【進撃の巨人】ハンネス死亡!最後に残した名言や悲しい伏線とは?

進撃の巨人に登場する、駐屯兵団のハンネスというキャラクターをご存知でしょうか?今回はハンネスが死亡してしまう事となった経緯についてや、エレンやミカサとの関係性、更にはハンネスが残した名言や名シーンなどについてもまとめてご紹介します。駐屯兵団の貴重な戦力でもあったハンネスですが、一体何故死亡してしまう事となったのでしょうか?ハンネスに関係した意外な伏線などもまとめています。

【進撃の巨人】ハンネス死亡!最後に残した名言や悲しい伏線とは?のイメージ

目次

  1. 進撃の巨人のハンネスとは?
  2. ハンネスが死亡?それまでの経緯と活躍
  3. ハンネスの名言・名シーン集
  4. ハンネスの伏線・考察
  5. ハンネスの担当声優
  6. ハンネスの死亡に対する感想や評価は?
  7. ハンネスの死亡や駐屯兵団まとめ

進撃の巨人のハンネスとは?

アニメの最新シーズンも好評放送中となっている進撃の巨人ですが、これまでに多くの登場人物が死亡する事もあり、自分の好きなキャラクターがいつ死亡してしまうか緊張感を持ちながら視聴しているファンもいる筈です。今回は主人公であるエレンやミカサとも関わりの深い、駐屯兵団のハンネスというキャラクターについて、死亡となった経緯や名言、気になる伏線などについてもネタバレ込みでまとめてご紹介します。

進撃の巨人の作品情報

進撃の巨人は諫山創原作の少年漫画で、2009年から2019年現在まで別冊少年マガジンにて連載が続いている作品です。単行本は国内だけで累計8000万部もの発行部数を突破しており、その人気は留まる所を知りません。2013年にはテレビアニメも放送開始となり、その後も実写映画化をするなど幅広いメディア展開を見せています。公開時期は未定となっていますが、ハリウッドでの実写映画化も予定されている作品です。

進撃の巨人の概要

進撃の巨人は人間と巨人との戦いを描いたダーク・ファンタジー作品で、残酷な描写や先の読めない展開が話題となっている漫画です。巨人の存在によって人類滅亡の危機に陥る中で、生き残った人々の中からは巨人に対抗する為の戦力である調査兵団や駐屯兵団として任務を全うする人々も存在しています。進撃の巨人は何の力も持たなかった少年が訓練兵となり、巨人と戦いながらその出生の秘密を解き明かそうとする物語となっています。

進撃の巨人のあらすじ

主人公であるエレン・イェーガーは、両親と幼馴染みのミカサ・アッカーマンと共に平和な日々を送っていました。壁の外の世界を知らないエレンは、壁外調査を行う事のできる調査兵団への入団を夢見ていましたが、家族には強く反対されています。そんなある日、突如現れた超大型巨人によって街はあっという間に破壊されていき、母親であるカルラが巨人に食われる姿をエレンは目の前で目撃してしまう事となります。

ハンネスとは

今回ご紹介するハンネスというキャラクターは、エレン達が幼い頃からの知り合いであり駐屯兵団に所属する兵士の一人です。壁の内側で巨人と対峙する事もなく過ごしている駐屯兵団のハンネスは、仕事中であるにも関わらず仲間の兵士と共に酒を楽しんでいる様な飲んだくれです。エレンの父親であり医者のグリシャに妻を救われた過去を持ち、その事に恩を感じているハンネスはずっと恩返しの機会を待ち望んでいました。

ハンネスのプロフィール

誕生日:1月18日
身長:190cm
体重:88kg
所属:駐屯兵団
勤務:シガンシナ区

公式ガイドブックデータのハンネス

進撃の巨人の公式ガイドブックでのハンネスは、ピクシス司令いわく駐屯兵団の貴重な戦力であると言われています。グラフを見てみると頭脳戦においては平均程度であるものの、協調性や行動力のあるキャラクターで、格闘術においても高めの数値であるとされています。ただし酒好きの数値も10段階中8となっており、かなりの酒好きであるという事もわかります。

ハンネスが死亡?それまでの経緯と活躍

進撃の巨人の登場人物の中でも比較的親しみやすいキャラクターであるハンネスですが、残念ながら巨人の手によって死亡する事となってしまいました。続いてはハンネスが死亡してしまった経緯についてや、これまでの活躍などをまとめてご紹介します。駐屯兵団の中でも貴重な戦力の一人であるとされていたハンネスですが、その最期はどの様にして訪れる事となってしまったのか要注目です。

