クジラの子らは砂上に歌うのネタバレあらすじと結末!漫画の世界観と印の意味を考察

クジラの子らは砂上に歌うは秋田書店から出版された、梅田 阿比先生の漫画が原作のテレビアニメシリーズとなっております。本記事では、クジラの子らは砂上に歌うのあらすじのネタバレをした上で結末のネタバレもご用意させて頂きました。また、アニメ版は原作の漫画の途中でストーリーが終わっている為、原作漫画の世界観のあらすじやネタバレも致します。またTwitter等で感想も集めましたのでご覧ください。

クジラの子らは砂上に歌うのネタバレあらすじと結末!漫画の世界観と印の意味を考察のイメージ

目次

  1. アニメ・クジラの子らは砂上に歌うのあらすじや結末ネタバレ!
  2. アニメ・クジラの子らは砂上に歌うの登場人物を紹介!
  3. アニメ・クジラの子らは砂上に歌うのあらすじをネタバレ!
  4. アニメ・クジラの子らは砂上に歌うの結末をネタバレ紹介!
  5. アニメ・クジラの子らは砂上に歌うについて考察!印とは?
  6. クジラの子らは砂上に歌うの原作漫画の世界観を紹介!
  7. クジラの子らは砂上に歌うを見た人の感想は?
  8. クジラの子らは砂上に歌うのあらすじと結末をネタバレまとめ!

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うのあらすじや結末ネタバレ!

クジラの子らは砂上に歌うは秋田書店から出版された、梅田阿比先生の漫画が原作のテレビアニメシリーズとなっております。本記事では、クジラの子らは砂上に歌うのあらすじのネタバレをした上で結末のネタバレもご用意させて頂きました。また、アニメ版は原作の漫画の途中でストーリーが終わっている為、原作漫画の世界観のあらすじや結末等もネタバレも致します。またTwitter等で感想も集めましたのでご覧ください。

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うの登場人物を紹介!

チャクロ

クジラの子らは砂上に歌うの主人公で、泥クジラで暮らしている印の少年です。印を持っているにも拘わらず、その能力"サイミア"を使うのが苦手で泥クジラではデストロイヤーと呼ばれています。彼は過書の病という、見たこと聞いたことなどなんでも記録せずにはいられない病気の持ち主であり、泥クジラでもその特徴を生かして記録係を努めています。但し情報を整理することは苦手で、情報が入り次第その全てを書き記してしまいます。

リコス

クジラの子らは砂上に歌うの鍵を握る登場人物で、泥クジラに漂着した廃墟船でチャクロが発見した少女です。彼女はアパトイアと呼ばれていた、帝国における感情を失った兵士だったようですが、捕虜としてチャクロたちと共に泥クジラで過ごすこととなります。元兵士だったために、サイミアの使い方は上手であり戦闘能力も高いようです。

オウニ

泥クジラで過ごす印の持ち主で、"体内モグラ"という泥クジラのルールを頻繫に犯す泥クジラでの問題児グループのリーダーを努めています。問題児であり、普段から素っ気ない態度を見せる彼ですが人一倍仲間思いであり体を張って助けてくれます。彼のサイミアの能力は泥クジラでは一番とされており、非常に高い戦闘能力を持っています。外界への憧れが強く、いつか外に出てみたいと思っているようです。

スオウ

泥クジラで生活する次期首長候補の少年で、印の持ち主ではありません。先代の死によって泥クジラの首長となります。美しい女性かと思われるその美貌ですが、実は男性であり島の内外拘わらず多くの女性を魅了することが出来るようです。印の持ち主が短命であることを気に掛け、彼らの寿命を伸ばせないかと研究を続けています。力は強くなく、サイミアも使えないため戦闘能力は高くないですが仲間達からの信頼は厚いようです。

