ガラスの仮面は50巻で完結？発売日はいつ？ネタバレあらすじや内容を考察

漫画「ガラスの仮面」は、美内すずえ原作の少女漫画で1976年から現在まで長期連載が続き、2016年に連載40周年を迎え、2014年9月の時点で累計発行部数が5,000万部を突破した大ベストセラー漫画です。主人公の平凡な少女北島マヤに眠る女優としての才能を開花さて、幻の演目の主演を巡ってライバルと競い合って成長し、謎の後援者に恋心を抱くマヤの恋模様が描かれています。

現在は49巻まで既刊され、50巻で幕が下りるとガラスの仮面ファンの間で囁かれているようですが、前巻から6年が過ぎた現在も50巻の発売日が発表されておらず、いつ頃発売されるのかで話題となっています。ガラスの仮面はどのような結末を迎えるのでしょうか、そして、50巻の発売日はいつ頃なのでしょうか？ガラスの仮面のあらすじをネタバレ紹介しながら、50巻の発売日がいつ頃なのか、物語の結末についてを考察していきます。

≪漫画「ガラスの仮面」作品情報≫

• 作者：美内すずえ
• 出版社：白泉社
• 掲載誌：花とゆめ(1976-1997)/別冊花とゆめ(2008-)
• 発表期間：1975年-連載中
• 巻数既刊：49巻
• アニメ話数：全22話 + 総集編全1話(1984年日本テレビ)/全51話(2005年テレビ東京)
• テレビドラマ話数：第1期：全11話/第2期：全12話(各期主演：安達祐実)

『ガラスの仮面』のこれまでのあらすじのネタバレを紹介します。戦前から戦後にかけて演劇で活躍し、劇作家の尾崎一蓮の作品「紅天女」を演じたことで一躍有名になるも、事故で右目を失明して女優を引退後、「劇団つきかげ」を主宰する「月影先生」こと月影千草が、貧乏な家柄で勉強も出来ず、スタイルもよくなく、そのうえ不器用な少女・北島マヤと出会います。

月影千草はマヤの女優としての才能に気づき、あらゆる厳しい試練を与えて成長させ、マヤのライバルである姫川亜弓とどちらが幻の演目の「紅天女」を演じるのに相応しいかを競う物語です。

また、ライバル劇団の出資者でマヤの影の後援者「紫のバラの人」でもある美男子・速水真澄を巡るマヤと真澄の婚約者、財閥令嬢の鷹宮紫織の泥沼三角関係の愛憎劇も繰り広げられます。2012年出版の49巻の内容では、自分の気持ちに素直になった真澄が鷹宮紫織との婚約解消を決意するのが描かれています。

漫画「ガラスの仮面」が休載期間なども含め、長編漫画で飽きられることなく多くのファンを魅了し続けている理由には、掲載雑誌で連載しているエピソードの内容と単行本に掲載されている内容が違い、「ガラスの仮面」の内容を複数の展開で倍以上楽しめるというのが理由の1つに上げられるようです。

そして、「ガラスの仮面」エピソードは古典的でありながらどこかロマンを感じさせ、読者が主人公のマヤに自身を重ねて見ることで一種の疑似体験が出来るというところに魅力があり、人気の理由となっているようです。

美内すずえ原作漫画「ガラスの仮面」は、長編であることも有名ですが、未刊行や未収録エピソードが多い漫画であることでも有名です。完成したものを見せたくないとしてコミックスの収録時には扉絵やコマ割りを書き直すのは当たり前で、エピソード自体を全く別の物に書き変えるのも珍しくなく、作品に対して強いポリシーを見せています。

それが目立つようになってきたのは、1982年頃の劇中劇「ふたりの王女」の話が展開されるあたりからで、38巻以降のコミックスでは雑誌連載されたエピソードが全て改稿された内容で刊行されています。1989年以降は、コミックス版・「花とゆめ」連載版・短期集中連載及びプラチナ版の3種類のストーリーが展開されました。

「別冊花とゆめ」掲載になってからは、1989年から1997年の8年間の「花とゆめ」に掲載された未刊行エピソードの一部を再構成して掲載しており、エピソードのバリエーションの多さが伺えます。

