【やがて君になる】七海燈子の魅力や名言とは?小糸侑と佐伯沙弥香との関係は複雑?

百合アニメ「やがて君になる」のヒロイン七海燈子のかわいい魅力や名言などを中心にまとめていきます。同じ遠見高校通う小糸侑や佐伯沙弥香との気になる関係性や、複雑な心理描写などに着目し解説しています。アニメで七海燈子の声優を担当した寿美菜子さんについても紹介しています。また、後半では七海燈子に関する視聴者や読者からも感想・評価も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  1. 七海燈子とは?
  2. 七海燈子のかわいい魅力
  3. 七海燈子の名言集
  4. 七海燈子の声優
  5. 七海燈子と小糸侑・佐伯沙弥香との関係
  6. 七海燈子に関する感想や評価は?
  7. 七海燈子かわいい魅力まとめ

七海燈子とは?

やがて君になるの作品情報

テレビアニメ「やがて君になる」は、仲谷鳰(なかたににお)さん原作の漫画で2015年から『月刊コミック電撃大王』で連載されています。仲谷鳰さんのデビュー作にしてヒット作になりました。2018年10月からは、加藤誠さん監督でテレビアニメ化もされたことで知られています。テレビアニメ「やがて君になる」は、全13話で構成されシリーズ構成・脚本ともに花田十輝さんが務めました。現在単行本は7巻まで発刊されています。

「やがて君になる」の作者である仲谷鳰さんは、漫画家以前は同人作家として活動していました。仲谷鳰さんは、同人作家時代から所謂「百合漫画」と呼ばれるジャンルの作品を描いており、百合漫画が好きだった電撃大王編集部の楠さんが声を掛けたことで「やがて君になる」が製作されたと言います。

また、原作漫画以外にも入間人間著作によるスピンオフ小説『やがて君になる 佐伯沙弥香について』、『やがて君になる 佐伯沙弥香について (2)』が発売されています。このスピンオフ小説は、今回まとめの中心人物となる七海燈子の親友佐伯沙弥香が主人公として綴られています。七海燈子との高校1年生時代の出会いから語られていますので、気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

やがて君になるの概要

テレビアニメ「やがて君になる」は、遠見東高校に通う小糸侑(こいとゆう)と七海燈子(ななみとうこ)を主人公に繰り広げられる、学園、群像劇に分類されるジャンルのストーリーです。また、百合という女性同士の恋愛が描かれています。

侑と燈子の恋愛を描いた「やがて君になる」は、「ガールズラブのど真ん中」と作者が仰っているように、友情ではなく恋愛関係を選択する同姓のとまどい、揺らぐ気持ち、葛藤などの描写がリアルに描かれているのが特徴です。また、他の百合作品とは違い遠見東高校は男女共学校であり、男子がいる環境でも同姓を恋愛対象と選択できる環境を作りあげたという点も特徴的です。

百合読者は、男子の登場を嫌う傾向があるため、登場男子キャラクターは「カップルを眺めるのが好き」という趣味があることを公言しているという点でも読者に配慮しています。「やがて君になる」は、心理描写が丁寧に描かれていることで知られており、文学的でもあるという評価もされている作品となっています。

やがて君になるのあらすじ

遠見東高校に通う1年生の小糸侑は、ある悩みを抱えながら過ごしていました。その悩みとは、”誰かを特別に思う気持ちが理解できない”というものです。入学して間もなくのある日、小糸侑は遠見東高校の2年生で生徒会役員の七海燈子と知り合うことになりました。七海燈子は、沢山の生徒から信頼され慕われる人気者でした。ですが、七海燈子も小糸侑と同じように、”告白されても心を動かされたことがない”という悩みがありました。

小糸侑は、自分と同じような気持ちを抱える七海燈子に自身の悩みを話しますが、小糸侑は七海燈子から突然の告白をされたのです。突然の告白、ましてや同姓からの告白に戸惑いを隠せない小糸侑でしたが、だんだんと七海燈子を助けたいと思うようになり、また七海燈子の私情も入りその後小糸侑は生徒会に入ることになります。生徒会はくる文化祭で劇をすることになり、夏休みに演劇合宿を行うことになりました。

その合宿には演技指導のOBが招かれており、七海燈子は「君は姉とは似ていない」と言われます。七海燈子の姉は同じく生徒会で活動していましたが、姉は志半ばで亡くなったのでした。姉に対し尊敬の気持ちもありましたが姉への劣等感もあったため動揺します。そんな姿を見た小糸侑は、そんな七海燈子を変えたいと思うようになります。劇は無事成功し「姉の代わりではない人生」を受け入れ始めた七海燈子に、小糸侑は告白をします。

