聲の形の聖地巡礼一覧!大垣・養老など名シーンに登場した場所まとめ

大ヒット漫画・アニメ映画の「聲の形」には、モデルとなった場所(聖地)が多く存在します。その舞台のメインとなっているのは、岐阜県大垣市です。アニメ映画の公開以来、たくさんのファンが聖地を訪れ、賑わいをみせています。「聲の形」の名シーンや、何気ない日常風景のモデルとなった聖地の場所はどこなのか、岐阜県大垣市をメインに聖地巡礼スポットと聖地巡礼の魅力を画像とともにご紹介します。

聲の形の聖地巡礼一覧!大垣・養老など名シーンに登場した場所まとめのイメージ

目次

  1. 大ヒット漫画・アニメ映画の「聲の形」とは?
  2. 聲の形の聖地のメインとなった「岐阜県大垣市」ってどんなところ?
  3. 聲の形の聖地巡礼一覧:四季の広場
  4. 聲の形の聖地巡礼一覧:大垣駅周辺
  5. 聲の形の聖地巡礼一覧:新大橋
  6. 聲の形の聖地巡礼一覧:大垣公園周辺
  7. 聲の形の聖地巡礼一覧:神田町1丁目交差点の歩道橋
  8. 聲の形の聖地巡礼一覧:施設・学校・建物
  9. 聲の形の聖地巡礼一覧:八幡大橋(はちまんおおはし)
  10. 聲の形の聖地巡礼一覧:揖斐大橋(いびおおはし)
  11. 聲の形の聖地巡礼一覧:青柳橋
  12. 聲の形の聖地巡礼一覧:養老町
  13. 聲の形の聖地巡礼をしてもっと作品を楽しもう!

大ヒット漫画・アニメ映画の「聲の形」とは?

「聲の形」は大今良時(おおいまよしとき)先生が描いた漫画作品で、2016年にアニメ映画として公開されました。漫画・アニメ映画ともに、2015年版「このマンガがすごい!」オトコ編で第1位、第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞など数々の賞を受賞し、大ヒットとなりました。

「聲の形」は「人と人とが互いに気持ちを伝えることの難しさ」をテーマとしており、小学生の主人公「石田将也(いしだしょうや)」と聴覚障害を持つ「西宮硝子(にしみやしょうこ)」の出会いから始まります。そして高校生になった将也が悩み苦しみながらも、過去の自分やまわりの人々と向き合い、未来を切り開いていこうとする様が描かれています。

「聲の形」というタイトルからも分かるように「会話」「手話」「文字」など、「ことば」だけではない「コミュニケーションの多様性」に気づいてもらえたら、という作者の思いが込められた作品です。

聖地巡礼とは?

「聖地巡礼」とは、本来の意味では、宗教において重要な意味を持つ場所(聖地)に赴くことです。それが転じて、作品のファンが漫画・アニメ・映画などのモデルとなった場所、ゆかりのある場所を「聖地」と呼び、そこを訪れることも指すようになりました。また「聖地巡礼」は、2016年の新語・流行語大賞にもノミネートされ話題になったことで、幅広く認知される言葉となりました。

映画『聲の形』公式サイト

聲の形の聖地のメインとなった「岐阜県大垣市」ってどんなところ?

岐阜県大垣市は、全国でも有数の自噴帯に位置し、良質で豊富な地下水に恵まれていることから「水都」と言われています。また俳人・松尾芭蕉の紀行文「奥の細道」のむすびの地としても広く知られています。このように大垣市は、豊かな水と歴史を感じることのできる情緒あふれるまちです。大ヒット漫画・アニメ映画「聲の形」の主な舞台となった場所「大垣市」をメインに、聖地巡礼スポット一覧を一挙に紹介します。

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聲の形の聖地巡礼一覧:四季の広場

美登鯉橋(みどりばし)