サミ

泥クジラで生活する印の持ち主で、スオウの妹でチャクロの幼なじみでもあります。チャクロとは非常に仲が良く、クジラの子らは砂上に歌うの色々なシーンで彼女がチャクロに対して好意的な感情を抱いていることが垣間見えます。天真爛漫で感情豊かな女の子であり、クジラの子らは砂上に歌うの中でも魅力的キャラクターだそうです。

ギンシュ

泥クジラで生活する印の持ち主です。彼女は泥クジラ内で活躍する自警団の女性メンバーで、男勝りな強気な性格と腕っぷしを持っています。サイミアの扱い方から高い運動神経まで持っている為に戦闘能力はかなり高く、仲間たちからの信頼も厚いようです。自由奔放な性格が特徴で時には泥クジラのルールや命令よりも私情を優先して動くこともあるようです。

シュアン

泥クジラで活躍する自警団のリーダー的存在で、オウニと並んでその戦闘能力は泥クジラでも随一とされています。謎に包まれている部分が大きく、何を考えているのか終始見極められないのですが、その戦闘能力を活かして仲間を助けることも多いようです。

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うのあらすじをネタバレ!

ここからはクジラの子らは砂上に歌うのあらすじネタバレを致します。物語の導入からアニメ版結末の手前までのあらすじを一気にネタバレ致します。既に物語を知っている方は思い出す形で、そうでない方は新鮮な気持ちでお楽しみください。また、本編のあらすじの前にこの独特な世界観について軽くネタバレさせて頂きます。

クジラの子らは砂上に歌うの世界観

クジラの子らは砂上に歌うの世界観について、物語のあらすじも含めてネタバレ致します。物語始まるのは「泥クジラ」という広い砂漠をただ彷徨う島から始まります。登場人物たちは二種類の人間に分けられており、「印」を持つ者と「印」を持たない者でした。印を持つ者は"サイミア"という特殊能力が使え、島での生活に活用していましたが、その一方で寿命が極端に短いというデメリットも持っていました。

島では役500人程の人間たちで暮らしていますが、その9割が印を持った人間で、残りの1割が長寿という長所を生かして泥クジラでのリーダーシップを取っています。物語は外界から来たリコスによって、主人公のチャクロ達は外界に対して興味を持ち始めます。そこから次第に泥クジラ等の謎が明らかにされていき、結末へと進んでいきます。

クジラの子らは砂上に歌う第1話のあらすじネタバレ

クジラの子らは砂上に歌う第一話のあらすじネタバレです。物語は泥クジラから始まります。「クジラの子らは砂上に歌う」の鍵でもあり舞台でもある泥クジラは、広大な砂漠をただひたすらに進む大きな島です。この島では印を持った人間と持たない人間の二種類の人間が生活しており、その人口は約500人程となっております。この泥クジラが物語の結末に大きく関わっているようです。

特殊能力"サイミア"が苦手な主人公、チャクロはこの島での記録係を努めておりました。とある日、半年ぶり発見した漂流した島で物資などを探索している際にチャクロは島内で「リコス」という少女が倒れているところを発見します。泥クジラの長老たちはこのリコスを危険だと判断しますが、泥クジラ内での不良グループ体内モグラは外界についての鍵になると判断してリコスを連れ出すことに成功します。

クジラの子らは砂上に歌う第2話のあらすじネタバレ

クジラの子らは砂上に歌う第二話のあらすじネタバレです。リコスを連れ出したオウニとチャクロ達は、リコスの元々いた島へと向かいます。しかしその島は既に退廃しており、おびただしい数の墓標が建てられていました。リコスは、その墓標の意味を説明します。彼女は、感情を失いアトパイアという兵士として戦いを続けていたと語り、外界に憧れを抱いていたオウニはその真相に触れることとなります。

島に戻ったチャクロ達は、飛蝗現象という砂の海に生息するホシボシバッタという虫が光を放ちながら群れで移動する現象に出会います。とても綺麗で美しい出来事に感動した泥クジラの住民たちですが、しかし、この現象を境に外界から兵士たちが泥クジラを襲うようになり、島の生活は一転してしまいます。

