クジラの子らは砂上に歌うのオウニの正体は?謎に包まれた過去や実力を考察

クジラの子らは砂上に歌うの人気キャラクターオウニの謎を解説していきます!常にクールで少し血の気の多いオウニ。しかし仲間想いの一面もあったりと、裏の主人公や寧ろオウニが本物の主人公と評価されることもあるほどの人気。「サイミア」や「泥クジラ」など独自の世界観を持つクジラの子らは砂上に歌う。今回はその作品の中でも特に謎が多く、またキーパーソンとなっているオウニの正体を探ります。

クジラの子らは砂上に歌うのオウニの正体は?謎に包まれた過去や実力を考察のイメージ

目次

  1. クジラの子らは砂上に歌うのオウニの正体や過去・実力に迫る!
  2. クジラの子らは砂上に歌うとは?
  3. クジラの子らは砂上に歌うのオウニの実力とは?
  4. クジラの子らは砂上に歌うのオウニの過去とは?
  5. クジラの子らは砂上に歌うのオウニの正体とは?
  6. クジラの子らは砂上に歌うのオウニの正体はデモナスだった!

クジラの子らは砂上に歌うのオウニの正体や過去・実力に迫る!

クジラの子らは砂上に歌うの重要キャラクターのひとりオウニ。印と呼ばれる者たちだけが扱える能力「情念動(サイミア)」を自由に操れるうえに持ち前の身体能力から、クジラの子らは砂上に歌うの作品内でその常人を凌ぐ実力を発揮しています。また周りに流されずに自分の意思を貫く生き様もかっこいいと、クジラの子らは砂上に歌うの中でも人気を誇るキャラクター。

そんなオウニですが、彼がいつから砂上の舟「泥クジラ」にいたのか、またオウニの過去や両親を知る者が誰一人としていなかったりとその過去は多くの謎に包まれています。今回はそんな強さとミステリアスさを兼ね揃えたクジラの子らは砂上に歌うのメインキャラクター・オウニの正体を追っていきます。

クジラの子らは砂上に歌うとは?

クジラの子らは砂上に歌うの原作・アニメを紹介!

「クジラの子らは砂上に歌う」の原作はミステリーボニータで連載されている梅田阿比のSFファンタジー漫画。秋田書店から出版されています。アニメ版のクジラの子らは砂上に歌うはの監督は「四月は君の嘘」で監督を、また「PSYCHO-PASS」「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」にも制作で加わっているイシグロキョウヘイ監督です。

アニメクジラの子らは砂上に歌うの物語は漫画の途中で締めくくられており、アニメ第二期の放映が期待されている作品です。主人公は今回ご紹介していくオウニとは別の人物。作品の舞台「泥クジラ」という舟の記録係の少年チャクロとなっています。しかしオウニもクジラの子らは砂上に歌うで最も活躍するキャラクターのひとりであり、裏の主人公と言われるほどの活躍と人気を誇っています。

クジラの子らは砂上に歌うの物語を紹介!

「クジラの子らは砂上に歌う」は、あたり一面を砂で覆われた世界をあても無く漂流する舟「泥クジラ」に乗る人々の物語を描いています。泥クジラには「情念動(サイミア)」と呼ばれる、感情を糧として発動される能力を持つ「印(しるし)」と呼ばれる人々。またその能力を持たない「無印(むいん)」という二つの人種が存在しています。印は能力を使用する際に「念紋(アウラ)」と呼ばれる模様が身体や空間に浮き上がります。

また、泥クジラはその印たちの寿命を食べることで移動するエネルギーを補給しており、そのため印は30歳前後で命を終えるという運命にあります。また他の舟では寿命ではなく乗員たちの感情を食べることが一般的であり、泥クジラはその異質さから「呪われた檻」と呼ばれることも。

そんな泥クジラに乗る一行は印を持つものと持たないもの、それぞれがいがみ合うこと無く家族同然に暮らしています。しかしある日を境に「帝国」と呼ばれる舟から襲撃を受けることになります。そして謎に包まれた泥クジラの正体、その舟に乗った者たちの先祖の過去を知っていく事になるのでした。

クジラの子らは砂上に歌うのオウニの実力とは?

ここからは今回の主役、クジラの子らは砂上に歌うのオウニについて見ていきます。プロフィールを始めとして、その実力・過去・正体も画像と共にご紹介!アニメ・クジラの子らは砂上に歌うの場面からオウニの活躍が見られるシーンを厳選していきます。まずはオウニのプロフィール・実力から。オウニとはいったいどんな人物でしょう?

オウニのプロフィールを紹介!

