バキ (刃牙)のスペックの強さや性格は?花山との戦いや脱走方法も紹介

漫画をはじめ、アニメでも大人気の「バキ」。その中で、最強死刑囚スペックと花山の戦いが話題になった。バキに登場する最強死刑囚のスペックの強さや性格を詳しく解説する。そのほか、監獄されていた刑務所を見事に脱走して、その後にヤクザの組長である花山と決戦しており、技もほとんどなしで素手勝負で互角に戦ったものを紹介する。「バキ」は男性を中心に人気があり、今もなお、その人気は続いている。バキの内容の特徴は、格闘そのものである。

バキ (刃牙)のスペックの強さや性格は?花山との戦いや脱走方法も紹介のイメージ

目次

  1. バキのスペックとは?
  2. バキのスペックの強さや性格などの特徴
  3. バキのスペックと花山の戦い
  4. バキのスペックのモデル
  5. バキのスペックに関する感想や評価は?
  6. バキのスペックの強さ性格まとめ

バキのスペックとは?

バキの作品情報

作者の板垣恵介が描く格闘漫画「刃牙」。少年チャンピオンに連載中であり累計発行部数は7500万部を超え、男性を中心に人気を誇っている。シリーズ化されており、第1部は「グラップラー刃牙」第2部は「バキ」第3部は「範馬刃牙」第4部は「刃牙道」第5部は「バキ道」である。その後、2001年に「グラップラー刃牙」が深夜アニメで放送された。2018年には第二作目となる第一期アニメ「バキ」が放送された。

第一期では「最凶死刑囚編」がメインで放送され、好評を得た。2019年3月には、アニメ「バキ」の第二期が制作が決定しており、その人気は凄まじいほどである。あらすじは、主に格闘がメインである。主人公の範馬刃牙は地下闘技場でチャンピオンになる強者。その他にも、強い格闘家たちが登場したり、主人公の刃牙の恋模様も描かれている。人類最強とされる刃牙の父親を超えるために、強さに特価した刃牙の成長物語である。

スペックのプロフィール

名前:スペック
年齢:97歳
性格:残虐、自由奔放、サイコパス
身長:220cm
必殺技:無呼吸連打
口癖:坊や
名言:敗れ去りたいのだよ

スペックとは、バキシリーズ第2部の5話「最凶死刑囚」で初登場のキャラクター。その強さは残虐的で、警察や格闘家だけでなく一般人も巻き込んでいる。そのほか、アメリカの自由の女神を破壊してしまうほどの強さがある。この残虐さは主人公バキの父親、範馬勇次郎に一番近い存在である。死刑囚の中で、戦闘力は怠っている反面、最も純粋に格闘を楽しみ、そして敗北したがっている人物である。

死刑囚スペックの脱走方法

アメリカの水深200メートルの中にある監獄に収監されていたスペック。カウンセラーを襲ったこともあり、次の新しいカウンセラーがスペックに会いに来たが、そこにスペックの姿はなく天井上の柵からカウンセラーを襲撃。その後、次々に監修や警察の人間を虐殺し、水深200メートルから生身のまま5分間無呼吸状態のまま泳いで脱獄した。その後は、バキに会うため東京に向かった。

東京に着き、一目散にバキに会い、数発強打し攻撃をしたが、周りの人に警察を呼ばれあっさり捕まり収監されるも、空腹という理由で脱獄。しかし、袋をぶら下げて戻って来る。その後、何度も脱獄をして、あっさり帰ってきていることから警察をホテル替わりに使用して、バキにもう一度会うため襲おうとするが、花山に邪魔をされてしまう。

TVアニメ「バキ」公式サイト

バキのスペックの強さや性格などの特徴

スペックの特徴①強さ

スペックの特徴のひとつは、体格の良さを生かした攻撃と無呼吸での攻撃の強さである。格闘家らは武器を使用していたり、自分を見えなくしたりとやり方は様々であるが、スペックは己の力のみで相手を威圧する強さのスタイルである。作中でスペックが勝利したシーンは一度も描かれていないが、覚醒すると計り知れない力を発揮することができる。アメリカにいた際も、自由の女神を破壊するなど力量はすごいとファンの中で話題だ。

そして、なんといっても無呼吸での攻撃である。驚異的な身体能力から放たれる無呼吸での連続打撃を得意としている。これまで勝利出来なかったのは相手が悪かったというのもあるが、普通の格闘家であれば倒せることは間違いないほどの強さを隠し持っている。

スペックの特徴②性格

バキに登場するスペックの特徴のひとつである性格。死刑囚は全部で5人登場しているが、他の死刑囚と間違いなく違う性格をしているスペック。まずは、残虐さである。他の死刑囚は一般人を殺めたり、手をかけたりはは基本的にはしない性格だが、スペックは邪魔ならば警察でも格闘家でもない一般人を殺める性格にある。頭脳がややサイコパス思考が強く、負けたいという欲望のまま行動している。

頭で考えたことをすぐに行動してしまうという自由奔放な性格なのも、特徴のひとつである。ある意味何を考えているのか分からない部分も多く、日本に来てもすぐに捕まってしまったり、脱獄しているが戻ってきたりと、捕まっていてもいいと言わんばかりの自由っぷりである。スペックを見ていると、中身は少年のままで、年齢だけが積み重なっている性格なのは一目散である。

スペックの特徴③97歳の老人だった?

