進撃の巨人のサシャ・ブラウスの正体はスパイ?経歴やプロフィールから考察

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの正体はスパイ?疑惑を徹底調査!今回は「進撃の巨人」で芋女として有名なサシャ・ブラウスのスパイ説を、経歴やプロフィール・表情描写からひとつひとつ考察してみました。かわいい見た目に裏はあるのでしょうか?

進撃の巨人のサシャ・ブラウスの正体はスパイ?経歴やプロフィールから考察のイメージ

目次

  1. 「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの正体は?芋女スパイ説を徹底考察!
  2. 「進撃の巨人」サシャ・ブラウスのプロフィールと経歴
  3. 【「進撃の巨人」サシャスパイ説その1】ソニー&ビーン殺害事件に関与?
  4. 【「進撃の巨人」サシャスパイ説その2】その食欲と盗み癖は「進撃の巨人」世界では危険!
  5. 【「進撃の巨人」サシャスパイ説その3】サシャの故郷であるダウパー村の人々もスパイ?
  6. 【「進撃の巨人」サシャスパイ説その4】かわいい顔をして危険な特技!
  7. 【「進撃の巨人」サシャスパイ否定説その1】サシャに諜報活動の時間はあったのか?
  8. 【「進撃の巨人」サシャスパイ否定説その2】スパイとしては矛盾している行動?
  9. 【「進撃の巨人」サシャスパイ否定説その3】サシャは「壁外人類側」と「王政側」どちらのスパイ?
  10. 【「進撃の巨人」サシャスパイ否定説その4】サシャは死亡予定だった?
  11. 【まとめ】「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの正体はスパイか否か

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの正体は?芋女スパイ説を徹底考察!

「進撃の巨人」のサシャ・ブラウスといえば?と問われるとまず、104期訓練兵入団式の通過儀礼で芋を盗み食らっていたあの姿が思い浮かびます。教官に叱られ、罰として走らされていました。(「進撃の巨人」単行本4巻・第15話「個々」参照)

ポニーテールの活発で少しおバカだけどかわいい食欲旺盛な女の子。しかし今巷では、そんな「進撃の巨人」の芋女・サシャに、スパイ疑惑がかけられています。何故「進撃の巨人」サシャ・ブラウスがスパイとして疑われているのでしょうか?本当の正体は?今回は、「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの行動や経歴からその疑惑を徹底検証したいと思います!

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスのプロフィールと経歴

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの経歴

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの正体を知る為にも、まずはプロフィールや経歴をおさらいしてみましょう。そこから浮かび上がる疑問や疑惑を、ひとつひとつ紐解いて徐々に「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの正体を暴いていきます!「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの出身地であるウォール・ローゼ南区「ダウパー村」は、昔から狩りをすることで生計を立てている狩猟民族の村です。

ウォール・マリアの壁が破壊され、ローゼ内へと避難してくる人々に対してサシャは、自分たちの守り続けてきた土地や食料が奪われることへの恐怖と不満を抱き、サシャの父へ思いの丈をぶつけます。父に諭されたサシャはやがて訓練兵団への入団を決意しますが、その理由も「いっぱいご飯が食べられるから」というものでした。(「進撃の巨人」単行本9巻・第36話「ただいま」参照)

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスは訓練兵団を9位で卒業する実力の持ち主

「進撃の巨人」のサシャといえばコニーとのおふざけ姿や食い意地の汚さに注目されがちですが、実は訓練兵団を9位で卒業できる実力の持ち主です。上位10名にはミカサ・アッカーマンやライナー・ブラウン、ベルトルト・フーバーなどの高スペックの持ち主や、容量良く物事を進めるジャン・キルシュタイン、班長の実力を持つマルコ・ボット等がいる中9位にランクインすることはかなり難しいと言えるでしょう。

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスは、キース教官からも「身のこなしが素早く型破りな勘の良さがある」と評価されています。素早さ、勘の良さ、どちらともスパイに必要な才能です。また「型にはまらない」「組織的な行動に向かない」というのも、個人行動が多いスパイに向いているスペックではないでしょうか?(「進撃の巨人」単行本4巻・第18話「今、何をすべきか」参照)

「進撃の巨人」キャラクターの中でも人気ランキング上位のサシャ!食べる姿がかわいいと評判

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの美味しそうに頬張る姿は確かにかわいいです。こんなに食欲旺盛なのに身長168cm、体重55kgとスタイル抜群であり、訓練兵卒業順位も上位10名の中にランクインする等、人気が出るのもうなずけます。「進撃の巨人」キャラクター人気ランキングでも上位にランクインしています。

「進撃の巨人」ファンの間でもかわいいと評判のサシャ・ブラウス。プロフィールや経歴を見たところ、食にしか興味がなさそうですが本当にスパイなのでしょうか?次の章からは、「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの行動や描写から正体を暴いていきましょう。

【「進撃の巨人」サシャスパイ説その1】ソニー&ビーン殺害事件に関与?