印の16歳の少年。2月7日生まれ。泥クジラで何かと騒ぎを起こし、「体内」と呼ばれる地下牢の中でほとんどを過ごしている問題グループ「体内モグラ」のリーダー。口数は少ないけれど体内モグラの仲間を想う気持ちは誰よりも強く、いつか泥クジラを出て外の世界をその目で見る事を夢にしています。

体内モグラのメンバーはオウニを筆頭に、オウニの良き親友であり兄弟のような間柄の溌溂な少年ニビ。体内モグラの最年少でツンデレな紅一点キチャ。ジキ。そして帝国が攻め入ってきた際に命を落としてしまうアイジロとブキの6名です。体内モグラの面々はオウニの「泥クジラの外の世界を見に行く」という決意を応援し、皆で叶えようと夢見ています。

またニビも敵の舟に乗り込んだ際に殺されてしまいます。その親友の死を間近で目にしたオウニは、本来は誰ひとりとしてサイミアを発動できないはずの体内で、唯一能力を使えるようになります。声優は梅原裕一郎。クジラの子らは砂上に歌うのオウニ役以外では「美男子高校地球防衛隊LOVE!」の由布院 煙役や「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」でユージン・セブンスターク役などを演じています。

奇襲してきた敵に圧倒的な力の差を見せつけるオウニ!

泥クジラ以外にも人間が存在すると分かった日。それはオウニたちにとって最悪の日となりました。外の世界からやってきた者たちは泥クジラの仲間たちを躊躇なく次々と攻撃し泥クジラの仲間たちを殺害していきます。その一方的な惨劇に無抵抗の泥クジラの者たち。体内に閉じ込められていたオウニですが、外の騒がしい様子に気がつき牢の前にいた看守に出すよう言います。

そして地上に出たオウニの目の前には凄惨な姿となり動かなくなった、体内モグラの仲間アイジロとブキの亡骸ありました。自分が憧れていたはずの外界から来た者たちからの惨い仕打ちに、外の世界自体に幻滅してしまうオウニ。「サイミアで人を傷つけてはいけない」という泥クジラの掟を破り、自分の目の前にいる仲間の仇をサイミアと体術を使い片っ端から一人でなぎ倒していきます。

自警団の団長シュアンと互角の戦いを見せるオウニ!

泥クジラの平和を維持するために手練れたちを寄せ集めた「自警団」。その団長のシュアンにも引けをとらない戦いをするオウニ。クジラの子らは砂上に歌うの漫画で明かされますが、シュアンは「悪霊(デモナス)」と呼ばれる強力な力を持つ伝説の存在を人口的に作り上げようと、幼い頃にその被験者にされた人物。人知を超えたチカラをもつ彼の実力は自警団・団長の名に相応しい圧倒的なものです。

その戦闘技術の実力で泥クジラを警護するシュアンと互角の動きを見せるオウニ。どちらも引けを取らない勝負でしたが、別行動をしていたチャクロ達の活躍で、二人が対峙する理由となった泥クジラの核破壊を阻止する作戦は見事成功し、オウニとシュアンの戦いもそこで終戦となりました。

デモナスの力を覚醒させたオウニ!

目の前で親友のニビを殺されてしまったオウニは、感情が爆発しこれまでに見せたことが無いほどのサイミアの力を放ちます。サイミアを発動させた際に現れる紋様・アウラも今までの数倍の大きさのものになっていました。そんなオウニの圧倒的な実力を目にした敵軍の主将は、彼の事を伝説の兵士「デモナス」と重ね合わせます。

クジラの子らは砂上に歌うのオウニの過去とは?

常に体内で軟禁されているとはいえ、幼い頃から泥クジラにいるにもかかわらずオウニの出生を知っている者は誰一人としていません。またオウニの親が誰なのか知っている者もその顔を見た事がある人物も同じく存在しません。ここからはそんな多くの謎に包まれたオウニの過去を3つに分けて見ていきます。

【オウニの謎に包まれた過去その1】オウニの両親を知る者はいない!

泥クジラは砂の上に孤立した舟であり、外界から何者かがやってくれば誰かしら必ず気がつくはずです。しかしオウニの親友ニビでさえオウニと出会った過去を振り返って「気が付いたら泥クジラの路地裏にいつの間にかいるようになっていた」という旨の言葉を残しています。

印のオウニなら浮遊などして外界からやってきたのではないか?と予想できるかもしれません。しかしそれは無いと言えます。確かに強力なサイミアの実力を持つオウニですが、戦闘シーンでも物を浮かせることはできても人間自体を浮かばせるシーンは描かれていません。それを考えると、オウニほどの実力があっても幼い頃からそのチカラを自由に操作できるのは難しく、泥クジラの外から自らやってきたという可能性は低いです。

【オウニの謎に包まれた過去その2】超人的なサイミアのチカラ!

始めて帝国が泥クジラに奇襲をかけてきた時の戦いを見ても、一人で複数人を撃退したオウニは、もともと身体能力もサイミアの実力も標準以上だという事が伺えます。しかしニビの最期を目の前にした際のチカラの暴走は、敵軍の主将が恐れる程のものでした。サイミアは感情を糧に発動する能力ですが、戦いに慣れ過去にも多くのサイミアを見てきた人物が驚愕するほどのチカラをどうやって手にしたのか。オウニの謎は深まります。

【オウニの謎に包まれた過去その3】過去にタイシャが失踪した頃とオウニの生まれた時期が一緒!

