寄生する女をネタバレ解説！漫画のあらすじとたかり女・実子の結末は？

寄生する女という漫画は、安武わたる先生が原作の漫画です。パンや牛乳を切らしたから貸して欲しいと言う隣人の実子にうんざりしている由夏は、断れない性格も重なり、実子の要求がどんどんエスカレートしていきます。毎日チャイムが鳴る度にびくびくする由夏と困った隣人実子の物語を描きます。

漫画寄生する女が読めるサイトはコミックシーモアです。単行本で刊行されていない漫画なのでネットで読むしかありません。コミックシーモアというサイトならばスマホから簡単に手軽に更には無料で読むことができます。

寄生する女は、安武わたるが原作者の漫画です。安武わたるが原作の漫画には他に『女のタブー風習』や『声なきものの唄』などが挙げられます。基本的に人の感情物語りを書くのが得意で人間関係についた漫画が代表作として挙げられます。

寄生する女の漫画あらすじネタバレの1つ目は、お隣の実子です。由夏の家の隣に住む実子は、一言で言えば図々しい女です。実子たち家族は約1年前に引っ越ししてきました。それからというもの、ことあるごとに由夏の家にやってきて『借り物』をしてくるのです。

例えば、朝食にパンと牛乳を切らしているから貸して欲しいと、常識では考えられない借り物をしてきます。由夏は、それなら和食にしたらどうだと提案をしてやんわりと断るのですが、実子が「主人がパンがいいと言うし、コンビニは遠いから」などと、言い訳をしてどうしても借りたい様子です。断りきれない性格の由夏は仕方なく承諾してしまうのです。

普通であれば、百歩譲ってパンと牛乳を借りるのが良しとするとしても、家の外で待つはずが、実子は由夏の家に勝手に上がっていき、冷蔵庫を勝手に開けて物色するのです。実子が帰ってほっとする由夏でしたが、急に実子が戻ってきて、「バナナがあったよね？息子が食べたいって言うから貰っていく」と言って勝手に上がって勝手に持っていってしまうのです。

由夏の家の隣人、実子は何かとつけてたかる『たかり女』なのです。口では『借りる』と言い、返すと口約束はするのですが、返してもらったことは一度もありません。最初は調味料程度だった借り物がどんどんエスカレートしていき、由夏の家の人間にとって迷惑この上ない人物となっているのです。

寄生する女の漫画あらすじネタバレの2つ目は、イラ立つ由夏です。由夏は実子に対して徐々にいら立ってきます。そもそも由夏が実子を断れないでいるのは、実子の旦那が失業中であり、困っているのを知っているからです。実子の子供もまだ小さいし可哀そうだと同情したら、実子のたかりがエスカレートしていったのです。

同情という気持ちがあった由夏にとって、実子一家を助けたいという気持ち、何とか就職してしっかりとした生活をしてほしい、少しでも力になれるならばという気持ちからお金を貸したり調味料などを貸していました。助けたい気持ちがあるのに何故かイラ立つ感情も由夏には芽生えてしまうのです。

自分が可哀そうな人間であることを自覚しておきながらその身の上の傘に隠れて、他人の養護を買うような態度に嫌気がさしたのです。更にその態度は悪びれる様子も、自分で打破しようとせず、常に他力本願である寄すが、由夏から見て明らかになっており、それがストレスとして由夏の中に溜まっているのです。

寄生する女の漫画あらすじネタバレの3つ目は、不安な日々です。由夏にとっては実子のたかりをきっぱりと断りたいという気持ちがあります。しかし、自分が悪人になるのも何となく後味が悪いです。そんな点と断り切れない性格という部分が重なり、ズルズルと実子のたかりを受け入れてしまっているのです。

本来、家というものは家族みんなが落ち着く場所です。しかし、由夏の家では毎回実子がインターホンを鳴らしてやって来るので、インターホンが鳴る度にびくびくと怯えた生活を余儀なくされます。また、インターホンが鳴らなくても、いつ実子がやって来るのかと考えると、落ち着けない不安な生活を送ることになってしまいます。

