漫画賞の少年部門を受賞しました。少年漫画ではありますが、女性からの人気も絶大。男女問わず人気の作品となっています。

『弱虫ペダル』は主人公・小野田坂道が高校へ入学したところから物語がはじまります。小野田は漫画やアニメが大好きな、いわゆるオタク。高校入学後はアニメ・漫画研究部へ入部を希望していました。しかし、アニメ・漫画研究部は人数不足から廃部となっており、入部はかないませんでした。中学まで友人がおらず、アニメ・漫画研究部で友達を作ろうとしていた小野田は、部員集めに奔走。

そんな中、同級生である今泉俊輔が小野田に「(小野田が)勝ったらアニメ・漫画研究部に入部する」といって勝負を持ちかけます。今泉は中学から自転車競技で活躍していた選手。今泉は以前朝練の際、激坂を鼻歌交じりにママチャリで登っていた小野田の姿を目にしており、小野田に自転車競技の才能があるのではと考えていたのです。

小野田は惜しくも勝負に敗れ、部活勧誘は失敗に終わります。後日、小野田は1人で秋葉原へ。そこで自転車競技で中学から活躍していた鳴子章吉と知り合い、友人となります。今泉や鳴子との出会いにより、自転車競技の楽しさを知った小野田は自転車競技部へ入部し、そこでクライマーとしての才能を開花させ…というのが『弱虫ペダル』のあらすじです。

ここからは新開隼人に焦点をあてて紹介していきます。冒頭でも触れていますが新開隼人は、主人公である小野田にとってライバル校である箱根学園の3年生選手として登場しました。高校以前から自転車競技で活躍していた選手であり、「箱根の直線鬼」という異名を持っています。直線鬼というのは、新開隼人が起伏の無い直線コースを得意とするスプリンターであることからついた異名。

また、新開隼人は普段は穏やかで人当りの良い人物ですが、エーススプリンターとして勝負に出た際には、獰猛な性格へと変貌します。同時に穏やかだった表情も獰猛な鬼を思わせるものへと変化。普段とは全く異なる表情が、ファンにとっては中々に衝撃的だったようで、一部のファンからは「まさに鬼」「ぴったりの異名だ」と言われています。

高校以前から自転車競技の選手として活躍していた新開隼人。では、彼が自転車競技に興味を持つようになったきっかけとは一体何だったのでしょうか？これについては、著者である渡辺航先生が回答しています。先生によると、新開隼人の父の友人が自転車競技をしており、その姿を「かっこいい」と思ったことがきっかけだとされています。

『弱虫ペダル』の本編には新開隼人が小学生の頃レースで優勝する姿も描かれているので、新開隼人が自転車競技を始めたのはかなり幼い頃、少なくとも小学生の頃からだったのだと考えられています。

小学生の頃から選手として活躍し、「箱根の直線鬼」の異名を持つ新開隼人。ここからはそんな新開隼人が作品の中で使用している自転車について紹介します。新開隼人が作品の中で乗っている自転車は「cergelo」。下の画像の様に、黒い車体に赤のカラーリングが施されている自転車となっています。

新開隼人が所属している箱根学園自転車競技部のユニフォームは、肩部分の青いラインが印象的で、新開の使用している車体とのコントラストが綺麗だと一部のファンからは好評なようです。極稀に改装などで箱根学園のユニフォームの肩部分のラインが黒く描かれている場合もありますが、そちらも自転車にマッチしていると評判でした。

アニメ版『弱虫ペダル』では「cergelo」を使用している新開隼人ですが、原作である漫画では「cervelo」の自転車を使用しております。後者は実在する自転車メーカーとして有名。原作漫画とアニメで自転車が微妙に変更されたのは、おそらく漫画で登場した自転車が実在するメーカーのものであったため、利権等に配慮した結果であると考えられています。

実在する自転車メーカーの「cervelo」はカナダで創業されたブランドで、トライアスロンや自転車競技のプロ選手から軽量性に定評があるブランドとして有名です。様々な型の自転車がありますが、上の画像の自転車は黒と赤の配色が逆転しているものの、新開隼人がアニメで使用している自転車とカラーリングが似ていると話題になりました。

『弱虫ペダル』の中でも人気キャラクターとされている新開隼人。そんな新開隼人の声を担当したのは人気声優の日野聡さんです。声優・日野聡さんは1978年8月4日生まれのアメリカ合衆国出身。5歳までサンフランシスコで育ち、その後は日本で生活されているようです。元々は劇団に所属していたそうですが、海外ドラマの吹き替えを担当したことをきっかけに、声優としてデビュー。

その後吹き替えを中心に声優活動されていたそうですが、『一騎当千』のオーディションに呼ばれ、見事「周瑜公瑾」の役を演じたことから、アニメキャラクターの声優としても活躍されるようになりました。現在は吹き替えやアニメの他に、ゲームキャラクターやナレーション等、声優として幅広く活動されているそうです。

