2019年09月18日公開
2019年09月18日更新
マスオさんの年齢はいくつ?サザエさん一家のプロフィール・学歴を一覧で紹介
2019年に放送50周年を迎えるアニメ・サザエさんは、ギネス世界記録に認定された日本を代表する国民的アニメで、8月には、増岡弘さんの番組卒業に伴う、マスオさんの声優交代が大きな話題となりました。本文では、アニメ・サザエさんのマスオさんの知られざる年齢やサザエさん一家のプロフィール・年齢・学歴一覧、3代目マスオさんに就任した声優・田中秀幸さんについて紹介します。
マスオさんが登場するサザエさんとは?
2019年に放送50周年を迎えるアニメ・サザエさんは、日本を代表する国民的アニメです。以下では、長年マスオさん役を演じてきた声優・増岡弘さんの卒業と3代目に就任した田中秀幸さんの演技が注目されたマスオさんの年齢をはじめ、サザエさん一家のプロフィールと学歴、マスオさん声優の田中秀幸さんについて紹介します。
サザエさんの漫画情報
漫画家・長谷川町子先生の代表作で、現在もアニメ放送が行われている「サザエさん」は、新聞連載の四コマ漫画として発表された作品です。福岡県の地方紙・夕刊フクニチにて、1946年(昭和21年)4月22日から連載が開始され、博多を舞台に独身時代のサザエさんの日常が描かれました。しかし、長谷川先生の東京への引っ越しを機に連載は一時打ち切られ、漫画はサザエさんの結婚式を描いた回を持って最終回を迎えます。
東京へ引っ越した後、長谷川先生の漫画・サザエさんは、東京を舞台に移して、新聞連載が再開されました。東京編からサザエさんの夫・マスオさんが登場し、磯野家に同居するお馴染みの日常が描かれるようになりました。また、漫画版の連載も夕刊フクニチから新夕刊・朝日新聞社へと移り、長谷川先生が休載に入る1974年2月21日まで掲載されました。
漫画版・サザエさんは、現在絶版となっている姉妹社の単行本と、朝日新聞社の文庫本・全45巻と長谷川町子全集が出版されています。一方で、登場人物の設定が初期連載と現在では大きく異なる回や、新聞掲載前日に起きた出来事を取り上げた時事ネタ、やむをえない理由で不適切と判断された回のように、現在も単行本未収録の回が存在しています。
サザエさんのアニメ情報
現在も幅広い世代に親しまれている日本の長寿アニメ・サザエさんは、1969年10月5日に放送が開始されました。放送当初は、原作に近いキャラクターデザインと、「トムとジェリー」を参考にしたドタバタ調が強調されましたが、1972年頃からは、原作にも書かれたギャグ路線を継続して取り入れた、現在のアットホーム路線に変更されました。
アニメでは、1話につき必ず1本以上の原作作品が組み込まれるように構成されています。その内容は、季節にあったものや年中行事などで、磯野家の茶の間から覗く花々も季節ごとに差し替えられています。また、サザエさんたち登場キャラクターの服装は、毎回違うものに変更され、同じ服装が2度使用されることがないこだわりは、アニメ・サザエさんの見所の1つです。
アニメ・サザエさんのオープニングでは、47都道府県の名所・名物をサザエさんが訪れるシーンが描かれ、他のアニメ作品では観られないアニメーションも見どころです。一方、エンディングでは、長谷川先生の四コマ漫画を映像化したショートストーリーが描かれており、オープニングと合わせて3ヶ月単位で変更されています。
マスオさんの年齢はいくつ?
アニメでは、3歳の男の子のパパでもあるマスオさんですが、マスオさんは皆さんの予想より若い年齢であることを知っていましたか。以下では、マスオさんの知られざるアニメでの設定年齢と、マスオさんがパパになった年齢を紹介します。
マスオさんの年齢は28歳
マスオさんの年齢はアニメ版では28歳と設定されています。アニメでは、登場キャラクターの年齢に関する台詞がほぼ登場しないことや、タラちゃんのパパというイメージから、マスオさんの年齢が30代前半と認識している視聴も多く、予想より若い年齢に驚いた方もいるでしょう。
マスオさんが父になった年齢は?
