ダーリン・イン・ザ・フランキスをネタバレ考察!アニメ最終回の感想まとめ

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」は2018年のTVアニメです。スタッフなど放送前から話題になっていた「ダーリン・イン・ザ・フランキス」。半年にわたって放映され、最終回では意見が分かれるなど多くの考察を生み、放送後もとても話題に上がっていました。思春期を迎えるコドモなど性をメタファーとして描かれており、深夜アニメらしい描写は多くのファンを獲得したと言われています。そんな人気アニメである「ダーリン・イン・ザ・フランキス」を紐解くネタバレ考察やアニメの最終回、更に見た方の感想など徹底解明します!

ダーリン・イン・ザ・フランキスをネタバレ考察!アニメ最終回の感想まとめのイメージ

目次

  1. ダーリン・イン・ザ・フランキスとは?
  2. ダーリン・イン・ザ・フランキスをネタバレ考察
  3. ダーリン・イン・ザ・フランキスのアニメあらすじをネタバレ
  4. ダーリン・イン・ザ・フランキスのアニメ最終回をネタバレ
  5. ダーリン・イン・ザ・フランキスの理解を深めるためにおすすめの小説
  6. ダーリン・イン・ザ・フランキスの続編はある?
  7. ダーリン・イン・ザ・フランキスの最終回に関する感想や評価は?
  8. ダーリン・イン・ザ・フランキスのネタバレ考察まとめ

ダーリン・イン・ザ・フランキスとは?

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」はTRIGGER・A-1 Pictures共同制作によるテレビアニメです。元々ある作品の映像化が多く、原作のアニメ化などが基本となりつつある昨今の業界の中で、完全オリジナルとなるストーリーで注目を集めていました。放映期間はTOKYO MXなどで2018年1月より7月までレギュラー放送されていたアニメになります。

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」は、スタッフ陣が豪華で放映前からは非常に期待値の高かったアニメです。しかし最終回を迎えた後に感想が真っ二つに分かれた事でも話題に上がりました。終わり方に賛否両論があったのだと言われています。そんな「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の考察を下記より詳しくしていきますのでご覧ください。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの作品情報

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」はロボットものと呼ばれるジャンルに属しています。他では、思春期の子供たちの群像劇としての側面も強いアニメです。監督は錦織敦史、キャラクターデザインは田中将賀となっています。全24話で、内容は際どいテーマながらも、悩み苦しむ少年たちの葛藤や壮大に展開するストーリーが特徴です。

主人公はゼロツーと呼ばれる女の子とヒロという男の子。男女が心を通わせて動かすロボット、フランクスを巡る叫竜との戦いや、13部隊と言われる面々の成長物語が基本となります。そして主人公の2人である、ゼロツーとヒロの絆を深く描かいています。子供の作り方が異なっているので、性の存在をまるっきり知らない子供たちが迎える思春期など、欲にまみれた現代と比較され人気を博しているアニメです。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの予告編動画

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の予告編になります。この予告編は、まだ放映数ヶ月前に公開となったものです。それゆえに今後の展開に想像が膨らむ物となっています。

こちらはPV第二弾の公式映像です。冒頭から叫竜にポイントが置かれています。そして、皆の紹介からゼロツーとヒロの始まりが印象的に描かれています。ゼロツーのアイコンとなる部分が象徴的に映像で現れています。ピンクの髪、ツノ、ボクと言う呼び方、ゼロツー無くしては語ることが出来ないと考察できる物語と言えるでしょう。

ダーリン・イン・ザ・フランキス用語集

この項目では、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」に登場する様々な言葉について紹介をしていきます。作品の設定上当たり前の様に使われていく言葉ですので、作品の理解を深めるためにもご覧下さい。

  • フランクス:叫竜に対抗するべく作られた人型の巨大ロボットで女性の姿をしています。操縦は、ピスティルとステイメンという男女1組の2名が搭乗して動かします。
  • ストレリチア:ヒロとゼロツーが乗るフランクス。唯一進化形態が存在する機体。
  • 第13都市部隊:その名の通り、第13都市に配属された部隊。劇中では他の部隊も登場し、乗る機体も13部隊とは異なるもので、違いがありました。

  • 叫竜人:約6000万年前から存在する古代の種族。かつて宇宙生命体ヴィルムの侵略を抑え、フランクスと同じ原理で動く兵器、叫竜を司っています。
  • プランテーション:地上移動要塞都市、とされるプランテーションは、オトナが作った移動する居住施設です。荒廃した地上を移動出来る大都市となります。

