ドラゴンボール超のマイがかわいい！トランクスとの関係や小さくなった理由は？

ドラゴンボールは鳥山明により週刊少年ジャンプに掲載されていた世界的にも有名な漫画です。1984年から漫画開始して10年半にわたって連載が続き、漫画が終了してからもアニメや映画、TVゲームなどが発売され続け、近年でドラゴンボール超を始めとするリバイバルブームも巻き起こしています。大人から子供までに愛され続ける、超有名作品です！

漫画とアニメで多少まとめ方が違うのですが、漫画での「少年悟空編」から「ピッコロ大魔王編」までがアニメの「ドラゴンボール」となり、漫画での「サイヤ人編」から「魔人ブウ編」までがアニメの「ドラゴンボールＺ」との扱いとなり、漫画はここで終了して以降はアニメのみで続き、「ドラゴンボールＧＴ」「ドラゴンボール改」「ドラゴンボール超」へと作品の発表順番が続いていきます。

初期のドラゴンボールではドラゴンボールを狙う悟空とのライバルキャラの関係であり、ピラフやシュウと共に「ピラフ一味」として行動していました。この頃のマイの年齢は年表から計算すると12歳という年齢になりますが、どう見ても12歳には見えませんので長期連載による矛盾ではないかと言われています。尚、この時代のブルマの年齢が16歳なので同年代であれば納得はできます。

この頃のマイは「かわいい」というより「キレイ」という大人の雰囲気が押し出されています。16歳という微妙な年頃で大人メイク。けど下ネタが好きな子供の一面もあれば、格好はカッチリとした大人という思春期にありがちなフワフワ感が出ています。

ドラゴンボールＧＴでは年老いたピラフ一味が登場しますが、この時のマイは年表で計算すると年齢は52歳の設定になります。さすがに52歳にしては老けすぎだという声もあるようです。

ドラゴボールは黄色の水晶体のような形をしており、中に星のオブジェが入っています。星の数によってボールの呼び方が異なっており、「一星球（イーシンチュウ）」「二星球（リャンシンチュウ）「三星球（サンシンチュウ）」「四星球（スーシンチュウ）」「五星球（ウーシンチュウ）」「六星球（リュウシンチュウ）」「七星球（チーシンチュウ）」の7つのドラゴンボールで構成されています。

ドラゴンボールを7個集めた状態で「いでよ神龍！！そして願いを叶えたまえ～！！！」と呪文を唱えると、神龍と呼ばれる龍が出てきて願いを一つだけ叶えてくれます。但し、「願い事を増やす」や神龍の能力を超える願い事は実現しないようですが、地球人を全員死んだ状態から復活させたりは可能です。

世界征服をも叶えるドラゴンボールの願いをギャルのパンティで終わらせる事もありました。ドラゴンボール後半ではキャラの強さがインフレを起こして、ドラゴンボールを集めても最強になる事はかなり難しくなってきます。その点ドラゴンボール超ではそういった難点をうまくフォローした作品になっています。

ドラゴンボールは製作者によって種類が存在し、地球のドラゴンボールはピッコロ大魔王が分離する前のカタッツというナメック星人が作りました。フリーザ編に登場する大きめのドラゴンボールは最長老の手によって作られ、神龍も「ポルンガ」という別の龍です。製作者が死亡してしまうとドラゴンボールはただの石になって消滅してしまいます。

ドラゴンボール超では龍神ザラマという人物が惑星と同じサイズの超ドラゴンボールを作っており、地球にあるドラゴンボールはその超ドラゴンボールを削って持ち出したものだという事が明かされています。

実はドラゴンボールの記念すべき第一話「ブルマと孫悟空」から登場しているピラフ一味ですが、最初は悟空たちからドラゴンボールを奪おうとしたりするドラゴンボール争奪戦を繰り広げていました。もちろん悟空のパワーに適うはずもありませんが、ピラフ一味には悟空の力に匹敵できる「技術力」を持っていました。

過去に亀仙人の師匠である武泰斗の魔封波によって電子ジャーに封印されたピッコロ大魔王を復活させてしまい、天下一武道会やドラゴンボールの事を教えて世界の一部をわけてもらおうとしましたが、結果利用されるだけ利用されて捨てられてしまうというなんとも言えない結果で終わりました。

趣味は世界征服で天才的な頭脳を持つピラフは、見た目はモンスター型地球人ですが特殊な能力を持たないただの人です。戦闘力は一般人並みですが、その頭脳は海底のドラゴンボールを探すことができるドラゴンレーダーの探知能力を無効化できるドラゴンボール専用ケースを作ったり、合体できる戦闘ロボを作ったりすることができます。おっちょこちょいな所が非常にかわいいと言われています。