漫画『ガラスの仮面』は50巻で完結すると言われていますが、その50巻の発売日がいつなのかが不明で完結を待ち望むファンの間で話題となっています。単行本『ガラスの仮面』がいつ頃発売日を迎えるのかや連載再開時期についてを既刊の49巻のあらすじをネタバレ紹介しつつ考察していきます。

少女漫画誌「別冊花とゆめ」の2015年11月26日発売の1月号に、「ガラスの仮面」が40周年で最終章に向けてラストスパートという意気込みと50巻を現在描いている途中とのメッセージが書き下しの口絵と共に掲載されました。

しかし、連載しては休載するを繰り返しており、何度も原稿の手直しを繰り返していることで連載まで手が回らないのではないかという意見や美内すずえの他の作品「聖アリス帝国」や「アマテラス」も完結していないことから、話を完結させることが不得意なのではとの説も囁かれているようです。本当に50巻で完結するかというのは不明なようです。

『ガラスの仮面』49巻は2012年10月5日発売されています。そのあらすじのネタバレ内容は、「紅天女」の試演を1週間後に控え芝居に打ち込むマヤと亜弓の姿が描かれ、裏では北島マヤとマヤを愛する速水真澄、真澄の婚約者の財閥令嬢の鷹宮紫織の泥沼の三角関係の愛憎劇が中心に描かれています。

49巻のあらすじをネタバレをすると、真澄はマヤへの思いに素直になり婚約解消を紫織に求めますが、その結果、紫織は自殺未遂を計り、仕方なく真澄は紫織との結婚を決めます。そのことにショックを受けたマヤは演技に集中できなくなりますが、月影のアドバイスを受けて立ち直ります。真澄は聖に全力で説得され、マヤを真澄の別荘に呼び出し「紫のバラの人」として会う決意をするのです。

漫画「ガラスの仮面」当初の発売日予定は、2013年の3月でした。今までのペースを考慮すると早い期間での発売発表で期待するファンも少なくはなかったようですが、大半のファンはその発表を怪しんでおり、そして、その予想は的中し、4月に白泉社の新刊情報ページで「ガラスの仮面の発売延期」の告知がされました。

「決まり次第別冊花とゆめ誌上にお知らせする」と掲載された後は、掲載誌や公式Twitterなどでも50巻に関してのお知らせは一切ありませんでした。2015年「ガラスの仮面」の劇中劇「女海賊ビアンカ」の舞台が再演され、上演前のトークショーイベントで原作者本人が「3分の1は完成しているので、そうお待たせはしない」と語ったことでファンの期待が最高潮になります。

しかし、一向に『ガラスの仮面』50巻の発売日がいつかが発表がされることはなく、読者が忘れかけた頃に少女漫画誌「別冊花とゆめ」の2016年7月号で『ガラスの仮面』50巻の一部が公開されます。

2019年4月現在ですが、『ガラスの仮面』の連載は続いています。しかし、連載元の少女漫画誌「別冊花とゆめ」が休刊となり、現在連載中の漫画は別の漫画誌やWEBに移行されるそうですが、『ガラスの仮面』が今後どこに掲載予定なのか明らかになっていません。「別冊花とゆめ」休刊に伴い、『ガラスの仮面』50巻の情報もどこで得られるのかも不明です。連載再開時期も不明で、ファンは今か今かと心待ちにしているようです。

2016年7月号の「別冊花とゆめ」に掲載された『ガラスの仮面』50巻の冒頭部分にあたるであろう18ページのあらすじをネタバレします。しかし、単行本版と連載版は内容が変更される可能性があります。連載版はどのようなあらすじなのでしょうか？連載版『ガラスの仮面』のあらすじのネタバレを見ていきましょう！

自分の気持ちに素直に生きると決めた速水真澄は鷹宮家に向かい、紫織との婚約解消を会長に申し出ます。しかし、快く了承してもらえるわけもなく、会長からは紫織を元の姿に戻さなければ許さないこと、できなければ社会的制裁を食らわすことを告げられます。そんな会長に真澄は、紫織を自然に囲まれた山で専門医をつけて養生させることを提案し、強引にその案を通そうと話をつけるために紫織の部屋に向かいます。

