【よりもい】白石結月のキャラまとめ！声優や誕生日・かわいい魅力を紹介

よりもいは2018年の1月から3月まで放送されたアニメ宇宙よりも遠い場所の略称です。アニメよりもいはマッドハウスやいしづかあつこ、花田十輝といったアニメ「ノーゲーム・ノーライフ」のチームが制作したオリジナルアニメであり、2017年にロサンゼルスで開催された「Anime Expo2017」で発表されました。アニメよりもいのタイトルは元宇宙飛行士である毛利衛が話した言葉から名付けられました。

またアニメよりもいは文部科学省や海上自衛隊などが制作に携わっており、国を挙げて制作された作品です。これによりアニメよりもいで登場する群馬県館林市やシンガポールなどの作画が非常に優れており、2018年に「2018年最も優れたテレビ番組」の海外部門の10作品にノミネートされることになりました。本記事ではそんなよりもいに登場するアイドル白石結月について誕生日や声優、キャラの魅力などをご紹介していきます。

アニメよりもいの主人公玉木マリは何一つやりたいことが出来ないまま高校2年生になってしまい、自分の性格に悩みを抱えていました。そんなある日玉木マリはある落とし物を拾ったことがきっかけとなり、南極探検を夢に見る少女小淵沢報瀬と出会います。玉木マリは最初南極に行くことに否定的な考え方をするのですが、小淵沢報瀬の熱い思いに感化され、共に南極を目指すことになります。

そして南極を目指すことになった玉木マリと小淵沢報瀬は3年ぶりに帰還する民間の観測隊とかつて観測隊員であった母親が乗っていなかった船を頼みに本格的に活動を始めます。すると玉木マリと小淵沢報瀬の下に明朗快活なフリーター三宅日向や現役女子高生アイドル白石結月が仲間に加わります。そしてこの4人達の南極へ向かうという青春が始まろうとするのでした。

アニメよりもいのメインキャラクターである白石結月は作中で唯一現役女子高生アイドルを務めているキャラクターです。白石結月はアイドルとして他のアイドルに負けない実力を持っており、周囲からは一目置かれる存在です。白石結月はアニメよりもいに登場するキャラクターの中でもひときわ大人びた感性を持っています。この大人びた白石結月の感性はアイドルという仕事に大きく関わっているものです。

アイドルという仕事は周囲の状況や空気を読み取る力が必要です。これは子供じみた性格では務めることが出来ないものであり、白石結月の大人びた感性はアイドルとして優れていることが分かるものになっています。そのため白石結月は普通の女子高生には見えないキャラクターとなっています。このことから白石結月はアニメよりもいでツッコミ役という立場にあると考えられます。

白石結月は南極へ行くという企画に当初強い嫌悪感を抱いていました。実は玉木マリや小淵沢報瀬たちとは違い、白石結月はアイドル活動の一つとして南極に行くことになったのです。白石結月は寒い所が嫌いであり、極寒の地である南極を非常に嫌っていました。このため白石結月は南極に行くということに熱い情熱を燃やす小淵沢報瀬を民間南極観測隊の中から見つけ、自身の代わりにしようと考えました。

しかしこの白石結月の考えは母親にバレてしまい、結局嫌いな南極に行くことになってしまいます。また白石結月には友達といえる存在がおらず、寂しい思いを抱いていました。この孤独な立場も南極へ行きたがらない大きな理由となっています。しかし白石結月は南極へ向かう玉木マリや小淵沢報瀬と出会ったことでこの心境を大きく変えていきます。白石結月は新たな友達を手に入れ、青春の1ページを刻むことになるのです。

白石結月は上述でご紹介した通り大人びた感性を持ったアイドルであり、アニメよりもいのキャラクターの中でも一番冷静な性格をしています。またアイドルという立場で芸能界活動を経験していることから女子高生に思えないキャラクターであり、作中ではツッコミ役を任されています。ツッコミ役となった白石結月はメンバーの中で一番常識を持っており、非常に的確でおもしろいツッコミを見せてくれます。

