【幼女戦記】JINGO JUNGLEの歌詞の意味考察!アニメの世界観を表現?

『JINGO JUNGLE』の意味は?『幼女戦記』OPの歌詞を考察していきます。元々はエリートサラリーマンであった主人公が命を落とし、女の子として別次元で生まれ変わって軍の中でのし上がっていくという一風変わったストーリーで人気を博している『幼女戦記』ですが、アニメのOPで使われている『JINGO JUNGLE』には深い意味が込められているという事です。また、『JINGO JUNGLE』を歌っているMYTH & ROIDについても解説し、MYTH & ROIDを深く掘り下げていきます。

【幼女戦記】JINGO JUNGLEの歌詞の意味考察!アニメの世界観を表現?のイメージ

目次

  1. JINGO JUNGLEはMYTH & ROIDの幼女戦記のOP
  2. JINGO JUNGLEの歌詞の意味を考察
  3. JINGO JUNGLEでアニメの世界観を表現?
  4. JINGO JUNGLEに関する感想や評価は?
  5. JINGO JUNGLEの歌詞の意味考察まとめ

JINGO JUNGLEはMYTH & ROIDの幼女戦記のOP

『幼女戦記』のOPでMYTH & ROIDによる楽曲『JINGO JUNGLE』の意味について考察していく前に、『幼女戦記』のあらすじや主人公のキャラ紹介も含めた作品情報を解説していきます。ここでの解説を読む事によって、後述の『JINGO JUNGLE』の意味考察がより一層楽しめますので、是非チェックしてみて下さい!

幼女戦記の作品情報

幼女戦記の概要

『幼女戦記』とは、カルロ・ゼンが小説投稿サイトである『Arcadia』で2011年から連載を開始したオンライン小説です。2013年からは書籍化して2019年現在も連載中で、漫画やアニメ、サウンドドラマなど様々なジャンルにメディアミックスされています。主人公はターニャ・フォン・デグレチャフという女の子で、物語開始時点で9歳という年齢でありながら帝国軍で士官を務めている幼女です。

今回紹介するMYTH & ROIDの『JINGO JUNGLE』がOP曲として使用されているアニメ版『幼女戦記』は2017年1月から放送されましたが、様々な主要キャラの視点で物語が展開していく原作とは違い、一貫して主人公であるターニャの視点で進みます。これについて監督を務めた上村泰は、『原作をウイスキーのロックとするならば、アニメ版はハイボールである』と称していました。

幼女戦記のあらすじ

時は21世紀、日本でエリートサラリーマンとして順風満帆な生活を送っていた主人公は、あまりにリアリスト過ぎる性格が災いして周りから反感を買い、ついに同僚の逆恨みによって死亡してしまいます。次の瞬間に主人公が目覚めるとそこは死後の世界で、創造主を名乗るXという存在に、生前の周りを考えない性格について咎められます。Xは主人公を反省させるために、別次元で女性として生まれ変わらせる事にします。

主人公は別次元でターニャ・デグレチャフとして転生し、赤ん坊の頃から孤児としての生活を始める事となりました。ターニャのいる世界は生まれ変わる前にいた20世紀の欧州に似たような風景となっていますが、魔法が存在しています。ターニャは前世の記憶をそのまま持っているため9歳という年齢ながら大人びた口調で話し、また魔法の才能も持っていたためエリート軍人としてのキャリアを積んでいく事となっていきます。

主人公はターニャ・デグレチャフ

『幼女戦記』の主人公はターニャ・デグレチャフです。あらすじで先述してきたように前世はエリートサラリーマンで、世界の創造主であるXによって、魔法が存在し、大戦の最中である世界に転生されました。ターニャとして転生してからも上昇意欲が強く、常に将来の事を考えて模範軍人としてふるまっています。将来は軍の幹部となって平穏な生活がしたいと望んでいますが、類まれな戦闘力を持っているため戦線に送られ続けています。

OPとED

アニメ『幼女戦記』のOP主題歌となっているのはMYTH & ROIDによる『JINGO JUNGLE』で、ED主題歌となっているのはターニャの声優を務めた悠木碧が歌う『Los! Los! Los!』です。『JINGO JUNGLE』は第2話・第12話ではEDとしても使用されています。また、第8話のEDのみ新菜まこが歌う『戦線のリアリズム』が使用されました。

JINGO JUNGLEはMYTH & ROIDの曲

アニメ『幼女戦記』のOP『JINGO JUNGLE』を歌っているのはMYTH & ROIDです。MYTH & ROIDは2015年にデビューした3人組音楽ユニットで、『幼女戦記』だけでなく2015年に放送されたアニメ『オーバーロード』のEDや2016年に放送されたアニメ『ブブキ・ブランキ』のEDなど、多くのアニメ主題歌を担当してきています。ボーカルであるMayuは2017年11月に卒業し、KIHOWが後任となりました。

「劇場版 幼女戦記」アニメ公式サイト

JINGO JUNGLEの歌詞の意味を考察

タイトルの意味

MYTH & ROIDが歌う『幼女戦記』のOP『JINGO JUNGLE』のタイトルの意味を考察していきます。『JINGO』は『愛国者』、『JUNGLE』という意味になるので、『JINGO JUNGLE』は『愛国者のジャングル』という意味になります。また、『JINGO』には『好戦的な』という意味も含まれているので、戦争を題材にした『幼女戦記』にぴったりなタイトルとなっています。

