クジラの子らは砂上に歌うのアニメの感想や評価まとめ！面白い？画像も紹介

2017年10月から12月にかけて放送されていたアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」はとても評価が高いアニメでした。アニメが終わった後も、続編を望む声がたくさんあります。それほど評価が高かった理由は何なのでしょうか。クジラの子らは砂上に歌うのPVや画像を用いながら、評価が高かった理由について解説していきます。

アニメPVが公開されると、その世界観にかなり注目が集まりました。PVの評価はかなり高かったようです。SNS上ではまるで映画のPVのように美しいという感想もあったようです。

すべて砂で覆いつくされた世界で、ストーリーは展開していきます。主人公・チャクロたち人々が暮らしているのは、砂の上に浮かんでいる漂泊船「泥クジラ」。泥クジラはの原動力となっているのはサイミアと呼ばれる超能力です。泥クジラから見える景色は砂ばかり。地上も海も、森さえもありません。

泥クジラで生活している人々は、「印(シルシ)」と呼ばれるサイミアを使える人々と、「無印」と呼ばれる人々の2種類が存在します。印はなぜか寿命が短命で、30歳前後で亡くなってしまいます。チャクロを始め、泥クジラで暮らす子供たちの大半が印でした。

ある日、チャクロは泥クジラに漂着した少女・リコスと出会います。そして、リコスと出会ったことから、平穏だった泥クジラの生活が一変していきます。突如「外の世界」から一方的な襲撃を受けることになってしまった泥クジラの住民。チャクロたちは外の世界の住人と戦う決意をすることになります。そして戦いの最中、チャクロたちは印が短命である理由を知ることになるのでした。

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うの監督を務めたのは、「四月は君の嘘」や「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」で監督を務めたことで有名なイシグロキョウヘイさん。シリーズ構成は「からかい上手の高木さん」や「斉木楠雄のΨ難」などの構成も手掛けていた横手美智子さん。キャラクターデザインは「田中くんはいつもけだるげ」などを手掛けた飯塚晴子さん。

音響監督は「SAOオルタナティブ ガンゲイル・オンライン」や「Re:ゼロから始める異世界生活」などを手掛ける明田川仁さん。音楽は「からかい上手の高木さん」や「sin 七つの大罪」などを手掛ける堤博明さんです。有名なスタッフが集結して作られたアニメである点も評価が高かった理由の一つのようです。

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うのOPEDを紹介します。OPED共に女性歌手。どちらも評価が高い楽曲だったようです。

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うのEDを歌ったのはシンガーソングライターのrionosさん。切ない歌声がアニメEDにぴったりだという感想が多かったようです。rionosさんは「小林さんちのメイドラゴン」ED主題歌や、ゲーム音楽などを歌っていることでも有名な方です。クジラの子らは砂上に歌うに限らず、rionosさんが手掛けている他の楽曲の評価も高いようです。アニメEDPVもOP同様、高い評価を得ていました。

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うのOPを歌ったのはシンガーソングライターのRIRIKOさんです。透明感のある歌声とアニメの世界観と合った歌詞が印象的な曲でした。「OP曲を聞いてアニメを見たくなった」という感想も多かったです。OPPVは美しいと高評価で、アニメが放送終了したいまでも再生回数をのばしています。まだ見たことのない人はOPPVを見て見るといいでしょう。PVだけでもアニメ評価が高い理由がわかるはずです。

アニメの絵は少し薄いという評価もあったようです。評価の真相はどうなのでしょうか。クジラの子らは砂上に歌うの絵の評価について紹介します。

アニメの作画自体はとても綺麗だと評価されています。絵が薄いという評価は、キャラの線の細さや、淡い色使いが基調とされているところから出てきた感想や評価なのかもしれません。キャラ自体もかわいいキャラが多く、背景も綺麗であったことからやはり総合的な評価は高かったようです。

