土竜の唄・香港狂騒曲をネタバレ解説!感想や評判、あらすじは?

土竜の唄・香港狂騒曲(もぐらのうた・ほんこんきょうそうきょく)のあらすじや豪華キャストを土竜の唄、前回までのあらすじも含めて細かく解説していきます。映画を見た方の感想や評判などと合わせてご紹介していきます。土竜の唄・香港狂騒曲をなんとなく見ていたが、内容がよくわからなかった方におすすめです。この記事を読んでからもう一度、土竜の唄・香港狂騒曲をご覧になってみて下さい。結末まで順を追って事細かに解説しますので見ていない方は、ネタバレに注意してご覧ください。

土竜の唄・香港狂騒曲をネタバレ解説!感想や評判、あらすじは?のイメージ

目次

  1. 土竜の唄・香港狂騒曲のキャストについて解説!
  2. 土竜の唄・香港狂騒曲の主人公である菊川礼二について
  3. 土竜の唄・潜入捜査官REIJIその後の話
  4. 土竜の唄・香港狂騒曲パピヨン轟周宝の子分になる
  5. 土竜の唄・香港狂騒曲そして警視庁では?
  6. 土竜の唄・香港狂騒曲モモンガについて
  7. さらわれる迦蓮とモモンガの本心
  8. 菊川礼二の恋の行方は?
  9. 香港へ連れていかれた迦蓮
  10. 土竜の唄・香港狂騒曲それから舞台は香港へ
  11. 土竜の唄・香港狂騒曲での兜の本当の目的
  12. 映画:土竜の唄・香港狂騒曲の結末
  13. 土竜の唄・香港狂騒曲の感想や評判調査してみた!

土竜の唄・香港狂騒曲のキャストについて解説!

「土竜の唄」原作の作者は、高橋のぼるさんです。実写版の映画脚本を作成したのが宮藤官九郎さん、映画監督が三池崇史さんが務めました。「土竜の唄・香港狂騒曲」主人公の名前は菊川礼二です。菊川礼二役の主演が生田斗真さんです。

土竜の唄・香港狂騒曲の主力メンバーをご紹介

その他、役名と共にキャスト税の紹介です。兜真矢役に瑛太さん、轟迦蓮役に本田翼さん、桜罵百治役に古田新太さん、故蜂役に菜々緒さん、酒見署長役に吹越満さん、赤桐役に遠藤憲一さん、福澄役に皆川猿時さん、轟周宝役に岩城滉一さん、黒河剣太役に上地雄輔さん、若木純奈役に仲里依紗さん、日浦匡也役に堤真一さん。上記が、主力メンバーとなります。

とても豪華キャストの面々で、それだけでワクワクした内容になっています。「映画:土竜の唄・潜入捜査官REIJI」の時よりスケールアップした演技にご注目ください。キャスト同士の戦いも見逃せません。みなさんの華麗な迫力ある演技が、映画の見どころのひとつと言えるでしょう。ネタバレ満載のあらすじと一緒にそれぞれの出どころにも注目してご覧ください。

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土竜の唄・香港狂騒曲の主人公である菊川礼二について

早速ネタバレですが、主人公のご紹介です。菊川礼二は交番勤務の警察官でしたが、名目上懲戒免職になった後、署長の命令により潜入捜査官(土竜)となります。そして数寄矢会に潜り込み、合成麻薬の密売ルートを暴いてトップの轟周宝を逮捕する任務を与えられました。口癖は「バッチ来い!!」です。映画の始めに、前回までの物語のあらすじと共に自己紹介を早口でしているので聞き逃してしまうかもしれませんので注意が必要です。

土竜の唄・香港狂騒曲ここから物語の始まり

ここからあらすじは始まります。冒頭シーンの説明です。全裸で股間に新聞をくっつけ、パピヨンが操縦するヘリコプターに吊るされたやくざが閉じ込められた柵につかまりながら前回までのあらすじを心で説明する菊川礼二。操縦席にパピヨン、ヘリコプターは上昇し、なんとか上にのぼる礼二。(前回とは、「映画:土竜の唄・潜入捜査官REIJI」のこと)