四季の広場には、「美登鯉橋(みどりばし)」「滝のトンネル」「虹の橋(ハーピアン)」「美登鯉橋北の街路樹」と「聲の形」に登場する4つの聖地が集まっています。水門川が流れており、春には美しく咲き誇る桜の風景を見ることができます。豊かな自然を感じながら、1度に4つの聖地を見てまわることができるスポットです。住所は岐阜県大垣市馬場町159です。

水門川にかかる四季の広場にある橋です。「聲の形」の中では、「いつもの場所」として物語全体を通して何度も登場するとても重要な場所です。将也や硝子が鯉にエサをあげているシーン、仲間たちとの集合場所以外にもさまざまなシーンで登場します。「聲の形」のコミックス6巻の表紙には、硝子が橋の下に立っている様子が描かれています。

また「聲の形」のコミックス2巻の表紙には、桜で満開の美登鯉橋が描かれています。橋の下を流れる水門川には、「美登鯉橋」の名の通り実際にたくさんの鯉が泳いでいます。住所は岐阜県大垣市西外側町2丁目46です。

滝のトンネル

四季の広場にある「滝のトンネル」です。「聲の形」の中では、結弦が祖母の葬儀前に泣いてたたずんでいるシーン、小学生時代の硝子が鳩にパンをあげているシーンで登場します。

実際に滝の後ろに立つことができます。滝の音が間近に聞こえ、夏は涼しさを感じられるとても癒される場所です。住所は岐阜県大垣市馬場町124です。

虹の橋(ハーピアン)

水門川にかかる四季の広場にある橋です。「聲の形」の中では、硝子の母へ謝罪しに行った将也の母が戻ってくるのを、将也が待っているシーン、家出をした結弦を硝子が探しているシーンで登場します。

橋の上は、春の美しい桜並木や四季の広場を見渡すことができるスポットです。橋の中央には「ハーピアン」と呼ばれる楽器が備え付けられており、実際に音を鳴らすことができます。住所は岐阜県大垣市馬場町124です。

美登鯉橋北の街路樹

美登鯉橋の北側にある歩道に植えられている街路樹です。「聲の形」の中では、将也が街路樹に隠れながら西宮家族のやりとりをうかがうシーン、そのあと将也が硝子の母からの厳しい言葉を受け止めるシーンで登場します。住所は岐阜県大垣市西外側町2丁目46というところです。

聲の形の聖地巡礼一覧:大垣駅周辺

大垣駅

大垣市の玄関口です。「聲の形」の中では、佐原に会いに行くため将也たちが集合するシーン、放課後に将也と佐原が硝子に会いに行くシーンで登場します。

「聲の形」のコミックス3巻の表紙には大垣駅の5番ホームが描かれています。住所は岐阜県大垣市高屋町1丁目145というところです。

大垣駅通り

大垣駅から南へ向かう県道57号線沿いの通りです。「聲の形」の中では、植野と再開した将也が、植野と2人乗りで自転車をこいでいるシーン、硝子が将也へお礼のプレゼントを買っているシーンで登場します。住所は岐阜県大垣市高屋町1丁目145です。

養老鉄道大垣駅前

大垣駅と同じエリアに位置する養老鉄道の大垣駅です。「聲の形」の中では、夏休みに将也と硝子が養老方面へ遊びに行くときの待ち合わせ場所として登場します。住所は岐阜県大垣市高屋町1丁目130-2です。

聲の形の聖地巡礼一覧:新大橋

水門川にかかる駅通りにある橋です。「聲の形」の中では、硝子が手話を使わず自分の「声」で将也に告白するもうまく伝わらない、という大事なシーンで登場します。大垣駅から南へ約500mの場所に位置しています。住所は岐阜県大垣市郭町1丁目になります。

聲の形の聖地巡礼一覧:大垣公園周辺

大垣公園

大垣城の西側に隣接する公園です。「聲の形」の中では、保育園帰りのマリアを遊ばせるシーン、家出した結弦が遊具内で寝ていたシーン、物語の最終話前に将也と直花が話をするシーンで登場します。

