声優・藤原啓治の病気と病名は何だった？現在の病状や休業期間の代役は？

藤原啓治は名実ともにトップクラスの人気を誇る大人気声優です。多くの人気キャラクターの声を演じていて、特に『クレヨンしんちゃん』に登場する「野原ひろし」の声を担当していることでも有名です。そんな彼が2016年8月8日に病気による休養を発表して、アニメ界のみならず一般人のにも動揺が広がりました。ここでは声優・藤原啓治の基本情報について見ていきましょう。

ここでは藤原啓治のプロフィールを見ていきましょう。彼は1991年頃から声優として活動しており、すでに30年近いキャリアを誇るベテラン俳優となっています。1992年には彼の代表作である『クレヨンしんちゃん』の『野原ひろし』役を担当しており、それ以来現在に至るまで第一線で活躍を続けています。50代となった今でもトップクラスの実力と人気を誇る藤原啓治の詳しい経歴は下記にまとめておきます。

• 名前：藤原啓治
• 性別：男性
• 出身地：日本・東京都
• 生年月日：1964年10月5日（54歳）
• 血液型：A型
• 身長：175cm
• 職業：声優、俳優、ナレーター、音響監督
• 事務所：AIR AGENCY
• 活動期間：1990年 -
• ジャンル：アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーション

藤原啓治の性格や趣味を見ていきます。藤原啓治は『酒好き』で有名です。趣味は『友人などと外で酒を飲む』というほどに酒好きの一面を持っています。さらに50代となった現在も独身を貫いていますが、恋愛願望はあると語っています。理想の女性のタイプは『容姿はどうでもよくて、真心のこもった人』と本人は述べています。

藤原啓治は声優として尊敬を集める存在であり、同じく人気声優の子安武人や櫻井孝宏、三木眞一郎などとの親交があることが知られています。『鋼の錬金術師』で「リザ・ホークアイ」役を演じた根谷美智子とは古くから親交があり、共演することも多くなっています。

藤原啓治は声優として活動する前は、俳優として活動していた時期があります。さらに独身なことは有名ですが、その活躍は声優だけに留まりません。2006年11月には事務所『AIR AGENCY』を立ち上げ、自ら代表取締役社長を務めています。さらに2008年4月には日本芸術専門学校大森校声優学科講師に就任しており、教育者としての一面も持っているなど幅広く活動をしています。

藤原啓治の突然の病気療養の発表はアニメファンだけでなく、多くの人に驚きを与えました。その余波は大きく、関係各所は代役や配役変更などの対応に追われました。ファンの多い男性声優であったため、多くのファンは彼の現在の病状や病名を知りたがっています。現在は体調も回復の兆しを見せており、徐々に仕事への復帰を果たしています。ここでは藤原啓治の病気や病名などについてまとめました。

2016年8月8日に病気療養のために当面の間休養することを発表した藤原啓治ですが、その際に病名が発表されませんでした。そのためファンの間では心配する声が広がりました。というのも、近年声優界では若くして突然死する例がいくつかあるので、多くのアニメファンが不安を感じています。復帰を果たした現在でも病名を明らかにしていないので、ファンの間では憶測が広がっています。

あまりにも突然の休養発表と治療経過の報告が全くなかったことなどから、『藤原啓治死亡説』が流れていた時期がありました。結果的には噂レベルの話で全くのデマでしたが、声優の若すぎる死は少なくないため多くのファンが不安な日々を過ごしました。現在でも病名を発表していないため、死亡に繋がりかねないほどの深刻な病気なのではという噂は根強く残っています。

突然の休養の理由は『うつ病』という噂も流れました。藤原啓治は声優だけでなく、社長業もこなしているので精神的に病んでしまったという噂もありました。『脳卒中』という説は、ある共演者がラジオ番組内で言った発言が原因です。その発言は『藤原啓治が仕事中に倒れた』ということを話していたという噂がネット上で広がったためでした。

さらに『糖尿病』という噂もあります。これは藤原啓治は独身で、食生活が乱れていると発言したこともあり、ファンが推測した説です。どの説も噂レベルであり、根拠のないデマとなっています。