「進撃の巨人」ソニー&ビーン殺害事件とは

皆さんは「進撃の巨人」に登場するソニーとビーンという巨人を覚えていますか?調査兵団分隊長ハンジ・ゾエの指揮のもと、巨人生態の研究の為に兵団で捕獲していた2体の巨人です。この2体の巨人が何者かによって殺害されてしまう事件が起こりました。(「進撃の巨人」単行本5巻・第20話「特別作戦班」参照)

実験体が殺されてしまっては、兵団は巨人の生態研究や観察が出来なくなるわけで、これはとても重大な罪になります。調査兵団はソニー&ビーン殺しの犯人は104期訓練兵の中にいると予測し、立体機動装置の使用痕跡と本人の証言に矛盾がないかを照らし合わせながら、犯人捜しを開始します。(「進撃の巨人」単行本5巻・第21話「開門」参照)

これに関しては、後の「進撃の巨人」の話で既に、実験体巨人殺しの犯人はアニ・レオンハートであり、同じく104期訓練兵団に所属していたマルコ・ボットの立体機動装置をライナー・ブラウン、ベルトルト・フーバーと共に奪って、この犯人捜しの場を切り抜けたことが分かっています。では、なぜここでサシャのスパイ説が浮上するのでしょうか?(「進撃の巨人」単行本19巻・第77話「彼らが見た世界」参照)

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの表情に注目!

この時のサシャ自身の証言と立体機動装置の使用痕跡に矛盾は無く、全く怪しむ要素はありませんでした。もちろん巨人を殺害した犯人もサシャではありません。しかし注目していただきたいのはその表情です。何もやましいことはないはずなのに何故か顔に汗をかいているのです。(「進撃の巨人」単行本5巻・第21話「開門」参照)

「進撃の巨人」で‟顔に汗”は大きな伏線!

「進撃の巨人」で‟顔に汗をかく人”と聞いて一番に思い浮かぶ人物、それはベルトルト・フーバーです。まだ正体が明かされる前の「進撃の巨人」の話を読み返すと、とても分かりやすく顔に汗をかいています。セリフはないものの至る所で、顔に汗をかくベルトルトが映っているコマを発見することができます。

ご存知の通りこのベルトルト・フーバーは、「進撃の巨人」の顔であり、人類にとって最大の敵であり、主人公エレンにとって最大の駆逐対象である‟超大型巨人”でした。「進撃の巨人」では「そんな顔に汗をかくくらいで大げさな」とは一概に言えないのです。「進撃の巨人」では登場人物の表情も重要な伏線になっています。

「顔に汗」をかくサシャは何かを知っている?

「進撃の巨人」で大きな伏線となりうる‟顔に汗”をかいているサシャは、実験体巨人殺しに直接の関与はしていないものの、この時アニやライナー、ベルトルトの経歴や行動を知っていた可能性があります。情報を得る、知っている情報を隠す。

「進撃の巨人」の世界で‟情報を持つこと”は大きな力になりえます。もし、ここでサシャが本当にアニ達巨人側の行動や経歴などの情報を知っていて、兵団側に隠していたのだとしたら。「進撃の巨人」サシャ・ブラウスはアニ達「外の世界」に協力するスパイ、ということになります。

「進撃の巨人」作者ならやりかねないこと

もちろんあの「進撃の巨人」の作者ですから、「今夜の晩御飯は何でしょうか、お腹が減りました。早く終わってください。」と考えている単純で欲望に忠実なサシャ、という描写であることも十分にあり得るのが怖い所です。それなら、かわいい芋女で終わることができますが「進撃の巨人」サシャ・ブラウススパイ疑惑にはまだまだ検証すべき考察点がたくさんあります!

【「進撃の巨人」サシャスパイ説その2】その食欲と盗み癖は「進撃の巨人」世界では危険!