しかし白石結月は逆にこの性格が災いし、他のメンバーのノリについていけない時も多々あります。白石結月は元々アイドルをすることで女子高生としての時間が手に入らず、友達がいませんでした。なので孤独な日々を続けるうちに白石結月は寂しさを感じます。しかし白石結月は南極に行くメンバーたちと出会ったことで友達を手に入れ、白石結月の人生は大きく変わることになったのでした。

現役女子高生アイドルである白石結月はある悩みを抱えています。その悩みとは友達が出来ないというものです。白石結月はかわいい容姿をしていることからすぐに友達が出来るように見えます。しかしアイドル活動が忙しいため女子高生としての日常を送ることが出来ず、友達を作ることが出来ません。また芸能人というだけで集まってくる人達もアイドル活動が忙しいためにすぐに関係を断ち切られてしまいます。

このため白石結月は多忙のことから昔仲良くしていた友達とも疎遠となってしまい、人間不信になってしまいます。なので白石結月は南極に行く時に出会った玉木マリや小淵沢報瀬たちを本当の友達と思わず、単なる付き合いとだけ見ているように感じます。しかし玉木マリや小淵沢報瀬たちはそんな酷い性格をしていません。南極観測を通して白石結月は本当の友達といえる存在を見つけることになったのです。

アニメよりもいで白石結月を演じた声優は日本の女性声優である早見沙織です。早見沙織の誕生日は1991年の5月29日東京都生まれであり、2007年のアニメ「桃華月憚」の川壁桃花役でデビューした声優です。早見沙織は優れた歌唱力の持ち主であり、声優デビューと同時に歌手デビューも果たします。そして早見沙織は歌手として様々なアニメの主題歌やキャラクターソングを担当することになりました。

そんな早見沙織は幼女から成人女性、静かな役から明るい役までなんでもこなすことが出来る声優であり、2016年に声優アワード助演女優賞を受賞するほどの実力を持っています。また映画の吹き替え声優やナレーションも務めており、アニメよりもいに登場する静かな性格とツッコミ役を兼ね備える白石結月を見事に演じきり、白石結月の魅力を引き立てています。

早見沙織が声優を務めた作品でまず挙げられるのは「賭ケグルイ」の蛇喰夢子役や「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の雪ノ下雪乃、「そらのおとしもの」のイカロス役などです。他にも早見沙織は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の鶴見知利子役や「魔法科高校の劣等生」の司波深雪役なども演じており、多数の超有名人気アニメ作品に声優として出演しています。

早見沙織の活躍はアニメだけではありません。ゲームでは「英雄伝説閃の軌跡」のエマ・ミルスティン役や「艦隊これくしょん艦これ」の萩風役、「シャドウバース」のエンシェントエルフ役や宝石の巫女役など人気ゲーム作品で数多く声優を務めています。さらに早見沙織は「死霊館」や「マッドマックス」などの映画で吹き替え声優を務めるなどアニメ以外にも多数の方面で活躍を続けています。

ここからはアニメよりもいのキャラクターである白石結月の誕生日などのプロフィールやかわいい魅力をご紹介します。白石結月は現在15歳の女子高生であり、誕生日は12月10日生まれとなっています。また誕生日が12月10日であることから白石結月はいて座であり、北海道出身という設定が施されています。そんな白石結月は暖かい場所とケーキが好きであり、南極などの寒い所や辛い食べ物などが大の苦手です。

誕生日である12月10日に北海道で生まれた白石結月は3歳の頃から芸能活動を始め、「フォローバックが止まらない」という曲でアイドルデビューしました。その後アイドル寄りのタレントとして活動を始めた白石結月は作中で南極のナレーターに抜擢されます。当初寒い所が苦手な白石結月は南極に行くことを嫌っていましたが、玉木マリや小淵沢報瀬などのキャラクターと出会ったことで南極に行く決心をします。

そんな白石結月は玉木マリや小淵沢報瀬たちよりも年下という設定ですが、アイドルとして活動していたこともあり、非常に大人びた性格をしています。そのため白石結月はツッコミ役として物語を盛り上げてくれます。