土竜の唄の前回までのあらすじ

交番勤務の警察だった菊川礼二はクビになった後、潜入捜査官(土竜)として数寄矢会に潜り込み、合成麻薬の密売ルートを暴いてトップの轟周宝を挙げる(捕まえる)ことが任務でした。しかし、傘下である阿湖義(あこぎ)組若頭のクレイジーパピヨンこと日浦匡也に気に入られて兄弟の契りを交わし、若頭補佐(月原)とは相棒の契りを交わし、阿湖義組組長(阿湖正義)の盃を頂いたことで蜂乃巣会との争いが起きてしまったのです。

何度も死にかけた礼二ですが、身分は明かさずに合間に大好きな純奈とSEXまでしてしまいます。なんだかんだ月原の逮捕と阿湖正義の引退までさせることができたが、轟周宝の実態にまではたどり着けませんでした。最終目的にたどり着けない悔やまれる終わり方でした。見た人の感想もご紹介します。続きがあると予測していた人もいたようです。評判よくない部分もあったようですが、面白かったという意見が多かったようです。

土竜の唄・潜入捜査官REIJIその後の話

土竜の唄・香港狂騒曲

その後、礼二はパピヨンと大阪に乗り込んで死闘を繰り広げていたそうです。礼二は関西でのし上がって轟周宝と数寄矢会を叩き潰すのを目的とし、潜入捜査を続行していました。そして、日本最大の暴力団組織である蜂乃巣会の若頭(鰐淵拓馬)を追い詰め、パピヨンは鰐淵と五分の盃を交わします。ですが猫沢一家は、それを認めてはいませんでした。

数寄矢会の奴らが焚火の周りに集まっていて、焚火の上にやくざの入った檻をおろすパピヨン。クロケンが曲をかけて、轟たちはフォークダンスをし始めます。礼二は足を踏み外し、下からやくざに足を引っ張られ、股間を潰されて気絶してしまいます。という、よくわからない展開で始まるので、視聴者は理解に苦しむ部分もあります。ですがここからさらに、あらすじを詳しくネタバレしていきますのでお見逃しなく!

土竜の唄・香港狂騒曲パピヨン轟周宝の子分になる

パピヨンの考え方

パピヨンは轟に、直々の子分にしてくださいと申し立てをします。そうすると、巨大まな板を用意してきて、落とし前として礼二の指を切り落とせと言われ、礼二が行動に出たとき、まな板かと思っていた物は日浦組と書かれた看板でした。

轟は最初からパピヨンに組を任せる気だったのです。パピヨンの考えがわからないまま、礼二は轟から日浦組の頭(かしら)を任されることとなります。これは全て、パピヨンが轟の首を取ろうとしてやっている作戦なのです。

土竜の唄・香港狂騒曲そして警視庁では?

兜真矢について

その頃、警視庁では兜真矢(瑛太)という男が警視庁組織犯罪対策部課長に就任します。警察官が暴力団と癒着し、重要機密が漏えいするような、はぐれ警官を一掃するために警視庁内浄化作戦を決行するのです。兜は、菊川礼二について探りを入れに谷袋署の署長である酒見に挨拶をしに行きます。

兜は全国指名手配となった礼二がどこにいるのかということを酒見署長に聞き出そうとしますが、酒見はごまかそうとします。純奈が礼二のことをフォローしようとしましたが、「やくざに取り込まれてしまった奴なのだから気を付けて。接触しようとして来たら報告してください。」と兜に忠告されてしまいます。

兜真矢という男が重要人物になってくるのですが、それはこれからネタバレしていくのでしっかりと最後までご注目ください。兜真矢役の瑛太さんの演技も評判がよかったようです。いくつか感想をご紹介しました。ここでネタバレ注意です。エリート警察官が実は黒幕だったとは・・・。