新開隼人の声を担当した声優の日野聡さん。では、日野聡さんは『弱虫ペダル』の新開隼人以外にどのような作品に出演しているのでしょうか？有名なのは既に紹介した『一騎当千』の「周瑜公瑾」。またその後演じた『灼眼のシャナ』の「坂井悠二」、『ゼロの使い魔』の「平賀才人」や『NARUTO』の「サイ」、そして『銀魂』の「神威」役の声優としても有名です。

他にも人気アニメ『Free！』の「芹沢尚」や『炎炎ノ消防隊』の「フォイェン・リィ」、更に『鬼滅の刃』の「煉獄杏寿郎」演じており、今後も話題作のメインキャラクター役の声優として活躍されることが期待されています。

『弱虫ペダル』に登場するキャラクターの中でも屈指の人気を誇る「箱根の直線鬼」新開隼人。そんな新開隼人が作品の中で何度も口にしている食べ物があります。その食べ物が「パワーバー」。パワーバーはスティックのような形状をしている食べ物として描かれています。実はこの「パワーバー」は実在していて、スポーツ栄養補助食品として知られています。

1本で約184キロカロリーもの栄養を摂取できるので、スポーツをされている方には好評だそうです。『弱虫ペダル』ではこのパワーバーを新開隼人が何度も口にしており、新開隼人の登場シーンでは、ほぼ毎回新開隼人と同時に登場している為、「新開隼人と言えばパワーバー」と考えているファンも少なくありません。その為、新開隼人のファンには、実際にパワーバーを購入して食べてみたという方も沢山いらっしゃるようです。

登場シーンではほぼ毎回パワーバーを口にする新開隼人。ここからはそんな新開隼人の活躍を紹介していきます。活躍シーンでもパワーバーが何度も登場しますので、画像にも是非注目してください。まず最初に紹介するのはインターハイの初日。インターハイの初日はファーストリザルト争いで、新開隼人の後輩である泉田と総北高校の田所、鳴子が熾烈な戦いを繰り広げました。

その戦いの中で描かれたのが、泉田の回想。泉田は過去「自転車に乗らなくていい」と言われていたことがあります。泉田はそれを「自転車選手を諦めろ」と捉えてしまいますが、実際には「自転車に乗るだけがトレーニングではない」という意味でした。泉田はそれを新開隼人から教わったのです。後輩に対して優しく接する新開隼人の姿はファンからは「かっこいい」と話題になりました。

ちなみに、この泉田の回想シーンでも新開隼人はパワーバーを食べています。結果的に泉田は田所、鳴子とのファーストリザルト争いに敗れてしまいます。しかしファーストリザルト争いで敗れて焦る泉田を、新開隼人がフォローする姿も描かれていました。こうしたさりげないフォローができる新開隼人についても、「こんな先輩が欲しかった」「フォローできるところがかっこいい」とファンからは好評でした。

続いて紹介する新開隼人の活躍場面はインターハイ2日目の御堂筋との戦いです。1日目のファーストリザルト争いには泉田が勝負に出ましたが、2日目のスプリントリザルトには、体力を温存していた新開隼人が勝負をしかけます。スプリントリザルトを取りに出ていた京都伏見高校の御堂筋との戦いでは、初めて新開隼人の「箱根の直線鬼」としての表情が描かれました。

ここでは新開隼人が過去レース中に兎を轢いてしまい、それ以降左から抜くことが出来なくなってしまったというエピソードも描かれていました。しかし「箱根の直線鬼」となった新開隼人はそのトラウマを克服。御堂筋を見事抜かします。しかしながらゴールの寸前御堂筋に抜き返されてしまい、スプリントリザルトを逃してしまいました。それでも「箱根の直線鬼」となった新開隼人もかっこいいとファンからは好評でした。

スプリンターとして御堂筋との勝負に敗れた新開隼人。スプリントリザルトを逃した後は、箱根学園チームの一番後ろに付き、力なく走っていました。その姿に動揺したのは泉田。泉田は過去、自分が落ち込んでいる時に導いてくれた新開隼人を尊敬していました。その為、御堂筋との勝負に敗れ、力なくうつむいている新開隼人の姿に動揺してしまったのです。

一方、同じチームである荒北友康は「自信満々で飛び出しておいて」と新開隼人に抗議しました。一見ハラハラする場面ですが、新開隼人は「おかげでだいぶ回復させてもらってるよ」と笑顔で答えます。その手にはパワーバーが握られていました。泉田には落ち込んでいるように見えた新開隼人でしたが、すっかりいつもの調子に戻っていたのです。