資金力はカプセルコーポレーションやレッドリボンに匹敵するほどあり、戦闘ロボットもアニメでは牛魔王と互角に渡り合うなどの意外とすごいキャラなのですが、ピラフ一味の中でも特に間抜けな性格の為、世界征服の後の事を考えていなかったりと失敗が多いのが玉にきずでかわいいと評判です。

一見常識的な雰囲気をもっているマイですが、「無意識のうちにウンチを取り出す」などの下ネタが大好きという非常に理解不能なキャラ設定でした。ピラフとの関係は子分の関係が強く、ピラフから山で蹴り落されたりと悲惨なポジションでもあります。ドラゴンボール初期ではアラレちゃんが登場するなど何かとウンチネタが多かったのもドラゴンボールの特徴でした。

下ネタ好きの一方で性的な部分はかなり純情で、「投げキッス」をエッチな行為の最終地点と勘違いして頬を染めたりとウブなかわいい一面も見せています。ある意味亀仙人に間違いとは言えすっぽんぽんの下半身を見せつけたり時にはお色気を武器にするブルマとは真逆でもあると言えます。

マイと子供トランクスの初めての出会いは人造人間編が始まった直後辺りの時期です。この時すでにピラフ一味は赤ん坊の姿で描かれており、ピラフ一味がなぜ小さいのかの理由が明かされました。

犬の姿をした動物型地球人であり、忍者ファッションで軽快な動きは見せるものの特に技能があるわけでもなく、元々「シュウ」という名前と「ソバ」という名前が二つあり、作者ですらどっちかどっちだかわからなくなり、いったん「シュウ」と決まったもののその後「ソバ」になっている箇所があり、しかも「ショウ」とさらに間違えられたりとドラゴンボールの歴史の中でも一番扱いが悲しいです。

トランクスは超サイヤ人であるベジータとブルマとの間の子供で、トランクスもサイヤ人の血を引いているのでスーパーサイヤ人になる事ができます。正義感が強くベジータとは違ってクールで優しい青年です。

初登場はフリーザ編が終了して人造人間編がスタートした直後でした。悟空によって致命傷を与えられたフリーザは体の一部を機械化する事で復活しましたが、悟空が死闘を繰り広げたフリーザ相手に反撃の余地すら与えず瞬殺してしまうほどの実力の持ち主です。フリーザ編が終わってドラゴンボールはこれからどうなるのか？が注目の的でしたが、まさかのフリーザ瞬殺であっけに取られた人も多かったです。

ベジータでの息子でありながら、その姿は青年で矛盾が生じていますが、実はトランクスは未来からタイムトラベルでやってきたという設定です。トランクス登場によりドラゴンボールの世界にタイムトラベルやパラレルワールドの世界が広がるようになりました。特にドラゴンボール超においては複数のパラレルワールドによって物語が展開していくのでちょっとストーリーがわかりにくくなってきます。

人造人間編においてトランクスの未来は悟空たちＺ戦士が全員死亡してしまい、トランクスしかＺ戦士がいないという未来です。トランクスはその状況下で一人で戦い続けますが圧倒的な人造人間の戦力に立ち向かえず、ブルマが開発したタイムマシンを使って過去に戻り、Ｚ戦士たちが死なない未来、また人造人間が成長する前に倒してしまう未来を作ろうとします。

セルとの死闘を経て悟空を除くＺ戦士たちが無事生き残り、強くなったトランクスは自分の未来に戻って成長前の人造人間を全滅させることで、自分の未来の世界に平和をもたらします。

尚、未来トランクスの世界ではピッコロが死亡している為神龍も存在しておらず、ドラゴンボールそのものが存在しない世界になっていますので、ドラゴンボールを使って死者を復活させる事はできなくなっています。

ドラゴンボール超において「現代」として描かれるのがこの世界です。青年トランクスがタイムマシンでやっては来ますが、基本的にチビトランクスが主軸の世界であくまで青年トランクスはゲストとして扱われます。

人造人間を倒してはいますが、悟空たちは全滅した後の世界で平和を取り戻したはずでしたが、ゴクウブラックにより青年トランクスの世界はまたも窮地に追いやられてしまいます。この世界でもピッコロがすでに死亡しているので人造人間編と同じくドラゴンボールそのものが存在しません。

ドラゴンボール超でマイがなぜ小さいのかを紐解くには映画「ドラゴンボールZ神と神」にあります。映画「ドラゴンボールZ神と神」ではピラフ一味が子供の姿で出てくるのですが、それはフリーザ編と人造人間編の間くらいの年代でピラフ大王がドラゴンボールを集めた際の願いで、世界征服の後年老いているのが嫌という理由で「うんとう～んと若くしてくれ」と願った為に、赤ん坊の年齢まで若返ってしまった事が原因でした。