さらに最も心配された説は『がん説』です。近年の声優界ではがんによって若くして死亡してしまうケースが多くなっています。またおよそ1年という休養期間から初期のがんの治療だったのではないかと噂されました。現在では復帰を果たしており、抗がん剤などの副作用はみられないため、この説もグレーな説となっています。いずれの病気でも復帰しているために重症だったという説は否定されています。

ファンの間で最も有力とされている説は『酒の飲みすぎ』という説です。藤原啓治は自他ともに認める『酒好き』であるため、肝臓などに不調をきたしたというのがファンの中では最も有力とされています。こうした病は命にかかわることもあるために、休養してでも治してほしいと願っているファンも多くいます。

多くのファンが心配していた藤原啓治の病状ですが、現在は仕事をセーブしつつも復帰を果たしています。藤原啓治は『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役や『アベンジャーズ』のトニースターク役などのメインキャラクターを担当しているため、復帰の報告には多くのファンが安堵の声と歓喜の声を上げました。ここでは復帰までの過程や復帰後の作品、ネット上(2ch)の反応などをまとめていきます。

復帰の報告があったのは、2017年6月16日の事でした。所属事務所『AIR AGENCY』から体調を考慮して仕事に復帰するという発表がありました。2017年6月28日には復帰作が『スパイダーマン:ホームカミング』に登場するトニースターク役であることが判明し、2017年8月11日に無事公開されました。

『アベンジャーズ』シリーズで主人公ともいえるトニースターク役を演じているので、多くのファンはトニースターク役の声優が変わってしまうのではないかと不安視されていました。しかし、復帰して間もない頃に『スパイダーマン:ホームカミング』に出演して事でトニースターク役を続行することが判明しました。今後も『アベンジャーズ』シリーズは立て続けに公開されるので藤原啓治を見る機会も増えると予想されています。

香月日輪による児童文学『妖怪アパートの幽雅な日常』のアニメ化作品です。2004年第51回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を授賞した人情味あふれるストーリーと個性豊かなキャラクターたちが登場する大注目のアニメです。藤原啓治が登場するのは第16話で妖怪医院の医師・藤之先生役です。16話から登場する新キャラクターという事で多くのファンが期待していました。

ジャスミン・ギュ原作の異色のアイドル漫画『Back Street Girls』のアニメ化作品にも出演しています。藤原啓治が演じるのはアイドルグループ「ゴクドルズ」を結成させる関東有数の暴力団「大酷会」分家の「犬金組」の組長・犬金組長役です。ドスの利いた声で時には声を荒げる犬金組長での演技は藤原啓治の復活を印象付けました。

2017年10月から12月まで『TOKYO MX』や『AT-X』の5分枠アニメとして放送された『ディアホライゾン（被）（ディアホライゾン かっこかぶ）』にも出演しています。スクウェア・エニックスが企画したメディアミックスプロジェクトの一環として制作された挑戦的な作品で、藤原啓治はメインキャラクターであるウルフを演じています。こうした子供向けのアニメにも登場する点も藤原啓治の特徴です。

藤原啓治が病気療養を発表したときのネット上(2ch)の反応を見ていきましょう。藤原啓治は病名を公表しなかったために、ネット上では『まさか癌じゃねーだろうな』という声や『病名を公表できないと松来さん思い出して悲しくなってくるんだが』と2015年に38歳でなくなった声優の松来未祐の時との共通点を不安視する声もありました。

藤原啓治の病気療養に伴って、多くのキャラクターで代役が立てられました。特に、『クレヨンしんちゃん』の「野原ひろし」役の代役は注目されており、最終的には人気声優の森川智之に決定しました。その他の役は役のイメージに合わせて、津田健次郎、小形満、松本保典、平田広明などの人気声優がそれぞれ務めており、その数は10人以上の声優が代役として起用されました。ここでは特に話題になった森川智之について紹介します。

