2018年08月22日公開
2018年08月22日更新
ダリフラ(ダーリン・イン・ザ・フランキス)の感想まとめ!最終回まで徹底解説
ダリフラとは、TRIGGERとA-1Picturesの共同開発のオリジナルアニメーション。舞台はマグマ燃料の採掘により、地殻変動や環境破壊が進んだ世界。そんな荒廃した世界で人は巨大移動都市を建造し生活していましたが、謎の生命体「叫竜」が現れ人々の生活を脅かしていました。叫竜に対抗するため天才集団「APE」はフランキスという男女2人で操縦巨大ロボを作り出します。そんなダリフラの感想や考察、ロボットアニメとしての感想などをまとめます。
目次
ダリフラ(ダーリン・イン・ザ・フランキス)の感想を紹介!最終回も解説!
半年に渡って放映されたダリフラは、スタッフ陣が豪華で期待されていた作品ですが、ダリフラ最終回で評価が見事に真っ二つになりました。ダリフラは一体どんな最終回を迎えたのでしょうか?そして、ダリフラの視聴者は最終回をどう受け取ったのでしょうか?ダーリン・イン・ザ・フランキスの魅力や見どころをまとめていきます。
ダリフラのあらすじをネタバレ解説!
叫竜と戦うために開発されたフランクス。その専属パイロットのことをパラサイトと呼びます。そんな中、第13部隊所属に配属されている主人公のヒロは、フランクスと同調する力が失われてしまい、自身の存在価値を見失ってしまいます。しかしAPEの直属部隊で叫竜の血を引く少女、ゼロツーに出会います。なぜかヒロはゼロツーから興味を向けられます。
また、ヒロの同級生たちもパイロットの一員として迎えられる入隊式の日に、第13都市が叫竜に襲われます。叫竜を倒すためにゼロツーとヒロがフランキス・ストレリチアに搭乗、起動に成功して叫竜に圧勝します。ヒロは自身の居場所を見つけた気がし、周りに反対されながらもパートナー殺しと噂されるゼロツーとパートナーになることを決意します。そして、ゼロツーも身体の変化に悩みながらも同調に成功しパートナーになります。
思春期
ダリフラの設定として、コドモ達は思春期は訪れないとされていました。しかし、テスト部隊である13部隊は全員思春期を経験するのです
無事パラサイトと認められたヒロと新しいパートナーになったゼロツー。二人は第13都市部隊に再配属されます。しかし第13部隊のコドモ達は本来思春期などが訪れないと言われていますが、ヒロ達はなぜか思春期が訪れます。そして、慣れない男女の関係に苦労しますがそれでも叫竜たちを撃退していきます。叫竜を倒し続けたことにより、グランクレバスという叫竜の巣窟に近づくことになるのです。
ゼロツーの変化
ゼロツーは徐々に竜化が進み精神が不安定になっていきます。ゼロツーは無意識に人間になりたいという思いが強くなっていきます。そんな思いで、ヒロを消耗品のように扱う戦いをします。しかし、その過程からか、ヒロはゼロツーの深層心理に触れます。幼少期にゼロツーとヒロは出会っていたことを思い出すヒロ。ヒロはそのことを忘れていたのですが、ゼロツーはおそらく覚えていたのでしょう。だから興味を持ったのでしょう。
ゼロツーの単独行動を危険視した上層部やコドモ達。ゼロツーを9‘sに帰還させます。そして、グランクレバス制圧作戦中にゼロツーを大切な存在と再認識したヒロ。同級のコドモ達の力を借り一人で戦うゼロツーの元に行くヒロ。その時にお互いの気持ちを確かめ合う二人。それに呼応するかのようにストレリチアの真の力が解放されます。その力でグランクレバスを制圧します。
パラサイトの結束
グランクレバスを制圧したヒロ達。しかし13都市は壊滅的な打撃を受けており、ヒロ達の住処ミストルティンにも補給が滞ってしまいます。そして、今まで世話や助けを行っていたオトナ達も姿を見せなくなり疑い始めます。やむを得ず第13都市のパラサイトは自給自足を強いられます。しかし、自給自足することでヒロ隊の絆はより深まり、ゼロツーへの不信感も払拭され仲間として受け入れられます。
突然9‘sが13都市を訪れパラサイトのココロが出産本を持っていることが判明、怒られる。命を生み出せることに希望を持っていたココロはそのことを否定されショックを受けてしまいます。しかし、ココロに好意を寄せていたミツルはココロに告白し肉体関係を持つことに。
オトナへの不信感
