【俺ガイル】雪ノ下陽乃の性格とちょっかいシーンを考察！妹・雪乃との関係は？

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(通称：俺ガイル)は、渡航原作のライトノベルを基にアニメ化され、千葉市立稲毛高等学校をモデルに描かれた物語です。友人も作らず「一人ぼっち」を究めようと、ひねくれた思考を持つ主人公の比企谷八幡が、校内一の才女の雪ノ下雪乃と、比企谷に密かに恋心を抱く由比ヶ浜結衣が奉仕部で出会い微妙な三角関係で繰り広げる学園ラブコメディです。

この度は『俺ガイル』に登場する雪乃の実姉・雪ノ下陽乃についてご紹介してきます。内向的な雪乃とは性格が正反対と言われている陽乃です。雪ノ下陽乃の性格についてちょっかいシーンを絡めて考察していきます。

≪小説アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(通称：俺ガイル)作品情報≫

• ジャンル：学園/ラブコメディ
• 原作：渡航
• ライトノベル刊行期間：2011年3月18日-
• 巻数：既刊16巻(本編13巻/短編3巻)(2019年4月現在)
• アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(TBS/MBS/CBC/BS-TBS)
• 放送期間：2013年4月-6月
• 話数：全13話+OVA1話
• アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』(TBS/MBS/CBC/BS-TBS)
• 放送期間：2015年4月-6月
• 話数：全13話 + OVA1話

• 名前：雪ノ下 陽乃(ゆきのした はるの)
• 年齢：19歳(大学生)
• 誕生日：7月7日
• 血液型：B型
• 出身校：総武高校
• 特技：家事全般/合気道
• 趣味：読書/乗馬/旅行
• 休日の過ごし方：ふらっと旅に出る
• 姉妹：雪ノ下雪乃(妹)

『俺ガイル』で雪ノ下陽乃が初登場する場面は、妹の雪ノ下雪乃と比企谷八幡が由比ヶ浜結衣の誕生日プレゼントを買うため、ショッピングモールで買い物をしているところに陽乃が遭遇し、比企谷との初対面シーンになります。デートのようにも見える2人の様子に陽乃は容赦なく「2人はいつから付き合ってるの？」と聞き、「ただの同級生よ」と雪乃は答えます。

「彼氏じゃない」と答える比企谷に陽乃は必要以上に迫り雪乃に怒られます。陽乃は妹を気遣って雪乃のことを「繊細な性格だから気を付けてあげてね」と比企谷の耳元でささやくと、耳が弱いことを明かす比企谷を面白がります。そして別れ際に「今度お茶しようね」と言い残して去っていきます。雪乃とは対照的で明るくてかわいい、陽気な人柄が印象的な雪ノ下陽乃の初登場回となっています。

『俺ガイル』の雪ノ下陽乃の性格をちょっかいシーンで振り返りながら考察していきます。基本的にかわいい妹思いの優しいお姉さんの陽乃ですが、本当はどのような人物なのでしょうか？早速、雪ノ下陽乃の性格についての考察を見ていきましょう！

由比ヶ浜結衣と比企谷八幡が出かけた花火大会で雪ノ下陽乃に遭遇します。陽乃は雪乃と比企谷が両想いであると察知していたようで、別の女の子と一緒にいた比企谷に「浮気は感心しない」と話し、由比ヶ浜に比企谷は雪乃のものだと牽制します。雪乃と比企谷が上手くいってほしいと思っているからなのでしょう。しかし、比企谷が由比ヶ浜とデートしている事実に「雪乃はまた選ばれないのか」と意味深な言葉を残します。

陽乃は雪乃と母親の関係についても比企谷に話します。母親は気が強く雪乃はそれに合わせるのが苦手なようです。母親と合わない雪乃を気遣い、かわいい妹の雪乃を心配する妹思いの優しさが感じられます。

