トイ・ストーリー4の評価が低い？ネタバレあらすじと感想！ラストの結末は賛否両論？

2019年6月21日にアメリカで公開、2019年7月12日に日本で公開された映画・『トイ・ストーリー4』。人気映画『トイ・ストーリー』の最新作となる『トイ・ストーリー4』とは一体どんな作品なのでしょうか？『トイ・ストーリー4』のストーリーネタバレをチェックする前にまず、『トイ・ストーリー』の作品情報と『トイ・ストーリー4』詳細について調査してみましょう。

今作で第4作品目となった『トイ・ストーリー』ですが、そもそも『トイ・ストーリー』とは一体どのような物語の映画なのでしょうか？まずは、ピクサーの人気シリーズ・『トイ・ストーリー』の作品情報についてチェックしてみましょう。

『トイ・ストーリー』はピクサー・アニメーション・スタジオが手がける映画です。シリーズ第1作目となる『トイ・ストーリー』は1995年に公開され、1999年には、続編『トイ・ストーリー2』が、シリーズ第三作目となる『トイ・ストーリー3』は2010年に公開されました。

『トイ・ストーリー』では、カウボーイ人形のウッディをはじめとするおもちゃ達がたくさん登場してきます。おもちゃたちには『おもちゃのルール』があり、人間に知られないようにしつつも毎日を楽しく暮らしていきます。『トイ・ストーリー』では人間が知らない所で魅せるおもちゃ達の世界が描かれています。

人気シリーズ・『トイ・ストーリー』の最新作となる『トイ・ストーリー4』はアメリカでは先行公開され2019年6月21日に公開、2019年7月12日には日本で公開されました。2010年に公開された『トイ・ストーリー3』から、約9年ぶりのシリーズ続編となりました。

2019年7月12日に日本で公開された映画・『トイ・ストーリー4』。そんな『トイ・ストーリー4』をまだチェックできておらず、「映画を観に行く前にネタバレあらすじについて知りたい」という方もいるでしょう。『トイ・ストーリー4』のあらすじネタバレはどのようなネタバレになっているのでしょうか…？お次は、『トイ・ストーリー4』のネタバレあらすじについてチェックしてみましょう！

『トイ・ストーリー4』のネタバレあらすじ1つめは、『フォーキーの誕生』です。『トイ・ストーリー4』ではニューキャラクターとして『フォーキー』というキャラクターが誕生します。このフォーキーは、ウッディ達の新しい持ち主であるボニーが幼稚園の図工の時間に、先割れスプーンで作った手作りおもちゃであり、ボニーにとって一番のお気に入りになりました。

ウッディ達はフォーキーを新しいおもちゃとして受け入れようとし、他の仲間達に紹介しようとしますが、フォーキー自身は現在の姿だと先割れスプーンとしての本来の役割が果たせない事から、自分のことをゴミだと思いこんでおり、「自分はごみであっておもちゃではない」と言い、目を離すとすぐにゴミ箱に入ろうとしてしまいます…。こちらが『トイ・ストーリー4』の『フォーキーの誕生』に関するネタバレあらすじです。

『トイ・ストーリー4』のネタバレあらすじ2つめは、『キャンプ』です。ある日、ボニー一家はキャンピングカーで旅行に出かける事となります。そんな旅路の途中もフォーキーは必死でゴミ箱に入ろうと走り、ウッディが止める行為が繰り返されます。そして目的地を目前にした夜、ウッディが少し目を離した隙にキャンピングカーからフォーキーが降りてしまいました。

慌ててウッディがフォーキーを助けようとキャンピングカーを飛び出すと、ウッディとフォーキーの存在に気付かずにキャンピングカーは出発してしまいます。ウッディとフォーキーは仕方なく、歩いてボニー達が向かう目的地を目指していきます。こちらが『トイ・ストーリー4』の『キャンプ』に関するネタバレあらすじです。

『トイ・ストーリー4』のネタバレあらすじ3つめは、『再会』です。フォーキーと共に歩いている途中、ウッディはアンティークショップを見つけました。そのアンティークショップにはアンディの元で暮らしていた頃、処分されてしまったボー・ピープの電気スタンドが飾られていました！電気スタンドを見つけたウッディは「もしかしたらボー・ピープがいるかもしれない！」と思い、急いで店内に入ります。

フォーキーと共にアンティークショップに入店したウッディはボー・ピープの名前を呼びながら店内を探し回ります。すると、アンティークショップの中に優しそうな人形のおもちゃ、ギャビー・ギャビーが登場し、ボー・ピープがいない事を教えてくれます。
 