クジラの子らは砂上に歌う第3話のあらすじネタバレ

クジラの子らは砂上に歌う第三話のあらすじネタバレです。飛蝗現象が起きてから、泥クジラでの生活は一転して仮面をつけた兵士たちが襲撃してくるようになりました。彼らの無差別な攻撃によって、チャクロの幼馴染であるサミや島の首長であるタイシャが死んでしまいます。オウニの高い戦闘能力を生かして仮面の兵士達を何とか撃退することが出来ましたが、多数の犠牲者がでた泥クジラでは悲しみに包まれることとなります。

クジラの子らは砂上に歌う第4話のあらすじネタバレ

クジラの子らは砂上に歌う第4話のあらすじネタバレです。仮面をつけた兵士達の襲撃により、首長であったタイシャが死んでしまいました。これによって泥クジラでは新たな首長を任命することとなります。そこで、長年の候補であったスオウは長老会から呼び出され、新首長として任命されることとなります。しかし首長としての最初の仕事は、泥クジラを砂の海へ沈めることでした。

その理由をスオウが尋ねると、長老会からとんでもない真実が明かされることとなります。それは、泥クジラの存在は実は処刑人の流刑島であり、あの仮面をつけた兵士達は帝国から処刑しにきた処刑人だというのでした。島を沈めないと抵抗したスオウですが、地下に閉じ込められてしまいます。そこにチャクロはリコスと共に、スオウ救出へと向かいます。

クジラの子らは砂上に歌う第5話のあらすじネタバレ

クジラの子らは砂上に歌う第5話のあらすじネタバレです。スオウ救出へとチャクロたちが泥クジラの地下へ潜入します。しかし泥クジラの地下でチャクロ達は泥クジラの真実へと触れることとなります。それは、泥クジラの心臓部である魂形、"ファレナ"でした。ファレナは感情を動力源として泥クジラを動かしているようでした。

長老会はファレナを破壊しようと試みますが、リコスやチャクロ達の抵抗によって破壊は免れ、泥クジラは砂の海へとは沈まずに済むこととなります。泥クジラではこの騒動により、存続のための意思が固まります。特に印持ちなどを中心にまとまりを見せ、団結しますが近いうちに帝国から襲撃があることを知ってしまいます。

クジラの子らは砂上に歌う第6話のあらすじネタバレ

クジラの子らは砂上に歌う第6話のあらすじネタバレです。泥クジラ存続のために団結した一同でしたが、情報では戦艦スキロスが4日後に再び襲撃してくるとのことで、泥クジラの住民たちは防衛の準備に取り掛かりました。自警団の先導の元、バリケード等を設置して防御を固めます。その一方でスオウはチャクロ等の印を持った人間を元に突撃部隊を組むことで逆に攻撃の一手を仕掛ける準備をします。

緊張が走る泥クジラでは少しギクシャクとしていましたが、恒例の儀式「スナモドリ」を行うことで再び砂クジラへ笑顔が戻りました。戦艦スキロスの襲撃も控え、いよいよ本格的な戦いが迫ります。

クジラの子らは砂上に歌う第7話のあらすじネタバレ

クジラの子らは砂上に歌う第7話のあらすじネタバレです。遂に戦艦スキロスが砂クジラの元へやってきます。次々に襲い掛かる仮面の兵士たちに、砂クジラの住民たちは幼い子供たちから大人まで戦力として動員しなければならない状況にまで陥ってしまいます。首長のスオウは何とかして攻撃を食い止めたく、幼い子供たちを犠牲にはしたくないと思いますが、帝国の圧倒的な火力の前にはどうすることも出来ませんでした。

泥クジラでは防戦一方でしたが、スオウが編成した突撃部隊は、リコスの先導で戦艦スキロスへの潜入を目論見ます。オウニの圧倒的な戦力によって戦艦スキロスに潜入を成功した彼らでしたが、目的地のヌースへ辿り着いたオウニは負傷してしまい窮地に立たされます。