土竜の唄・香港狂騒曲さらなる展開

そして轟は、好きなだけ金を使っていいから仙骨竜の駆除をしろとパピヨンたちに命令し、その間礼二には自分のボディーガードをしろと言います。パピヨンは喜んで引き受けましたが、轟の考えは自分の首を狙われないように大仕事を押し付けて身動きの取れないようにし、礼二をいつでも殺せるぞという意味で自分の傍に置いたのだと推測しています。

谷袋署の3人と礼二の会話

礼二は福澄と酒見署長に急にさらわれます。指名手配されているのだからこのような場所でないと話などできないと酒見・赤桐・福澄に留置所に連れ込まれるのです。(酒見・赤桐・福澄は谷袋署の警察官であり、礼二の上司にあたります)そこで礼二は数寄矢会と仙骨竜について教えてほしいといいます。3人は仙骨竜について詳しく話した後に、兜についての忠告をしてきます。

兜が課長に就任して監視が厳しくなり、その兜が礼二の行方を追っていると。兜課長は清廉潔白の親子で警察官。その親父さんが職務中にやくざに撃たれて即死したことで、やくざと繋がっている警察官が許せないのだと推測する3人。だから、匿っていたことがバレるわけにはいかないので留置所からは自力で出ろと礼二は署長に言われます。

谷袋署の3人は、仙骨竜が大きくなったのは必ずバックに誰かがついているはずだから、その情報を掴むと共に仙骨竜の退治も任せたと礼二に伝えます。そのまま土竜の唄2番ができたと言って、歌いながら去っていってしまうのです。ここでも出てきた仙骨竜については、この後ネタバレしていきます。

土竜の唄・香港狂騒曲にでてくる仙骨竜とは

仙骨竜とは、チャイニーズマフィアのことで、数万円の報酬で薬の密売から殺人まで、なんでも請け負う極悪非道の暴力集団です。一部の組を破門にされたやくざが仙骨竜と手を組んでいるといいます。やくざのトップは使用者責任(下っ端が犯した罪はトップが責任を請け負うという法律)があるため、見切りをつけて下っ端を破門にするのです。それで、破門にされた奴らが仙骨竜と手を組んで仕返しを企んでいるという噂があったのです。

そのチャイニーズマフィアの美脚ヒットガール故蜂を演じるのが菜々緒さんです。菜々緒さんが美しすぎると、とても評判がよかったようです。チャイニーズマフィアということで中国人役なのですが、中国語を違和感なく話していて素晴らしいです。そしてアクションも美脚が際立っていて、カッコよくこなしています。

菊川礼二は潜入捜査を再開

頑張って脱出した礼二は轟宅へ走って向かい、潜入捜査を再開します。礼二は屋敷に入るとベッドに寝ていた裸婦をみつけてしまい、興奮してしまいます。起き上がった女性は轟周宝の妻である毬子でした。出張エステで開脚をし、マッサージを手伝ってと礼二に共有してきます。礼二は毬子にハレンチな行動をとって、お仕置きされてしまいます。

そこへ帰ってくる轟周宝と娘の迦蓮。礼二は迦蓮をみてまたもや興奮してしまいます。轟周宝は呆れたように怒りの言葉を放ち、その場から立ち去っていきます。迦蓮は一人残り、礼二の股間を靴で叩きながら私の言うことを聞けと命令してきます。その夜、迦蓮は礼二に車を出させてどこかへ行こうとします。

迦蓮はバージンだから教えてくれと礼二に言ってきます。迦蓮はいままで好きになった男は父親にビビって去っていったと打ち明けて、私を抱けるのかと挑発してきますが、礼二は抱けるが今は抱かないと断ります。迦蓮は礼二に馬乗りになり腰を動かすと、礼二の妄想が始まり、その中で迦蓮と純奈が口喧嘩になります。我に返った礼二は好きでもない男に捧げるなと迦蓮に言うと、怒って礼二を車から追い出し、発進させてしまいます。