2016年8月に藤原啓治の病気療養が発表されると、藤原啓治の演じていた『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役、『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』・ホランド・ノヴァク役を森川智之が担当することになったと発表されました。いずれも藤原啓治の代表作といえるキャラクターであったために、大きな注目を集めました。森川智之のプロフィールを下記にまとめておきます。

• 名前：森川智之
• 愛称：モリモリ、帝王
• 性別：男性
• 出生地：日本・東京都品川区
• 神奈川県：川崎市、横浜市育ち
• 生年月日：1967年1月26日（52歳）
• 血液型：O型
• 身長：172 cm
• 職業：声優、ナレーター、歌手、タレント
• 事務所：アクセルワン

森川智之は代役として『クレヨンしんちゃん』、『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』に出演しました。彼の代表作に『FINAL FANTASY VII』のセフィロス役があります。さらに『BLEACH』の黒崎一心や『RAVE』のゲイル・グローリーなどたくましい親父を演じることも多く、イケメンからガテン系の役まで幅広く演じています。

さらに、吹き替え声優としても活躍しており、人気俳優キアヌ・リーブスやジュード・ロウの声優としても知られています。さらに、人気海外ドラマ『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』の主人公・G・カレンの声優としての人気を獲得しています。

人気声優として活躍している藤原啓治は主役級のキャラクターやメインキャラクターの声を担当しています。病気での休養が発表されたときは、多くのキャラクターの声がどうなっていくのか心配されていました。アニメファンのみならず、一般人にとっても馴染みのあるキャラクターの声を担当していたため藤原啓治の休養は大きな話題になりました。ここでは藤原啓治の担当した代表的なアニメキャラクターを紹介しましょう。

藤原啓治の代表作といえば国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』のしんのすけの父親の野原ひろし役です。藤原啓治が声優を始めたばかりの92年から起用されており、病気休養に入った2016年まで声優を務めていました。無事に復帰を果たしたものの、2019年4月現在では『野原ひろし』役への復帰はしていません。完全に復帰を果たしたわけではないため、復帰はまだ先になると言われています。

藤原啓治の近年の代表作といえば大人気漫画『HUNTER×HUNTER』のレオリオという人も多くいます。レオリオはメインキャラクターの一人であり、温かい性格のキャラクターとして人気のキャラクターです。そのため、低音の藤原啓治の声はぴったりという高評価を得ています。『HUNTER×HUNTER』は原作がまだ続いており、アニメの続編も望まれている作品なので『レオリオ』役の続投も望まれています。

藤原啓治が担当したキャラクターで特に人気が高いのは『鋼の錬金術師』に登場するマース・ヒューズです。主人公たちの心のよりどころとなっていた三枚目の軍人で、作中で悲劇の結末を迎えてしまいます。作品の序盤で出てこなくなってしまうキャラクターでありながら人気が高く、藤原啓治ファンの中でもベストキャラクターに挙げる人が多い人気キャラクターとなっています。

藤原啓治はアニメだけでなく映画の吹き替えも担当しています。特に有名なのはアイアンマンシリーズやアベンジャーズシリーズでロバート・ダウニー・Jrが演じる『トニー・スターク』役です。藤原啓治はロバート・ダウニー・Jrの専属声優を務めており、『トニー・スターク』役に限らずロバート・ダウニー・Jrの演じる役には基本的には全て藤原啓治が声優を務めています。

ロバート・ダウニー・Jrの近年の出演作はほぼ全て藤原啓治が担当しているため、今後も『アベンジャーズ』や『シャーロック・ホームズ』などの出演作の公開が控えているため藤原啓治演じるロバート・ダウニー・Jrを見る機会も多くなっていくと見られています。

近年、話題になった漫画といえば『進撃の巨人』という人も多いですが、藤原啓治は『進撃の巨人』にも声優キャストとして名を連ねています。藤原啓治はウォールマリア南のシガンシナ区に駐在する駐屯兵団所属の兵士『ハンネス』 を演じており、身長190cm・体重88kgという大柄なキャラクターの声を演じています。ハンネスの酒好きの一面は藤原啓治と共通しており、ネット上ではネタにされることも多くなっています。