同時刻、7賢人のうちの二人が戦争を止めるべく「叫竜の姫」という人物のところに行き説得しますが戦争を止める気はないと殺されています。そして翌日、いきなりミストルティン破棄を勧告されます。そこでヒロの提案によりココロとミツルの結婚式が開かれることに。しかしオトナ達にはそれがよく思われずAPEと9‘sの部隊に襲撃され、二人は人質になります。ここでもうオトナ達への信頼はなくなりつつありました。
13都市のパラサイト強制収容所、トリノスに収容されてしまいます。そこでココロとミツルが記憶を操作されたことを知ります。パラサイト達にも疑念が積もり始めます。ヒロ達パラサイトは作戦が完了したときにAPEの監視下から離れることを宣言します。ここからはコドモ達だけで生活することを決めます。
最終兵器
何日か経ち、グランクレバスの地下から叫竜に対抗できる最終兵器、スターエンティティが発見されます。それを使えば戦争が終わらせられるという期待から、叫竜掃討作戦が決行されます。ストレリチアはスターエンティティと接続するべく地下へと向かいますが、そこへ叫竜の姫001が現れ行く手を阻みます。001は自分が叫竜を生み出していたこと、フランクスを元に作っていたこと、そして本当の敵は宇宙人VIRM(ヴィルム)だということを明かします。
001はゼロツーをストレリチアから降ろしてスターエンティティと接続を試みます。しかしそのスターエンティティには7賢人のスパイが細工をしていたのです。001がスターエンティティに搭乗すると地球が爆発してしまうのです。ヒロは001とコネクトし命がけでゼロツーの時間稼ぎをします。そしてスターエンティティに辿り着いたゼロツーがぼろぼろのヒロとコネクトします。その姿を見て感銘を受けた001は二人に全てを託します。
ストレリチアの真の姿
ヒロとゼロツーによりスターエンティティは真の姿ストレリチア・アパスになり、VIRMを退けます。しかしゼロツーはそのままVIRMのところに行き戦うため自身の意識をストレリチアに残し、身体とヒロを地球に残していってしまいます。ゼロツーは叫竜と一緒に火星に旅立ちます。戦争を終わらせたいゼロツーとゼロツーが心配でたまらないヒロ。一体どうなるのでしょうか。
ヒロの決意
ヒロは戦いの後、生きるために地球を整えることに。しかしマグマ燃料が不足している今、植物すら芽生えなかったのです。パラサイト達にも様々な問題が降りかかっているのです。ココロの妊娠による疲労なども理由になっています。そんな中ヒロはゼロツーと一瞬だけコネクトします。そして、ゼロツーも今戦っていて窮地に陥っていることを知ります。ヒロはゼロツーを助けに行くことを決めます。
ダリフラの最終回をネタバレ解説!
ここからダリフラこと、ダーリン・イン・ザ・フランキスの最終回についてまとめ、解説をしていきます。ヒロは一人でも火星に行きゼロツーを助けに向かうと13部隊に告げます。しかし、一人で死地に向かおうとしているヒロが許せないゴローがヒロに喝をいれます。翌日ヒロは一人で旅立とうとしましたが13部隊の皆や9‘sまでもついていくと決心していたのです。ヒロの人望とゼロツーへの思いで周りの心境の変化を導いたのでしょう。
最後に叫竜の姫が遺した宇宙船で火星に向かいます。すでに火星はVIRMの猛攻を避けつつヒロはストレリチア・アパスに乗り込むことに成功します。そして二人がコネクトするとストレリチア真・アパスに変貌します。その力と叫竜人が遺したワープゲートをくぐりVIRMの母星に向かいます。長い月日を経てようやく母星にたどり着きますが、ヒロの意識がVIRM達に乗っ取られてしまうのです。
窮地に陥ったゼロツーとアパス。ゼロツーはヒロに必死に呼びかけます。その声も地球に届いており、人間たちもまた祈りを捧げます。その声に呼応するかのようにヒロは意識を回復し、ゼロツーと共にアパスと一体化します。そして目的であるVIRMの母星を破壊することに成功しますが、惑星の爆発で消滅することを二人は知っていました。ですが、二人はこうなることを知っていました。最後の瞬間まで二人で消えることも。
戦いの後
意識が完全に消滅したゼロツーは地上に残していた肉体も消えてしまいます。しかし、その跡に桜の木が生えてくるのです。その後、叫竜人は地下に還り土に戻りました。そのおかげで大地に緑が戻り、生命が芽生えてきました。長い年月が経った日、その桜の木の下で本を読む少年と桜色の髪の毛をした少女が出会う所で物語の幕が下りました。二人が長い時を経て邂逅するシーンは感動したという意見が多かったです。
ダリフラを最終回まで見た人の感想を紹介!
