土竜の唄のキャストを全員紹介！原作の漫画キャラと画像・イメージを比較

警察学校を史上最低の成績で卒業した主人公の菊川玲二。卒業後は交番で勤務していましたが、ある日署長からクビを宣告されます。その真意は麻薬の密売ルートを明らかにし、暴力団組織のトップ轟周宝を逮捕するために玲二を潜入捜査官、通称もぐらにするためでした。

覚悟を決めて潜入捜査官になった玲二は、闇カジノに潜入しました。潜入先には阿湖義組の若頭である日浦匡哉に気に入られ、組同士の権力争いや抗争に巻き込まれピンチの連続に陥ります。果たして玲二はもぐらとしての任務を果たせるのでしょうか?

映画の主題歌を担当したのは、関ジャニ∞の『キング･オブ･男!』です。『キング･オブ･男！』の作詞は湘南乃風で活動している、若旦那さんが担当しました。MVは上記映画を手掛けた、三池崇史監督と関ジャニ∞の作品に関わってきたことのある、中村哲平監督と合作で、上記映画のパラレルワードとして描かれています。関ジャニ∞史上“男魂唄”(メンズ･ソウル･ソング)となっていますので、楽曲にも注目してみて下さい!

高橋のぼるさんが描いた原作漫画『土竜の唄』が、2014年に『土竜の唄潜入捜査官REIGE』を実写化しました。多くのミュージシャンやお笑い芸人がファン公言しているだけに映画の完成に大きな期待を寄せられるていました。そんな『土竜の唄』に出演する10人の豪華キャスト全員を原作漫画の画像と比較して紹介します。

問題ばかりを起こすトラブルメーカー、主人公の菊川玲二。単純でおバカな性格ですが正義感が強く、いざ!というときの度胸が頼りになる人物です。警察官時代は世渡り下手で揉め事を起こしますが、逆にヤクザの世界ではすごく気に入られる結果になります。

主人公菊川玲二を演じているのが、たくさん受賞されている生田斗真さんです。彼はジャニーズ事務所のオーディションに合格して芸能界入りしました。舞台を中心に活動を始め、2007年に放送されたドラマ『花ざかりの君たちへ-イケメン♂パラダイス-』に出演したことで、広く世間に知られるようになりました。

数寄矢会の傘下で、阿湖義組の若頭を務める人物になります。蝶が好きで『クレイジーパピヨン』と呼ばれており残忍な性格ですが、義理人情などが熱いため慕うものも多い。潜入捜査官とは知らずに玲二のことを気に入り、兄弟分として盃を交わします。

阿湖義組の若頭･日浦匡哉を演じたのは、堤真一さんになります。1984年にジャパンアクションクラブに入団しましたが、本格的に役者を目指すために退団。演劇を中心に活動する中、1996年の月9ドラマ『ピュア』でヒットし名前を知られるようになりました。2005年に日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞し、2017年には映画『本能寺ホテル』で主人公を演じています。

構成員が8千人も所属する中堅クラスの広域暴力団で、危険な人物も多くいるなか、数寄矢会4代目のドンになったのが轟周宝です。彼は『日本一凶暴なヤクザ』として恐れられています。

そんな轟周宝を演じたのが、岩城洸一さんです。彼のデビュー前は舘ひろしさんとともに、原宿･表参道を拠点としたバイクチームを立ち上げ副団長をしていました。矢沢永吉さんがリーダーをしていた、ロックバンド『キャロル』の親衛隊として有名になります。東映から『70万やるから映画に出ないか?』と誘われたのが、きっかけで俳優として芸能界でデビューしました。

蜂乃巣会･血引一家若頭補佐を務める男で、数寄矢会と抗争関係にあり、玲二や日浦と戦うことに。キャラとして猫を引用していて、“にゃ”が言葉の中に入ったり、語尾についたりします。原作漫画にでてくるキャラの特徴は山切りにカットした自慢の金歯、小柄な体型が猫に似ています。

猫沢一誠を演じたのが、ナインティナインの岡村隆さんです。1990年に相方の矢部浩之さんとコンビをくみ、ナインティナインが結成されました。『めちゃ²イケてる』などのたくさんのバラエティー番組で活躍していましたが、2010年に体調を壊し長期休業。同年の11月に復帰し、今でもバラエティー番組で活躍しています。