スペックの特徴の三つ目は、対花山戦の際に見せた最後の姿はまさに老人だったこと。実は、花山に敗北した後、年齢が97歳であることが分かっている。97歳であそこまで強いのもすごいと言われているが、一度花山に警察に連れて行かれているにも関わらず、そこで覚醒したことによって再び花山を叩きのめそうとしていた。年齢は老人であるが、敗北するまでのスペックはとうてい老人とは思えない強さであった。

スペックの特徴④モノクロのタトゥーがある

死刑囚の中でも一番巨体な身体の持ち主のスペックだが、特徴の一つであげればモノクロに近いタトゥーである。バキの作中、タトゥーを入れているキャラクターは、花山やその他も多くいるが、死刑囚の中では、スペックのみ。タトゥーの場所は背中や、足など身体に多く入っている。色鮮やかではなく、モノクロである。タトゥーが目立つこともあり、スペックの特徴の一つである。

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バキのスペックと花山の戦い

スペックと花山の戦い①素手喧嘩

スペックと花山の戦いは、バキシリーズの中でも最も人気である。バキを狙う、スペックはデート中のバキの背後から襲う予定だったが、花山が登場し、スペックを拉致。そして、挨拶がわりにスペックが花山を蹴り上げた。そこから、スペックは止まらず花山の顔面を持ち、電信柱にぶつけた。その後、必殺技である「無呼吸連打」を炸裂させるも、その途中で花山に一発殴られてしまう。

花山の強烈な一発にふらつくスペックは何とか立ち上がったが、花山がもう一発攻撃をする。それでも、まだ立ち上がったスペックに対して花山は「まだやるかい」と聞くも、やる気だったスペックに対してもう一発攻撃をする。また、「まだやるかい」と聞くがまだやる気のスペックに対して、もう一発攻撃を食らわせた。「まだやるかい」と聞くともういいと言ったスペックだったが、隙を見て花山の口に銃弾を数個入れ噛ませて爆発。

花山は顔面が爆発してしまい、顔のエラがえぐれて歯茎や歯が見えてしまうほど、重症を負うも「まだやるかい」とスペックに聞いた。スペックが答える隙もなく、花山は強烈なパンチを食らわせてスペックは電信柱に当たり感電した。花山も素手でスペックを圧倒するもその場で倒れてしまう。

スペックと花山の戦い②一度敗北している

その後、立ち上がったシーンなどは描かれていなかったが、スペックを引きずって警察に現れた花山。警察に着くなり「ほらよ、土産だ」とスペックを引渡し、そのまま帰る事となった。一度は倒れた花山とスペックだったが、その後はどのような展開で警察まで来たのかは不明であるが、スペックを引きずって現れたということは、花山が勝利したということになる。しかし、これだけでは終わらないのがスペックという人物である。

スペックと花山の戦い③握擊

警察にスペックを届けたあと、送りの車に乗り込んだ花山。しかし、エンジンをつけても車が動かない。後ろを見るとスペックが車を怪力の力で止めていたのだ。その後、車をひっくり返すスペック。窓からうずくまって出てきた花山の顔面を足で踏みつけて、鉄の棒で何度も強打。花山も黙っておらず、もう一度殴りかかろうとしたが、スペックは拳銃を突きつけて、花山の足や身体に数箇所発砲した。

倒れる花山の顔面を何度も踏みつけるスペック。そのうち、スペックは花山が動かなくなったのを見て花山の口に拳銃を入れ込んだ。うっすら、目を開けた花山はバキの父親の姿が浮かび我に返る。口に入れこまれている拳銃の向きを変え発砲させ、その隙にスペックの足を引っ張り転けさせた。その後、馬乗りになった花山は強打のパンチを何十回と食らわせたが、スペックは突然自分の手で目隠しをした。

その時、スペックの持っていたものは閃光弾だった。その光と音で一瞬無力化したかに見えた花山だったが、立っていた。そして、スペックに殴りかかろうとするも、視力が見えていないのか的を外してしまう。その隙に、スペックは花山の後ろに回り込み裸絞めにされるも、ここで花山の必殺技「握擊」でスペックの腕を挟み潰した。その後、内ももをつねり潰し、スペックの反撃も虚しく最後は喉を潰されてスペックは敗北した。

