【ジョジョ】ココ・ジャンボは亀のスタンド使い!能力やポルナレフとの関係とは?

ギャング団「パッショーネ」のボスが愛娘を護るために飼っていたペットの亀、ココ・ジャンボ。ただし、ただの亀ではありませんでした。『ジョジョの奇妙な冒険』第5部の鍵を握る重要なキャラクターの一つです。これから、そんなココ・ジャンボのプロフィールをはじめとして発現するスタンド能力の威力、さらにはジョジョのキーマンの一人ポルナレフとの関係に至るまで様々な情報をまとめてお届けします!

【ジョジョ】ココ・ジャンボは亀のスタンド使い!能力やポルナレフとの関係とは?のイメージ

目次

  1. ココ・ジャンボとは?
  2. ココ・ジャンボは亀のスタンド使い!能力は?
  3. ココ・ジャンボとポルナレフとの関係
  4. ココ・ジャンボとポルナレフの魂やその後
  5. ココ・ジャンボに関する感想や評価
  6. ココ・ジャンボのスタンド能力まとめ

ココ・ジャンボとは?

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風の作品情報

ジョジョに詳しくない方にとって”ココ・ジャンボ”は聞き慣れない言葉でしょう。ココ・ジャンボとは、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部「黄金の風」に登場するキャラクターの名前です。キャラの解説に入る前に、まずは本編の作品情報を紹介します。

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風の概要

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」の舞台となったは、2001年のイタリア。DIO(ディオ・ブランドー)を父親に持つジョジョことジョルノ・ジョバァーナが、ギャング団「パッショーネ」に入り実力と名声を高めていく過程や逃避行の冒険を描いています。

第4部「ダイヤモンドは砕けない」から2年後という設定になっている黄金の風。空条に仕事を依頼された広瀬康一がイタリアを訪れ、矢やスタンド能力を目の当たりにするシーンで始まり、前シリーズからの繋がりを印象付けます。ただし、広瀬やDIOの登場シーンはごく限られていてストーリーへの影響はありません。代わりに終盤では第3部のジャン=ピエール・ポルナレフが再登場しています。

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風のあらすじ

イタリアの港湾都市ネアポリス(ナポリ)に暮らす主人公のジョルノ・ジョバァーナ。皮肉なことにジョジョの家系であるジョースター家の宿敵・DIOを父親に持っていました。それ故か幼いジョルノも迫害を受け、悲惨な生活を余儀なくされていました。そんなジョルノは、ある時見知らぬギャングの男と出会い、「ギャングスター」になるという希望を胸に抱くようになります。

あらすじのイメージ

時は新世紀を告げる2001年。15歳になったジョルノは、裏社会を支配するギャング団「パッショーネ」といさかいを引き起こします。構成員のブチャラティから襲撃を受けたジョルノは、スタンド「ゴールド・エクスペリエンス」を駆使し返り討ちにします。その際「ボスを倒し、いずれ組織を乗っ取る」と言い放つジョルノに共感を覚えたブチャラティは、ジョルノを自分のチームに引き入れることを即決します。

ジョルノはその後ブチャラティのチームに合流、徐々に信頼を得ていきます。一方、組織の幹部に昇格したブチャラティは、暗殺チームに狙われるボスの娘トリッシュの警護を任命されます。ジョルノたちはトリッシュの護衛をしながら、ギャングのボスが滞在する水の都ヴェネツィアに向かうのでした。ところがその後ブチャラティは、ボスが娘を始末しようとしていたと知ります。

トリッシュを擁護したため組織に狙われる身となったブチャラティ。一転、ボスを倒すことを旗印に、賛同した者を連れてその場を去ります。ボスはブチャラティチームを始末するよう刺客を送り込みます。刺客を退けながらボスを倒す算段を練るブチャラティ。そんな時、スタンド能力をもつジャン=ピエール・ポルナレフから連絡が入ります。

スタンドを進化させられる矢の存在を知ったジョルノ一行。矢を入手するためポルナレフとの待ち合わせ場所、ローマのコロッセオ競技場へ向かいます。一方ボスであることを明かしたディアボロは、矢を我が物にするべくポルナレフを急襲。壮絶な争奪戦の結果矢を手にしたジョルノは、矢で進化させたゴールド・エクスペリエンス・レクイエムによりディアボロに止めを刺し、最終決戦での勝利を得ます。

ココ・ジャンボのプロフィール

ココジャンボとは、ギャング団パッショーネのボスが娘トリッシュを護るため飼うことにした亀のことです。ただしただの亀ではなく、スタンド能力を持っていました。ココ・ジャンボの背中には窪みがあり、ここに鍵を取り付けるとスタンドが発生されるようトレーニングされていました。劇中では名前はなかったのですが、画集「JOJO A GOGO」が制作された時に「ココ・ジャンボ」とネーミングされました。

プロフィールのイメージ

話をしたり自らの意思で何かをすることはできませんが、亀の習性を持つココ・ジャンボにとって物陰に隠れるのはお手の物。秘密工作では最適な移動手段ともなります。ただし、暗殺チームのペッシのスタンド能力ビーチボーイにかかると、隠れてもすぐ発見されてしまいます。ペッシ以外の追手なら難なく逃げ切ることができます。

荒木飛呂彦 公式サイト [JOJO.com]

ココ・ジャンボは亀のスタンド使い!能力は?