ハンネスの生い立ち

ハンネスの過去については詳細に描かれる事はありませんでしたが、かつて妻が流行り病によって命の危機に瀕してしまった際には、医者であるグリシャによってその命を救われる事となりました。その一件に対する恩返しをずっと考えていたハンネスですが、物語の過程でグリシャは既に命を落としてしまっている為に、恩返しの対象となるのは必然的にグリシャの家族であるカルラやエレンになっていたものと考えられます。

シガンシナ区襲撃時の活躍

飲んだくれと言われていたハンネスの最初の活躍と言えば、進撃の巨人の序盤となるシガンシナ区襲撃の時です。アルミンの知らせを受けて真っ先に駆け付けたハンネスは、瓦礫によって身動きの取れないカルラと、そのカルラを必死に助け出そうとしているエレンとミカサを見つけます。この時ハンネスに与えられた選択肢は、三人の元へ向かってくる巨人を倒して三人を救い出すか、リスクを避けてエレンとミカサのみを逃がすものでした。

駐屯兵団の兵士として一度は巨人に立ち向かおうとしたハンネスですが、その姿を恐らく初めて間近で見た事で圧倒的な絶望を感じた事が見て取れます。勝機が無いと悟ったハンネスは抵抗するエレンとミカサを担ぎ上げ、カルラを置いてその場を後にしました。これによりカルラは巨人に食われる事となってしまいましたが、あの場で戦いに挑んでも全滅していた可能性が高いと考えられています。

ハンネスの死亡・最期

ハンネスが死亡する事となってしまったのは、エレン救出の際の出来事でした。複数の巨人を相手に戦闘を行うのは無謀であると判断したエルヴィンは、自分達を囮にする事で無垢の巨人達を誘導する事に成功します。どうにかエレンを救出できたものの、逃げる途中のミカサの元にライナーが無垢の巨人を投げつけて乗っていた馬を転倒させてしまいます。ミカサは巨人に掴まれており、絶体絶命の状況が訪れます。

そんな二人の元に現れたのは、かつてカルラを殺したダイナ巨人だったのです。そんな因縁の巨人と対峙したのはハンネスでした。カルラの仇を取ると意気込むハンネスですが、結局巨人に勝つ事はできず、力を消耗しきっている為に巨人化する事ができないエレンの前でハンネスは下半身を食い千切られて死亡してしまう事となりました。結果的にこれがエレンの座標の力を目覚めさせる為の一因となった事は間違いありません。

ハンネスの名言・名シーン集

駐屯兵団の兵士でありエレンやミカサとも関わりの深いハンネスですが、その最期はとても残酷なものでした。続いてはそんなハンネスが生前に残していた、数々の名言や名シーンについても順番にご紹介します。エレンとミカサにとっても特に身近な大人であったハンネスですが、進撃の巨人の中でもその死を惜しまれる印象的な名言や名シーンを多く残している人物でもありました。

名言・名シーン①お前の母さんを助けてやれなかったのは…

進撃の巨人の第2話で放たれた名言ですが、自分に力が無いから救う事もできず、巨人に立ち向かう事をせずに背を向けてしまったのは、自分に勇気が無かったからであると涙ながらに訴えます。カルラを助ける事をしなかったハンネスを責め続けていたエレンとミカサですが、このハンネスの名言にはそれ以上ハンネスを責める事もできず、ただ涙を流すしかできなくなってしまいました。

名言・名シーン②俺は…あの日常が好きだ…

こちらは第45話でハンネスが口にした名言です。エレンを奪われてしまい気持ちが沈んでいたミカサとアルミンに対して、エレンからすればまやかしの平和であったとしても、そんな平和が好きだったというハンネスの言葉に二人は勇気づけられる事となります。しかしハンネスにはそのまやかしの平和ですら、二度と訪れる事は無くなってしまいました。

名言・名シーン③進撃の巨人45話「追う者」

こちらもまた進撃の巨人第45話での名シーンですが、落ち込んでいるミカサとアルミンに気付いたハンネスは野戦食を手渡します。しかしそれを口にしようとしない二人を見かねて、ハンネスは自らが野戦食を貪って見せました。エレンの面倒の尻拭いをするのは昔から二人の役目である事や、執念深いエレンが簡単に殺される事は無いというハンネスに、ミカサとアルミンは次第に失っていた気力を取り戻していく事となりました。

ハンネスの伏線・考察

進撃の巨人の中でも記憶に残る名言や名シーンを残しているハンネスですが、ハンネスに関係したストーリーの中で、実は進撃の巨人の中でも重要な伏線が張られている事もある様です。続いてはそんなハンネスに関係した伏線についてや、ハンネスというキャラクターについての魅力などをまとめてご紹介します。謎や伏線が多く考察しきれない進撃の巨人ですが、これらを知れば更に進撃の巨人を楽しむ事ができるかもしれません。