クジラの子らは砂上に歌う第8話のあらすじネタバレ

クジラの子らは砂上に歌う第8話のあらすじネタバレです。戦艦スキロスの核、ヌースへ辿り着いたオウニたちでしたが、オウニの負傷により窮地に立たされてしまいます。一方で泥クジラでは帝国軍が有利な状態であり、泥クジラは劣勢が続いており、遂には帝国軍のリョダリと自警団のシュアンが一騎打ちを繰り広げていました。そんな中、スオウは感情のコントロールが効かないリョダリの心情と悲しい過去に触れることとなります。

クジラの子らは砂上に歌う第9話のあらすじネタバレ

クジラの子らは砂上に歌う第9話のあらすじネタバレです。戦艦スキロスではオウニが窮地に立たされていましたが、親友であるニビの助けにより一命を取り留めます。しかし、その代償としてニビは命を失ってしまいます。怒りで感情が溢れたオウニは、封印されていたサイミアの能力を爆発させることでスキロスを崩壊させます。

オウニが戦艦スキロスで決着をつけた中、チャクロはオリヴィニスという生命体から泥クジラの住民の感情を対価にした取引を提案されます。チャクロは当然、その取引を拒否しますが泥クジラやチャクロに対して興味をもったオリヴィニスは泥クジラに新たな能力「コカロ」を与え、物語は結末へと進んでいきます。
 

クジラの子らは砂上に歌う第10話のあらすじネタバレ

クジラの子らは砂上に歌う第10話のあらすじネタバレです。オウニの怒りによって戦艦スキロスを撃退し、崩壊させたことによって帝国軍は撤退することとなりました。泥クジラでは再び平穏が訪れましたが、多くの犠牲も伴って手に入れた平穏でした。一方で、作戦に失敗した帝国軍のオルカは激しく責められることなりますが、彼は今だ失敗したと感じてはいないようでした。

戦艦スキロスとの戦闘から数日が過ぎ、泥クジラでは今だ戦闘の傷跡が癒えきらない中新たな泥クジラの能力"コカロ"によって、今まで砂の海をただひたすらに放浪していた泥クジラ舵を獲得することが出来ました。帝国軍との戦いから、泥クジラの環境は大きく変わり始めていました。

クジラの子らは砂上に歌う第11話のあらすじネタバレ

クジラの子らは砂上に歌う第11話のあらすじネタバレです。泥クジラではスオウが印の持ち主の短命の原因を知ることとなります。それは、泥クジラの動力源が印の持ち主の命だったという真実でした。更に泥クジラでは体内モルラが、印を持たない人間がリーダーシップをとることに疑問を感じ始めました。

一方で帝国軍はオルカに対して作戦失敗の責任を取らせ、オルカは糾弾されることとなりました。しかしオルカの器やその心理戦に長けた能力で見事に責任を回避し、新たな作戦の指揮を執ることとなります。これによって物語は結末へ一気に進むこととなります。

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うの結末をネタバレ紹介!

ついに、アニメ・クジラの子らは砂上に歌うの結末をネタバレ紹介致します。様々な伏線等が張り巡らされたクジラの子らは砂上に歌うでしたが、アニメは12話で完結となります。漫画ではこの後も話が続きますので、この後に原作漫画のネタバレも紹介致します。

クーデターをオウニが鎮める

11話では不良グループ、体内モグラのシコンとシコクが印を持つ者が泥クジラの主導権を握るべきだとクーデターを起しました。それに対して、オウニは彼らに一喝します。オウニの言葉に説得され、何も言い返せなかった二人はクーデターを諦めることとなります。オウニの一言はそれだけ強力であり、彼の信頼の厚さが垣間見えます。