  • 第13プランテーション:本作のメインとなる舞台です。ひろやゼロツーたちがいる第13都市部隊がある都市です。
  • ミストルティン:プランテーション上部にある居住も兼ねたパラサイト育成施設。名前の由来はヤドリギの意味を持つ単語です。別名は鳥かごと呼ばれています。

TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」公式サイト

ダーリン・イン・ザ・フランキスをネタバレ考察

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の考察をしていきます。元々テーマの際どさ、アニメ制作を務めたTRIGGERにとっては初めてのロボットものだったこともあり、賛否両論が巻きおこっている作品でもある「ダーリン・イン・ザ・フランキス」です。そんなアニメの色々な要素の考察を以下よりしていきます。

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の共通認識として、主人公達は第13部隊、13番目の都市を守る部隊という意味です。彼ら13部隊をはじめとするフランクスに乗るコドモ達の事をパラサイトと言います。更にそのパラサイトには、女の子を「ピスティル」、男の子を「ステイメン」と呼ばれています。その2人が揃ってフランクスを起動させることが出来ます。

ネタバレ考察:性行為のメタファー

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」はロボットであるフランクスを操縦する際に男女のペアとなり、更にはその体勢などからも容易に想像が膨らみ、性行為のメタファーなのではないかと考察される事が多い作品です。しかしそもそもの話ではありますが、深夜アニメとして作られる作品には、性行為のメタファーと感じさせるものが多く存在し、この作品だけを取り上げるには今更という感じも否めません。

ネタバレ考察:鳥は恋心のメタファー

1話の冒頭に、主人公の1人であるゼロツーのナレーションで始まる「ダーリン・イン・ザ・フランキス」、このナレーションで既に鳥がつがいで飛ばなければ生きていけないという旨の説明がされています。ゼロツーはその鳥に魅力を感じ、反対にもう1人の主人公であるヒロは哀れだと言っています。そんな2人が出会い育む絆は、まさに恋心を表している作品と言えるでしょう。その象徴として鳥が使われている、という考察です。

ネタバレ考察:「Beautiful World」

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の第8話から使われたエンディングテーマである「Beautiful World」は、恋心を唄う歌です。物語の大筋が決まってきて、これからの展開を期待させる場面での新たなエンディングテーマになります。その中で色々な考察がされていますが、一部の方は、花が散っていくシーンを皆が命を落としてしまう結末を迎えるのでは?と推測しているなど、大胆な考察もありました。

ネタバレ考察:消えたコドモ

フランクスの接続実験に失敗したことで落第判定となったコドモたちは、消息が不明になっていました。しかしそれはフランクス博士によって保護され、秘密裏にコールドスリープ状態にされていたのです。13部隊でも落第になったナオミが消息不明となっていましたが、フランクス博士のもとで眠っていたことが判明しています。

ネタバレ考察:白髪の理由

フランクスの搭乗により副作用が生じ、老化を早めてしまうと言われています。その証拠に13部隊のミクは白髪になり始め、かたやイクノは、大きなエネルギーを放出した影響で一気に白髪化しています。フランクスに接続するエネルギー源は生命力によるものでした。それゆえ、生命力に溢れたコドモ達がパラサイトに選ばれているのだと考察できます。
 

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ダーリン・イン・ザ・フランキスのアニメあらすじをネタバレ

ここからはアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のあらすじを最終回まで紹介していきます。先ずは最終回直前の23話までの、アニメ放送回をネタバレしていきます。性行為のメタファーと言われるフランキスの登場など、ヒロやゼロツー、イチゴなど彼らのゆく末などを簡単にまとめます。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの1~3話あらすじネタバレ

主人公であるヒロは、フランクスの適性で落第を言い渡されていました。落ち込み森の中を彷徨っていると、湖の中を泳ぐ少女と出会います。それはゼロツーというツノが生えた不思議な少女なのでした。成り行きでゼロツーとフランクスに搭乗したヒロは、落第だったはずなのに力を出せていました。しかしゼロツーとの相性は、過去に誰とも適性になれた者はいなく、それはヒロにも言える事で死を意味するものでした。