通称“クロケン”と呼ばれており、愚連隊の成り上がりの不良ヤクザで猫沢の弟分で、鉄砲玉となりパピヨンを狙います。ですが、パピヨンのことが気に入り両足を失う日浦を助け、のちに日浦組の子分になります。漫画のキャラとキャストを見比べても忠実に再現されてます。

殺し屋・黒河剣太役を演じているのが、クイズ!ヘキサゴンで大ブレークした上地雄輔さんです。1999年にスカウトされ芸能界に入り俳優を志します。ヘキサゴン内でユニットをくみ、2009年に神児遊助としてソロデビューをし、俳優業では2010年に『逃亡弁護士』で単独初主演を果たします。

玲二に惚れている婦人警官で、警察全員とヤクザ全員に終われ危険な任務につく玲二を信じて待ち続けます。『死ぬ前に童貞を捨てたい』と、自宅に侵入していた玲二に驚きますが、玲二の気持ちを受け入れお守りだと言って防弾チョッキを渡します。

若木純名役を演じたのは、仲里依紗さんです。彼女は少女漫画雑誌『ちゃお』で開催されたオーディションをきっかけに芸能界入りをします。2010年に公開された映画『ゼブラーマン-ゼブラシティの逆襲-』でセクシーなゼブラクイーンを演じて話題になりました。今回の映画『土竜の唄』でもセクシー系な役なので、どのように演じているのか注目です!

テンポやスピード感そして、原作漫画登場してくる個性的なキャラクターや世界観が実写化で表現されているのかが不安の声もあった『土竜の唄』ですが、映画に出演している個性的な警察官やヤクザ達全員を、映画に出演されているキャスト全員が忠実に再現されているようです。

特に存在感があったと高い評判だったのが、堤真一さんで“クレイジーパピヨン”の名にふさわしいクレイジーっぷりを映画でみせてくれていると映画を見た人からの声がありました。

前作の映画『土竜の唄 潜入捜査官REIJE』の続編としてでたのが、映画『土竜の唄 香港狂騒曲』です。原作漫画の“チャイニーズマフィア編”をベースにしています。前作に引き続き登場したのが、主人公の菊川玲二･若木純名･日浦匡哉･黒河剣太です。続編も豪華キャストで揃えており、原作漫画のキャラクター･映画に出演するキャストを画像で比較しながら、香港を舞台に巻き込んだ、映画『土竜の唄 香港狂騒曲』を紹介します。

菊川玲二の逮捕に乗りだした、エリート警官の兜真矢は警察と暴力団の癒着を嫌う。そんな事を何も知らない菊川は、本命･轟宝周から大きな使命を下されることとなります。それはチャイニーズマフィア“仙骨竜”全員の撲滅と、轟と娘のボディーガードでした。玲二vs警察官全員･マフィア仙骨竜全員いったいどうなるのでしょうか?

前作『土竜の唄潜入捜査官REIJE』に出演していないキャストを原作キャラの画像を比較しながらキャスト全員を紹介します。続編に登場してくるキャラクターも前作映画に負けず個性的なキャラクターです。

チャイニーズマフィア“仙骨竜”に誘拐され、オークションにかけられそうになります。それを知った菊川玲二が単身で香港に乗り込むことに。いったいどうやって轟周宝の愛娘･轟迦蓮を救出するのでしょうか?

轟宝周の娘を演じたのは、日本のファッションモデル･若手女優として活躍している、本田翼さんです。彼女が芸能界入りしたきっかけはスカウトです。1日に同じ芸能事務所の、別の7人から声をかけるほどの美少女です。雑誌モデルとして活動しながら、女優として活躍しています。

チャイニーズマフィア“仙骨竜”の女殺し屋です。偽名を使いホステスとなり、轟周宝の命を狙って、武術を使い菊川玲二を追い詰めていきます。原作キャラと菜々緒さんの雰囲気が似ているとの声があります。

本作から登場する胡蜂の役を演じたのが菜々緒さんです。9等身の抜群なスタイル活かし、モデルとして活躍しています。それと同時にテレビCMやバラエティー番組でも活躍しており、女優に挑戦してからは映画『ファースト･クラス』川島レミ絵役などの悪女系女優として注目されています。