マスオさんが父親になった年齢は、タラちゃんの年齢から25歳となり、サザエさんとの結婚は24歳だと考えられます。漫画・サザエさんが連載されていた当時の時代背景から、マスオさんの結婚や子供がいることが普通だったでしょう。しかし、晩婚化が進む現代社会と比べてみると、マスオさんがパパになった年齢も、アニメ年齢と同様に若いと感じるでしょう。
サザエさん一家のプロフィールと学歴一覧
アニメでは28歳とは思えない大人な振舞いが魅力的なマスオさんですが、サザエさんを含む他の登場キャラクターの年齢も皆さんの予想より若い年齢に設定されているでしょう。以下では、サザエさん一家のプロフィールと知られざる学歴について紹介します。
プロフィールと学歴一覧①フグ田サザエ
サザエさんの愛称で親しまれている主人公・フグ田サザエは、福岡県出身の24歳で、現在は専業主婦をしています。20歳前後でマスオさんとお見合い結婚し、21歳で息子・タラちゃんを出産しました。明るくさっぱりした気性である一方、単純でそそっかしい面が玉にキズでしょう。サザエさんの最終学歴はあわび女子学園です。
プロフィールと学歴一覧②フグ田マスオ
サザエさんの夫・フグ田マスオは、大阪・住吉区の出身で、海山商事の営業二課に勤務するサラリーマンです。役職は課長で、隣の席である同僚・アナゴさんとは、親友兼悪友のような関係を築いています。マスオさんの学歴は、2浪を経て早稲田大学・商学部に進学し、大学時代には野球部に所属していた経歴を持っています。
また、磯野家のお隣さんで、小説家の伊佐坂難物先生も早稲田大学出身です。伊佐坂先生は第1文学部に中退した経歴を持っていますが、伊佐坂先生も頭脳明晰だったことが伺えるでしょう。
プロフィールと学歴一覧③フグ田タラオ
タラちゃんの愛称で親しまれるフグ田タラオは、マスオ・サザエ夫妻の子供で、磯野波平・フネ夫妻の孫、カツオ・ワカメの甥にあたります。タラちゃんの年齢について、サザエさん放送初期は2歳でしたが、後に3歳に変更されました。しかし、タラちゃんの言葉遣いや物分かりの良さから、時には3歳以上に見えてしまうシーンもあります。
プロフィールと学歴一覧④磯野波平
磯野家の大黒柱である磯野波平は、サザエ・カツオ・ワカメの父親で、マスオさんの義理の父親に当たります。アニメ版での年齢は54歳に設定され、銀座の晴海通りにある山川商事(海野商事とも)の事務職に勤務し、役職は課長です。時には厳しくも、優しく家族を見守る、古き良き昭和の頑固オヤジとして親しまれています。波平さんは、京都大学出身というサザエさん屈指の高学歴の持ち主です。
プロフィールと学歴一覧⑤磯野フネ
着物と割烹着姿が印象的な磯野フネは、磯野家の台所を取り仕切る主婦で、年齢は50ウン歳とされています。アニメでは、着物姿での登場が大半を占めるため、波平さんと同様に想像より若い年齢に驚いた方も多いでしょう。フネさんの学歴について、アニメでは現在の高等学校に当たるキリスト教系の女学校出身とされ、お隣のお軽さんとは同級生であり、現在も仲の良い親友です。
一方、原作では、ポン女こと日本女子大学出身とされており、当時の時代背景から考えると、フネさんの学歴はかなり珍しいものだったでしょう。
プロフィールと学歴一覧⑥磯野カツオ
磯野家の長男・磯野カツオは、かもめ第三小学校に通う5年生です。毎回のようにテストで悪い点数を取っては父・波平さんに叱られるシーンがアニメの定番となっていますが、成績はクラスの真ん中くらいと言われています。勉強は苦手と称する一方、いたずらなど、自分が興味・関心のある分野に対しては、大人を驚かせるほどの知恵を発揮し、その頭脳を勉強に活かせないかと波平さんをあきれさせています。