実写映画化が大ヒットを記録した人気漫画『銀魂』にも出演しています。藤原啓治が担当したのは名家・服部一族の跡取り息子である服部全蔵で、時には敵、時には味方と御庭番として状況に応じて立ち位置を変える実力者を演じています。コミカルなシーンも多く、コメディが得意な藤原啓治の真骨頂を見ることができるキャラクターとなっています。

世界中で大ヒットを記録したゲーム『キングダムハーツシリーズ』でも声優を担当しています。XIII機関のメンバーとして、時には単独行動も辞さないアクセルを好演しています。掴みどころのない性格で、「記憶したか?」が口癖の人気キャラクターとなっています。ゲームマニアの中では藤原啓治がアクセルの声優を担当していることは有名であり、ネット上ではネタとして扱われることも多くあります。

藤原啓治は多くのファンがいる声優であり男女問わず人気の高い声優であるために、藤原啓治の病気療養発表時や復帰の発表時には多くの反響がありました。復帰後には藤原啓治の演技の変化や代役の行方などが注目されており、様々な意見がネット上に飛び交っていました。ここでは病気休養から復帰を果たした藤原啓治に関する感想や評価などをまとめていきます。

藤原啓治の休養が発表されたときは病名を伏せていたこともあり、多くのファンが悲しみと心配の声を上げました。『藤原啓治さん休養ってマジかよ』という声や『藤原さん、心配だな』という声がネット上に溢れかえっていました。それほど藤原啓治は替えがきかない声優であり、藤原啓治の休養はアニメ界や洋画の吹き替えに及ぼした影響が大きかったことが分かります。

藤原啓治に復帰が決まると、藤原啓治ファンだけでなく多くのアニメファンが歓喜の声を上げました。『藤原啓治が復帰してる』という声や『復帰されたようでうれしい』という声が挙がっていました。最後まで病名を明かさなかった藤原啓治のプロ意識にも賞賛の声が集まっています。『アベンジャーズ』や『銀魂』の新作アニメなど、多くの仕事で藤原啓治の声が聞けることを喜んでいます。

藤原啓治は復帰後も精力的に活動しています。自身の体調を見ながら復帰したとはいえ、復帰後は多くの作品に出演しています。そんな復帰した藤原啓治の声を聞いたファンからは『ちょっと声が変わっている気がする』という声や『復帰後は声が高くなってる』という声が挙がっています。復帰後の藤原啓治は声の不安定さが目立つこともあり、本調子とは言えないという声も一部のファンからは挙がっています。

藤原啓治の代役として、彼の代表作である『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役を演じたのは同じく人気の高い声優である森川智之です。ネットには彼への賞賛の声も多く挙がっています。『代役の森川智之は意外に違和感がない』という声や『藤原啓治に寄せた演技をしている』という声も挙りました。この二人は共演することも多かったために、森川智之の藤原啓治へのリスペクトを感じたファンが多くいました。

藤原啓治は休養以前から人気の高い声優であったために、多くの作品に出演していました。そのため休養期間が長くなると同時に、代役の数も増えていきました。ネット上には『藤原啓治の代役が増えすぎて混乱してる』という声が多くありました。合計10人以上の代役が起用されており、藤原啓治が売れっ子声優であったことが分かります。今では徐々に復帰を果たしている役もあります。

今回は人気の男性声優・藤原啓治の病気休養や現在の様子について見てきました。現在では復帰を果たしましたが、その病名や病状は不明でした。しかし、徐々に仕事の量も増えてきており、藤原啓治ファンは安堵しています。今後も世界的ヒット映画『アベンジャーズ エンドゲーム』などの大作が控えているので、多くのファンは藤原啓治の活躍を楽しみにしています。体調が回復していけば、藤原啓治を見る機会も増えていきます。

復帰後は精力的に働いているので、ネットなどで噂されている『重病説』はデマだったと言えます。今後はさらなる活躍が期待されているので、藤原啓治の活躍を楽しみにしましょう。