帝国でオルカがクーデターを目論む

泥クジラではオウニが一喝して収まったクーデターでしたが、今度は帝国内でオルカがクーデターを起こします。オルカは帝国の皇帝が持つ強力な船、"アンスポロス"を手に反逆を試みます。また、戦闘能力の高いリョダリもオルカについて行くことを決意しているようで、クーデターの目は大きくなりつつありました。但し、アニメ・クジラの子らは砂上に歌うではこの先は描かれず、彼らの先の展開は漫画のみとなっております。

新たな真実が発覚

船の核でもあるヌースですが、その肉である"サルクス"というものをを食べることによってヌースの動力源であり、奪われていた感情を取り戻すことが出来るようです。また、このサクルスは帝国では地位の高い者が皇帝から貰え、感情を維持することが出来ていたようです。このサルクスについてもアニメ・クジラの子らは砂上に歌うでは謎が包まれたまま結末を迎えることとなります。

マスオの死と短命の原因

不良グループ体内モグラのシコンとシコクがクーデターを起こした原因で、印の持ち主と印を持たない人間の間に亀裂が入っていました。泥クジラ内がギクシャクしている中、体調の悪そうだったマスオが寿命で死んでしまいます。印の持ち主達にとって兄貴分だった彼の死によって、スオウは短命の原因を明かすこととなります。

彼の死は漫画・クジラの子らは砂上に歌うでは違う結末になっていましたが、アニメでは尺の都合上こういった形になったようです。しかし、このマスオの死によって泥クジラの住民たちは大きく心を揺さぶられるのと同時にスオウの決断するポイントでもあることは変わらないようです。

今まで真実を黙っていたことに、スオウは印の持ち主達から責められることとなります。そして印の持ち主達には印を持たない人間と共に暮らして行くことに疑問を抱き、動揺が走ります。しかし、オウニが皆を説得することで、印を持たない人間と共同して暮らして行くことになります。

このスオウとオウニの決断が、物語を結末へと導く大きな流れとなります。印を持たない泥クジラのリーダースオウと、印を持っていて戦闘能力が高く昔からの問題児だったオウニが手を取り合うシーンは感動したという声も少なくないようです。この辺りでも、漫画・クジラの子らは砂上に歌うとは違う結末の取り方をしているようです。

新たなリーダーオウニ

皆を説得でき、クーデターも鎮静させることができる彼の信頼の厚さにスオウはオウニへリーダーにならないかと提案します。泥クジラ内ではスオウがリーダーに、オウニには外界で他の仲間を見つけ、新たな共同体としてのリーダーにならないかという提案でした。その提案にオウニは最初は戸惑いますが、オウニは応じることとなります。

泥クジラのその後

泥クジラはその後、舵をとることの出来る能力を得ていたため、新たな共同体を作るリーダーであるオウニを筆頭に新たな世界へと旅立ちます。この後、漫画・クジラの子らは砂上に歌うでは様々な外界と触れることになり、帝国側の動きもより一層目が離せない展開になるようです。

特に、オウニの過去やその後、彼の能力であるデモナスについての謎も不明瞭なままでしたので、漫画・クジラの子らは砂上に歌うでは濃厚に描かれることとなります。またそれらは世界観の構成の根幹でもある設定のようですので、気になった方は漫画・クジラの子らは砂上に歌うを一読されることをお勧め致します。主人公であるチャクロは引き続き物語の語り部、及び記録役として旅に同行し続けるようです。

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うについて考察!印とは?

印と呼ばれる人はなぜ短命なのか?

様々な伏線が残されたまま結末へと進んだクジラの子らは砂上に歌うでしたが、漫画版ではこれで終わりではありません。この結末の先に、漫画での世界観や包まれた謎についてこの後ネタバレ致します。

印の持ち主達は、"サイミア"という特殊能力を使用できる訳ですが、その能力は島の動力源や核でもあるヌースから供給されています。帝国の兵士等のように、代償として感情を差し出すのが基本的なのですが泥クジラの人間たちは感情を渡すことを拒否してきました。そのため泥クジラのヌースは感情ではなく、印の持ち主達の寿命を食べることによって船の原動力としてきました。

秘密を握る少数の人々「無印」の存在とは?