「ボー・ピープがいないのなら…」とアンティークショップを出ようとした二人をギャビー・ギャビーが無理やり引き止め、ウッディの背中にある音声ボックスを盗もうとします。ギャビー・ギャビーは自身の音声ボックスが壊れてしまいもう子供に遊んでもらえないと思っていたため、ウッディの音声ボックスを奪おうと目をつけていたようでした。
 

ウッディとフォーキーはギャビー・ギャビーの仲間達に捕まえられてしまいましたが、ウッディはアンティークショップ店長の孫・ハーモニーに拾われ砂場へ連れて行かれ、フォーキーと引き離されてしまいました。ウッディとフォーキーが離れ離れにされている頃、キャンピングカーに乗ったボニーのおもちゃたちは二人の心配をしていました。
 

そんな心配する仲間たちのためにも、バズ・ライトイヤーが代表してウッディとフォーキーを助けに向かいます。砂場に連れてこられたウッディは急いでフォーキーを助けに行こうとしていたのですが、偶然砂場でボー・ピープとボー・ピープの羊たちとの思わぬ再会を果たしました。
 

ボー・ピープはウッディたちと暮らしていたアンディの家から誰かの家に貰われ、その後は捨てられて先ほどのアンティークショップに行き着いたとこれまでの経緯を説明します。しかし、やっとの思いでアンティークショップから脱出したボー・ピープはウッディから当初協力を拒んでいましたがフォーキー救出への協力を受けることとなりました。こちらが『トイ・ストーリー4』の『再会』に関するネタバレあらすじです。

『トイ・ストーリー4』のネタバレあらすじ4つめは、『救出』です。ウッディとボー・ピープ、ボー・ピープの羊達と友人である警官おもちゃ・ギグルと共にフォーキーを救出しに行こうとしていると、バズ・ライトイヤーと再会し、仲間となっていたダッキー＆バニーも一緒にアンティークショップへ向かいます。

アンティークショップではカナダのスタントマンおもちゃ、デューク・カブーンも仲間にする事に成功します。いざ、みんなでフォーキーを救出しようとしますが、作戦は失敗してしまい、みんな傷だらけになってしまいます。
 

ボー・ピープは「救出は無理だ」と言いますが、ウッディは「ボー・ピープが持ち主のいない捨てられたおもちゃだからフォーキーの気持ちがわからないんだ！」と声を荒らげてしまいます。ウッディのこの言葉に傷ついたボー・ピープは、他メンバーと共にウッディを置いて帰ってしまいます。こちらが『トイ・ストーリー4』の『救出』に関するネタバレあらすじです。

『トイ・ストーリー4』のネタバレあらすじ5つめは、『ボイスボックス』です。一人ぼっちになってしまったウッディは自分のボイスボックスをギャビー・ギャビーに差し出す事を条件に、フォーキーを逃がしてくれるという交渉を受け入れ、ボイスボックスを手放してしまいます。

新しいボイスボックスを手に入れたギャビー・ギャビーは持ち主のハーモニーに興味を持ってもらうためにあの手この手で気を引こうとしますが、ハーモニーはすぐに飽きてしまい、箱に戻されてしまいます。ハーモニーに遊んでもらえない事でひどく落ち込んだギャビー・ギャビーを放っておけないウッディは「一緒にボニーの元へ行こう！」と提案します。

そこへアンティークショップへボニーがやってき、ウッディはボニーの元へフォーキーを返します。また、その後ボー・ピープ達も戻ってき、ギャビー・ギャビーとボー・ピープ隊も連れてウッディ達は遊園地へ向かいます。こちらが『トイ・ストーリー4』の『ボイスボックス』に関するネタバレあらすじです。

『トイ・ストーリー4』のネタバレあらすじについてチェックできたところで、次に知りたいネタバレが『トイ・ストーリー4』ラストの結末ネタバレです。実際に『トイ・ストーリー4』を見た方達のネタバレ感想では賛否両論で、特にラストの結末に関する評価が日本では低いようですが一体何故なのでしょうか？その真相は結末ネタバレに…？お次は、『トイ・ストーリー4』のラストの結末ネタバレについて調査してみましょう！

『トイ・ストーリー4』のラストの結末ネタバレ1つめは、『別れ』です。ウッディ達が遊園地へ向かうと、そこでは迷子になって泣いている女の子を発見します。「こんなな時こそおもちゃの出番だ！」と奮闘するおもちゃたちは、ギャビー・ギャビーが女の子に見つかるように手伝います。

