山寺宏一のものまねレパートリーは？三谷幸喜も絶賛した天才声優の私生活も紹介

山寺宏一さんは、1985年にOVA「メガゾーン23」の中川真二役でデビューし、1989年のアニメ「らんま1/2」の響良牙/Pちゃん役が当たり役となり、そこから人気に火がつきます。現在は、「７色の声を持つ男」と呼ばれ、ヒーローから悪役、シリアスからコミカルまで幅広い役柄の声を演じることができる大人気で天才の声優さんです。また、声優業の他には俳優や司会、ナレーターなど幅広い場面で大活躍しています。

三谷幸喜さんは海外映画の吹き替えに強いこだわりを持っております。山寺宏一さんが吹き替えを担当する作品を三谷幸喜さんは何本も観られ、様々な役柄を多彩に演じる声優・山寺宏一さんに強い関心を持っておりました。そんな中、大人気アニメ「アンパンマン」で共演された声優仲間の戸田恵子さんを介して三谷幸喜さんと知り合いになり、自分の作品に出て欲しいとオファーをします。

そして、2000年に三谷幸喜さんが手がけた連続ドラマ「合言葉は勇気」で山寺宏一さんは俳優デビューを果たしました。三谷幸喜さんは誰よりも早く山寺宏一さんの天才的な才能に気づかれていたようです。その作品へ出演されて以降、三谷幸喜さんの作品を中心に、役者としての姿も見られるようになりました。

山寺宏一さんは過去に「人気声優が本気で選ぶ本当にすごい声優」や「声優が選ぶNo.1声優」などで第１位を獲得するほど実力のある声優界のレジェンドです。そんな大人気声優・山寺宏一さんはこれまで声優としてどんな役を演じてきたのでしょうか？これまで山寺宏一さんが主に出演してきたアニメ作品をピックアップして紹介いたします。

それいけ！アンパンマンのめいけんチーズの声を担当している声優さんは、山寺宏一さんであることはご存知でしたでしょうか？そして驚きなのが、チーズの声以外にも山寺宏一さんはいくつものキャラクターを演じております。「カバオくん」や「かまめしどん」、「ピスタチオ」、さらには「ピクルス」の声も山寺宏一さんが声優を務めております。

「ソードアート・オンライン」のゲームマスターにして開発者である天才量子物理学者の茅場晶彦役も山寺宏一さんが演じております。茅場役の声はとてもかっこいいと評価が高い一方、アンパンマンのキャラクターを演じている山寺宏一さんだと知りそのギャップに対し驚く声が多いようです。

「昭和元禄落語心中」では助六役を演じております。山寺宏一さんの他に、石田彰さん、林原めぐみさんと実力派主要キャスト3人の演技と技術が凄くて世界観に引き込まれると話題になっております。また、「山寺宏一さんの落語が上手すぎて天才だ」という声もありました。ちなみに山寺宏一さんは大学在学中に落語研究会に入り会長を務めていた経験があるそうです。
 

人気アニメ「ルパン三世」の放送４０周年を迎えた2011年に石川五ヱ門、峰不二子、銭形警部の声優陣が一新され、ルパンの永遠のライバル銭形警部の声を山寺宏一さんが担当することになりました。映画「ルパン三世　地の刻印〜永遠のMermaid〜」以降、銭形警部の声が前作まで担当していた納谷悟朗さんから山寺宏一さんに切り替わっております。

山寺宏一さんは吹き替え映画にも多数出演され、エディ・マーフィーやジム・キャリー、ブラッドピットなどの声の吹き替えを担当しております。また、ディズニー映画作品に数多く出演されていることでも有名で「美女と野獣」の野獣役や「リロ&スティッチ」のスティッチ役を始め様々なキャラクターの声を演じ、さらに2019年には実写映画化された「アラジン」のウィル・スミスさん演じるジーニー役も山寺宏一さんが演じてます。

もともと山寺さんは、ディズニー映画「アラジン」が製作された時から声の吹き替えを担当されておりましたが、ウィル・スミスさんの吹き替えを行う声優は山寺さんの他にもおり、今回ジニー役のオファーがきた時は安心したと語っておりました。また、他の人に取られたくないと思った役は初めてだとも話しており、ジニー役は山寺さんにとっても思い入れが強い役柄であることが分かります。