こちらの画像は、公園内の芝生のエリアで川井が硝子に抱きついて話をする場所です。住所は岐阜県大垣市郭町2丁目53番地というところになります。

大垣公園南側歩道

大垣公園の南側に位置する県道237号線沿いの公園です。「聲の形」の中では、上野が石垣の上に泣いて座り込んでいるシーンで登場します。住所は岐阜県大垣市郭町2丁目53番地になります。

聲の形の聖地巡礼一覧:神田町1丁目交差点の歩道橋

大垣公園から西へ約400mの地点にある神田町1丁目交差点にかかる歩道橋です。「聲の形」の中では、将也たちが「新人映画賞作品審査会」の会場へ向かうシーンで登場します。住所は岐阜県大垣市神田町1丁目です。

聲の形の聖地巡礼一覧:施設・学校・建物

大垣市総合福祉会館

虹の橋(ハーピアン)の西側に位置している福祉会館です。市民の会合の場として広く利用されています。「聲の形」の中では、高校生の将也が硝子を探して再開を果たすシーンや、結弦と永束が美登鯉橋上での将也と硝子のやりとりをうかがうシーンで登場します。また硝子が通う手話サークルの会場となる場所です。住所は岐阜県大垣市馬場町124です。

興文(こうぶん)小学校

将也や硝子たちが通っていた「水門小学校」のモデルとなった小学校です。「聲の形」の中では、将也たちの小学校生活でのシーン、高校生の将也たちが、仲間たちと作っている映画のロケ地として水門小学校へ許可をとりに行くシーンで登場します。「注意」と書かれた子供のイラストの看板もそのまま作中に描かれています。住所は岐阜県大垣市西外側町1丁目34になります。

駒込(こまごめ)高校

将也や永束が通っていた「東地高校」の外観のモデルとなった高校です。「聲の形」の中では、将也たちの高校生活でのシーンで登場します。こちらの高校は大垣市ではなく東京都の高校です。ただしモデルとなった高校がどこなのかについては諸説あるようです。住所は東京都文京区千駄木5丁目6-25になります。

大垣市民病院

将也が入院していた「水門市民病院」のモデルとなった病院です。「聲の形」の中では、将也のお見舞いにくる同級生やその親たちとのやりとりがあるシーンで登場します。住所は岐阜県大垣市南頬町4丁目86番地です。

大垣コロナシネマワールド

大垣駅から東へ約1.2kmの場所にあるイオンタウン大垣の中の映画館です。「聲の形」の中では、将也と永束が映画を鑑賞するシーンで登場します。住所は岐阜県大垣市三塚町字西沼523-1イオンタウン大垣です。

イオンタウン大垣(1Fフードコート)

大垣駅から東へ約1.2kmの場所にあるイオンタウン大垣の中のフードコートです。「聲の形」の中では、夏休みに将也と硝子と結弦が映画を観たあとに食事をするシーンで登場します。住所は岐阜県大垣市三塚町丹瀬463-1です。

アクアウォーク(2Fフードコート)

大垣駅から北へ約500mの場所にあるショッピングモールの中のフードコートです。「聲の形」の中では、将也と永束が「友達の定義」について話をしているシーンで登場します。住所は岐阜県大垣市林町6丁目80-21というところです。

ナガシマスパーランド

三重県桑名市にある日本最大級の遊園地です。「聲の形」の中では、将也たちが遊びに行くシーンで登場します。また「聲の形」のコミックス4巻の表紙には、ナガシマスパーランドの観覧車が描かれています。

将也たちが乗っていた木製ジェットコースターは「ホワイトサイクロン」という乗り物です。こちらは改修のため2018年1月28日で営業を終了しましたが、2019年春に木と鋼鉄を融合させた後継ジェットコースターが登場する予定だそうです。住所は三重県桑名市長島町浦安333です。

聲の形の聖地巡礼一覧:八幡大橋(はちまんおおはし)