スタンドはミスター・プレジデント

亀のココジャンボは、「ミスター・プレジデント」と呼ばれるスタンド能力を有しています。基本性能は以下のとおり。

  • 破壊力―E
  • スピード―E
  • 射程距離―E
  • 持続力―A
  • 精密動作性―E
  • 成長性―E

ミスター・プレジデントとは、甲羅の宝石部分から中に入ることができる部屋を作る能力です。戦闘用のスタンドではなく、サポートに徹したスタンド能力と言ってよいでしょう。

能力や強さ①発現方法

ミスター・プレジデントの発現方法ですが、甲羅にあるカギの形をしたくぼみに専用のカギをはめこみます。この発現方法について、ココ・ジャンボはよく訓練されているようです。

スタンドによって作り出された部屋ですが、能力発現中は自由に出入りすることができます。また部屋の中から外の様子を窺うこともできます。鍵に装飾された宝玉部分を触ることで入室でき、部屋の天井に触ると退出スイッチが作動し外に出ることができます。また、甲羅のカギをくぼみから外すと部屋を作る能力が解除され、生物のみが部屋から外の世界に放出されます。

また、厳重な密室状態を作り出すわけではないので、外部からの影響を受けやすいのが玉に瑕です。暗殺チームの刺客であるプロシュートが老化現象を引き起こすスタンドを使った時には、外の世界だけでなく部屋の中にまで効力が及んできてしまいました。

能力や強さ②部屋の内部

ミスター・プレジデントによって作られて部屋について説明します。部屋の内部には最低限の設備が整っていて、日常生活に困ることはまずありません。テーブルやソファなどの家具があり、冷蔵庫も設置されています。電気だけでなく電波も受信できるので、必要ならネットを使って情報収取することもできます。

冷蔵庫の中には様々な飲み物が取り揃えられています。コーラにミネラルウォーター、アップルジュース、オレンジジュース、パイナップルジュースなどより取り見取り。食べ物も豊富に用意されており、バナナやパイナップルなどの盛り合わせがテーブルにドンと置かれています。

その他、雑誌などの読み物も取り揃えられており、時間を持て余しても退屈しないよう配慮されています。ところが、一つだけ欠点がありました。それは水道がは通っていないことです。トイレがないのも長時間滞在する場合には困るでしょう。

ミスター・プレジデントの元ネタ

ココ・ジャンボのスタンド能力「ミスター・プレジデント」。この名前には元ネタがありました。ミスター・プレジデントの名前の由来は、ドイツ・ブレーメンで誕生したユーロビートグループ「ミスター・プレジデント」にちなんでいるようです。1996年にリリースされ大ヒットを記録したシングル『ココ・ジャンボ』は、おわかりのように亀の名前として採用されました。

ココ・ジャンボとポルナレフとの関係

ポルナレフとの関係①飼い主とペット

まずココ・ジャンボの登場シーンから説明します。ボスの娘の護衛を命じられたジョルノ一行。さらにボスは指示を出し、ジョルノにカギを入手させます。何のためのカギなのかわからないまま、ボスに指示された駅構内の水飲み場で同行していたブチャラティが一匹の亀を見つけます。その亀をつぶさに観察したブチャラティは、甲羅にカギの形をした窪みがあるのに気づきます。

ここでブチャラティは頭を働かせ、ボスが入手させたカギ鍵が絡んでいるに違いないと睨み、カギを亀の甲羅に嵌めてみました。するとスタンド能力「ミスター・プレジデント」が発動したのです。この説明でお分かりのように、亀のココ・ジャンボはボスのペットでした。

ポルナレフとの関係②出会い

ジャン=ピエール・ポルナレフがココ・ジャンボと出会ったのは、古代ローマ時代に造られた円形闘技場コロッセオでした。ジョルノたちがココ・ジャンボを連れてコロッセオを訪れたのです。しかし、すぐさまディアボロとの対決が始まってしまい、ココ・ジャンボに意識が向かう暇はありませんでした。

ココ・ジャンボとポルナレフの魂やその後

魂やその後①戦いで魂が入れ替わる

ディアボロとの戦いは、ポルナレフの劣勢で事が進んでいきました。スタンド能力「キング・クリムゾン」対しても抵抗するのが精一杯。誰もがポルナレフが死んだと思った瞬間、「シルバー・チャリオッツ」の中からスタンド能力を発現させる矢が飛び出し、新たなスタンド「レクイエム」が誕生しました。