雪乃の進路について雪ノ下陽乃は、由比ヶ浜結衣から雪乃が国公立の理系を目指していることを聞きます。陽乃は雪乃が、ずっと陽乃の後を追いかけて生きていることに「昔から変わらない、お揃いでお下がり」と語ります。しかし、ずっと自分の後を追いかけてくる雪乃のことはかわいいようで、そのことを由比ヶ浜結衣に話します。ただ、このままではダメだとどこかで感じているものがあるようです。

総武高校のOGである雪ノ下陽乃は、生徒会長の城廻めぐりで有志団体の人数が足りないと呼ばれ、文化祭実行委員の会議に参加しに来ます。比企谷も実行委員で、奉仕部に所属している雪乃も頼まれて実行委員として手伝うことになり2人は会議室にいた陽乃と会います。陽乃は実行委員をしている比企谷に意外と驚き、雪乃に対しては自分が昔、文化祭実行委員長をしていたことから雪乃もやるだろうと察しがついていたと話します。

そんな中、実行委員長が少しペースを落としてクラスのこともやろうと提案しますが、雪乃は反対します。しかし、陽乃が「私の時も皆頑張ってたなぁ」と横槍を入れ、陽乃の真似をして生きてきた雪乃は結局、1人ではさばききれない量の仕事を抱えることになります。そうすることでかわいい妹・雪乃の成長を促そうとしたと考察されます。

『俺ガイル』の登場人物の雪乃は今まで一度も陽乃にお願い事などすることはありませんでしたが、この文化祭の件で初めてしっかりと陽乃に頼み事をします。雪ノ下陽乃はそんな妹の成長に驚きを隠しながら、雪乃のお願いを聞くことを了承します。雪乃は今までは言葉に出さずに態度で示して、それを周囲が察して雪乃のために動いていたようです。陽乃は雪乃の成長が意外だったようで、感心の眼差しを雪乃に向けます。

文化祭が終了して帰宅する雪ノ下陽乃は、文化祭で初めて雪乃が人に頼み事をしたという雪乃の成長を母親に報告すると語る場面です。いつも自分の後ばかり追ってきて雪乃自身の意見というものを持たなかった雪乃が、自ら陽乃を頼ってきたことに驚きと嬉しさを感じているようです。妹のことをかわいいと思っているからこそ、そう思うのでしょう。

比企谷八幡はカフェで雪ノ下陽乃に出くわし、雪乃が生徒会長に立候補についての話がされた場面です。陽乃は生徒会長にはなりませんでした。なので、陽乃は雪乃が生徒会長をやらないことは分かっていました。文化祭で成長を見せた雪乃に期待していた陽乃でしたが、全く変わっていなかったことに落胆します。かわいい妹のことをどうすればいいものかと心配する陽乃の心中をなんとなく察することが出来ます。

雪乃が生徒会長に立候補しないことを聞いた雪ノ下陽乃は、雪乃の出す答えを知らないフリをして敢えて雪乃が生徒会長に立候補するように仕向けるかのように迫ります。そして、自ら動こうとしない雪乃に「あなたは何もしなくていい、いつも誰かがやってくれるもんね」と挑発的に話をするのです。いつも陽乃が面倒毎は引き受け、雪乃はそれにおんぶにだっこだったのでしょう。雪乃の現状を変えようと背中を押す陽乃が見られます。

由比ヶ浜結衣と比企谷八幡が雪乃の誕生日プレゼントを選びに眼鏡店を訪れた際、雪ノ下陽乃に遭遇します。雪ノ下陽乃は新年の食事会に母親と来ていました。比企谷と由比ヶ浜が2人でいるところに雪乃を呼び出し困らせようと企んでいたのです。そこに雪乃がやって来てなんだか気まずい空気が流れます。すると母親が雪乃の誕生日でもあるから一緒に来るように促しますが、雪乃は行きたくないと目を泳がせて助けを比企谷に求めます。