伏線・考察①ハンネスを食べた巨人の正体

物語の序盤でカルラを捕食し、更には敵討ちに挑んだハンネスをも捕食した巨人の正体は、実は驚くべき人物でありました。巨人の正体は、エレンの父親であるグリシャの前妻であるダイナ・フリッツであった事が判明しています。ダイナはフリッツ王家の血を引く人物であり、グリシャとダイナの間に生まれた子どもこそが、獣の巨人と呼ばれているジークだったのです。カルラの仇とされていた巨人には思わぬ繋がりがありました。

エルディア復権に協力をしていたダイナと復権派のメンバー達は、ジークの密告によってパラディ島へと連行されていきます。そしてマーレ治安当局によって巨人へと変えられてしまいました。巨人となる前にダイナはグリシャに対して、どんな姿になってもグリシャを探すと約束していました。その強い気持ちが残されていた為に、シガンシナ区襲撃の際にダイナは真っ先にイェーガー家のある方向を目指したとも考えられています。

伏線・考察②エレンとミカサにとってのハンネス

幼い頃から身近で生活をしていたハンネスは、エレンやミカサにとっては気心の知れた大人であり、ある意味では自分達を温かく見守ってくれる親の様な存在でもありました。そんなハンネスは、仮初めであっても平和な日常を象徴する様な存在であったと考えられます。ハンネスの死亡はエレンやミカサにとって、二度と戻る事のできない仮初めの平和の終わりを告げるものでもあったとされています。

伏線・考察③ハンネス死亡時のエレンの心情

巨人となる事もできず目の前でハンネスが巨人に食われる姿を見ていたエレンは、言葉を失い呆然と座り込むミカサとは対照的に笑い出していました。お前は何もできないと笑うエレンの言葉は、一見すると敵討ちに失敗したハンネスに向けられたものの様にも思えます、しかしこれはカルラが捕食されてしまった時と同様に、抗う事すらできずに身近な人の死を目の前で見ている事しかできない己に向けられた言葉でした。

カルラの死を目の当たりにした際には、エレンは自らの力不足を嘆き、強くなって巨人を駆逐してやるという復讐心を燃やしていました。しかし調査兵団へと入団して、巨人化の力も目覚めたエレンは力を得たと感じていたものの、肝心の場面では成す術なくハンネスを殺されてしまいました。巨人に対する怒りなどよりも、己の無力さや不甲斐なさに対する感情の方が強くあった状態なのではないかと推測されています。

伏線・考察④ハンネスの魅力

進撃の巨人には魅力あるおじさんが複数登場しますが、ハンネスにおいては現実世界にもいる様な、人情味のあるおじさんといった魅力が備わっている人物です。人の上に立つ様なカリスマ的な魅力とはまた異なり、ダメな部分もあるものの親しみやすく暖かさを感じられるキャラクターであると言えそうです。名言も多いハンネスには死亡して欲しくなかったというファンも少なくないのではないでしょうか?

ハンネスの担当声優

駐屯兵団の貴重な戦力の一人でもあったハンネスですが、その魅力をより深める事となったのは、アニメでハンネスを演じた二人の声優によるところも大きいのかもしれません。続いては進撃の巨人のアニメ1期から2期までの間にハンネス役を演じた声優について、気になるプロフィールや出演作品などを順番にご紹介します。どちらも有名な人気声優である為に、ハンネスの名言もより深く心に響いてくるのかもしれません。

ハンネス(1期)の声優は藤原啓治

進撃の巨人のアニメ1期でハンネスの声を担当したのは、声優の藤原啓治さんです。藤原啓治さんはご自身の所属するAIR AGENCYという事務所の代表取締役も務めており、日本芸術専門学校では講師も務めている人物です。2017年に行われた声優総選挙では3位に選ばれる人気声優であり、2016年8月8日からは病気療養の為に休業していた期間もありました。2019年現在は復帰をして声優業なども再開しています。

藤原啓治のプロフィール

名前:藤原啓治(ふじわらけいじ)
生年月日:1964年10月5日(現在54歳)
出身:東京都
身長:175cm
血液型:A型
職業:声優、俳優、ナレーター、音響監督
所属:AIR AGENCY

藤原啓治の主な出演作品

藤原啓治さんが出演する代表的な作品と言えば、「クレヨンしんちゃん」の野原ひろし役が挙げられます。時にはご本人の名前ではなく「ひろしの声の人」などと言われる事もあり、最も定着している役柄と言えそうです。この他にも「ぼのぼの」のアライグマくん役や、「はじめの一歩」の木村達也役、「荒川アンダーザブリッジ」の村長役、「銀魂」の服部全蔵役、「PSYCHO-PASS」の東金朔夜役などがあります。