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの弱点

登場時から食に異常な執着を見せる「進撃の巨人」サシャ・ブラウス。普通の世界での話なら「かわいい」で済むことも、「進撃の巨人」の世界ではそうはいきません。常に食糧不足で飢餓と戦っている「進撃の巨人」の世界では、その異常な食欲をも利用されかねないからです。

その異常な食欲は、「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの最大の特徴でもあり最大の「弱点」でもあります。ユミルの弱点が「ヒストリア(クリスタ)」であり、ライナーの弱点が「過去の自分」であるように、それがサシャにとっては「食欲」なのです。これによって、サシャ自身は悪意なく、その食欲で釣り上げられた本当の黒幕ないしスパイに利用されている「無自覚スパイ」の可能性が新たに浮上します。

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの食い意地はいつから?

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスのその異常な食に対する執着は、いったいいつからなのか。訓練兵団に入ってからでないことは明らかですが、サシャの正体に近づく為にももう一度、経歴からサシャの過去を覗いてみましょう。

先述した通り、「進撃の巨人」サシャの出身地であるウォール・ローゼ南区「ダウパー村」は、昔から狩りをすることで生計を立てている狩猟民族の村です。生き物の命を奪いその命を食べて生活していく、弱肉強食の世界でサシャは食へのありがたみを自然と身に着けたのでしょう。それと同時に食物の美味しさ・自分の力へと変わる食の大切さ・食べることの快感を覚えたサシャの食欲は、この頃から現在に至るまで健在のようです。

【「進撃の巨人」サシャスパイ説その3】サシャの故郷であるダウパー村の人々もスパイ?

「進撃の巨人」エレンらを見張る謎の人物はサシャの故郷と関係がある?

エレンの硬質巨人化練習の場面で、山の上からエレンら調査兵団の動きを見張る謎の人物二人組の後ろ姿が描かれています。この服装や持ち物が、サシャの故郷であるダウパー村の人々の服装と似通っている為、スパイ説が疑われているわけです。サシャだけでなく、サシャ含むダウパー村の人々全員がグルの可能性です。(「進撃の巨人」単行本13巻・第53話「狼煙」参照)

狩猟民族の能力に目をつけた王政に利用されている?

もしも「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの故郷であるダウパー村全体で、スパイ活動をしているとすれば、それはライナーやベルトルト、アニ達「壁外人類」側ではなく、「壁内人類」側、つまり「王政」側のスパイという方が納得がいくでしょう。あの時、エレンの硬質巨人化練習を見張り、調査兵団の情報を得る必要があったのはライナーやベルトルト、アニ達壁外人類側ではなく中央憲兵団ら王政側だったからです。

【「進撃の巨人」サシャスパイ説その4】かわいい顔をして危険な特技!

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスのかわいい顔とは裏腹な盗み癖

「進撃の巨人」のサシャ・ブラウスといえば、そのかわいい見た目とは裏腹に、調理場から芋を盗み、教官の食糧庫から肉を盗み、仲間からパンを盗み、その盗み癖が目立ちます。さらに、「身のこなしが素早い」「型破りな勘の良さ」「型にはまらない」「組織的な行動には向かない」というスパイ向きなスペックの持ち主です。情報を盗み手に入れることも得意なのでは?と、考えられます。

先述した通り、「進撃の巨人」の世界で「情報」とは、重要な武器になりえるものです。サシャ自身のスパイ向きな性格と盗み癖、狩猟民族生活で培った勘の良さ、弱点にもなりうるその「食欲」を利用される可能性、時折出す意味深な表情。

これまで「進撃の巨人」サシャの経歴や描写からサシャの正体がスパイである可能性を上げてきましたが、しかし今まで上げてきた要素のなかにはいくつかの矛盾点も存在します。続いてはそんな矛盾点から、「進撃の巨人」サシャスパイ否定説を考察してみましょう。

【「進撃の巨人」サシャスパイ否定説その1】サシャに諜報活動の時間はあったのか?

「進撃の巨人」訓練兵時代のサシャ・ブラウス

「進撃の巨人」のサシャといえば、教官から食糧を盗んで叱られ罰として走らされる、という描写もありました。また、サシャはミカサやユミルやクリスタ(ヒストリア)と共に行動する場面が多くみられますが、ミカサやユミルも勘が鋭く鼻が利く兵士です。

サシャは皆と同じ通常の訓練の他に、罰という名の追加の訓練をし、時折食欲に負け食料を盗みつつ、ミカサやユミルに怪しまれず諜報活動をする、という難易度の高いミッションをクリアできたのでしょうか?

【「進撃の巨人」サシャスパイ否定説その2】スパイとしては矛盾している行動?

「進撃の巨人」サシャ・ブラウスはなぜ調査兵団に入ったのか?