泥クジラでは、サイミアという特殊能力を使うことが出来る印の持ち主達で人口の9割を占めています。しかし、この9割を仕切ってリーダーシップを取っている人間達は印を持たない人間たちです。彼らはリーダーシップは首長を含めた長老会で構成されていますが、彼らの殆どは印についての秘密や泥クジラの過去を認知しています。

高い戦闘能力を持つオウニの正体とは?

戦艦スキロスでのオウニの活躍は強烈でしたが、その中でも覚醒した彼の能力、"デモナス"が謎に包まれています。元々彼の過去は誰も知らず、また両親も誰も知らない謎に包まれた存在です。実はオウニは帝国で作られた兵士であり、オウニは帝国で封印されていた悪霊"デモナス"を宿しているとされています。オウニの事は漫画でも徐々に明かされていますが、今だ全貌は判明していない状態となります。

謎に包まれたシュアンの正体とは?

物語前半から謎に包まれたままのシュアンですが、彼もデモナスに関係しています。泥クジラで自警団の団長を務め、その戦闘能力はオウニに匹敵すると言われていますがその所以がデモナスにあります。実はシュアンはヌースにより別の命と合成され、人工的作られたデモナスでした。それ故に彼の強さがあるのですが、彼は常に自分とは何者なのかと葛藤しています。

外の世界の存在と泥クジラの正体とは?

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うでは、泥クジラの外の外界は外の世界と呼ばれています。帝国の存在などは認知されているようですが、まだまだこの大きな砂漠には謎が隠されているようです。泥クジラの正体は、過去帝国で罪を犯し流刑にされた人々の流れ島だったと言われています。これらの事を帝国ではファレナと呼び、呼称が付いていることからどうやら泥クジラの他にもあるようです。

最終回ではオウニを筆頭に、泥クジラは外の世界を目指して他の人間たちと交流し、新たな共同体を作ることを目的として旅立ちます。漫画ではこの先が描かれこととなっており、帝国側もファレナを殲滅しようとしていますのでここからさらなる展開が見込まれます。

クジラの子らは砂上に歌うの原作漫画の世界観を紹介!

アニメは原作の途中で終わっている

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うですが、最終回である第12話は原作漫画の途中に当たります。具体的どのあたりかというと、大体8巻から9巻の間というところで終わっています。現在漫画・クジラの子らは砂上に歌うは現在13巻まで刊行されておりますので、中盤で終わっているということになります。

アニメ後の原作の世界観が凄い!

アニメクジラの子らは砂上に歌うでは、マスオが亡くなってから旅立つ決意へと移行しますが漫画ではこの結末ではありません。漫画ではマスオが亡くなるのはロハリトたちの故郷であるアモンロギアに到着する前日のことでした。この部分を含めて、アニメ・クジラの子らは砂上に歌うでは漫画で描かれていた重要なシーンが描写されません。

また、アニメ・クジラの子らは砂上に歌うでは漫画・クジラの子らは砂上に歌うで濃厚に描かれるオウニやミゼンの出生にまつわる話や、デモナスについての深い説明もされません。これらの秘密にクジラの子らは砂上に歌うでの、壮絶な世界観が詰め込まれているのですが、残念ながらアニメ・クジラの子らは砂上に歌うでは描かれないようです。気になった方は是非漫画・クジラの子らは砂上に歌うをお読みください。

漫画・クジラの子らは砂上に歌うではアモンロギアへ行った後にディクティスがスオウに一目惚れをするシーンなどが描かれこれから泥クジラの住民たちの動向を大きく左右する展開が待ち受けています。漫画・クジラの子らは砂上に歌うは今だ完結しておらず、結末は誰にも分りませんがアニメ・クジラの子らは砂上に歌うで描かれなかった貴重なシーンや結末への伏線、謎だった箇所も描かれていますので気になった方は必読のようです。

クジラの子らは砂上に歌うを見た人の感想は?