「ガラスの仮面」28巻でお見合をして出会った速水真澄と鷹宮紫織の交際は49巻まで続き、紫織は真澄のことをその間ずっと好きでしたが、真澄が紫織を愛することは一度もありませんでした。現在、マヤも絡んで泥沼状態となっている三角関係ですが、紫織も真澄が自分に気がないことぐらいは察しており、そんな真澄と結婚しても幸せに離れないということは頭では理解できているのではないでしょうか。

今後の展開では紫織も現実を受け入れて真澄は紫織に真摯に対応していくことが予想され、これ以上拗らせずに元の聡明で優しい紫織に戻ってほしいと願うファンも少なくないようです。

漫画「ガラスの仮面」で誰もが気になるのが、どちらが紅天女を演じるのかとうことです。2017年8月に東京で開催された「ガラスの仮面展」で紅天女に相応しいのはマヤか亜弓かという投票がされていたようです。気になる結果が下記です。

天才肌の北島マヤと努力の姫川亜弓の票の行方は僅差でせめぎ合うものと予想されていましたが、結果は圧倒的異に北島マヤだったようです。その理由には、何もとりえのない平凡な少女が演劇と出会って大成していくのがみたいという声が多く、「ガラスの仮面」の魅力はそこにあると感じているファンが多数いたようです。反対に、努力しているからこそ紅天女に相応しい、頑張ってほしいと姫川亜弓を押すファンもいたようです。

どちらも素晴らしいのでダブルキャストで演じたらいいという声も上がっていました。最終回ではマヤが選ばれるのか、亜弓が選ばれるのか、「ガラスの仮面」の最終回が早く見たいと首を長くして待っているファンが大勢いるようです。

「ガラスの仮面」でのマヤの恋の行方が気になります。かなり以前からマヤのことを意識していた速水真澄と、母親のことや演技のことなど様々なことで自分の気持ちに素直になれなかった北島マヤが、お互いに気持ちに素直になり、思い合うのを確認する2人の姿が49巻に描かれています。読者からするとそれぞれの気持ちが見えていただけにじれったく、やっと気持ちが通じ合ったかと安堵したファンもいたのではないでしょうか。

一方、マヤに好意を寄せる桜小路に対して、マヤの対応を見る限りでは友達以上の関係に発展していくとは考えにくそうです。原作者の美内すずえが「演劇、恋愛両方の成就はない」と語っているので、マヤが紅天女を演じることになり、真澄とは結ばれない結末で終わってしまったとしても、真澄への気持ちが薄れるわけではなさそうなので、桜小路とマヤが結ばれる可能性は皆無でしょう。いずれにせよ物語の展開に注目が寄せられます。

美内みすずに宛てられたファンレターの中には高齢の方からの手紙も多く、ガラスの仮面の完結を見ずに死ぬのは心残りと、切に物語の続きを願うファンが多いようです。そこまで思うほど『ガラスの仮面』の物語には人を惹きつけて虜にする魅力が詰まっているようです。

「早く続きの50巻が読みたい」とストレートに気持ちを吐露するファンが多く目立ちます。50巻の発売はいつになるんでしょうか？多方面から「発売日はいつか？」と言われる原作者を気遣う声も上がっているようです。

『ガラスの仮面』が完結は完結でも、誰が紅天女を演じるのかを明らかにされないで終わるのではないかと心配に思うファンの声が上がっているようです。そうなると真澄とマヤの関係の曖昧なままで終わってしまうのでしょうか？綺麗に完結されるのを希望するファンが多いようです。

ここまで、漫画『ガラスの仮面』のあらすじをネタバレ紹介し、『ガラスの仮面』の50巻の発売日がいつ頃になるのかや物語の結末についてを考察してまとめてきました。『ガラスの仮面』の魅力には主人公の平凡な少女北島マヤが女優として成長して大成していく姿が最も魅力として多くのファンを魅了しています。

そして、実際に舞台化がされてた『ガラスの仮面』の劇中劇の物語も、本筋と関連してくるところもあり『ガラスの仮面』楽しむ面白さの1つとなっているようです。最終巻と言われている50巻がいつ発売されるのかと、発売日を心待ちにするファンが後を絶ちません。完結を見届けなければ死にきれないとまでファンが思うほどの魅力的で面白いと言われる『ガラスの仮面』、50巻の発売日の発表に今後も注目が寄せられます。