レクイエムが発現されて間もなく、コロッセオ周辺にいた人々が眠りに落ちてしまいました。人々が目を覚ましたとき、近くにいた人と魂が入れ替わっていることに気づきます。この時、ポルナレフもココ・ジャンボと魂が入れ替わっていました。

魂やその後②魂の定着

ポルナレフとディアボロの戦いが終盤に差しかかった時、周囲の人間はレクイエムの暴走を阻止するため行動します。遂にブチャラティがレクイエムを封じ込める方法を突き止め、スティッキー・フィンガーで消滅に成功します。

レクイエムが消滅すると、入れ替わっていた魂は無事に元の肉体へと戻りました。すでに死亡していたブチャラティは消滅し、ディアボロの別人格として現れたドッピオも消え去りました。ところが、ポルナレフだけは消え去ることなく、ココ・ジャンボに同化し魂が定着してしまったのです。

魂がそのまま定着した理由は、ココ・ジャンボの魂が殊のほか強く、ポルナレフを引き留めてしまったからというものでした。ポルナレフにとっても、ココ・ジャンボの中を自由に往来しながら、ジョルノを手助けする方が都合が良かったのです。

魂やその後③半永久的に生き続ける

ギャング団のボスのペットとして飼われている亀のココ・ジャンボ。温厚な性格で普段はごく普通にいる亀と変わりません。でもただの亀ではなく、スタンド能力を有していました。体の中に部屋を作り、人が自由に行き来できるという能力です。危機に際し身を隠す移動ホテルのように便利な存在でした。

亀のココ・ジャンボと出会ったポルナレフは、レクイエムの効力で亀と魂が入れ替わるのですが、そのお陰で死を免れ生き残ることができました。亀のココ・ジャンボとポルナレフは一蓮托生の間柄となりました。ココ・ジャンボが生きている間は、ポルナレフも半永久的に生き続けることが出来るのです。

ココ・ジャンボに関する感想や評価

第5部でハマった!

ここまでココ・ジャンボ特集をお届けしてきましたが、最後にココに関する感想や評価を紹介します。

最初の感想・評価は、ジョジョ第5部にハマってしまったという方です。グレイトフル・デッドにやられてココ・ジャンボの中で眠っていたおじいちゃんに変わったアバッキオがツボにハマったとのことです。何がきっかけで心を掴まれることになるのかは予想がつきません。一つのことが入り口になり、深くハマってしまうのは往々にしてあることでしょう。

大阪城公園のココ・ジャンボ?

ココ・ジャンボに関する感想や評価、続いては直接感想や評価につながるものではありませんが、大阪城公園のお堀を泳ぐ亀を見て、「ココ・ジャンボ」ばがりか「鍵」まで思い浮かべてしまった方です。ジョジョ第5部に登場するココ・ジャンボが、広く世に浸透していることを象徴するようなtwitterでした。

宝くじ?

こちらも直接感想・評価ではありませんが、ココ・ジャンボと聞いて「ジャンボ」つながりで宝くじを連想してしまった方です。日常会話のダジャレに登場するくらい、ジョジョのココ・ジャンボが一般的になっていることを窺(うかが)わせるツイートでした。

生かされ続ける辛さ!

ココ・ジャンボに関する感想や評価、お終いはポルナレフの最期に”生かされ続ける辛さ”を感じた方のツイートです。スタンド能力のおかげで命拾いしたポルナレフでしたが、反面ココジャンボが死んでスタンドが無くなるまで生き続けることの辛さに耐えていかねばならないのかも知れません。

ココ・ジャンボのスタンド能力まとめ

ここまで『ココ・ジャンボは亀のスタンド使い!能力やポルナレフとの関係とは?』と題して、ココ・ジャンボ特集をお届けしてきました。

まとめのイメージ

ギャング団パッショーネのボスが娘を護るため飼っていたペットの亀として登場したココ・ジャンボ。しかしただの亀ではなく、甲羅の中に自由に出入りできる”部屋”を作るスタンド「ミスター・プレジデント」を発現することができました。

スタンドによって作り出された部屋は、能力発現中は自由に出入りすることができ、また部屋の中から外の様子を窺うことも可能です。さらに部屋には日常生活に必要な電気器具やテーブルなどの家具が揃っていて、電気だけでなく電波も受信できるのでインターネットも使用できました。水道が通っていないという難点はありましたが、ほぼ快適な宿泊設備と言えるでしょう。

ココ・ジャンボと古代ローマ時代に造られた円形闘技場コロッセオで出会ったポルナレフ。ディアボロとの決戦で命を落とすところをスタンド「レクイエム」に助けられココ・ジャンボと魂が入れ替わります。さらにレクイエム消滅後もポルナレフは、ココ・ジャンボに同化し魂は定着、半永久的に生き続けることになりました。

各部ごとにストーリーが完結しているのが『ジョジョの奇妙な冒険』の特徴です。この記事でココ・ジャンボやジョジョの仲間たちに興味を持たれた方は、第5部から鑑賞してみるのもよいでしょう。

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