作中使われているCGもとても美しいという高評価の感想が多いようでした。また、作画がアニメ途中で崩れることもなかった点も高く評価されているようです。

クジラの子らは砂上に歌うのアニメは12話では完結していません。一部のファンの間では、クジラの子らは砂上に歌うのアニメ評価が低いようです。

評価が低い理由としては、ワンクールで完結していないと言うのが評価が低い原因のようです。クジラの子らは砂上に歌うのアニメは12話まで放送を終えて完結していません。ワンクール完結型のアニメが好きな人からは、とくに評価が低かったようです。原作はまだ続いているため、アニメ2期が放送される可能性もあるのではないか期待されています。

クジラの子らは砂上に歌うは、過去の描写が切ないという評価があります。オウニやシュアンなど、一部の主要キャラはアニメ内で過去を紹介するシーンがありました。強いキャラほど、切ない過去を背負っているとわかるとよりキャラへの感情移入ができるという評価が多かったようです。

クジラの子らは砂上に歌うの独特且つ美しい世界観や設定はとても高評価のようです。砂に覆いつくされた世界や、サイミアという超能力、その狭い世界の中で繰り広げられる生と死をかけた闘いという点が今までのアニメではなかなかない設定だと話題でした。また、砂に囲まれている世界という設定が「進撃の巨人」の設定に似ているいう感想を持つ人もいるようです。

ストーリーの評価が高いクジラの子らは砂上に歌う。しかし、キャラが多かったり設定が細かかったりしすぎるせいで、評価が下がっている部分もあるようです。「原作を読んでいない人は、アニメ1話から見ていないと絶対に分からない」という感想もありました。

キャラの印象が薄いという評価もあるようです。主要キャラが多すぎる割に、登場シーンが少ないためキャラの特性が描き切れていない点が評価を下げている理由なのでしょう。また、主人公のチャクロの印象が薄すぎるのが評価を下げている理由の一つでもあるようです。クジラの子らは砂上に歌うのキャラで一番印象が強いのはオウニでしょう。誰が主人公かもわかりにくいという感想も多かったです。

ストーリーが進むにつれて容易になっていくという評価もあるようです。前半はサイミアやシルシについて紹介したり、突如外の世界から泥クジラを攻撃されたりと面白い展開が続きます。しかし、後半に進むにつれて、戦闘がメインになりストーリーの展開が想像しやすくなってしまいました。

そのため、ストーリーに深見がなくなったという評価が出てきたのでしょう。細かい設定をもっと活かしてほしかったという感想もあるようです。しかし、起承転結が分かりやすく、見やすいという評価もあります。起承転結がはっきりとした王道モノが好きな人はハマる作品でしょう。

クジラの子らは砂上に歌うの原作漫画を描いているのは、梅田阿比先生。2013年7月号から「ミステリーボニータ」にて連載されています。原作は「このマンガがすごい!2015」オンナ編で10位内にランクインし「次にくるマンガ大賞」にノミネートされたことでも話題となりました。原作は現在も連載中で、2019年3月時点で単行本は14巻まで発刊されています。

原作漫画の画像を見ると分かるように、原作の絵は繊細なタッチで描かれています。表紙は毎巻淡い色使いがされており、表紙だけで独特な世界感が分かることでしょう。アニメに比べると原作の絵は独特すぎるという評価もあるようです。そのため、原作表紙の絵から敬遠していたという感想もあるようでした。単行本には毎回オマケ漫画ページがついており、原作内容だけでなく、オマケ漫画も高く評価されています。

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うは最終回12話で、みんなで歌うシーンが出てきます。きちんとタイトルを回収した最終回となった点は評価されていたようです。原作はまだ最終回を迎えていないため、終わりがどのような形になるのかはわかりません。しかし、アニメ同様に歌って最終回を迎えるのではないかと予想されています。

クジラの子らは砂上に歌うの原作も世界観が独特だという評価がされています。原作を分類すると、SF・ファンタジーとなるようです。アニメと違い、原作は色塗りされていないため、余計に独特な世界観を生み出しているのでしょう。