ギャビー・ギャビーを見つけた女の子は、ギャビー・ギャビーを抱えて勇気を出し、警察官へ話しかけて無事に両親と再会しました。にっこりと嬉しそうに微笑むギャビー・ギャビーと女の子が去っていく姿をウッディたちは見守っていました。こちらが『トイ・ストーリー4』の『別れ』に関するラストの結末ネタバレです。

『トイ・ストーリー4』のラストの結末ネタバレ2つめは、『無限の彼方へ』です。ボニーの他のおもちゃたちがフォーキーと共にキャンピングカーを無理やり運転してウッディを助けに来たのですが、みんなは嬉しそうな笑顔でいるのに対してウッディはどこか悲しそうな表情をしている事にバズ・ライトイヤーが気づきます。

バズ・ライトイヤーは、ウッディがボー・ピープと共にここに残りたいのだと気持ちを汲み取り、「ボニーの事は心配しないで大丈夫」と、ウッディに声をかけます。ウッディはジェシーに自分の保安官バッジをつけ、みんなとハグをしてお別れの挨拶をします。レックスはバズ・ライトイヤーに「ウッディは今も失われたおもちゃなの？」と尋ねるも、バズ・ライトイヤーは「もう失われていないよ」と言います。
 

ウッディーとボー・ピープがカルーセルの上からみんなを見ていると、バズ・ライトイヤーは最後に「無限に…」と答え、ウッディは「それ以上に…」と答え、別れました。こちらが『トイ・ストーリー4』の『無限の彼方へ』に関するラストの結末ネタバレです。

2019年7月12日に日本で公開された映画『トイ・ストーリー4』。大人気シリーズ・『トイ・ストーリー』の最新作ですから多くの人が楽しみにしていましたが、残念な事に評価は低いようです…。一体何故、『トイ・ストーリー4』の評価は低いのでしょうか…？お次は、『トイ・ストーリー4』のネタバレあらすじを交えながら評価が低い理由について調査してみましょう！

『トイ・ストーリー3』ではアンディとウッディ達おもちゃの関係性を完結するラストとなっていました。その為、アンディとウッディ達の物語は終わったものだと思っていた人々にとっては、『トイ・ストーリー3』以上の期待感を抱いていた為、いい意味でもハードルも高くなっていました。

また、『トイ・ストーリー4』ではおもちゃの持ち主であるボニーのお気に入りとそうじゃないおもちゃが出来上がってしまっていたことも、「アンディがボニーに託した思いはどうなったんだ！」と、これまでの『トイ・ストーリー』3作を大切に思う人々からは批判が殺到してしまったので、続編は必要なかったのかもしれません。

『トイ・ストーリー4』のネタバレを見てすでにお分かりの方もいるかもしれませんが、『トイ・ストーリー4』では「何がテーマなのか」、「テーマに一貫性がない」という意見も多かったようです。おもちゃと持ち主の絆や、おもちゃ同士の友情、そして個人個人の自立など…様々なテーマが散りばめられすぎて一貫性のなさが強調されてしまったようです。

現在の持ち主であるボニーとウッディ達の絆については『トイ・ストーリー4』ではあまり描かれてしませんでしたが、アンディとウッディ達の絆はどうなのか…ということですが、アンディとウッディ達の絆は変わらないままです。

アンディはウッディ達が汚いなどの理由で捨てたのではなく、大人になっておもちゃが必要なくなったことからボニーに譲ったことが『トイ・ストーリー3』でも描かれていました。ウッディがバズ・ライトイヤー達と離れても、アンディと離れても、一緒に過ごした時間や絆は変わりません。

ストーリーネタバレを見るとわかるように、『トイ・ストーリー4』はこれまで公開されてきた3作とは世界が異なるものとなっています。これまではおもちゃと人間の関係を表すものでしたが、『トイ・ストーリー4』では人間との関係は薄れ、おもちゃの世界が主となっていたことから、世界観の違いが生じ、評価が低くなってしまったこともあるようです。

2019年7月12日に日本で公開された映画・『トイ・ストーリー4』はアメリカでは先行公開となっており、2019年6月21日に公開されました。そんな『トイ・ストーリー4』は、日本では評価が低いものとなっているようですが、海外では高評価となっており、日本と海外では作品への温度差が激しいようです。

日本では、これまでの『トイ・ストーリー』シリーズの中では悲しい事に最も評価が低い『トイ・ストーリー4』ですが、一体何故海外では高評価となっており、海外との温度差があるのでしょうか…？お次は、『トイ・ストーリー4』への日本と海外との温度差やその理由について調査してみましょう！