ここのシーンの本田翼さんがとてもよかったという感想が多いです。お嬢様役が合っていたという意見も多数あり、とても評判がよかったようです。礼二の空想の中で純奈が出てきて迦蓮と言い合いになるところも面白く、ネタバレですが少し下ネタが多いシーンだったので見た方にはとても印象に残るシーンでした。

土竜の唄・香港狂騒曲モモンガについて

モモンガこと桜罵百治という男について

パピヨンとクロケンは破門にされた奴らの中から桜罵百治(モモンガ)がクロだと思い、会いに行きます。モモンガはパピヨンの先輩で、破門になる前は幹部であり轟にもかわいがられていたようです。パピヨンも世話にはなっていたと言いながら、キレると手が付けられない程の暴走エゴイストだったとも言っています。モモンガ役の古田さんも面白いと評判のようです。

中国マフィアの力を借りて親父に楯突くのはよくないのでは?とパピヨンがモモンガに言いますが、モモンガはしらばっくれます。パピヨンとクロケンは話した結果、モモンガはクロだと確信して轟に報告をします。パピヨンはモモンガ一人ではなく、誰か後ろ盾がいるかもしれないと言ってクロケンと共にさらに調査をし始めます。

さらわれる迦蓮とモモンガの本心

礼二は一人で轟の家に帰ると迦蓮がさらわれたことを知らされ、落とし前を付けろと言われてしまいます。轟はトイレに行っている間にどうするか考えろと礼二に言ってトイレへ。クロケンが轟がいない部屋で仙骨竜が香港で闇の人身売買を仕切っていることを嗅ぎつけたと話し出すと、礼二は「迦蓮を救い、仙骨竜を退治する」と轟に宣言するためトイレに向かいます。ここで迦蓮は人身売買のために捕まったと予測できる場面です。

その時トイレに行った轟周宝はチャイニーズマフィアの故蜂に命を狙われて殺されかけていました。礼二がそこに出くわし、故蜂を退治します。故蜂は窓から逃げていこうとしたので礼二は捕まえようとするが、轟が「また私を狙って必ず現れるだろう」と言って引き止め、礼二に命を助けてもらい感謝します。

そんなときにモモンガから轟の携帯に娘・迦蓮を預かっていると連絡が入っていました。モモンガの目的は轟周宝の引退と数奇矢会の解散。さもなくば、娘に性的暴行をしているところをネット配信すると言って脅してくるのです。

轟周宝が何も言わないのでモモンガが迦蓮に対して性的暴行を加えようとしたその時、場所を突き止めてモモンガのもとへたどり着いたパピヨンが「みはる埠頭広東食品第4倉庫」とモモンガの前で言い放ちます。電話越しにそれを聞いた礼二たちは急いでみはる埠頭へ向かいます。礼二たちが到着し、乱闘が始まります。モモンガ対パピオンの戦いで、お互いに深い傷を負うことになるのです。

乱闘の前、モモンガは破門以前にパピヨンが蜂乃巣会にてこずっていて大量の武器が必要だから密売ルート探して海外から武器を密輸しろと轟から命令があり、遂行していました。ところが警視庁のガサ入れが入り、モモンガは捕まってしまいます。轟は助けようとはせず、モモンガは数寄矢会を裏切ったとされ、クーデターの疑いをかけられて破門にされたのだと。恨んで当然だと言うように語っています。

菊川礼二の恋の行方は?

乱闘中になぜか警察が現れ、礼二は迦蓮を連れて一緒に逃げようとします。迦蓮から礼二にキスをします。その場面を純奈に見られてしまい、礼二は両方に責められますが、状況を説明できません。迦蓮は怒ってその場にたまたま来たパトカーに助けを求め、去っていきます。純奈に警察をやめてヤクザになった訳を聞かれますが、礼二はいつか説明すると言って、正義のためだと言う礼二を純奈は信じることにします。

そこへ兜が現れて純奈にその男から離れろと言います。純奈は必死で礼二を守ろうと思考しますが、兜は礼二の肩を撃ち、礼二は海に落ちてしまいます。どっち付かずのまま礼二の恋の行方はわからないままでした。でも確実に迦蓮は礼二に惹かれていたでしょう。少し不自然なシーンでしたが、見た方の感想や評判が気になるところです。