白石結月は玉木マリや小淵沢報瀬たちと出会った当初、人間不信となっていたことからあまり信用できませんでした。しかし玉木マリの天真爛漫な姿に惹かれた白石結月は次第に玉木マリや小淵沢報瀬たちに心を許し、親しくなっていきます。しかし突然白石結月はドラマ出演が決まったことで3人の友達と離れてしまうという焦燥感に駆られてしまいます。

当初友達がいなかった白石結月は親友という存在が分からず、契約書まで書かせようとしました。しかし白石結月は玉木マリの言葉がきっかけとなり、本当の親友という意味を理解するのでした。

白石結月を語る上で欠かせないある名台詞があります。それは「軽く死ねる」という名台詞であり、白石結月は口癖のように作中でたびたび発しています。しかし白石結月の性格などを考えてこの「軽く死ねる」という台詞は口癖とは違うものだと考えられます。白石結月は非常に忙しいアイドル活動と上手くいかない友達関係に板挟みとなっており、多大なストレスを抱えています。

これにより白石結月はストレスを発散するために「軽く死ねる」という皮肉がこもった言葉を発しているのではないでしょうか。またこの「軽く死ねる」という言葉は白石結月の抵抗も感じ取ることが出来ます。しかし白石結月は玉木マリ達と出会った後も「軽く死ねる」という言葉を止めることはなく、使い過ぎて口癖になってしまったとも考えられています。

白石結月の「軽く死ねる」という名言にはなんと派生形があります。アニメよりもい第3話において玉木マリが「南極でオーロラを見た世界で唯一の高校生になるんだね」と発言した際、白石結月は「軽く死ねますね」と発します。アニメよりもい第6話では異常な暑さを誇るシンガポールに着いた際、白石結月は「前来た時も軽く死にそうになりましたし」とシンガポールの暑さを表現しました。

他にも白石結月は「軽く死なせますよ」や「死にますフゥー！」などの派生形を生み出しており、「軽く死ねる」という言葉が非常に便利な言葉であることが分かります。この「軽く死ねる」という名言は視聴者から反響を集めることになり、2018年に行われた「アニメ流行語大賞」で1位である金賞を受賞することになりました。

白石結月は「軽く死ねる」という名言で人気を博し、名言が入ったTシャツが販売されることになりました。また他にもアクリルスマホスタンドやキーホルダー、B2タペストリーなど多数のグッズが販売されています。どのグッズも白石結月の魅力が詰まったものになっており、白石結月ファンの方は是非一度チェックしてみてください。

ここからは白石結月に関する感想を一部ご紹介していきます。白石結月に関する感想で多く寄せられたのは白石結月がかわいいという感想でした。白石結月はアイドルとして活躍するほどのルックスを持っており、作中に登場するキャラクタの中でもトップクラスのかわいさを持っています。また友達が出来ないというところや「軽く死ねる」という名言も白石結月の魅力となっています。

白石結月は上述でご紹介した通り、当初友達を作ることが出来ず頭を抱えていました。しかし白石結月は玉木マリや小淵沢報瀬たちと出会ったことで親友という言葉の意味を知り、友達を作ることが出来ます。このシーンの白石結月を観た視聴者からは泣けるといった感想が多く寄せられました。

白石結月に関する感想では「軽く死ねる」という名言に注目する感想も多く見受けられました。白石結月はアイドルと思えない「軽く死ねる」という名言を作中で多々発言しており、自身が抱えるストレスを発散させています。この名言は多くの反響を集めたことで2018年の「アニメ流行語大賞」で1位である大賞を受賞しました。

本記事ではアニメよりもいに登場する白石結月について誕生日や魅力、アニメの声優などを一挙まとめてご紹介しました。白石結月はアイドルをしていることから大人びた性格をしているキャラクターですが、友達が出来ないことに悩むなど普通の女子高生の一面を持つ女の子でした。この白石結月の友達が出来るシーンは涙無しでは見れないものになっていますので、是非アニメよりもいを観てチェックしてみてください。