しかしヒロのフランクスの適性があるものとは見なされず、再び適性試験を受けることにヒロはなるのでした。ヒロの身を案じ少しでも力になれればと、イチゴがヒロのピスティルに名乗りを挙げます。しかし2人の気持ちの同調が叶わず、結果失敗に終わります。そんな折13都市に叫龍が現れます。ゼロツーのストレリチアには、ミツルが立候補をして出動をするのでした。しかしミツルは任務完了後にボロボロになっていました。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの4~6話あらすじネタバレ

パパからの命令で結局、13都市から前線へと戻される事になってしまうゼロツー。どこか悲しげな表情で去るゼロツーを見送るヒロは、その瞬間決意をします。フランクスに乗りたいんじゃない、ゼロツーと乗りたいんだと、叫ぶのでした。その声を聞いたゼロツーは、13都市に残ることを決めたのです。しかし、生死が決まるゼロツーとの3回目の搭乗を迎えます。ヒロは皆の説得をよそに叫龍の迎撃に向かうのでした。

叫龍との戦闘の最中、深手を負ってしまうヒロ。それでも仲間の力を借りて持ち直し無事に生還を果たしたのでした。ヒロはゼロツーとの3回目のストレリチア搭乗をやり遂げたのです。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの7~9話あらすじネタバレ

ゼロツーを含む第13部隊は、叫竜との戦いの功績により、休暇が与えられていました。海で海水浴を楽しんでいる面々。そこで、洞窟を見つけその先に行くと、人が住んでいたであろう都市と思われる場所に行き着きます。その場所のとある家でココロは、赤ちゃんに関する本を見つけこっそり持って帰るのでした。日常に戻り、叫竜との戦いの日々に戻る13部隊の面々。その最中、女の子のパラサイトスーツが溶けてしまいます。

女の子たちの身体があらわになりそうになり、変な目で見る男の子。そんな男の子たちに軽蔑の目を向け、思春期を迎える13部隊でした。叫竜との戦いの中、ゴローは叫竜の体内に取り残されてしまいます。パラサイトとしてパートナーのイチゴは、強引な方法でゴローを助け出します。その最中で、イチゴの髪留めが壊れてしまいます。ゴローは、代わりの髪留めをイチゴに渡し、好きだという気持ちを伝えたのでした。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの10~12話あらすじネタバレ

日頃の活躍のおり、パパから勲章を授与される事になった第13部隊の面々。普段入ることが許されない都市内部でゾロメは、はぐれてしまいますがそこで優しいオトナに出会います。しかし、その時の事は忘れてしまいました。叫竜との戦闘中、ミツルたちが乗るクロロフィッツが行動不能になります。ミツルがコドモ熱にかかり倒れていたのです。コドモ熱は直ぐに治りますが、イクノとのコネクト値が低下していました。

それを危惧したナナが、パートナーシャッフルを提案します。ココロとミツルが組む事になり、一時期はピンチを迎えますが、ストレリチアがとどめを刺し事なきを得るのでした。ゼロツーはヒロに対して冷たい態度を取っていました。叫竜との戦いでも、倒す事に異様なまでの執着を見せています。ゼロツーにヒロは告白をしますが、すれ違ってしまいます。その時、ヒロの頭の中にはゼロツーの記憶と思わしき光景が映るのでした。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの13~15話あらすじネタバレ

ヒロはゼロツーとの意識を共有し、過去の記憶を回想します。ヒロはパラサイトになる前の小さな頃にとある女の子と出会っていたのです。それはツノが生えた赤い女の子でした。その子が付けてるコードが002だった事から、ヒロはその子をゼロツーと名付けたのです。ヒロは小さな頃にゼロツーと出逢っていたのです。ゼロツーも、その記憶は鮮明に覚えており温かい想いを抱いていたのです。

ヒロは全てを思い出し、ゼロツーに、「君があの時の女の子だったんだね」と声を掛け驚くゼロツーは振り返り涙を流すのでした。ゼロツーが冷たい態度などを取っていたのには理由があり、人間になる為に叫竜を倒していたのです。2人はやっとお互いを認識し、再会ができたかと思えた矢先、皆が現れました。ヒロは気を失っています。

ゼロツーは、ヒロに会いに行きますがイチゴがそれを許しません。ゼロツーは怒り、イチゴを苦しめています。目覚めたヒロはゼロツーに会いに行きますがその光景を見た事で幻滅してしまうのでした。それでもゼロツーへの想いを貫くヒロを見てイチゴは、行かないでと止めます。そして意を決して告白しキスをするのです。そして、前線復帰が決まったゼロツー。最高難易度の任務、グランクレバスの攻略が始まるのでした。