水門川にかかる橋です。「聲の形」の中では、将也が自転車を停めて硝子にメールを送るシーンで登場します。このシーンのあと、硝子が将也に告白する新大橋へとシーンが移ります。住所は岐阜県大垣市西外側町1丁目になります。

聲の形の聖地巡礼一覧:揖斐大橋(いびおおはし)

揖斐川(いびがわ)にかかる県道31号線の橋です。「聲の形」の中では、物語の開始直後に将也が自殺しようとする衝撃的なシーンで登場します。

また揖斐川の河川敷は、将也と硝子たちが行った花火大会が開催された場所でもあり、「聲の形」のコミックス5巻の表紙には花火大会の祭りの様子が描かれています。住所は岐阜県大垣市万石町です。

聲の形の聖地巡礼一覧:青柳橋

杭瀬川にかかる「もぐり橋」とも呼ばれている橋です。「聲の形」の中では、小学生時代の将也たちが「度胸試し」として川に飛び込むシーンで登場します。住所は岐阜県大垣市青柳町1丁目というところになります。

聲の形の聖地巡礼一覧:養老町

養老駅

養老鉄道が運営する養老線の駅です。「聲の形」の中では、夏休みに将也と硝子が遊びに行くシーンの一つとして登場します。原作と同じように色々な形をしたたくさんの「ひょうたん」がぶら下がっています。養老町のひょうたんは有名であり、土産物の1つになっています。また「聲の形」と「養老鉄道」がコラボして、映画のワンシーンが描かれた記念きっぷ、記念グッズが発売されています。住所は岐阜県養老郡養老町鷲巣白石道です。

養老の滝

養老公園内にある滝です。「聲の形」の中では、夏休みに将也と硝子が遊びに行くシーンの一つとして登場します。将也と硝子が滝の水を飲んでいるシーンがあるように、滝の水を飲むと不老長寿の効果があると言われています。滝の水がお酒になったという「孝子伝説」でも有名な滝です。日本の滝百選および養老の滝・菊水泉として名水百選に選定されています。住所は岐阜県養老郡養老町高林1298-2になります。

養老天命反転地

養老公園内にある施設です。画像はその中の建物の一つ「極限で似るものの家」であり、天井と床に岐阜県の地図が描かれています。「聲の形」の中では、夏休みに将也と硝子が遊びに行くシーンの一つとして登場します。硝子が足を滑らせたり将也が転倒したように傾斜の多い施設です。「養老天命反転地」は、作品の中を回遊して体で直接体験して楽しむ芸術作品となっています。住所は岐阜県養老郡養老町高林1298-2です。

聲の形の聖地巡礼をしてもっと作品を楽しもう!

「聲の形」の聖地一覧を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。聖地巡礼には人それぞれの楽しみ方があり、たくさんの魅力が詰まっています。聖地に実際に足を運ぶことで登場人物になりきり、より作品の世界観を感じることができます。そして聖地巡礼をしたあとに再び作品観ることで、より深く感情移入できるのではないでしょうか。

聖地巡礼がきっかけでその土地の魅力を知り、純粋に観光を楽しむことができます。作中に出てくる場所はどこにあるのか探し当てる楽しみがあります。特に「聲の形」では、何気ないシーンや風景がそのまま聖地になっていることが非常に多いため、探し当てる楽しみは大きいことでしょう。多くの人たちに聖地に来てもらうことで地域の活性化にも繋がります。

聖地巡礼をするときは、その土地と住民の方々の迷惑にならないようマナーをしっかり守りましょう。「聲の形」は聖地の大部分が大垣市に存在しており、移動の負担が少なく聖地巡礼をしやすい作品と言えます。作品を思い浮かべながら聖地巡礼し、聖地巡礼したことを思い出しながら再び作品を鑑賞することで、より深く様々な視点を持って「聲の形」をさらに楽しめます。ぜひ気になる聖地へ足を運んでみてはいかがでしょうか!

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