こうしたメンタル面の強さも新開隼人の長所の1つ。御堂筋とのスプリントリザルト争いには敗れてしまった新開隼人ですが、すぐに気持ちを持ち直せる彼の強さに惹かれるファンも数多くいらっしゃいます。

御堂筋とのスプリントリザルト争いの後、バラバラにばらけてしまった箱根学園チーム。しかし荒北が牽引し、再び6人全員がそろいます。新開隼人は坂を登り切ったところで荒北の合図と共に飛び出しました。パワーバーを加えたままエースである福富を牽引にでる新開隼人。京都伏見高校のチームからは話されてしまっていましたが、「20秒で追いつくよ」と宣言。

そして新開隼人は宣言の20秒から5秒余裕のある、15秒で見事京都伏見高校のチームへ追いつきます。福富へ宣言したジャスト20秒では「今度は勝たせてもらうよ」と御堂筋にリベンジを宣言してみせました。ちなみに、この時もパワーバーを口にしています。リベンジ宣言してみせる余裕や、有言実行して見せるこの場面は新開隼人のファンにとても好評で、「かっこいい」と話題となったようです。

インターハイ2日目の新開隼人の活躍は先頭集団への追い上げだけではありません。エースである福富を引き連れて、今泉と競り合う場面もファンから注目を集めました。特に坂を下った先にあるコーナー部分で競い合う場面は緊張感たっぷりに描かれており、ファンも息を飲んだと評判になっています。

トップスピードでコーナーに差し掛かる際に発した「神にでも祈ってみるかい？」というセリフは特に好評。ギリギリの勝負で今泉に余裕を見せつける新開隼人は、他の選手にはない魅力を持っていると評判で、このシーンは新開隼人の魅力が詰まっていると語るファンもいらっしゃるようです。

インターハイ3日目は箱根学園6人がそろうと、新開隼人はエースである福富を連れて列から飛び出します。スプリントリザルトを狙うだけでなく、そのままゴールを狙っての事です。途中からは荒北と先頭を口外しますが、その後荒北の体力が尽きると再び新開隼人が先頭へ。その後新開隼人に代わり先頭へ泉田が出ますが、チームへ貢献した後力尽きました。そんな泉田に対して新開隼人は「任せとけよ泉田」と声をかけています。

泉田に代わって再度先頭を走る事になった新開隼人は山中湖で最後平坦勝負へ。箱根の直線鬼へと変貌しできる限りの速度でエース福富とクライマーである真波、そして藤堂を山へ送り出しました。最終的には総北の1年小野田と箱根学園の1年真波の一騎打ちに。結果として箱根学園の真波は総北の小野田に敗れ、準優勝に終わります。

3年生である為、新開隼人にとってはこのインターハイが最後。ゴール前の勝負に負けてしまった真波に苦言を呈してもおかしくない場面ではありましたが、新開隼人はそんなことをしませんでした。新開隼人はただ笑顔で真波に「疲れたろ、食う？」といってパワーバーを差し出したのです。

インターハイでエーススプリンターとして大活躍した新開隼人。しかし新開隼人の魅力はレースで見せる格好良さだけではありません。ここからは選手としての魅力とは別に、新開隼人の人間的な魅力について触れていきます。まず最初に紹介する魅力は、ペットとしてウサ吉という名前のメスうさぎを飼っているところです。

エーススプリンターである新開隼人がうさぎを飼っているということにギャップを感じ、魅力的だと考えるファンは少なくありません。しかしこのウサ吉と新開隼人の関係は、若干複雑です。実はこのウサ吉は、過去新開隼人が轢いてしまったうさぎの子供なのです。

新開隼人が一時的に他の選手の左側を抜くことが出来なくなったのは、野生のうさぎを轢いてしまった為。レースが終わった後、うさぎを轢いてしまったポイントへ戻った新開隼人は、うさぎの亡骸と、その亡骸に寄り添う子うさぎを見つけました。新開隼人はこの子うさぎを連れ帰り、ウサ吉と名付け可愛がるようになったそうです。

続いて紹介する新開隼人の魅力は「弟がいる」という点です。弟の名前は新開悠人。兄である新開隼人と同じく、高校入学前から自転車競技の選手として活躍していたようです。年齢は兄である新開隼人と3歳差。箱根学園へは新開隼人と入れ違う形で入学しました。新開悠人の顔は新開隼人とそっくりですが、性格や自転車での得意分野は異なります。新開隼人は平坦地が得意なスプリンターでしたが、悠人は上り坂の得意なクライマー。

また、新開隼人は仲間や相手選手を思いやる心優しい性格をしていますが、悠人は実力主義。多少姑息な手を使ってでも勝利を目指す、勝への執着心の強い選手となっています。一見正反対の兄弟ですが、弟である悠人曰く兄弟仲は良いようで、『弱虫ペダル』の本編でも悠人が新開隼人を尊敬している場面も描かれています。弟とは異なる性格的な魅力も、ファンにとっては格好良く感じられる点として評価されているようです。