警察官としてエリートの道を進んできた兜真矢は、警視庁組織犯罪対策本部の新任課長に就任します。警察と暴力団の癒着を撲滅するために、玲二がもぐらと知らずに逮捕しようと名乗りをあげます。

エリート警官を演じているのは、瑛太さんです。モデルとして活動を始め、その後『WATER BOYS』や『オレンジデイズ』などに出演し話題になりました。最近では、演技派として注目を浴びている俳優です。

元数寄矢会の幹部で、通称『モモンガ百治』と呼ばれており、仙骨竜と共に人身売買で商売しています。数寄矢会を破門された後に、はぐれヤクザになりましたが、破門状を飾って堂々と一家を構えています。彼の先頭能力は高く、非常に大きい拳で菊川や蝉丸を一発で倒し、日浦の金属製でできた義足を破壊します。

数寄矢会を破門された、はぐれ者のヤクザ･桜罵百治役を演じたのが古田新太です。『劇団☆新幹線』の看板役者で、舞台にかぎらずバラエティー番組やドラマ･映画などで活躍しています。また、雑誌のコラムを担当するなど幅広いジャンルでマルチに活躍しています。

本作『土竜の唄香港狂騒曲』の見せ場となる香港の高級美女オークションの会場に登場してきます。オークションで人身売買される中国人･チーリンです。

中国人･チーリン役を演じているのが、久松郁実さんです。彼女は2008年に『hana*chu→』の専属モデルとして活躍し、2012年に『Can Cam』の専属モデルになり活躍します。2年後には連続ドラマ『GTO』に出演しています。

出演･生田斗真さんの野性児のように振り切れた演技と、敵役･瑛太さんの魅力のある演技が本作『土竜の唄香港狂騒曲』のみどころになっていますが、原作漫画を読んだ事がある方には、どこか物足りない作品だと言う意見もあります。

『バッチコーイ!』と決めゼリフを言う前後を見れば、『かかってこい！』って言う意味で言っているのがわかります。『バッチコーイ!』は元々野球用語からきているので、野球の守備練習や練習風景をみたこどがある方、野球経験者は、一度は聞いたことあるのではないでしょうか?

『バッチコーイ!』は野手が、どこから来てもボールを捕ってやる!という意気込みで、『バッター、どこからでも打ってこい!』と発した掛け声が、次第に省略され『バッチコーイ!』に変化したという説があります。

日浦組結成の訓示の中の1つに『シャブは絶対にやらない』とあります。なぜ、日浦は麻薬に対して嫌悪感を抱くようになったのでしょうか?

その理由は昔、大切にしていた彼女がシャブ中にされてしまい、彼女だけでなく日浦自身もシャブ中にされてしまったからです。“楽しく生きる”ことをなによりも大事にしてきた日浦にとっては辛い過去となっています。

本作『土竜の唄香港狂騒曲』の主題歌を担当したのは、前作でも主題歌を担当した関ジャニ∞です。本作でも再びタッグをくみ、関ジャニ∞37枚目のシングル『NOROSHI』が主題歌となりました。

『土竜の唄香港狂騒曲』の気になる続編についてですが、映画本編では以下の2箇所で続編を匂わすようなポイントがあります。

刑務所内で酒見･赤桐･福澄の警察官トリオ3人が、『土竜の唄2番』を歌った最後に『3番もあるよ』と言ったことがありました。

『土竜の唄』ラストシーンの、玲二のナレーションで『轟宝周を次こそ刑務所にぶちこんでやるぜ！』と“次”をさして強調していたことです。もし続編があるなら原作漫画の36巻以降の『シチリアマフィア編』で轟宝周と戦うクライマックス編に突入するのか?果たして第3弾となる『土竜の唄』はでるのでしょうか?

最後になりましたが、『土竜の唄』にでてくるキャスト紹介の記事はいかかがでしたでしょうか?個性的なキャラを演じる俳優･女優さんに注目してみて下さい。

映画から入った方は、現在原作漫画では57巻まで発売されており、『シチリアの海外マフィア編』に突入しています。まだまだ終わる気配はなく、原作漫画の独特な面白さがあり、1回読み出すととまらないほどの人気があります。是非、高橋のぼるさんが描いた個性溢れる原作漫画『土竜の唄』を、手にとって読んでみてはいかかがでしょうか?