ハンネス(2期)の声優は津田健次郎

進撃の巨人のアニメ2期でハンネスの声を担当したのは、声優の津田健次郎さんです。進撃の巨人のアニメ2期の放送期間は藤原啓治さんの療養期間中でもあった為に、ハンネスの声優も代役を立てる事となりました。津田健次郎さんもまた人気声優の一人であり、クセのあるキャラクターやアンニュイな空気のあるキャラクターを演じる事が多い声優です。現在の所属となるまで、複数のプロダクションを移動していました。

津田健次郎のプロフィール

名前:津田健次郎(つだけんじろう)
生年月日:1971年6月11日(現在47歳)
出身:大阪府
身長:170cm
血液型:O型
職業:俳優、声優、ナレーター
所属:アミュレート

津田健次郎の主な出演作品

津田健次郎さんが出演している主な作品は、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」の海馬瀬人役、「テニスの王子様」の乾貞治役、「家庭教師ヒットマンREBORN!」の大人ランボ役、「TIGER&BUNNY」のネイサン・シーモア役、「K」の周防尊役、「Free!」の御子柴清十郎役などが挙げられます。洋画の吹き替えにおいてはコリン・ファレル、ジェイミー・ドーナン、リチャード・アーミティッジの吹き替えを担当しています。

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ハンネスの死亡に対する感想や評価は?

魅力的な声優が担当し名言や名シーンも多く残しているハンネスですが、進撃の巨人本編では残念ながら死亡者リストに加えられてしまう事となりました。続いてはそんなハンネスというキャラクターについて、実際に進撃の巨人という作品を視聴したファンからはどの様な感想や評価を受けているのか、ツイッター上での声を少しだけご紹介します。進撃の巨人のファンはハンネスについてどの様な感情を抱いているのでしょうか?

進撃の巨人では登場する全てのキャラクターが、必ずしも劇的な死を迎えるとは限りません。時には主要なキャラクターであっても呆気無く、残酷な死を迎えてしまう事があるのも進撃の巨人という作品の恐ろしさです。ハンネスの死もまたとても残酷なものであり、特にエレンやミカサという近しい人物の目の前で死亡してしまうというシチュエーションに、胸を痛めたというファンも多かった様です。

非情に多くのキャラクターが登場する進撃の巨人ですが、ハンネスの事が好きだという人も少なくありません。登場していた時にはそれほど注目していなかったものの、不在となって改めてその存在の大きさに気付いたというファンもいた様です。一番推したいキャラクターではなかったものの、好印象を抱いていたという人もいたのではないでしょうか?想像しているよりも印象に残る人物でもあったのかもしれません。

多くのキャラクターの死を目にする作品である進撃の巨人ですが、そんな数ある死亡シーンの中でも最も悲しかったのがハンネスの死亡シーンであった、という人もいる様です。登場回数が多く思い入れのあるキャラクターほどショックも大きい筈ですが、敵討ちをしようとしたカルラと全く同じ死に方で、しかも同じ巨人によって殺されてしまうというのが衝撃を更に大きくする要因だったのかもしれません。

進撃の巨人の原作コミックスを読んでいるファンであれば、その後を追い展開していくアニメは先が読める状態です。そんな状態で視聴をしていると、いずれ死亡してしまう事が確定しているキャラクターの見せ場は複雑な心境となってしまう事も多い様です。しかし先の展開を知っているからこそ、最初には気付く事のできなかった伏線や発見などもあったりするのかもしれません。

ハンネスの死亡シーンは悲劇的なものであった一方で、物語のスパイスとしては熱いシーンでもあったという意見もある様です。キャラクターに感情移入をしてしまうと辛い場面であると感じる事の方が多いかもしれませんが、純粋に進撃の巨人という世界観を楽しんでいる人にとっては物語を盛り上げてくれる要素の一つといった捉え方もある様です。

ハンネスの死亡や駐屯兵団まとめ

駐屯兵団に所属するハンネスというキャラクターについて、基本的なプロフィールから死亡するまでの経緯や原因についてをご紹介してきましたが、これまで駐屯兵団やハンネスにはあまり注目していなかったという人でも興味が湧いたのではないでしょうか?エレンやミカサにとっても身近な人物であっただけに、物語が進むにつれて愛着が湧いていたという人も少なくない筈です。

今後の進撃の巨人本編ではハンネスの登場は無くなってしまいましたが、エレンやミカサの回想シーンなどで思い起こされる機会も無いとは言い切れません。現在もアニメの最新シーズンが放送されている進撃の巨人ですが、改めて1話から視聴し直して駐屯兵団のハンネスという人物に注目してみると、これまでは気付かなかった新たな発見をする事もあるのではないでしょうか?

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