登場当時は箱根学園3年生だった新開隼人。物語の中で時間が進むと、当然高校を卒業します。新開隼人は卒業後、明早大学の工学部へ進学したとされています。同じチームのエースだった福富寿一も同じ大学へ卒業したようですが、学部は新開隼人と異なる法学部への進学。新開隼人は大学進学後、モテる為に香水を使用しているそうです。それが功を奏してか、大学入学後始めたアルバイト先では女の子にモテているようです。

新開隼人の魅力としてよくあげられているのが、その人柄。一流選手でありながら、人当りの良さも新開隼人の長所と捕らえているファンは沢山いらっしゃいます。新開隼人の人柄の良さが垣間見えるシーンの一例としては、インターハイ3日目に見せた田所とのやりとりがよくあげられています。平坦地での仕事を終えた2人は力尽き、チームから離れた位置を走っていました。

その際2人は「良い戦いだった」とお互いを称え合い、固い握手を交わしています。また、遅れ流れでも山に入ろうとした際、田所はエネルギー補給に携帯食を食べようとしましたが、中は既に空。それを見ていた新開隼人は自分のパワーバーを差し出し田所へ分け与えています。こうした紳士的な部分がファンにとって魅力的だと話題になりました。

新開隼人の魅力として次に紹介するのはキャラソンです。『弱虫ペダル』には魅力的なキャラクターが多く、人気キャラクターの多くはキャラソンCDを出しています。新開隼人のキャラソンは、『弱虫ペダル』のキャラソンの中でも評価が高く「かっこいい」と評判。

アニメのキャラソンCDは声優さんが歌っている為、評価が分かれることがしばしばあります。時には「歌手が歌っているわけじゃないし…」と言われてしまう事も少なくありません。しかし新開隼人の声を担当している日野聡さんは声優さんの中でも歌唱力がかなり高く、ファンからは「歌が上手くてびっくり」「キャラソンにしてはかっこよすぎる」と評判になっています。

最後に紹介するのは新開隼人が飾った15巻の表紙です。「新開隼人といえばこのポーズ！」とおっしゃる方もいるかもしれません。手を銃の様にして、人を指さす新開隼人のこのポーズは「必ず仕留める」というサイン。作品中にも何度か登場します。このポーズ、実は実在する自転車の選手アルベルト・コンタドール選手のウイニングポーズとして知られており、モデルとされているのではないかと考えられているようです。

活躍場面も多く、沢山のファンから愛されている新開隼人。ここからは新開隼人に関する感想や評価を紹介していきます。まず紹介するのは「やっぱり大好きだ」という感想。何度も触れていますが、新開隼人は『弱虫ペダル』に登場する数多くのキャラクターの中でも人気なキャラクターです。もちろん他にも魅力的なキャラクターが登場しますが、「新開隼人が1番好き」というファンも少なくありません。

他のキャラクターと並んで描かれている場面でも「やっぱり新開隼人が好きだ」と再確認したファンも多いようです。

次に紹介するのは「おバカなところがかわいい」という感想です。人当りが良く、優秀な選手である新開隼人は、一見すると完璧で隙の無いキャラクターに見える事もあるかもしれません。しかし中々に茶目っ気のあるキャラクターでもあります。

アニメでは本編終了後の通称Cパートで、食べ物を荒北に食べ物をすすめたものの、食べてもらえず涙を流すというシーンも描かれています。そんな人間味のある部分が可愛いと感じたファンもいらっしゃるようです。

最後に紹介するのは「弟思いで、直線鬼になる新開隼人がかっこいい」という感想です。直線鬼と化した新開隼人の姿について、当初はショックを受けたファンもいたようですが、感情を剥き出しにして必死に走る新開隼人にますます惹かれたというファンも。普段の穏やかな新開隼人も、直線鬼と化した新開隼人もファンにとっては格好良い存在のようです。

今回は「箱根の直線鬼」の異名を持つ新開隼人について紹介しました。新開隼人は普段飄々とした性格で、人当りの良い選手ですが、本気で勝負に出た際には感情を剥き出しにして走る熱い部分をもった人物でもあります。当初、ビジュアルの変化に戸惑ったファンもいたようですが、「それでも格好良い」と感じたファンが大多数でした。

インターハイの後、物語本編からは退場した新開隼人ですが、大学へ進学した様子が描かれています。また試合の応援やスピンオフ作品等に何度か登場しました。ひょっとするとこれからも何らかの形で物語に登場するかもしれません。新開隼人の登場を楽しみに、『弱虫ペダル』を応援しましょう。