香港へ連れていかれた迦蓮

迦蓮が助けを求めたパトカーに乗っていたのは、チャイニーズマフィアの故蜂でした。そして迦蓮はまたしてもさらわれ、高級美女オークションでの人身売買に出品するために香港へ連れていかれます。それを追ってすぐに礼二やパピヨンも香港へ向かっていくのです。

土竜の唄・香港狂騒曲それから舞台は香港へ

土竜の唄・香港狂騒曲と名の通り。ここからの舞台は香港になります。礼二は気づくとパピヨンのジェット機に乗せられていました。起きた礼二に香港へ向かっているとパピヨンは話をします。香港で墜落してしまいますが、なんとかたどり着く二人。礼二の撃たれた傷の治療をし、パピヨンの新しい偽足が出来上がると、乗り込む準備がはじまります。

情報収集していたクロケンと合流して話し合いが始まります。仙骨竜は元々、貧しい子供を誘拐してレンガ工場などに売りさばいていたのだが、モモンガが加わったことでその手口が大きく変わったらしい。とクロケンは言います。それが高値で利益を生むための高級美女オークションなのです。忍び込むために裏ルートを探し出したクロケンはそこまで二人を連れていき、二人は会場に潜り込みます。

パピヨンはスーツに着替え、礼二は美女オークションに出品させられろと言う間にチャイナ服に着替えさせられ、女装することになります。いつの間にか美女たちと一緒にステージにあげられてしまうのです。モモンガは別室にて誰か男と話をしています。後にオークションの主催者である兜だとわかります。(ネタバレ)

品定めと言って富豪たちが美女たちの身体を撫でまわすシーン。とても不愉快になります。別室で轟周宝にもう一度考え直してくれないかとモモンガが電話をしています。そんな中、オークションが始まり、一人目が落札されるのを轟に見せてモモンガは脅しをかけます。男だとバレそうになった礼二は、その場を抜け出して迦蓮を助けに行こうとします。その途中に故蜂に見つかってしまい、モモンガに報告されてしまいます。

礼二はモモンガと戦うことになり、回転式カッターのついた鉄のグローブがついた手で襲ってきます。そんなとき、轟周宝がネット配信で引退宣言すると世の中では騒がれていました。故蜂も人身売買で売られた身であり、人身売買はみんなが幸せになるとここで語っています。そこで礼二は兜が黒幕だと聞かされます。その場にクロケンが現れて、礼二に「ここは任せて迦蓮のところに早くいけ」と言います。

土竜の唄・香港狂騒曲での兜の本当の目的

轟周宝は迦蓮が売られそうになるのをみて、迦蓮のへその緒を食べながらモニター越しに「私は脅しには屈しない」と言い放ちます。そのモニター越しにいるのが兜です。兜は交渉決裂で迦蓮を高値で売ると宣言します。迦蓮が売られそうになったところに礼二が登場し、パピヨンに向かって黒幕は兜だと叫びます。パピヨンは「誰だ?」と言うと、姿を現した兜が、「俺だ!」と叫んで怒り狂い、発砲します。

オークションはぶち壊しになり、乱闘が起きます。パピヨンは売られそうになった他国の美女に改造した偽足の操作を頼み、マフィアの手下を倒していきます。その頃クロケンは故蜂を倒し、先に逃げていました。モモンガは最後まで礼二やパピヨンに俺と組めと言ってきますが、パピヨンは恨みを原動力にしているような奴とは組まないとはっきり言い放ちます。

礼二も迦蓮を守りながら手下を倒していきます。クロケンが仕掛けていた脱出ルートから礼二は迦蓮を連れて逃げようとします。礼二は脱出ルートがわからず、クロケンに電話すると「ひもを引いたら爆発が起きて壁が吹き飛ぶ。そこから宝箱の中にあるパラシュートで跳べ」と言われて驚きますが、迦蓮はすぐにパラスートを装着していて、それを見た礼二も腹をくくります。