また、山寺宏一さんの吹替えは三谷幸喜さんが絶賛するほど上手いと言われていますが、映画「チャーリー」でロバート・ダウニー・Jrの吹替えを担当した時には、山寺宏一さんの吹替えが主演している役者よりも素晴らしいと評判だったそうです。山寺宏一さんがこれまで声の吹き替えを担当した作品を見てみるとその実力が分かると思います。

山寺宏一さんといえば、ディズニー映画「美女と野獣」の野獣の声の吹き替えを担当していますが、「美女と野獣」主題歌でセリーヌ・ディオンさんとピーポー・ブライソンさんが歌うデュエット曲「BEAUTY AND THE BEAST」をものまねタレント西尾夕紀さんと組んで歌っております。とても歌が上手すぎて、クリスマスディナーショーを見ているようだという声も上がっていました。
  

「美女と野獣」同様、山寺宏一さんと西尾夕紀さんペアのデュエットものまねといえば、「レ・ミゼラブル」も有名です。ものまねというよりはミュージカルのようで、とてもクオリティが高い演出でした。山寺宏一さんが一人何役も演じすごいという声やレ・ミゼラブルの作品を見たくなったという声が続出しておりました。

山寺宏一さんのものまねの中でも圧倒的なパフォーマンスで話題なのが、「We Are The World」です。ものまねタレントの荒牧陽子さんとのコラボで、スティーヴィー・ワンダーやボブ・ディランなど80年代を代表するビッグ・アーティスト総勢11名のものまねを山寺宏一さんが担当し、山寺宏一さんの天才的な才能を目の当たりにします。

山寺宏一さんがもっとも得意とするものまねのレパートリーの一つが、アーティストのスキャットマン・ジョンのものまねで、かなり早口で歌うだけでも大変なのにテンポよくノリノリで歌い上げ会場を盛り上げていました。

エアロスミスのスティーヴン・タイラーのものまねで映画「アルマゲドン」の主題歌を歌い上げる姿は、「映画のシーンが浮かんでくる」という声が上がるほど歌い方がとてもそっくりです。

世界一有名なジャズトランペッターのルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」がとても似ていると視聴者の間でも話題になっていました。さらに、途中からトランペットの声真似が入りますが、本物にしか聞こえないほどの実力です。山寺宏一さんが語っていた情報によると、子供時代の時からトランペットの声真似をして遊んでいたそうです。

スティーヴィー・ワンダーの代表曲「SUPERSTITION」のものまねは歌まねだけではなく、演奏を楽器を使わずギターやドラムなど全て声だけで表現しており、会場を沸かせていました。

邦楽のものまねのレパートリーも多く、中でもアナ雪メドレーでは西尾夕紀さんと「生まれてはじめて」「あこがれの夏」「レット・イット・ゴー」「とびらを開けて」を歌い上げ話題となりました。中でもアナとハンス王子が歌う「とびらを開けて」では王子の声が似過ぎており、山ちゃんが王子の声の吹き替えを担当しても良かったという声もありました。

山寺宏一さんのやしきたかじんさんのものまねが似ていると放送された当時とても話題になっており、見逃した方も動画を再生する人も多く好評でした。また、やしきたかじんさんのものまねをする山寺宏一さんのサングラス姿がタモさんに似ているとの声もありました。

尾崎豊さんのものまねをする人が多い中、山寺宏一さんの「十七歳の地図」が上手すぎるという声が続出しておりました。

ブルーハーツの「人にやさしく」のものまねでは、甲本ヒロトさんの低音で迫力がある声を再現しています。視聴者からは「歌い方が似ている」「ここまで再現できてすごい」との声が続出していました。

福山雅治さんのものまねをする方は多いと思いますが、山寺宏一さんの福山雅治さんのものまねは鳥肌が立つほど激似と話題で、しっかりと響く低音のボイスと色気まで完全にコピーしております。

ケツメイシのものまねでは「さくら」をRYOJI、RYO、大蔵の3人の声を使い分けて歌い上げております。ケツメイシが好きな人からは「似ていない」という声も上がっていますが、「そっくり」との声もあり意見は分かれています。