鳥取砂丘にある砂の美術館とアニメ・クジラの子らは砂上に歌うコラボにより、泥クジラの砂像が展示されていました。かなり細部までリアルに再現されていたようで、実際に見に行った人からは高い評価を受けていました。画像を見ただけでも、細部まで精巧に作られているのがわかることでしょう。展示されていた期間は2017年10月～2017年12月末まで。現在は展示されていません。

キャラクターが多すぎるせいでキャラクタ－の印象が薄いという評価もありますが、キャラクター1人1人を細かくおっていくと魅力的なキャラクターたちばかりです。

作品内で一番重要かつ魅力的だという評価を集めたのは、やはりオウニでしょう。主人公・チャクロよりも目立ったキャラクターでした。オウニのことをNARUTOでいうところのサスケのようだと評価する人もいるようです。オウニの画像を見ると、どことなくサスケに似ているという評価もわかるかもしれません。

クジラの子らは砂上に歌うは舞台化もされています。2016年4月に上演され、2018年1～2月に再演。最終公演はライブビューイングが行われるなどし、注目を集めていました。舞台評価はなかなか高かったようです。独特な世界観の美しさを再現しできており、美しい歌も聞けると高評価でした。Blu-ray＆DVDも発売されており、ショートPVもYouTubeで確認できるようです。気になる人はチェックしてみて下さい。

クジラの子らは砂上に歌うには数々のキャラクターたちが登場しました。主要キャラたちを担当した声優を紹介していきましょう。

主人公・チャクロ、14歳。印持ち。泥クジラの記録係を務めています。優しすぎるせいか、主人公らしさがないとの評価が多い人物でした。声優を務めたのは花江夏樹さんです。優しくも芯の強いチャクロにぴったりの声でした。

スオウの妹、13歳。印持ち。チャクロの幼馴染でもあり、チャクロのことを好いていた女の子でした。アニメ序盤、外の世界から攻撃を受けた際、チャクロを庇って死んでしまいます。声優を務めたのは金元寿子さんです。金元さんが演じたことで、サミの可愛らしさが増したと高評価を得ていました。

クジラの子らは砂上に歌うのヒロイン。印持ちの14歳。外の世界から泥クジラにやってきます。画像でもわかるように、褐色の肌色に薄水色の髪色が特徴です。外の世界を知る重要人物でもあります。声優を務めたのは、石見舞菜香さんです。つかみどころがなく、どこか冷淡にも感じるリコスに石見さんの声はぴったりだという評価を集めていました。

チャクロやビャクロクの前に現れる無印の女の子。ファレナの傷を癒せるなど、泥クジラにとって重要な人物のようですが、その実態は謎に包まれいます。

こちらの画像はエマです。瓜二つの2人ですが、ネリはおとなしめ、エマは明るい性格をしているようです。エマも謎に包まれており、エマとネリの関係はアニメでは明かされていません。声優を務めたのはどちらも加隈亜衣さん。かわいらしくも、怪しい感じがする少女を見事に演じていたという評価を得ていました。

泥クジラの時期首長候補で17歳。印は持っていない無印です。画像のように美しい美貌と長い髪が特徴です。周りからの信頼も厚く、タイシャが亡くなったあとに正式な首長となりました。声優を務めたのは島崎信長さん。優しいしゃべり口調がぴったりだったという評価を受けています。

クジラの子らは砂上に歌うにおける重要人物。印持ちの16歳。泥クジラ随一のサイミアの使い手であり、戦闘能力にも秀でていることから、チャクロよりも主人公っぽいという評価を得ていた人物です。普段はそっけない態度を取っていますが、根は情に厚く仲間想いな少年です。泥クジラの外の世界に憧れを抱いています。