劇場版「ドラゴンボール　復活のf」では無理やりフリーザ軍にドラゴンボールを奪われた時に、マイがガールフレンド発言をしています。この時のマイは愛らしくころころと表情を変えてすごくかわいいと評判です。

41歳と答えるマイに「なせ小さいのか？」は誰しもが疑問に思うところですが、公式でドラゴンボール超での現代におけるマイの年齢は「41歳」であるというのは、「ドラゴンボール少年孫悟空編」でのマイが悟空とほぼ同じ年齢である事を考えれば、この時代の悟空もドラゴンボール公式年表から計算すると42.3歳と推測できますので、概ね間違いありません。

少年悟空編では多少の化粧っ気がありましたが、ドラゴンボール超ではノーメイクに近くかなり大人し目の上品さと芯があるような印象です。以前のマイもかわいいのですが、超のマイはまた違ったかわいい一面を見せました。

ドラゴンボール超未来トランクス編の未来マイの年齢はトランクスを基準に考えると、現代でのトランクスの年齢が14歳ですので未来トランクスの年齢は30歳となり、マイが同年代だと16年後の話になります。とすると実質のマイの年齢は41+16＝57歳になります。

結論から言うと、ドラゴンボールの力で赤ん坊に戻ってしまったマイは赤ん坊のトランクスと出会い、そこからブルマを介して共に幼馴染として成長していき、その流れで青年トランクスの世界で共に行動するようになったという事になります。

ドラゴンボールの力でマイが赤ん坊になった時、トランクスと出会ってから数年後、ピラフ一味はブルマの誕生パーティーの際に再会を果たし、トランクスの厚意によりブルマが運営していカプセルコーポレーションの居候となり、ブルマたちの研究のお手伝いをしています。トランクスとの関係が始まったのはここからです。

ブルマの誕生日パーティーの際にマイはトランクスに一目ぼれしてしまい、勝手にガールフレンドだと言い放ったり、二人でヤシの木に登って甘い時間を過ごしたりと子供らしい関係を築き上げていきます。コロコロとトランクスの一挙手一投足に反応して照れたり騒いだりするマイが非常にかわいいと言われています。

マイだけでなく頬を染めるトランクスも非常に珍しくかわいいと評判です。普段クールなイメージがついているトランクスなので貴重な表情です。父親のベジータもツンデレ系ですのでここはさすが親子といった所です。ドラゴンボールではあまり恋愛系のお話が少ないので貴重なシーンです。

ドラゴンボール超の未来トランクス編のポスターのメインビジュアルでも二人が全面に出ていることから、二人がドラゴンボール超においての主人公クラスの扱いを受けていることがわかります。

未来トランクスの世界でマイは抵抗軍としてトランクスと共に活動しています。ゴクウブラックの登場で世界はトランクスとマイ以外は人間はほとんど全滅しており、たった二人だけでゴクウブラックに対抗していきます。

絶望的な状況でたった二人だけでお互いに協力しながら生き残り続けます。その関係は恋人でもあり背中を預ける戦友とも言えます。どの段階で恋愛感情が強くなっていったのかが明かされてはいませんが、今までの子供時代からの関係を見るに幼馴染として子供の頃から築き上げてきたものが考察できます。

未来トランクスを壊滅的被害に追い込んだゴクウブラックですが、未来トランクスの世界では悟空はすでに死亡しています。

界王ザマスは非常に真面目な性格ですが、真面目な性格が突き抜けすぎて「正義」の概念が他の界王とは乖離してしまいます。人間という存在は地球に対して害悪な存在と決めつけ、人間を排除する事が正義だと信じて疑いません。

界王神ゴワスから「時空とパラレルワールド」を移動する力を持った「時の指輪」を使って人間の歴史を知ったザマスは、ますます人間に対する嫌悪感を強めていく中超ドラゴンボールの存在を知り、その力を使って人間の世界全てを破壊しつくそうと画策して師匠である界王神ゴワスを殺めようとしてしまいます。

時の指輪を使ってザマスの色んな未来の可能性を見てきた第10宇宙の界王神からザマスがこれから行うであろう数々の悪行をしった破壊神ビルスはザマスを破壊します。ここで並行世界の話になりますが、破壊神ビルスが破壊したザマスは「悟空たちが存在する世界」でのザマスを破壊したに過ぎず、「悟空たちがいないトランクスの世界」のザマスが破壊されたわけではありません。