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うでしたが、視聴者の感想をTwitter等から集めてまとめましたのでご覧ください。その綺麗で独特な世界に魅了された人も多く、また音楽がとても良いという方も数多く見られました。

こちらの方はアニメ・クジラの子らは砂上に歌うを「すごい好き」だと高評価でした。また、次々に登場人物が死んでいってしまう様子にも言及しています。原作の漫画では特にあっさりと登場人物が死んでしまうという声もあり、世界観の一つとして決して甘い世界ではなく残酷だという評価もありました。

こちらの方はアニメ・クジラの子らは砂上に歌うを見返したということで2回目の視聴のようです。展開が分かっていても、オウニの親友ニビが死んでしまうシーンで号泣してしまうとtweetしています。また、オープニング、エンディングについても良いという感想であり、旅の続きが気になるとのことでした。アニメ・クジラの子らは砂上に歌うは音楽も良く、原作の続きが気になるアニメだということが分かります。

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うは作風や世界観が独特だということで、観る方にとってはドストライクということもあるようです。こちらのtweetされている方もドストライクだと感想を述べており、アニメ・クジラの子らは砂上に歌うはツボを刺激するような作品だという声もありました。綺麗でありながらリアルで残酷な世界観は多くの視聴者を魅了しているようです。

こちらの方アニメ・クジラの子らは砂上に歌うについて感極まった感想をtweetされています。特に登場人物に対して感銘を受けているようで、孤高のイケメン・オウニがお気に入りのようです。彼の素っ気ない態度の裏腹にある仲間思いな一面は、多くの視聴者を魅了してきているようです。このtweetをされている方もアニメ・クジラの子らは砂上に歌うをおすすめと評しており、高評価の作品だということが分かります。

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うですが、こちらの方の評価は漫画・クジラの子らは砂上に歌うを是非読んでみたいとの感想でした。「漫画を読みたくなる作品」とtweetされております。アニメ・クジラの子らは砂上に歌うではその世界観や謎に包まれた伏線等、気になる要素が非常に多いため、視聴者の好奇心を刺激しているようです。

原作を知らずに視聴しても楽しめる、という感想も見つけることが出来ました。アニメ・クジラの子らは砂上に歌うは原作を観ずとも素直に楽しめることが出来き、細かい世界観のディテール等に期待されているようです。また大小さまざまな謎があること自体も楽しまれているようですので、この世界観が如何に評価されているかが分かります。

アニメ・クジラの子らは砂上に歌うの感想をまとめましたが、如何でしたでしょうか。感想はどれも高評価ばかりで、原作ファンも比較的満足していたかのように伺えました。また、作品のストーリーもさながらオープニング、エンディングの良さも高評価に繋がっている点だということが分かります。

クジラの子らは砂上に歌うのあらすじと結末をネタバレまとめ!

「アニメ・クジラの子らは砂上に歌う」は綺麗で美しく、リアルで残酷な世界観が魅力の作品ということが分かりました。また物語のあらすじから結末へ進むに連れて、明かされていく謎がストーリーの魅力だという点も、高評価を得ているポイントのようです。アニメ・クジラの子らは砂上に歌うでは原作漫画の途中で結末を迎えることとなりましたが、余り不自然ではなくより原作を読みたくなるような演出に富んでいたようです。

漫画・クジラの子らは砂上に歌うは現在13巻(秋田書店出版2018/10/16)まで刊行されており、アニメ・クジラの子らは砂上に歌うの続きが描かれている最中となります。アニメを視聴して原作を読みたくなった方なども多いようでしたので、この先の展開が気にかかります。特にクジラの子らは砂上に歌うは謎が多い作品で、各所で伏線等も貼られているのでアニメで気になった方は原作を手に取ることをお勧め致します。

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