七海燈子のプロフィール

それでは、七海燈子のプロフィールを紹介していきます。七海燈子は、2月19日生まれで身長は163cmです。声優は、寿美菜子さんが担当しています。1年生の頃から生徒会に参加し2年生になると生徒会長を務める文武両道な才色兼備です。7年前に姉・澪を亡くしてからは姉の代わりになろうと頑張っていました。スポーツも勉強もでき人柄も良くみんなから好かれる才色兼備のその姿は七海燈子が作り上げた虚像です。

その為、自分を偽り振舞っていたことも起因してか自己肯定感が低く、「七海燈子を好きになることはない」という小糸侑に素を見せることができ、だんだんと惹かれていきます。ですが、その気持ちに一心になってしまった七海燈子は、小糸侑や七海燈子に想いを寄せる佐伯沙弥香を振り回すことになってしまうのです。本来はプレッシャーに弱く緊張しい、ですが無邪気でかわいい一面を持つ少女です。

TVアニメ「やがて君になる」公式サイト

七海燈子のかわいい魅力

魅力①黒髪ロングヘア

七海燈子の魅力その1は、黒髪のサラサラロングヘアーです。才色兼備の特徴といってもいいほど似合っている黒髪のロングヘアーには、男女関係なく人気があります。文武両道で誰からも頼りにされ、かつ美人な上にかっこいい一面もある七海燈子は、沢山の生徒から慕われます。また、見た目にも気を遣っており、黒いロングヘアーに合わせてか通学バックも黒、タイツも黒を身に着けているのです。

魅力②生徒からの信頼

七海燈子の魅力その2は、生徒から絶大な信頼があることです。姉の皮を被り振舞っている七海燈子は、1年生の頃から生徒会で活動をしており、部活で忙しい当時の生徒会長に変わり生徒会の仕事を卒なくこなしてきたため、みんなから愛される”生徒会の顔”になっていました。容姿端麗で信頼もある七海燈子は、目立つ存在で校内では有名です。2年生になると生徒会長に立候補し見事生徒会長として当選、一層頼もしい存在となりました。

魅力③成績優秀

七海燈子の魅力3は、成績優秀であることです。親友の佐伯沙弥香とは、遠見東高校入学以来テストでは1位2位を競う仲でもあります。七海燈子は、成績優秀でテストではいつもトップをキープ、その上1年生から生徒会の顔として活動している模範生であること、それ以外にも頼りになる存在として描かれています。ですが、美人で成績優秀な七海燈子は、子どもっぽい一面もあるのです。

魅力④子どもっぽい一面

子どもっぽい一面は、七海燈子の魅力でもあります。一見、子どもっぽい一面やかわいい一面は持ち合わせていないようですが、成績優秀な一方で無邪気な一面も持っています。この”無邪気で子どもっぽい一面”こそが七海燈子の素の部分でもあるのです。生徒会選挙では、小糸侑を推薦責任者を私情で任せたこともあります。また、意外にも思っていることが顔に出るタイプで優等生とのかわいいギャップを見せます。

魅力⑤本能に忠実

七海燈子の魅力その5は、本能に忠実であることです。沢山の人から告白されても揺らがない心があったにもかかわらず、小糸侑に惹かれ「君のこと好きになりそう」と本能で告白してしまうかわいい一面もありました。また、小糸侑にやんわり断られても不意打ちでキスをするなど本能で行動するかわいい描写が多いので注目してみてください。

魅力⑥押しに弱い

七海燈子にはまだまだ魅力があります。魅力その6は、押しに弱いところです。魅力その5のように、七海燈子は自ら本能的に押すことはあっても、押されることには慣れていません。たとえば、小糸侑に「燈子」と下の名前で呼んでもらいたいと告げるも照れて遠慮したりします。下の名前で呼ばれても照れ続けるなど、押しが弱くかわいい一面もあるのです。

魅力⑦意識の高さ

七海燈子の魅力その7は、意識の高さです。学校内での七海燈子は、姉・澪を見習い振舞った仮の姿と言えます。姉のように成績優秀でみんなから愛される存在になろうと努力をするなど、意識の高さが垣間見えます。姉を尊敬していた七海燈子にとって姉は理想の自分でした。そのため、姉に負けないように姉と同等の地位を獲得できるようにと意識を高めます。また、理想の自分でいられるのには、佐伯沙弥香の存在も大きいのです。

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七海燈子の名言集

七海燈子の名言①「なにその台詞。大好きだよ…」

どれだけ自分が好きなのかと小糸侑から訊ねられた時に返した名言です。七海燈子は、照れながらも本当の気持ちを惜しげもなく話すかわいいシーンがあります。

なにその台詞。大好きだよ

七海燈子の名言②「そんなこと、死んでも…」

七海燈子は、優等生でみんなから頼られ慕われていた亡き姉・澪を忘れられず内に秘めた劣等感や尊敬の念など入り混じった感情でいました。そんな七海燈子に「素の燈子になってもみんなから好かれるよ」と言われた時に呟いた名言です。