超大型のレーマン級の叫竜が襲来し、ピンチに陥ります。そしてイチゴとゴローは、ヒロをゼロツーの元に届ける為に協力します。本当の意味での再会を果たした2人は、キスをし遂にわかり合えたのです。そして、ストレリチアがヒロとゼロツーの絆によりグランクレバスを制圧するのでした。比翼の鳥、つがいでなければ飛ばないその鳥を、2人は美しいと感じてしまったのだ。それはヒロとゼロツーの気持ちが通じあった瞬間でした。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの16~18話あらすじネタバレ

グランクレバスでの戦いにより、第13都市は壊滅していました。しかし13部隊はミストルティンでの生活を続けています。次の指令まで待機と言われ手から一ヶ月が過ぎていたのです。支援も最低限しか無く、自給自足を余儀なくされていた13部隊でした。体調不良や白髪など多々問題がありましたが、13部隊だけでの生活に前向きに過ごしています。

ミツルとココロはゆっくりと距離を詰めています。そして、ココロはミツルに夢を語り困惑しますが、支える覚悟をするのでした。そしてその想いがココロにも届き結ばれる2人なのでした。そして、ヒロはそんな2人に結婚式を行うことをみんなに提案します。みんなでミストルティンで過ごす最後の思い出として手作りで結婚式を行うのでした。

そんな折、イクノは自身の気持ちに葛藤していました。その気持ちをイチゴにぶつけるイクノですが、イチゴはその気持ちを受け止めるのでした。いよいよ結婚式を行う13部隊でしたが、生殖行動を行なったとして捕らえられたココロとミツルは収容所へ送られ、記憶を消されてしまうのでした。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの19~21話あらすじネタバレ

フランクス博士は過去を思い出していました。自分がこんな世界の訪れのキッカケを作ってしまった事を。過去にフランクス博士は叫竜の姫001と出逢い、恋に落ちていました。その際、姫の髪の毛を持ち帰って出来たのが002、いわゆるゼロツーだったのです。そして、ヒロ達はココロとミツルの記憶を戻して欲しいと、パパたち七賢人に直訴しに行くのでした。

ヒロやゾロメはパパたちに謁見し問い詰めるのでした。しかしココロとミツルの記憶は戻してもらえません。ゾロ目は、いつになったら大人になれますか、いつまで叫竜と戦えば良いですか?フランクスに乗ってただ死ぬだけの存在なのですか?とパパたちに問うのでした。するとパパ達七賢人は、次の作戦の役割さえこなしてくれればいい、とその条件を飲むのでした。

最後の作戦に臨む13部隊。最後の作戦とは、先の戦いで奪取したグランクレバスの深部にあるスターエンティティを起動させる事でした。その鍵を握るのは叫竜の姫001のクローンであるゼロツー、さらにはヒロでした。そして001はヒロを捕らえ、世界の成り立ちを語り始めるのでした。

人類ができる以前、この星は叫竜の世界でした。そんな折、宇宙よりヴィルムが襲来。マグマ燃料を狙っていたのです。そして七賢者の主席と副主席は、ヴィルムだったのです。ヴィルム艦隊が地球に襲いかかるのでした。ゼロツーは、全てを賭けてヒロの元へ向かいます。困難を乗り越えヒロの元へとたどり着いたゼロツーは、ヒロとキスをします。

001は、今まで孤独を力に変えていました。しかしゼロツーは逆に、繋がる事を力に変えています。それを見た001は、自分とは違う力をもつ2人に賭けてみよう、と自身の力を命にかえてセロツーとヒロに託したのでした。そしてゼロツーはその力を使い、ストレリチア・アパスとなり、ヴィルムを撃破するのでした。ヴィルムは、再び来ることを宣言し撤退するのでした。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの22~23話あらすじネタバレ

叫竜たちは、ヴィルムを追って宇宙へと飛び立って行きました。マグマ燃料を失った地球は文明が亡くなり、また一からの出直しです。13舞台を中心に残された者たちは、農業に励み食べ物の確保に奮闘しています。一方ゼロツーは、力を使い果たしたのか植物状態になっています。それでも懸命に世話をするヒロでした。

生きるために必死にもがく13部隊の面々。ヒロはゼロツーの世話でいっぱいいっぱいです。その最中でゼロツーがアパスの中にいて、今もヴィルムと戦っている事に気がつくのです。そしてヒロはゼロツーの元に行くことを決めるのです。