スペックと花山の戦い④敗北で老人化

その後、救急で病院に運び込まれたスペックだったが、ベットで横たわっている姿が描かれていたが、老人のようだった。実年齢は97歳という事実が発覚し、突然、年相応な老い方をした。スペックは元々敗北を知らなかった男。「敗北を知りたい」「敗れさりたい」というひとつの夢があり、花山と戦ったことでその夢が叶ったのだ。叶うまであの肉体のままであったが、敗北を経験したことから元の老人に戻ったのである。

【刃牙/バキ】最凶死刑囚編ストーリーまとめ!敗北を知る戦いの結末は?【ネタバレ注意】 | TiPS | 漫画・アニメがもっと楽しくなる情報メディア

バキのスペックのモデル

スペックのモデルはアンドレイ・チカチーロ

スペックの残虐さや、外見のモデルとなったのはウクライナ生まれの連続殺人者のアンドレイ・チカチーロである。見た目も似せてきているが、何十人も殺害しているなど残虐で危険な人物であった。しかし、少し違うのは、残虐さの違いである。スペックは自由奔放で格闘や喧嘩などでの残虐さだったが、アンドレイ・チカチーロは性的暴行での残虐さであった。アンドレイ・チカチーロも実際死刑になっており、既に亡くなっている。

アンドレイ・チカチーロの人物像

アンドレイ・チカチーロはウクライナ共和国で生まれ、タチアーナという妹が一人いる。兄がいたと母親は語っているが、確かではない。父は戦争で帰ってくるも、自分の生存のために降参したとして「裏切り者」のレッテルを貼られてしまう。アンドレイ・チカチーロも幼い頃は、夜に夜尿症を繰り返し、母親にひどく暴行を受けており、寂しく屈辱的な日常を送っていた。

大人になり、自分が勃起不全だと認識していたが、結婚相手も見つかりそのまま結婚している。自分も病気にも立ち向かい子供も2人生まれており、その後、孫も生まれている。しかし、その後から職場で変なことをしている所を生徒に見られてしまったり、正常ではないことを続けて解雇されている。その解雇がきっかけで、連続殺人鬼へと豹変してしまう。

本名はアンドレイ・ロマノヴィチ・チカチーロ。ウクライナ生まれの連続殺人者である。1978年から1990年にかけてロシア・ソビエトの国内で52人殺害している。その被害者は、成人した女性を始め、男女問わず未成年の子供もいた。サイコパスで子供にはお菓子やおもちゃなどで誘惑し、連れ去って性的虐待を行い、抵抗する姿を見て性的興奮を覚えて止められず、そのまま殺人を犯している。

バキのスペックに関する感想や評価は?

バキに登場したスペックの感想は良いものが圧倒的に多かった。「最凶死刑囚編」が元々人気ということもあるが、「最凶死刑囚編」の中でもめちゃくちゃな戦い方だったスペック。その戦い方や、一番敗北を知りたがっている様子などが高評価に繋がったようだ。戦いの流れも良かったようで、一度負けたと思わせて復活するというスペックの性格まらではなやり方も面白いと高評価であった。

それだけではなく、スペックの対戦相手がバキシリーズの中でダントツ人気を誇っている花山薫であることからより注目を集めたのかもしれない。対戦方法も、最初だけではあるが「素手喧嘩」という武器を使用せず、拳だけで戦うというシチュエーションもかっこいいと高評価だったようだ。作中でスペックの出した必殺技「無呼吸連打」もかっこいいという感想も多くあった。

しかし、中には批判的な感想も少しはあった。例えば、スペックの卑劣なやり方が嫌だという声も少なくはない。決して良い感想だけではないが、スペックというキャラクターは支持されており、はじめの方に登場し、はじめの方に花山に敗北してしまったスペックのやり方は汚かったものの、最後まで敗北を知るために戦いだけに打ち込んでいるように見えたという感想も少なくない。

バキのスペックの強さ性格まとめ

バキのスペックの強さや性格まとめを紹介した。原作漫画「刃牙」だけでなく、アニメも好調に人気を博しているが、最も見どころ満載だったのは、やはり、「最凶死刑囚編」だったのではないだろうか?死刑囚でも性格様々、戦闘方法も様々に描かれており、見ている視聴者もワクワクが止まらなかっただろう。その中で、最も目立っていたスペックの強さは花山薫を一瞬でも追い詰めるほどものもだった。

戦闘方法も、似ている2人だったからこそ、一番見ごたえのある喧嘩であった。色々な感想や、評価もあると思うが、喧嘩一つでここまで視聴者を釘付けにするアニメは他にあるだろうか。まとめたものを詳しく読んで、「バキ」を見たことのない方は御覧になってはいかがだろうか?

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