物語の最中で命を落としてしまう市長・タイシャ。実は彼女が市長として就任した当初、一時期タイシャは泥クジラに住む人々の前から姿をくらましていたことがあったとされています。それが16年前。ちょうどオウニが生まれた時期と一致しているのです。

ヌース・ファレナという泥クジラに住む人々にとって最も重要な存在を隠していた長老会。その下についたタイシャは、その失踪していた時期に長老会から何かしらの事実を聞かされ、重要な任務を受けていたのではないかと考察されています。またその失踪がオウニが誕生した頃と近い事から、タイシャはオウニの出生に関わっている可能性も高いと予想されています。

クジラの子らは砂上に歌うのオウニの正体とは?

このように身の上が隠された部分の多いオウニ。その強さといい、何故か体内でもサイミアを使える唯一の人物と、今後もクジラの子らは砂上に歌うでキーパーソンとなることは確実です。それでは次に泥クジラ最強の戦士オウニの正体を、3つのエピソードとまとめを通じて考察していきます。

オウニの正体について考察その1:人工的なデモナスのシュアンと共鳴!

泥クジラ自警団の団長シュアン。彼は幼いころに、デモナスを人工的に作ろうとした者たちの手でその実験台にされていました。そうしてデモナスと同等とまではいかないものの、他の印たちよりも遥かに強い力を手に入れたシュアン。ヌース・ファレナ破壊作戦を阻止しようと動いていた際にオウニはそのシュアンと対決しています。

強力なチカラを持つシュアンと引き分けになるほどの実力。それだけではなく、漫画クジラの子らは砂上に歌うの作中では実験によって半分デモナスとなったシュアンと共鳴する姿もあります。その様子から、オウニの中にもデモナスに由来されるものが眠っていると考えられます。

オウニの正体について考察その2:ミゼンの部屋に残された記録!

今まで謎に包まれていたオウニの出自ですが、その真相が漫画クジラの子らは砂上に歌うで垣間見える場面があります。昔泥クジラにデモナスとして生まれたミゼンという者がいました。ミゼンは泥クジラの民のために動いていましたが、民たちとの行き違いがあり結果的に殺されてしまいます。そんな彼由来の「ミゼンの部屋」でチャクロはある記録を目にします。

デモナスの創り方や特徴が記されたその記録を読み終わったチャクロは、オウニにデモナスとの共通点が多くあることに気づき、オウニがデモナスなのではないかと勘づきます。また漫画クジラの子らは砂上に歌うで描かれているオウニとミゼンの容姿がよく似ていることもあり、オウニとデモナスの関係は更に近いものとなっていきます。

オウニの正体について考察その3:謎の生物ががいつもまわりに浮かんでいる!

クジラの子らは砂上に歌うの中でクールキャラ代表なオウニですが、それに反して彼のまわりにはふわふわと綿のようなものが常に飛びまわっています。これは「ウイジゴケ」といい、普段は地下に生息している生き物です。その正体は魂形(ヌース)・ファレナの涙。そのウイジゴケがなぜオウニのまわりにだけ集まるのか?

ウイジゴケはその昔デモナスとして存在していたミゼンのまわりにもいました。ウイジゴケは泥クジラで生きる人々の魂の集合体であり、デモナスはそのウイジゴケから魂の断片を供給してもらわずには生きられない体質だったのです。その生き物が常にまわりにいる。つまりはオウニもミゼンと同じ体質であるという線が濃厚です。

オウニの正体について考察まとめ:オウニの正体はデモナス?

これまで見てきたように「デモナスになる実験を受けたシュアンと互角のチカラ・共鳴」「以前のデモナスであったミゼンとそっくりな共通点」「ミゼンと同じく魂を供給するウイジゴケが常にまわりにいる」などを踏まえ、オウニの正体は伝説の魔人デモナスである可能性が高いと言われています。

見た目が瓜二つな事もあり、ミゼンの生まれ変わりなのかそれともデモナスとして生まれてくる者の姿が似通るのか。それについては漫画クジラの子らは砂上に歌うではまだ明記されていませんが、今後の展開で明かされることになるかもしれません。

クジラの子らは砂上に歌うのオウニの正体はデモナスだった!

今回はクジラの子らは砂上に歌うのオウニの実力・過去・正体をまとめてきました。その謎に包まれた出生や持ち前のサイミアの能力。また以前のデモナスであったミゼンとの多くの共通点を持つなど、泥クジラの中でも最強の戦士オウニはデモナスである可能性がとても高い人物と考察されています。

アニメクジラの子らは砂上に歌うでは帝国の舟ヌース・スキロスを撃破し、スィデラシア連合王国のロハリト達が泥クジラにやってくるところで締めくくられています。漫画クジラの子らは砂上に歌うは現在12巻まで出ており、今後の展開が期待されています。アニメクジラの子らは砂上に歌うを見て続きが気になった人は、ぜひ漫画も手に取ってみてはいかがでしょうか。

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