ヴィルムを追う叫竜艦隊と共に戦っているストレリチアを追って、最後の戦いに臨む13部隊。しかし、妊娠が発覚しているココロはフランクスに乗れない為、残ります。それを受けてミツルも残るのでした。記憶をなくしたはずの2人が再び、一から始めようと誓い合うのでした。

宇宙に出た13部隊は、みんなで力を合わせてヒロをストレリチアの元へ送り届けます。ヒロはゼロツーと無事に出逢いますが拒絶されてしまいます。しかしヒロは真っ白の絵本の最後を、一緒に埋めようとゼロツーと再び一つになるのでした。ストレリチアは姿を変え、真アパスとしてヴィルムとの最後の戦いに挑みます。完全に決着をつける為、ストレリチア・真アパスはヴィルムを殲滅させるべく単独で旅立つのでした。

ダーリン・イン・ザ・フランキスのアニメ最終回をネタバレ

いよいよアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の最終回、24話のネタバレになります。若くして妊娠を経験するなど、男性、女性として成長を遂げた心たちも含めて、彼らの最後はどうなるのでしょう。それでは、最終回のあらすじをご覧ください。

最終回ネタバレ: 戦いの行方

昔に叫竜人が作ったワープゲートを通り、真アパスはヴィルム根絶を目指しています。度々ヴィルムがやって来ますが、真アパスはそれを退けます。そして、ゲート通過から783日目。遂に母星を捉える真アパスです。しかし、ヒロは衰弱しきっていてゼロツーの声に応えません。その時です、ゼロツーの声が地球にあるゼロツーの石像から声が聞こえるのです。それに応えるように地球のみんなは祈りを捧げます。

そして、ヴィルムを撃破します。数日後、叫竜たちの船が戻り完全に決着がつくのでした。全てが終わりを迎えゼロツーの石像が砕け散り、そこには新たな芽が出ています。それは、ゼロツーの髪色の様に綺麗なピンク色に育つ桜の木でした。

最終回ネタバレ:ヒロとゼロツーの結末

ヒロとゼロツーは、最後、真アパスとして身を呈してヴィルムを撃破しました。そして2人は比翼の鳥としてつがいで飛び立つのです。いつか、再び出逢うことを約束して。そして、時が経ち桜の樹の下で本を読む男の子。それはヒロの小さい頃を連想させる男の子です。そこに現れた空きれいなっピンクの髪色をした女の子。それは、まさにゼロツーを連想させます。彼らは来世で、人間同士として出逢ったことを思わせて終わります。

最終回ネタバレ:その後

13部隊や地球にいる人達は、もう、マグマ燃料を使わずに自分達の力で、自給自足をして生きていきます。ココロとミツルが、妊娠して「子供」を産んだ第一号のコドモとなっていましたが、それ以後は皆妊娠をし、多くの子供たちが育っています。ゼロツーとヒロが繋いだ世界を、今はみんなが次の世代へと繋げているのでした。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの理解を深めるためにおすすめの小説

アニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」には性のメタファー、比翼の鳥、世界の破滅と再生など世界観がとても混雑をしています。中にはわかりにくいと感じる人も居るかもしれません。そんな時、このアニメ作品をより理解しやすくする為の考察がしやすくなる小説がいくつか存在します。その小説がいくつかありますので紹介すると共に考察していきます。

『ハーモニー』伊藤計劃

人間が平和な世界を手にする為には、どうすれば良いか。突き詰めると、人の意識を外部システム化し、最適化すると言う考えに至ります。つまり人間の自我を捨て、調和のとれた世界を実現させると言う話です。この考え方は正しくアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のヴィルムの思想となっています。自我をシステム化し意識だけを転送する、人間の存在を問う部分では通じる物が感じ取れるのです。

『わたしを離さないで』カズオイシグロ

臓器提供を目的に、ただ育てられるだけのクローンである少年少女を描いている話です。カズオイシグロの有名なSF作品。アニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」は、この小説に多くの影響を受けていると言われています。最終回のサブタイトルがすでに「わたしを離さないで」となっているほか、様々な設定などがこの小説から引用されていることがうかがえる内容です。

『ミネハハ』フランク・ヴェーデキント

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」と同様に閉塞空間での暮らしについて書かれた内容となっています。閉塞空間での性的な成熟を見せる少年少女など多くの共通点が見出せる作品です。ミネハハは、少女だけが暮らす寄宿舎での物語が描かれているのです。色々な共通点があり、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」を考察するのに合わせて読んでみると面白い作品の一つです。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの続編はある?