冒頭の【「進撃の巨人」サシャスパイ説その1】ソニー&ビーン殺害事件でアニ達の行動を知っていて兵団に隠していた可能性を上げましたが、この行動は明らかにライナーやベルトルト、アニ達壁外人類(巨人)側の味方をする行動です。しかし、なぜサシャは調査兵団に入団したのか。

調査兵団には、エレンやヒストリアらの動向を見張る為、そして団長の「エレンの故郷シガンシナ区の地下室に巨人の秘密がある」という揺さぶりによりライナーとベルトルトが残っていましたし、サシャは憲兵団に入団する権利がありました。もしサシャの正体が壁外人類側のスパイであるなら、中央憲兵団や王政の動きを探るべく憲兵団に入団すべきでしょう。(「進撃の巨人」単行本5巻・第21話「開門」参照)

誰よりも怯え号泣する「進撃の巨人」サシャ・ブラウス

エルヴィン・スミス団長に「君たちは、死ねと言われたら、死ねるのか」と問われた時のサシャ・ブラウスです。その場に残った104期生の中で誰よりも、死と隣合せの恐怖と緊張感におびえ泣いていました。

仲間を裏切り、利益の為に動くスパイには到底見えない表情をしています。黒幕に利用され、サシャに自覚のない「無自覚スパイ」の可能性は残るものの、悪意を持って動くスパイの可能性は薄く思われます。「進撃の巨人」単行本5巻・第21話「開門」参照)

【「進撃の巨人」サシャスパイ否定説その3】サシャは「壁外人類側」と「王政側」どちらのスパイ?

「進撃の巨人」壁外人類側スパイの場合の矛盾

【「進撃の巨人」サシャスパイ説その1】であげたソニー&ビーン殺害事件を踏まえると、サシャはライナーやベルトルト、アニら壁外人類側に加担しているように思えます。しかし、サシャの故郷であるダウパー村含むウォール・ローゼ南区は、突如現れた獣の巨人率いる巨人軍によって襲われています。サシャの正体が壁外人類側のスパイであるなら、その味方であるはずの壁外人類側に攻撃されたことになります。

「進撃の巨人」王政側スパイの場合の矛盾

【「進撃の巨人」サシャスパイ説その3】であげた、硬質巨人化練習をするエレンらを見張る謎の人物がダウパー村の人々である可能性の話ですが、そもそもあの硬質化の練習にはサシャ自身も近場で待機していました。

サシャは新リヴァイ班として、ミカサ、アルミン、ジャン、コニー、ヒストリアと共にエレンの側についています。ダウパー村の人々がわざわざ出動せずとも、サシャ自身がエレンを見張れば済む話なのです。(「進撃の巨人」単行本13巻・第53話「狼煙」参照)

【「進撃の巨人」サシャスパイ否定説その4】サシャは死亡予定だった?

実は「進撃の巨人」のサシャは、ウォール・ローゼ南区が獣の巨人率いる巨人軍に襲われた際の話で死亡予定だったとの噂が流れています。故郷に帰ってきたサシャは、民家で逃げ遅れた親子が巨人に襲われているまさにその瞬間を目撃します。

「進撃の巨人」の中でも名場面な「走らんかい!」のシーンです。いつもの、少しお馬鹿でかわいいサシャとはまた違い、強くたくましく成長した「進撃の巨人」サシャ・ブラウスが描かれています。

少女を逃がす為に得意の弓矢を使い命を張って戦うサシャですが、そこで少女をかばって死ぬ予定だったというのです。ということはサシャは「スパイ」という重要な役割は持っていない、ということなのでしょうか?(「進撃の巨人」単行本9巻・第36話「ただいま」参照)

【まとめ】「進撃の巨人」サシャ・ブラウスの正体はスパイか否か

ここまで経歴やプロフィール、性格、描写から「進撃の巨人」サシャスパイ説とサシャスパイ否定説を上げ、紐解いていきましたがいかがでしたでしょうか?結局のところ、サシャをスパイと言うには少々矛盾する点もあれば、スパイではないと言い切るには怪しい描写も多々あります。

たくさんの伏線が眠る「進撃の巨人」ですが、その中でもサシャスパイ説は、かなり注目度の高い謎です。普段は活発で食欲旺盛なかわいい女の子がもしやスパイかもしれない、となれば目が離せないところです。徐々に伏線が回収されつつある「進撃の巨人」ですが、今後サシャスパイ説の謎が回収される日はくるのでしょうか。今現在も「進撃の巨人」は大人気連載中です。今後もサシャ・ブラウスの動向に注目していきたいと思います!

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