陽乃はそれを見逃さず「ダメだよ」と雪乃に言うのです。人を頼ってばかりの雪乃を鍛えようとしているのでしょうか？それとも単なる気まぐれなのでしょうか？どちらにせよここでもはっきりと自分の意思を示すことが出来ない雪乃です。陽乃が少し手厳しいようにも感じられる場面です。

奉仕部の活動でバレンタインのチョコレートを作ることになり、生徒会長のいろはがOGとして雪ノ下陽乃を呼び、陽乃は料理教室に姿を現します。雪乃と由比ヶ浜と比企谷が3人で和気藹々と楽しそうにチョコレートを食べている姿を見た陽乃は上辺だけでいい顔して取り繕っているのを敏感に察知しそれを指摘します。そして、それは決して信頼からくるのではなく、もっと悍ましい何かだといいます。

雪乃も由比ヶ浜も比企谷に好意を見せています。そんな2人は親友と言っても過言ではありません。比企谷は雪乃のことが好きですが、由比ヶ浜にも思わせぶりな態度を見せています。なんとなくこの雰囲気に違和感を感じていた比企谷は陽乃に見事に自分の心を見透かされ、今後の雪乃と由比ヶ浜との3人の関係に悩むようになります。かわいい妹のために比企谷に揺さぶりを掛け、雪乃を擁護したとも考察できる場面です。

雪ノ下陽乃が雪乃を迎えに来る場面です。そこで陽乃は雪乃に「雪乃ちゃんに自分があるのか」と厳しい確信の部分を突いた言葉をいいます。高校生で1人暮らしを許されて自由にされている雪乃ですが、しかしそれは、自分の意思ではなく誰かが敷いたレールの上を走っているにすぎないのです。雪乃は特に姉の陽乃の行動をみて真似して今まで生きてきました。

陽乃は容赦なく雪乃に「この状況もどうしていいか分からないんでしょう？雪乃は一体どうしたいの？」と問うのです。言われっぱなしの雪乃で、側にいた由比ヶ浜が陽乃の問いに答えます。何も言わない雪乃に陽乃は「家に帰ったら聞かせてもらう、どうせ雪乃ちゃんが帰れる場所は1つしかない」と言って一旦引き下がります。辛辣に雪乃に語ってるようにも見えますが、自分と向き合うように葉っぱを掛けていると考察できる場面です。

『俺ガイル』の雪ノ下陽乃とかわいい妹・雪乃との性格は正反対と言われていますが、どう違うのでしょうか？雪ノ下陽乃とかわいい妹・雪乃との関係についてみていきましょう！

雪ノ下陽乃は容姿端麗、頭脳明晰で音楽や運動も得意という非の打ちどころのない人物で、雪乃とは3歳離れた実姉です。総武高校のOGで国立理工系の大学に通う大学生です。本人はもっとレベルが上の大学を目指していましたが、親の希望で仕方なく通っているようです。雪乃と顔立ちはよく似ています。雪乃や比企谷に興味を持ち、よくちょっかいを出しては本質を突くような爆弾発言を残して去っていきます。

コミュニケーション能力も高く、常に笑顔を絶やさないことで周囲の男子生徒から女神とモテはやされていたようです。しかし、本来の陽乃の性格は現実的でどこか謎めいたところがあり、それを見抜く人も少なくはないようですが、陽乃はそれを見破られたからといって動じることはなく、むしろその相手に興味を示してみるようになります。

雪ノ下陽乃と雪乃のは、見た目は似ているものの、性格や言動、話し方は180度違います。人当たりが良くオープンな性格の陽乃に対して、雪乃は内向的で物事を慎重に考えるタイプで、親しい友人もなく、自分の世界に沈み込んでいってしまうところがあります。

性格は相反する姉妹ですが、陽乃は姉の後を必死で追いかけてくる雪乃をかわいい妹と思い、また、雪乃も何だかんだ陽乃のことが好きで、それぞれの抱く思いはあるようですが、お互いに思い合っているのではないかと考察されます。