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の最終回では、そして新たな物語と出て終わります。そして、生まれ変わったと思わしきヒロとゼロツーが出逢う所で終わります。さらには、全ての戦いが終わった後の描写を、かなり駆け足で時間の経過を早めたことから、彼らのその後のことを詳しく知りたいなど、続編を期待する人たちが後を絶たないと言われています。では続編は実際の所、あるのでしょうか?

ダーリン・イン・ザ・フランキスの続編の可能性

現状の情報を整理すると、続編製作の可能性は極めて低いとされています。人気作品で同様にスタッフなどの影響で、比較されることの多い他のアニメ、グレンラガンなども続編は望まれていますが実現には至ってません。しかし、新たな物語と言う言葉で最終回を締めくくった事で、多くの人が望む続編の声を制作側が汲み取って、製作される可能性があるのではと考察する人も多いと言われています。

事実、監督のインタビューでも13部隊の面々のその後の話を描いてみたいと言う旨が語られたインタビューが存在しています。もしかしたら、脚本執筆に取り掛かっていて近々に発表がある可能性も否定は出来ません。しかし、憶測の域は出ないので続編の公式発表を大きく期待はせずに、気長に待つのが良いでしょう。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの続編の放送日を予想

では、仮に本当に続編が製作された場合の方装備を予想してみることにしましょう。「ダーリン・イン・ザ・フランキス」は完全オリジナル制作のアニメです。原作はなく、ストックなどの心配もありません。なので、もし企画として続編製作に取り掛かったとしても、現在から1年後には放送が可能になるのでは無いでしょうか。最近では間を空けずに2期目が放映される例もある為、時期の予想は難しいとの考察が妥当です。

ダーリン・イン・ザ・フランキスの最終回に関する感想や評価は?

ここでは「ダーリン・イン・ザ・フランキス」を観た方の感想を一部ではありますがまとめています。感想を始めとする「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の評価はいかなるものなのでしょうか。最終回の迎え方など賛否両論が巻き起こり放送が終わった今でも、ツイッターには新たな声が届いていると言われています。そんなツイートなど、ネット上の声をみていく事にしましょう。

この方の感想は、最終回の評価が気になっていた様です。しかし評価など構わずに楽しまれたと言う感想を述べています。さらには、最終回の展開であるゼロツーとヒロの未来の説き方を、自分の解釈で納めると言う終わり方に納得されている方の様です。

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の性のメタファーなど描き方が非常に偏った内容でした。その状況に理解ができずに苦しんだ様なことが伺える感想です。しかし、ラストへ向かって全ての伏線を回収してハッピーエンドを迎えた事に納得している方の感想でした。

この方の感想は、神アニメ「エウレカ」に並ぶと最大評価を送っています。テーマというのはゼロツーとヒロがつがいで飛ぶ比翼の鳥の事でしょうか。2人の恋する想いをメタファーとして描いていたテーマです。しっかりそのテーマは最後まで貫き2人はつがいで飛び立っていたと考察できる内容でした。そして、しっかりその内容を評した感想となっています。

この方の感想は、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の全てが好きと、とても気に入った事を感じさせます。大筋のテーマが数話続き、谷間のパートなど少しもたる部分が出るTVアニメが多い中サクサク観れると高評価をしている感想です。さらには世界が崩壊する様なディストピア要素がある作品が好きだという感想も綴っています。

この方の感想は、後半の怒涛の様な展開が気に入った様です。ずっと敵だと思っていた叫竜と協力し、今まで味方だと思っていたパパがラスボスとなりカオスな展開を迎える作品です。その怒涛の展開の中で描かれるゼロツーとヒロの絆も感動する要素が多い物語でした。それに感動したとの感想を述べているツイートです。

このツイートは感想ではありませんが、ゼロツーは非常に人気でコスプレイヤーの方に取っても同様の様です。ゼロツーのコスプレを完成度高く披露しています。

ダーリン・イン・ザ・フランキスのネタバレ考察まとめ

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のネタバレ考察として、様々な観点からこの作品を紐解き徹底解明して来ました。あらすじや感想など、さらには「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の考察など様々な情報をてんこ盛りで送って来ました。この記事を読んで、さらに「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の理解を深めていただき、もう一度この作品をを見直すきっかけになってくれれば幸いです。

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