戦争がテーマ

『幼女戦記』は戦争を描いている作品であるため、『JINGO JUNGLE』も戦争をテーマにした歌詞となっています。『Don't go away』という歌詞は『逃げるな』という意味で、『We all are the jingoes』という歌詞は『俺たちはみんな好戦的な愛国者だ』という意味となる事からも分かるように、軍人の心の内側を表しています。

また、サビで『We all are the jingoes oh-oh-oh』という歌詞がありますが、この意味は『獣じみた欲を貪れ』となり、弱肉強食の世界で生きようとしている国同士の戦争をテーマにしている事がよく分かります。

メッセージ性が強い曲

『JINGO JUNGLE』の歌詞は戦争をテーマにした意味を込めている事は先述しましたが単にそれだけの意味では無く、Aメロでは戦争に否定的な歌詞となっています。戦争によって多くの命が失われるため、戦争が終わった時にこそ真の平和が訪れるという意味が『JINGO JUNGLE』には込められており、戦争による敵への好戦的な気持ちを表していながらも戦争には否定的であるという意味も込められたメッセージ性が強い曲です。

OPとEDの関係性

アニメ『幼女戦記』のEDテーマはターニャの声を担当した声優・悠木碧が歌う『Los! Los! Los!』ですが、OP曲である『JINGO JUNGLE』とはとある関係性にあります。タイトルにもある『Los』とはドイツ語で『突撃』という意味で、『JINGO JUNGLE』と同じように戦争をテーマにした曲となっています。ちなみに、歌詞の中にターニャのセリフも入っているので、視聴者は楽しく聴く事が出来ます。

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JINGO JUNGLEでアニメの世界観を表現?

幼女戦記の世界観とは?

『幼女戦記』の世界観は、現実世界で起こった『第一次世界大戦』と『第二次世界大戦』を混ぜたようなものとなっており、初めての戦争を経験する世界で主人公であるターニャが軍人としてのし上がっていく様を描いています。そこに魔法という概念も導入される事によりファンタジー要素も取り入れており、『幼女戦記』の世界ではターニャのような幼女でも魔力さえ備わっていれば戦争に駆り出されます。

世界観から分かるJINGOの意味

『幼女戦記』は魔法の存在する世界での戦争を描いており、国同士で老若男女問わず戦陣に駆り出されます。『JINGO JUNGLE』の『JINGO』とは『好戦的な・愛国者』という意味になるという事は先述しましたが、ターニャをはじめ自国のために喜んで戦う好戦的な軍人が多く登場する事から、『JINGO』の意味は『幼女戦記』の世界観を表している事が分かります。

世界観から分かるJUNGLEの意味

『JINGO JUNGLE』の『JUNGLE』の部分は『ジャングル(熱帯雨林)』という意味となりますが、戦争の真っ只中である劇中での戦闘シーンはまさにジャングルでの戦いとなっており、どこに危険があるか分かりません。戦争に駆り出されている人間は武装しているほか魔力も持っており、ジャングルに潜む獣の如く敵に襲い掛かるため、『JUNGLE』の意味は『幼女戦記』の世界観を上手く表現しています。

幼女戦記の世界観にマッチングした曲

これまでの考察や歌詞の意味から、『JINGO JUNGLE』が『幼女戦記』にマッチングした曲である事が分かりました。愛国者がジャングルとも言うべきフィールドで激しい戦争を繰り広げ、軍人としてのし上がっていくという『幼女戦記』のOP曲は『JINGO JUNGLE』しか考えられないと言っても過言ではありません。

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JINGO JUNGLEに関する感想や評価は?

MYTH & ROIDの『JINGO JUNGLE』はテンション爆上がり!

『幼女戦記』のOP曲であり、MYTH & ROIDによる楽曲『JINGO JUNGLE』を聴く事でテンションが爆上がりするというファンによる感想があります。アニメ本編を観る前に『JINGO JUNGLE』を聴く事で一つの満足感を得られるという意見は少なくありません。

MYTH & ROIDの『JINGO JUNGLE』の歌詞はエモい!

『JINGO JUNGLE』の歌詞全体がエモいというファンによるツイートがあり、さらに曲調もかっこいいため100回は聴かないと損をするという事でした。歌詞の意味は先述でまとめてきましたが、深い意味が込められている曲となっています。

MYTH & ROIDの『JINGO JUNGLE』はサビが最高!

『JINGO JUNGLE』が非常にかっこよく、特にサビが最高であるというファンの意見があります。『JINGO JUNGLE』はポップ調の曲でありながらどこか攻撃的で、『幼女戦記』の世界観を上手く表しています。

MYTH & ROIDの『JINGO JUNGLE』で踊った!

『JINGO JUNGLE』はPVを観ると分かりますが、ボーカルであるMayuが踊りながら歌う事も魅力の1つです。そのため多くの踊り手やダンサーが『JINGO JUNGLE』を踊り、動画をTwitterなどのSNSにアップして楽しんでいます。

JINGO JUNGLEの歌詞の意味考察まとめ

アニメ『幼女戦記』のOP曲『JINGO JUNGLE』の意味について考察してきましたが、いかがだったでしょうか?視聴者からもかっこいいと称されている『JINGO JUNGLE』が、『幼女戦記』の人気に一役買っている事は間違いありません。

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