『俺ガイル』に登場するかわいい妹・雪乃の姉、雪ノ下陽乃の担当声優についてご紹介していきます。雪ノ下陽乃の担当声優は、主役ヒロインの声を演じることが多いと言われ評価も高い声優です。早速、見ていきましょう！

『俺ガイル』の雪ノ下陽乃の担当声優は、声優だけでなく歌手としても活躍している中原麻衣です。中原麻衣は、アニメ「七つの海のティコ」に影響を受けて声優を志し、2001年テレビアニメ『パラッパラッパー』で声優デビューし、「わがまま☆フェアリー ミルモでポン!」シリーズで初ヒロイン・南楓の声を演じています。

「七人のナナ」で共演した水樹奈々をはじめとしたメンバーで「nana×nana」を結成、その他でもグループを結成し、歌手としてCDデビューを果たします。アニメだけでなく映画の吹き替えなど幅広いジャンルで活躍している声優です。

• 愛称：まいまい/お姉さん/麻衣さん/まいたん/麻衣ちゃん/麻衣様
• 出生地：兵庫県
• 出身地：福岡県北九州市戸畑区/愛媛県/大分県
• 生年月日：1981年2月23日
• 年齢：38歳
• 血液型：AB型
• 身長：161.5cm
• 趣味・特技：料理/剣道
• 職業：声優/歌手/ラジオパーソナリティ
• 事務所：アイムエンタープライズ

• 『剣王朝』(夜策冷)
• 『有頂天家族』(下鴨矢四郎)
• 『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編 / 絶望編』(雪染ちさ)
• 『うどんの国の金色毛鞠』(大石凛子)
• 『メカクシティアクターズ』(アヤノ / 楯山文乃)
• 『月刊少女野崎くん』(鹿島遊)
• 『フォトカノ』(室戸亜岐)
• 『波打際のむろみさん』(リヴァイアさん)
• 『トータル・イクリプス』(篁唯依)
• 『FAIRY TAIL』(ジュビア・ロクサー)

理性や理屈の塊のような比企谷とそれを見ぬ気比企谷の気持ちの確信を突いて面白がっている雪ノ下雪乃のやり取りが面白くて好きという感想が多く上がっているようです。陽乃の考え方は最初は抵抗があってよくわからないというファンもいたようですが、読み進めて次第に分かるようになってくると、陽乃が好きというファンがじわじわと増えているようです。

気分屋のようでいて実は物事の芯を見抜く力た高く、腹黒いところもしばしばみられる雪ノ下陽乃ですが、陰では妹のことを思っていることが垣間見えて好きだというファンが多いようです。

妹思いで面白い思考の持ち主で好きという陽乃を評価する声が上がる一方で、大学生なのに高校生の雪乃やその同級生に絡み過ぎているのではないかと気になっている読者もいるようです。どうしてそこまで粘着するかという理由も明かさない方が陽乃のキャラの格が落ちないのではないかという意見も聞こえ、また、敢えて格落ちさせるために明かした方がいいなど物議を醸しているようです。

『俺ガイル』に登場する雪ノ下陽乃の性格についてを各名シーンと共にご紹介し、その性格についての考察をまとめ、雪ノ下陽乃の担当声優・中原麻衣についてご紹介してきました。陽乃がかわいい妹・雪乃に対して、辛辣な態度や言葉を掛ける場面が多々ありますが、雪乃が自分の意思で物事が決められるようにと雪乃を案じての行動であることが考察でき、陽乃の妹思いな優しさが感じれる陽乃に好感を抱くファンも少なくないようです。

物事の真実を見抜く目を持っている陽乃と同じように鋭い洞察力を持っている比企谷とのやり取りは面白いと人気があるようです。才色兼備の雪ノ下陽乃のようなお姉さんが欲しいと思う読者も中にはいたようです。雪ノ下陽乃が登場する『俺ガイル』はアニメ第3弾の制作が決定したようで、これを機会に『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(通称：俺ガイル)をチェックしてみてはいかがでしょうか？