三谷幸喜さんも認めるほどの天才声優で、声優界に留まらずものまねや俳優業、司会などマルチに活躍する山寺宏一さんのプライベートついて調べてみました。

山寺宏一さんは、甘いものが好きなようで、生どら焼きやコーヒーロール、マカロンが好みだそうです。また、タレさきいかも大好物で新幹線の車内では必ず買うそうです。

胃腸が弱いそうで、健康法として生姜湯を飲まれているそうです。また、仕事中は真夏でも冷たい飲物は飲まなかったり、疲れた時は酸素カプセルに入るなど、体調管理には特に気を遣われております。また、マッサージグッズが好きで、旅行先にも持って行くそうです。

山寺宏一さんは、見たいテレビ番組が特になくてもずっとつけているほどテレビが大好きだと言われています。

山寺宏一さんはこれまで自分が声優を務めたキャラクターのフィギュアを集めているようです。

山寺宏一さんは、高校時代からオシャレが好きで、自宅にはクローゼットの部屋があるほどたくさんの衣装が揃っており、中でも黒い服が全体を占めているそうです。

芸能人の中には、エゴサーチをする人としない人に分かれていますが、山寺宏一さんは、ネットでエゴサーチをするタイプで、自分への誹謗中傷をみるととても凹まれるようです。

山寺宏一さんは２回結婚されております。初婚はかないみかさんと1993年5月に結婚され、2006年に離婚されています。

かないみかさんは「それいけ！アンパンマン」のメロンパンナ役を演じ、山寺宏一さんはチーズ役を演じているため職場結婚のようです。しかし二人はすれ違いを理由に離婚されます。山寺宏一さんは当時、朝の生放送番組「おはスタ」（テレビ東京）で司会をし、かないみかさんは朝までお酒を飲む生活だったため、生活サイクルが合わなかったようです。

２回目の結婚相手は、田中理恵さんで、2012年6月に再婚を自身のTwitterで発表されています。田中理恵さんは、「機動戦士ガンダムSEED」のラクス・クライン役などで知られており、2016年にアニメ「斉木楠雄のΨ難」で山寺さんと夫婦で共演しております。しかし、2018年にはお互いの将来のためにと離婚されました。離婚原因については詳しく語られていませんが、子供ができなかったことが原因の一つだとも言われています。

声優は年齢やキャリアによって出演のギャラが決まっているそうで、若手の場合は出演作品1本で５千円から１万円の間だそうです。中堅やベテランになってくるとギャラは上がりますが、山寺宏一さんのような大御所で声優業だけでなく司会やタレントとしても活躍されていることから、年収は2000万くらいの額ではないかと言われています。

山寺宏一さんのプロフィールを始め、これまで出演されてきたアニメや吹替え作品、ものまねのレパートリーについてまとめた結果、どの分野においても天才的な才能と実力を兼ね備えていることが分かりました。では、実際に山寺宏一さんのものまねを見た方々はどんな感想や評価をしているのでしょうか？山寺宏一さんのものまねに関する感想や評価の声について紹介してまいります。

山寺宏一さんのものまねはクオリティが高く、笑いだけでなく演じている世界観に引き込まれ視聴者からは「感動した」「とても良かった」と絶賛の声が多いです。

山寺宏一さんは演じた役やものまねのレパートリーが多く、時々声優業で担当したキャラクターがものまねの中に入り込んでいることがあるそうです。山寺宏一さんが得意とするスキャットマンのものまねでは、スティッチの声が聞こえるといった声もありました。

山寺宏一さんは一人で何役ものものまねをしたりとレパートリーが多いですが、何よりも演じる役それぞれの特徴を掴むのが上手く、「天才声優はものまねも超一流だ」という声も上がるほど絶賛されておりました。

三谷幸喜さんも認め、天才声優と言われる山寺宏一さんのものまねのレパートリーやプライベートについて紹介して参りましたが、いかがでしたでしょうか？また、数多くの映画やアニメなどの声の吹き替えも担当され、あの声の正体は山寺宏一さんだったのかと驚く声も多いです。気になった方はぜひ山寺宏一さんが出ている作品を見てみてください。