ダーリン・イン・ザ・フランキスの最終回を視聴した方の感想や解説などをまとめていきます。多くの方々はハッピーエンドを喜ぶ声が多かったです。ただし、ダリフラの物語の進行が早くついていけなかったという声も多々ありました。ダリフラは新世紀エヴァンゲリオンや天元突破グレンラガンに関わっていたスタッフが制作に関わっていたので、その影が見えて物語が乱れたと解説される方もいます。
ダリフラの絵や描写についての意見や感想
ダリフラの絵はとても気合が入っており描写が綺麗と話題になっていました。見やすさや戦闘でのカットも見どころと解説された方もしばしば。やはり賛否両論分かれるのはダーリン・イン・ザ・フランキスのストーリーでした。エヴァの感じやグレンラガンの感じが最後まで抜けずに終わってしまいました。ですが、ダリフラの最終回はハッピーエンドと言える展開で視聴者も大方満足したという意見が多く見受けられました。
ダーリン・イン・ザ・フランキスの最終回、作品自体の解説やたくさんの感想がありますので、そちらも紹介します。数々の意見はありますが、半々という感じと見受けられました。ダリフラのストーリーを無理やりハッピーエンドに曲げた、中身がないという声が見受けられます。たくさん難しい言葉や設定は出てきていましたが中身がないと辛口な意見があります。
しかし、感動し泣きそうになった人もいます。13部隊の人たちが大人になった姿を見れたとか、ヒロとゼロツーの転生した姿で再び邂逅した場面。このダリフラで感動した人も多いはずです。さらには転生したということは映画に期待する人もいるみたいです。転生した二人が新たな物語を歩み始めるというストーリー。確かに何かしらの続編はあるかもしれません。ダリフラをそう解釈し解説や推測する人もいます。
ダリフラの見どころや感想
ダリフラの最終話はとても盛り上がり最高とまで言われ、物語は幕を閉じました。続編については何も情報がありませんがもしかしたらと願う人も少なくないはずです。やはり見どころは13部隊の過去やゼロツーとヒロの出会いと言われています。もう一つはヒロインとまで言われるイチゴの登場です。この要素が集まり物語をさらに盛り上げたと言えるでしょう。
主人公ヒロのことを誰よりも強く想っていた彼女はゼロツーに対抗心を燃やし恋はどんどん泥沼化していきます。時にはゼロツーを追い詰めヒロから引き離そうとまで。愛情を知った彼女はとても強いヒロインと言えるでしょう。これもダリフラの良さの一つと言えるでしょう。
ダーリン・イン・ザ・フランキスを見た反応や感想
隠れた名作として話題になったダーリン・イン・ザ・フランキス。最初は監督やスタッフに注目が集まっていましたが視聴者はどういう反応を示したのでしょうか。ダリフラの様々な場面で感動していた人も多いはず。例えば、ゼロツーがヒロを救った場面。最初は彼女が助けに来たかっこいい場面でしたが、ゼロツーにとってはヒロに救われていたから、と解説される方もいました。二人は助け、助けられの関係は確かに見ていて感動します。
では、ダーリン・イン・ザ・フランキスの最終回はツイッターではどの様に受け取られたのか、見てみましょう。
【ダーリン・イン・ザ・フランキス(ダリフラ)】11話感想 まさか二人にそんな過去があったとは https://t.co/YpdXOJ6Twz にじいろびより #darli_fra #ダリフラ #tokyomx pic.twitter.com/6wIU8AqEwC
— にじいろびより (@nizibiyo) March 24, 2018
ダリフラの見どころとして13部隊の人の過去や主人公たちの秘密を語る場面はやはり涙を誘われます。ゼロツーの正体やヒロの過去もまた見どころの一つでしょう。
ダリフラの愛称として知られる最終回の反応はどうでしょうか?ダーリン・イン・ザ・フランキスの締めくくりとして気になる人はたくさんいたでしょう。二人がどうなったか、13部隊のに人たちのその後。転生した二人の出会いなど思うところも多いでしょう。
ダリフラ全24話やっと見終わった
— ゆいと ゼロツー推し #固ツイみて (@odasaku_1208) August 19, 2018
13話から急に神作になってラストも感動した
久々にこんな神アニメ見た気がする
とりあえず好きな画像を貼っていくので見てください
#ダリフラ好きと繋がりたい
#ダーリン・イン・ザ・フランキス
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ダリフラのストーリーに関しては嵌まる人と合わない人がいるかもしれません。一通り見てもらい解説や評価をしていただくのが一番だと言えるでしょう。ほかの人の感想を参考にして見てみたり、もう一度見直してダリフラのよさを再確認するのもいいでしょう。
他にもダリフラのよさはキャラクターの可愛さや一生懸命さという方や見どころが散りばめられていて見ていて飽きないという感想を述べている方もいました。様々な声が上がっているということはそれだけたくさんの人に見られているということでしょうか?感想もそうですが、ダリフラという作品に対する愛でしょうか。
ダリフラの感想まとめ!
ダーリン・イン・ザ・フランキスは、結論としては面白いと評価できる作品だといえるでしょう。ダリフラは確かに賛否両論あるようですが、客観的に感想を見たところ楽しかったと思える声が多く見受けられました。しかし、ダリフラの評価はあくまで他人の感受性にすぎません。まだ見てない人も、また見直そうという人も、これを見て、ダリフラをさらに楽しめたら幸いです。