声優を務めたのは梅原裕一郎さん。普段は淡々としたしゃべり口調と仲間を傷つけられ激情した時の口調のギャップが聞きどころでしょう。梅原さんの演じるキャラの中で、オウニが一番好きだという評価をするファンもいるようです。

リコスの幼馴染であり、泥クジラを襲撃した兵士の1人。印持ちの15歳。感情を食われた人が多いヌースの感情統制下にいるのに、リョダリはほとんど感情を食われていません。画像のように薄紫色の髪色が特徴。クジラの子らは砂上に歌う一、狂気に満ちた人物でした。声優を務めたのは山下大輝さん。山下さんが演じる狂気じみたリョダリは最高だと高評価だったようです。

シュアンが率いる自警団に所属している女の子。印持ちの16歳。明るく元気で自由奔放な性格をしています。女の子ですが、戦闘能力に優れており頼りがいがあります。声優を務めたのは小松未可子さん。小松さん演じる明るいギンシュが好きだったという評価も多いようです。

泥クジラの自警団を率いる団長。印持ちの26歳。オウニにも負けないほどのサイミアの使い手です。過去に妻を亡くしているという悲しい過去を持っています。声優を務めたのは神谷浩史さん。掴みどころのないちょっと不気味な役を見事に演じていたと高評価だったようです。

泥クジラの外からやって来た異国の少年。アモンロギア家の末子で、17歳。印持ちではないようです。わがままな王子様と言った雰囲気ですが、仲間想いです。声優を務めたのはKENNさん。コミカルなロハリトを見事に演じていたと高評価を得ています。

リコスの兄で、アパトイアを率いる皇帝直属の軍団指揮長官。印持ちの24歳。画像で見てわかるように、白に近い色をした長髪、顔に傷があるのが特徴です。冷徹極まりないように見えますが、実は仲間想いな所もある男です。オウニを捕まえようと目論んでいます。声優を務めたのは石田彰さん。冷徹なしゃべり方が役にぴったりだったという評価を集めています。

クジラの子らは砂上に歌うに登場する名言を紹介していきます。どのセリフもいい言葉だという評価を得ているようです。

「希望があるのに逃げるのは嫌だ！」これはチャクロが言ったセリフです。前に進もうとするチャクロの意思が伝わってくるセリフでした。

「君はちょっと厄介だな～とおせんぼ！」これはシュアンが言ったセリフです。割と緊迫したシーンでしたが、コミカルなノリで言われたセリフでした。

「顔の見えない連中が簡単に夢を踏みにじるそんな世界だったのかよ…もういい…こんな世界はもうどうでもいい」これはオウニが言ったセリフです。オウニが絶望を味わったときのセリフでした。

クジラの子らは砂上に歌うの感想や評価について紹介します。アニメを見た人はどのような感想や評価を抱いたのでしょうか？

アニメ第5話「逃げるのはイヤだ」は外の世界の人たちがまた攻めてきた時に戦う道を選ぶ話でした。バラバラだった泥クジラの人々に団結力が出てくるシーンが素敵だという評価があるようです。

第7話「お前たちの未来が見たい」は激しい戦闘シーンが描かれた回でした。幼い印持ちたちが死んでいくシーンが辛いという評価だったようです。また、ギンシュの強さと明るさに救われた回でもありました。

第8話「この世から消えてしまえ」も激しい戦闘が繰り広げられる回でした。シリアスな展開が続く中の、エマが踊るシーンに違和感を感じた人は多かったようです。続きが気になるという評価が多かった回でもあったようです。

いかがだったでしょうか？クジラの子らは砂上に歌うの感想や評価、あらすじなどについて画像付きで紹介してきました。クジラの子らは砂上に歌うは独特な世界観と絵の美しさで高い評価を受けた作品だということがわかりました。続編の制作を除くファンも多いようです。まだ見たことのない人は、是非チェックしてみて下さい。クジラの子らは砂上に歌うの独特且つ魅力的な世界観に心を奪われることでしょう。