寄生する女の漫画あらすじネタバレの4つ目は、実子と姑です。ある日、由夏が実子の家に向かうと由夏の家には珍しくお客さんが来ていました。しかもそのお客さんは実子に対して怒っているのです。あの実子に対して怒れる人物はどんな人なのかと気になったところ、実は実子の夫の母親でした。つまり実子からすると姑です。実子はこの姑が大の苦手なのです。

実子は姑に結婚を反対されており、何かと口実をつけては「戻ってきて一緒に住もう」と言ってくるこの姑が心の底から苦手なのです。元教師である姑は何かと厳しく躾けてくるので口うるさいとも感じているのです。苦手だからこそ、旦那が失業した時も旦那の実家には頼らずにいたのです。

寄生する女の漫画あらすじネタバレの5つ目は、テーマパークです。ある日のことです。由夏の家は家族みんなで車を借りてテーマパークへ遊びへ行くことになりました。由夏は、一日中実子から離れられるこの日が待ち遠しかったのです。そしてやって来たテーマパークへ遊びに行く日、なぜか実子とその子供が由夏の家の外で待っています。

うっかり由夏の息子が実子に、週末にテーマパークに行くことを話してしまっていたのです。家族3人で行くのも実子とその息子を入れた5人で行くのも変わらないでしょという勝手な理由で無理やりに車に乗ってきます。更に実子は、「遊園地なんて今の状況では連れていってあげられないし、現地に着いたら別行動をするから」と言いながら車に乗り込みます。

断り切れず車に乗せると、由夏の嫌な予感は的中し、車の中で騒ぎ始め、挙句由夏の家のおやつを勝手に食べ始めたのです。更に由夏の悪い予感は的中します。遊園地に着くなり実子は、「財布に大きいお金を入れ忘れちゃった」と言って来るのです。

仕方なくお金を貸そうと由夏が財布を取り出すと、実子は奪うようにお金を貰ってさっさと遊園地の中へと向かうのでした。別行動と言っていたはずなのに、お昼の時間になるとちゃっかり由夏が作ったお弁当を一緒に食べている始末です。

帰りの車の中では大いびきをかいて寝ており、由夏たち一家はゆっくりとする暇もありませんでした。遊園地代として実子には1万円も貸したにも関わらず、お昼には同席し、帰りの車では大いびきで寝ている身勝手な実子に対して由夏は我慢の限界でした。

寄生する女の漫画結末ネタバレの1つ目は、10万円です。テーマパークの帰り、由夏の息子は自分が話してしまったことで実子にテーマパーク行くことがバレ、結果として全然楽しめないことになってしまったことを由夏に謝ります。

そんな中で実子も「今日はありがとう」とお礼を言ってきます。珍しいことです。しかし、実子は更に続けます。「来月家賃がピンチだから10万円貸して欲しい」と言うのです。金融業者に借りると利息がかかるし、旦那が職に就いたらすぐに返すと言ってきます。

さすがの由夏も我慢の限界です。今までにも1000円貸して欲しいなどと言われて何度も貸してきました。でもさすがに10万円はかかりすぎです。普通ならば貸せません。しかし由夏は笑顔で貸すと言います。ただし、今まで貸した分も含めて借用書を書いて欲しいと言います。

この言葉に実子は心の底で笑うのです。簡単にお金が手に入った事実と、1000円ずつでも返せば踏み倒したことにはならないという事を含め、甘いお隣さんでよかったと思いながら借用書にサインします。実子はこの借りたお金でご馳走を作り、息子におもちゃを買ってあげるなどと言いながら上機嫌です。由夏からまだたかれそうだと心の中で舌を出すのでした。

寄生する女の漫画結末ネタバレの2つ目は、由夏の反撃です。ある日のことです。由夏が住む町内会ではバザーが開催されることになります。毎年の恒例行事で今年は屋台を出すことになりました。どんなお店がいいか皆で案を出していると、由夏がタイ料理屋はどうかと提案します。タイ風のカレーやタイ風のさつま揚げなど、屋台としては珍しいので評判も呼ぶのではないかということを推奨します。