そんなこと、死んでも言われたくない

七海燈子の名言③「侑のいじわる…」

「下の名前で呼んでほしい」という七海燈子の要望に応え、「燈子」と呼んだ小糸侑でしたが、名前を呼ばれた途端に恥ずかしい気持ちになってしまいます。その際、照れ隠しで小糸侑に放ったかわいい名言です。

侑のいじわる

七海燈子の名言④「だから安心、かな…」

姉の澪と理想の自分、現実の自分とに葛藤を抱いていた七海燈子は、心の内を佐伯沙弥香に零します。本当の自分はどれなのか分からなくなっていた七海燈子でしたが、小糸侑を好きだという気持ちだけは自分だけの感情だから「好き」と言うと安心するといった内容の名言シーンです。

だから安心、かな

七海燈子の声優

七海燈子の声優は寿美菜子

テレビアニメ「やがて君になる」で七海燈子の声優を担当したのは、声優の寿美菜子さんです。寿さんは、声優の他、歌手や女優としても活動しています。テレビアニメ「けいおん!」で琴吹紬を演じたことでも知られており、他にも様々な作品に出演しています。

寿美菜子のプロフィール

声優・寿美菜子さんは、1991年9月17日生まれのB型、兵庫県出身です。タイガースファンを公言しており、デイリースポーツは必ず読むことが日課です。「精神力はメンバー内で最も高い」「一番しっかり者である」「大人っぽい」など、頼られる存在でもあり、七海燈子と似た部分もあるのではないでしょうか?母親がピアノ講師であり、寿さんもピアノが弾けます。

寿美菜子の経歴

東放学園高等専修学校卒業後、声優としてデビューしました。事務所はミュージックレインに所属しています。2009年には、高垣彩陽・戸松遥・豊崎愛生らと声優ユニット「スフィア」を結成し人気ユニットとなりました。第4回声優アワードでは歌唱賞を受賞しています。

寿美菜子の代表作はドキドキ!プリキュア

代表作は、「けいおん!」以外にも「ドキドキ!プリキュア」があります。「ドキドキ!プリキュア」では菱川六花とキュアダイヤモンドを演じました。

寿美菜子のその他出演作

声優・寿美菜子さんのその他出演作は、テレビアニメ「百花繚乱 サムライガールズ」、「TIGER & BUNNY」、「夏色キセキ」、「アイカツ!」、「TARI TARI」、「革命機ヴァルヴレイヴ」、「ベイビーステップ」、「ガンダム Gのレコンギスタ」、「響け! ユーフォニアム」、「アンジュ・ヴィエルジュ」、「パンチライン」、「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」、「ボールルームへようこそ」などがあります。

七海燈子と小糸侑・佐伯沙弥香との関係

七海燈子と小糸侑の関係

七海燈子と小糸侑の関係は、1つ違いの先輩後輩です。小糸侑は、七海燈子がベタ惚れし依存している後輩であり、七海燈子が会長を務める生徒会役員でもあります。2人の出会いは、小糸侑が生徒会活動へ手伝いにやっていたことがキッカケです。小糸侑の存在を気にかけていた七海燈子は、小糸侑の悩みを聞き告白してしまいます。また、小糸侑を気に入った為あれやこれやと生徒会役員に引き込み小糸侑を振り回しています。

七海燈子と佐伯沙弥香の関係

七海燈子と佐伯沙弥香との関係は、高校入学時からの親友です。佐伯紗弥香は生徒会の副会長です。姉・澪を理想として偽りの七海燈子を知っている数少ない友達で、その上で七海燈子をサポートしてくれる優しい親友です。七海燈子は小糸侑の次に佐伯沙弥香に依存しています。

七海燈子に関する感想や評価は?

七海燈子に関する感想や評価①七海燈子を理解する

七海燈子は、小糸侑や佐伯紗弥香を振り回すキャラクターであることから感情移入はできないという声が多くありました。ですが、姉への劣等感や憧れなど複雑な感情などは理解せねばならないキャラクターであるとされています。

七海燈子に関する感想や評価②七海燈子について考える

姉・澪への憧れや理想の自分を演じてきた七海燈子は、素の自分に戻ると幼い部分が見えます。そうなってしまったのには、作り上げてきた部分だけが成長し本当の自分は幼かったあのころのままの七海燈子で止まっているという見解がありました。

七海燈子に関する感想や評価③ヘビー

七海燈子の姉・澪から受けた劣等感や自分で作ってしまった呪縛は、思っていた以上にヘビーだという感想がありました。

七海燈子かわいい魅力まとめ

以上、テレビアニメ「やがて君になる」のヒロイン・七海燈子まとめでした。七海燈子のかわいい魅力や、名言となったセリフはいかがでしたか?サイト内には、他にも「やがて君になる」のまとめがありますのでそちらもぜひ参考にしてみてください。

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