プロフィールと学歴一覧⑦磯野ワカメ
磯野家の次女で、サザエさん・カツオの妹にあたる磯野ワカメは、かもめ第三小学校に通う3年生です。悪戯好きの兄・カツオとは対照的な優等生キャラで、少しませた一面ものぞかせています。家族想いの優しい性格で、母・フネさんやお隣に住む高校生・ウキエさんを理想の女性として憧れを抱いています。
プロフィールと学歴一覧⑧波野ノリスケ
サザエさんの従兄弟にあたる波野ノリスケは、出版社に勤める編集者で、年齢は25歳です。作中では、伊佐坂先生の担当編集者で、原稿が仕上がるまでの間、磯野家に立ち寄ることがあります。マスオさんとは、飲み友達であり、仕事帰りに2人で飲みに行くシーンも描かれています。私生活では、妻のタイコとイクラの3人で、アパートに住んでいます。
磯野家で御馳走が振舞われるたびにタイミングよく現れるなど、ちゃっかり屋でお調子者なイメージが強いノリスケさんですが、出身校は東京大学法学部です。年齢と共に高学歴に驚いた方も多いでしょうが、それらをひけらかさないノリスケさんのおおらかさ・器の大きさは、見習いたいものでしょう。
プロフィールと学歴一覧⑨波野タイコ
波野タイコは、ノリスケさんの妻で、アニメでの年齢は22歳前後です。ノリスケさんとはお見合い結婚で、現在は専業主婦をしながら、イクラちゃんの子育てに忙しい日々を送っています。一方で、タイコさんの学歴は立教大学経済学部と、フネさんと同様に4年制大学出身のインテリ女性です。また、学生時代の文通経験からイタリア語が少し話せたり、字が綺麗でサザエさんの代筆を頼まれたこともあります。
プロフィールと学歴一覧⑩波野イクラ
イクラちゃんの愛称で親しまれる波野イクラは、ノリスケ・タイコ夫妻の息子で、年齢は1歳半~2歳です。そのため、アニメでは「ハーイ」「チャーン」などの独自の言葉で意思表示をしています。タラちゃんとは兄弟のように仲が良い一方で、活発で好奇心旺盛な性格は、時にタイコさんの手を焼かせています。
プロフィールと学歴一覧⑪アナゴさん
特徴的な唇が印象的なアナゴさんは、マスオさんの同僚で、年齢は27歳です。マスオさんとは、職場の席が隣同士で、会社の帰りに一緒に飲みに行ったり、お互いの私生活の相談に応じるなど、親友兼悪友関係を築いています。外見と設定年齢の差が最も大きいキャラクターであるアナゴさんの学歴は、波平さんと同じく京都大学の出身です。
マスオさんの現在の声優
40年以上に渡ってマスオさんの声を演じてきた声優・増岡弘さんが2019年8月18日の放送を持ってアニメ・サザエさんを卒業し、三代目マスオさんに田中秀幸さんが起用されました。以下では、マスオさんの現在の声優・田中秀幸さんのプロフィールと主な出演作を紹介します。
田中秀幸のプロフィール
2019年8月25日の放送で三代目マスオさんの声を披露した声優・田中秀幸さんは、1974年に科学忍者隊ガッチャマンのヘムラー役で声優デビュー後、1976年のドカベンでは初主演となった山田太郎(ドカベン)を演じました。現在もアニメを中心に海外作品の吹き替えなど、幅広いジャンルで活躍しています。
田中さん演じるマスオさんについて、低いトーンに落ち着いた口調と、増岡さんとは異なる雰囲気に誰もが違和感を覚えたでしょう。一方で、田中さんの優しい雰囲気を感じさせる演技を高く評価する声も挙げられ、優しさに爽やかさも加わった新しいマスオさんに多くの反響が寄せられました。