また、以前にタイでの生活経験がある実子にシェフをやらせてはどうかとも提案します。実子は「めんどくさい」と最初は断るのですが、自治会の予算で好きな物をたくさん作れて余ったものは貰えるという言葉を聞いてやる気を出します。おかげでバザーは大成功をおさめます。

バザーには実子の旦那も来ており、自分の手作りを旦那に食べさせることができた上に、久しぶりに料理が作れて楽しかったとかなり実子は満足しています。そんな実子に由夏は、先日の10万円を返して欲しいと告げます。

しかし、いきなりの申し出でさすがに無理だと実子が言うと、由夏は、この前見かけた姑に返して貰えないかどうかと言い出すのでした。もしも実子から言えないのであれば、由夏からお願いしてみてもいいと申し出ます。

由夏は実子と姑とのやり取りを見た後、更に実子の旦那から二人が上手くいっていないことを聞いていたので、使えると思っていたのです。このままでは由夏によって姑に10万円のことが知られてしまうかもしれないと思った実子は、絶対絶命のピンチに陥ってしまうのでした。

寄生する女の漫画結末ネタバレの3つ目は、取り戻した平和です。このままでは確実に姑に連絡が行ってしまうと感じた実子は、何とか今この場を乗り切れないかを考えます。そして目についたのが、バザーでの売り上げでした。

由夏は実子に10万ではなくとも4万か5万は早急に必要だとさらに実子を追い詰めます。丁度バザーの売り上げは4、5万です。誰もいない時を伺って実子はこの売り上げを盗もうとします。そんな時に背後から声がします。実子が売り上げを盗もうとしていたのが、全員にバレてしまうのです。

近所中の評判になり、実子の夫の実家に戻って1からやり直すことにした実子は由夏の家に挨拶しに来ます。実子はブスっとした表情をしていますが由夏は自分ではなにも悪いことはしていないと思っています。由夏がしたことは、実子が追い詰められた際に1人きりにするように仕組んだことだけです。そして、タイミングを見計らってみんなを実子の元に戻しただけです。つまり、盗む現場を目撃させたのです。

由夏は、この事件のことと借金のことを実子の姑に報告します。姑から貸したお金は全て返してもらい、実子を実家に帰して隣人じゃなくなりました。姑は実子をビシビシと鍛え直すと約束をしてくれ、由夏の家には無事平和が戻ったのでした。

漫画寄生する女に登場する人物の一人目は、内藤由夏です。断れない性格のために、隣に引っ越してきた実子のたかりを断れなくなってしまった漫画の主人公です。しっかりと断ることができれば、ここまで近隣トラブルにならなかったことを、半分は自覚しています。しかしながら、自分勝手に振舞う実子のことを許せずに、最後にはしっかりと落とし前をつけさせています。

漫画寄生する女に登場する人物の二人目は、西谷実子です。自分勝手でわがままな性格であり、他力本願な面が見られます。今作の敵とも言える人物であり、ここまでの人はいないだろうという人物像です。しかしながら、意外にもこの様なタイプの人間は数多く存在するという感想が多く、寄生する女が高評価された要因でもある人物です。

寄生する女に関する評価や感想を紹介します。こんな人いるの？という感想が多く、実子が怖いという内容のものや、ちょっとぞっとするという声が見られます。実際にこんな人がいたらどうしようというような声もあり、やはり実子の行動は行き過ぎているけど現実味があるという印象が高いようです。

また、上のサイトでは、無料漫画サイトで実際に寄生する女を読んだ感想やレビューが掲載されています。寄生する女は、ストーリーな女という漫画の中の1つの物語にすぎず、複数ある話しの内の1つのエピソードとして掲載されています。しかしながら、その中でも面白い内容の物語であるということが語られています。

上のサイトも同様に無料で寄生する女を読むことができます。比較的肯定的な感想が多い印象です。また、実子のような人はよくいるという感想も多いです。寄生する女が現実味のある漫画だと決定付けさせられる意見や感想が多いです。

いかがでしたか？寄生する女の漫画あらすじや結末をまとめてみました。今回の結末まとめを参考にして、興味を持った人は、是非無料漫画サイトにて寄生する女を探して読んでみてはいかがでしょうか。