兜が二人の前に現れて、びっくりした礼二はパラシュートを手放してしまい、届かない距離に引っかかってしまいます。兜が迦蓮に暴力を振るい、拳銃を礼二に向けてきます。兜はやくざではなく、潜入捜査官が嫌いなのだと語り始めます。父はやくざに殺されたと思われていたが、そいつは実は潜入捜査官(もぐら)だったそうです。

やくざの世界に染まっていったその潜入捜査官の不正を止めようとした父をそいつは殺したのだと兜は語ります。兜は「みんな正体を隠して生きているから警察や、やくざや、バカ女どもを使って、その正体を暴いてこの世に正義など存在しないと教えてやりたい。そして、この世にあるのは血と肉と金だけで、その究極の形が人身売買だ」と言います。何度聞いてもよくわかない表現です。宮藤官九郎さんらしいです。

礼二は兜を挑発し、防弾チョッキのところを撃ってみろを言います。(ピストルの弾をなくすため)だが、もう一つ拳銃を持っていました。迦蓮が兜の脚を噛んで気をそらします。正義を信じている礼二は「気持ちはわかるがお天道様は許さない」と兜に語り掛けるが、兜はもう歯止めが効かなくなっていました。兜は武器を手に、礼二にかかってくきて戦いが始まります。

映画:土竜の唄・香港狂騒曲の結末

土竜の唄・香港狂騒曲いよいよクライマックスに入ります。見た方の感想も入れながらあらすじの続きを解説していきます。その時オークション会場では、またしてもモモンガ対パピオンの戦いが始まっているのでした。そして故蜂が檻の中のトラを外に放ち、好なだけ食えと言います。モモンガはパピヨンに血まみれにされてしまいます。会場に警察官と故蜂が放ったトラが現れてトラが暴れだします。

礼二は兜にも希望を持って生きることができるのだから罪を償って生き直せと言って兜に手錠をかけ、鎖につなぐ。そこへパピヨンが警察とトラを従えた故蜂を引き連れて礼二がいるところに現れるのです。パラシュートでパピヨンは迦蓮と先に飛び立ちます。礼二はトラに追いかけられて後がなくなり、飛び降りてしまいます。

礼二は奇跡的に引っかかっていたパラシュートをつかんで背負うことができましたが、飛んできたトラに頭を噛まれ、そのまま落ちていきます。紐を引っ張ってパラシュートが開くと、トラが下に落ちながら礼二のズボンを脱がしてしまいます。涙を流しながらトラは落ちていきます。「バッチ来いー!」と礼二は決め台詞を放ちながらゆっくり降りていきます。

トラがカッコイイという感想や礼二がトラに噛まれるシーンが面白かったなど、とても評判がよかったようです。そこが一番笑えたという感想もありました。なにも悪くないトラが落ちてしまうのが可哀そうだったという感想も多数見受けられました。トラが迫力満点でとても印象的なシーンとなりました。

こうして人身売買を未然に防ぎ、仙骨竜を壊滅させることができました。そして礼二は轟周宝の懐に入り込むための一歩になったに違いないと思うのです。ところがニュースでトラに噛まれて飛び降りた礼二が取り上げられ、国際指名手配されることとなってしまうのです。礼二は、次こそは轟周宝を挙げてやると心に誓い、「土竜の唄・香港狂騒曲」は幕を閉じるのでした。

ここまで、あらすじを全て包み隠さずご紹介してきました。どうだったでしょうか。ほぼネタバレの記事になので作品を見なくても内容が全てわかってしまいます。ですが一度見た人でも、よくわからない場面がある場合は、これを読んでからもう一度見直すのもいいでしょう。

土竜の唄・香港狂騒曲の感想や評判調査してみた!

評判良かったシーン、評判悪かったシーン色々な感想があるようですが、いくつかご紹介して終わりにします。笑える映画になっていますので、一度は見ていただきたい作品になっていました!あらすじにそってネタバレしかしてきませんでしたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。

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