田中秀幸の主な出演作品
声優・田中秀幸さんの主な出演作品には、ドカベンこと山田太郎の他に、スラムダンクのメガネ君こと小暮公延や、漫画・アニメ共に大ヒットを記録し続けるワンピースのドン・キホーテ・ドフラミンゴ役で知られています。また、洋画吹き替えでは、007シリーズで知られる俳優ピアース・ブロスナンを多く担当しています。
出典: https://festy.jp
また、ナレーターとしても広く活動しており、アニメ「聖闘士星矢」や「SLAM DUNK」など、キャラクターとナレーションを兼任した作品や、情報・バラエティ番組のナレーションなどを数多く担当しています。
マスオさんに関する感想や評価
増岡弘さんのサザエさん卒業は、子供時代からサザエさんを視聴してきた多くのファンに衝撃を与え、同時に後任の田中さんが演じる3代目マスオさんへの期待が高まりつつあります。以下では、声優交代で日本中の関心を集めたマスオさんに関する感想や評価を紹介します。
感想1:マスオさんの声優交代に前向きな意見
マスオさん若~い♪
— たけぽん (@takepontw) August 25, 2019
増岡弘さんもよかったけど、田中秀幸さんもいいね♪
耳慣れしてないけど、慣れたら全然OK!!#サザエさん #フグ田マスオ #増岡弘 #田中秀幸
40年目に渡ってマスオさんを演じ続けてきた増岡弘さんの卒業と、田中秀幸さんへの交代は多くのサザエさん視聴者に衝撃と違和感を与えました。一方で、田中さん演じるマスオさんの声について、波平さんやフネさんの声優交代時と同様に、前向きな意見も多く寄せられ、3代目マスオさんに注目が集まっています。
感想2:3代目マスオさんの声が渋い
マスオさんの声が違和感ある…。いや、田中さんの声は好きなんだけど、やっぱり前の方がいいね。なんか逆に老けた(笑)というか、渋すぎるような。#サザエさん #アニメ
— st.takasumi (@chuu_takasumi) September 15, 2019
マスオさんの声優交代について、後任となった田中さんの声はとても好きだが、前任の増岡さんとのギャップの大きさに違和感を覚えるとの声が寄せられています。また、マスオさんの声について、渋く深みのある声色から、28歳より年上を思わせる大人な雰囲気のマスオさんも良いという意見も見られ、耳慣れしないうちは、様々な意見が飛び交うことでしょう。
感想3:2代目マスオさんをねぎらう声
増岡マスオさん
— びーちゃん【ぷちょへんざ⤴︎】 (@daikiaxlrose429) August 18, 2019
長い間ありがとうございました
おつかれさまでした#増岡弘 #フグ田マスオ pic.twitter.com/FpTDMBHPJa
40年に渡ってマスオさんを演じてきた増岡弘さんは、アニメ・サザエさんを代表する声優の1人で、サザエさん視聴者の多くから、マスオさんの声として親しまれてきました。増岡さんのマスオさん役の降板は、多くの視聴者から、卒業を惜しむ声と同時にねぎらいや感謝の言葉が多く寄せられ、幅広い世代から愛されたサザエさん声優の1人でしょう。
マスオさんの年齢まとめ
アニメ・サザエさんのマスオさんの年齢、サザエさん一家のプロフィールと学歴、マスオさんの新たな担当声優・田中秀幸さんについて紹介しました。放送50周年の節目の年を迎えたアニメ・サザエさんと共に、新マスオさんの活躍や声優・田中さんの演技にも注目して楽しんでみませんか。