『トイ・ストーリー4』は海外で先行公開されています。日本では『トイ・ストーリー』シリーズの中では評価が低いものとなってしまった『トイ・ストーリー4』ですが、海外先行公開となったアメリカではどのような感想・評価となっているのか調査してみたところ、アメリカでは高評価となっているようで、評価が低い日本とは真逆なものとなっているようでした。

日本での『トイ・ストーリー4』の評価は低いものとなっていますが、海外での『トイ・ストーリー4』の評価は『トイ・ストーリー3』よりも評価が高いものとなっています。日本では『トイ・ストーリー4』よりも『トイ・ストーリー3』の方が評価が高く、『トイ・ストーリー4』はシリーズ内で最も評価が低いとなっているのですが、海外と日本の評価の違いは国民性の違いが現れているのではないかと考えられています。

たとえば、『トイ・ストーリー3』までは『仲間といることの幸せ』にスポットを当て、ウッディはバズ・ライトイヤーや他のおもちゃ達と持ち主と過ごす日々を大切にしていました。一方、『トイ・ストーリー4』では、ウッディ達おもちゃそれぞれが自分の意思を優先する道へ進むこととなり、これまでのシリーズとは全く逆の視点になりました。

日本にはまだまだ集団意識や他人の為に自己犠牲をする精神が美しいと感じている風習があります。対して、海外では集団意識よりも個人個人の意見を尊重する考え方です。つまり、『トイ・ストーリー4』であれば、日本ではウッディが出したラストの結末は裏切りのように感じる方が多く、評価が低いものとなってしまったのです。
 

それに対して、海外では「別々の道を歩んでも裏切りにはならないし、個人の意見を尊重できて素晴らしい」と感じる国民性の違いが、日本と海外の『トイ・ストーリー4』の感想・評価への違いとして現れたのでしょう。

あらすじネタバレやラスト結末ネタバレをチェックするだけでも、『トイ・ストーリー4』は賛否両論となりそうな空気感が出てしまっています。実際に『トイ・ストーリー4』が公開されてから感想や評価をネット上であげている方達の感想や評価は賛否両論となっており、ネット上でも多くの討論が挙げられています。

では、実際に『トイ・ストーリー4』をチェックした人たちの感想や評価は具体的に一体どのようなものが挙げられるのでしょうか？最後に、『トイ・ストーリー4』を見た人たちの感想や評価についてチェックしてみましょう！

こちらの方は『トイ・ストーリー4』について、「この映画を見ない人生もアリだったなという感想しか出てこなかった」とツイートされています。先ほどもご紹介しましたように、海外では高評価な『トイ・ストーリー4』でしたが、日本ではどうしても集団意識の高い国民性から、『トイ・ストーリー4』のラストが受け入れられない方が多いようで、「見なければよかった」と感じる方も少なくないようでした。

こちらの方は『トイ・ストーリー4』について、「内容が大人向けだなという印象。目線を変えて観ればテーマがすっと入ってくるし、そうだったよなあ…と考えさせられるし、個人的には面白かった」とツイートされています。これまでのシリーズと同じ目線で見ていると胸が苦しくなるシーンや疑問点が出てくるので、こちらの方のように少し目線を変えて見てみるのも良いかもしれません。

こちらの方は『トイ・ストーリー4』について、「とんでもないくらい泣いた。ウッディたち尊い。みんなかっこいい。」というコメントと共に、「トイストーリーとおなじ時代に生きていて本当に幸せ。素晴らしい世界である。」とツイートしています。感想が賛否両論な『トイ・ストーリー4』ですが、これほど絶賛している方もいるのでやはり感想に関しては個々の価値観によるのでしょう。

『トイ・ストーリー4』の評価が低い？ネタバレあらすじ・結末ラストネタバレ、日本と海外の感想・評価のご紹介はどうでしたか？人気シリーズ『トイ・ストーリー』の最新作ということで期待してる方も多かった『トイ・ストーリー4』でしたが、シリーズ内で過去最も低い評価となっており、特にラストに関する感想は賛否両論となっていることがわかりました。

日本では評価が低い『トイ・ストーリー4』ですが海外では『トイ・ストーリー3』より評価が高いものとなっており、日本と海外の価値観・国民性の違いに気づかされました。とはいえ、視点を変えて見てみるとまた違った世界が見えてくるので、気になる方は是非、劇場で『トイ・ストーリー4』を楽しんでみてくださいね。