ややこしいですが、「悟空たちが存在する世界」で「ザマスが破壊された世界」と「ザマスが破壊されない世界」に世界は分かれ、「ザマスが破壊されない世界」のザマスは超ドラゴンボールの力を使って悟空と体を入れ替え、ザマスはゴクウブラックになり、時の指輪を使ってトランクスの未来の世界に移動します。

もちろん未来トランクスの世界にもザマスは存在しており、同じ世界にザマスとゴクウブラックになったザマスが存在し、二人は手を組み人間を破滅に追い込んでいきます。

ゴクウブラックに二人だけでは対処できないと判断したトランクスはマイと共にタイムマシンに乗って過去に逃げようとしますが、マイはその途中でゴクウブラックの攻撃を受けてしまい、トランクスだけが過去に戻ってしまいます。

悟空とベジータを過去から連れてきたトランクスは、実はマイは瀕死の状態で死亡していなかったことを知り、傷を全て回復させる仙豆を口移しでマイに与えます。この行動にトランクスが躊躇しないところを見ると恋人のようです。

ゴクウブラックとザマスが組んだことで一気に劣勢になった悟空とベジータは、不死身になったザマスを倒す方法としてドラゴンボールでは亀仙人が使ってお馴染みの魔封波を思いつき、魔封波を習得する為にトランクスとマイを残していったん過去に戻って魔封波を習得して戻ってきます。

しかし魔封波は失敗し、ザマスとゴクウブラックが界王神のポタラと呼ばれるピアスを使ったポタラ合体で合体をしてしまい、不死身のゴクウブラックが誕生してしまいます。悟空とベジータも同じくポタラ合体でベジットになって応戦しますが、戦闘力で上回っても不死身が相手では決定打にかけ、かつ界王神専用のポタラ合体を人間が行った為に合体が維持できず窮地に追いやられてしまいます。

その後スーパーサイヤ人ブルーの力を完成させた悟空が優勢になるのですが、それでも不死身の体は回復を繰り返し、見よう見まねでマネした破壊神の力を使った「破壊エネルギー」で破壊してもザマスを倒すことはできませんでした。

アニメ版と漫画版では多少ラストが違うのですが、アニメ版では最終的に元気玉と同じ原理で地球に残ったわずかな生命の元気を集めて神の気を宿したトランクスの「スーパーサイヤ人怒り」形態によってザマスは真っ二つに両断され、消滅したかと思われていました。

しかし不死身の体を消滅するまでにはいたらず、ザマスは宇宙そのものに成り替わろうとします。ザマスはトランクス達を除く残り少ない生き残った生命全てを消滅させます。ドラゴンボールではあまり表現されない破滅系の世界です。

自分たちを除く全ての生命が死滅した事を知って嘆き悲しむマイをトランクスは支えます。

どうしても倒せないザマスに対して悟空は以前仲良しの関係になった全王を呼び出す事を思いつき、全王に助けを求めた所、全王はいきなりザマスも含めたこの世界そのものを破壊、消滅させてしまいます。

世界消滅寸前で命からがら悟空・ベジータ・トランクス・マイはタイムマシンで過去に戻って難を逃れます。

過去に戻ったトランクスとマイですが、この時初めて子供マイと大人マイが顔を合わせます。その時に子供トランクスが大人マイに一目ぼれしてしまうシーンがあり、心奪われるトラクンスがかわいいと言われています。

戻る世界を失った二人ですが、「悟空たちが存在する世界」で「ザマスが破壊されない世界」がまだ存在しており、帰る世界をどうするかを考えていましたが、マイの一言でトランクスは新しい世界で生きる事を決心します。

知り合いが誰一人していない世界でたった二人だけでも一緒に生きて行くことを決めた二人は、恋人というよりすでに家族になっているのかもしれません。

トランクスは結果として自分のいた世界を消滅させてしまった事で守れなかった事を後悔します。

そんなトランクスを力強く励まして前を向くマイは、やはり恋人の関係ではなく信頼し合った夫婦の関係に近いと言わざるを得ないでしょう。

当初アニメ「ドラゴンボール超」で子供マイが登場した際は、41歳というセリフのせいで様々な人が「マイがなぜ小さいのか？」を考察しあっていました。連載がスタートしてから33年も継続している物語なので多少の設定の綻びがあるかもしれません。

なぜ小さいのかの理由にパラレルワールドの別の見方があったり、ドラゴンボールで若返るタイミングを色々考察してみたり、実は今いる世界が今までとは全くの別の世界だったりと色んな可能性を考えると楽しくなります。そんなドラゴンボールの世界を一度さかのぼって少年悟空の時代が追ってみるのもオススメします。