【インフィニット・ストラトス】布仏本音の専用機とは？可愛い壁紙画像まとめ

インフィニット・ストラトスはシナリオライター・小説家として活躍する弓弦ノズルさんが2009年からMF文庫Jで連載していたライトノベルで、7巻以降の休刊を経て現在はオーバラップ社にて連載が行われている作品です。2011年と2013年には2度アニメ化されるなど高い人気を誇る作品になっています。通称は作中でも重要な要素となりタイトルの頭文字でもある「IS」が利用されています。

2度のアニメ化以外にもメディアミックスが盛んで、ライトノベルを原作とした漫画版を初め、公式パロディギャグ漫画「あいえすっ！」、複数の作家が描いた公式アンソロジーコミックなども複数回に渡って発売されています。またアニメ放送時期にはラジオ番組も展開されていた事もありました。

インフィニット・ストラトスの世界観は、女性しか操縦する事ができない世界最強の兵器「IS」が開発された事により女尊男卑が進んだ社会です。IS操縦者、整備者などを要請する学園、IS学園を舞台に「世界で唯一ISを扱える男」として主人公織斑一夏がIS学園に入学する事から物語が始まっていきます。織斑一夏以外が全員女子生徒というIS学園で織斑一夏が様々な出会いと問題に巻き込まれていく物語です。

布仏本音はそんなIS学園において織斑一夏が所属する事になる1年1組のクラスメイトとして登場します。織斑一夏を「おりむー」と呼んで懐いています。基本的には間延びしてゆったりとした口調でズレた発言をする事が多く、常に眠たそうでゆったりとしている事から織斑一夏からは「のほほんさん」と呼ばれています。織斑一夏が呼ぶあだ名は本名を覚えていなかったのが理由で原作でも5巻まで名前が登場する事もありませんでした。

ちなみに織斑一夏以外にもあだ名を付けて呼んでおり、セシリアは「セッシー」、シャルロットは「デュッチー」、更識簪は「かんちゃん」と呼んでいます。そんなまさにのほほんとした行動が目立つ一方で布仏本音は生徒会のメンバーでもあり、役職としては会計ですが、本人曰く「生徒会にいると却って仕事が増えるから」という理由で生徒会の仕事はほとんどしていません。

上記の名前の登場でも分かるように元々はモブキャラクターだった事もあり、登場してからも長く挿絵も描かれておらず初めて絵になったのはアニメ化する際の事で、デザインをしたのも当時インフィニット・ストラトスの挿絵担当のokiuraさんではなく、アニメでキャラクターデザインを担当した倉嶋丈康さんが行いました。このキャラクターデザインがそのまま原作にも逆輸入される形で利用されています。

あまり仕事ができるとは思えませんが整備の腕は高いようで銃を組み立てる速度も早い一方原作においては普通の武器であってもほとんど扱う事ができず織斑一夏曰く「0点」だったりします。IS学園の中ではどちらかといえば整備班に属するキャラクターです。そのような立場からメインのストーリーに直接的に絡む機会は少ないですが、その分どこにでも顔を出せるのでそれが布仏本音の魅力になっています。

そんな経緯で登場した布仏本音ですが、アニメでの人気を経てアニメでのデザインのまま原作でも描かれるようになりました。眠たげな瞳でセミロングの茶髪をハーフツインにまとめています。服装に関しては制服でも袖が長い萌え袖状態で着ており、スカートの膝下も長めになっています。制服以外では狐を中心に動物のきぐるみのようなパジャマを着ている姿が描かれています。

ちなみに画像のようにゆったりした普段の服装から普段はわかりませんが、3サイズは分かっているだけでも91・59・8（ここまでで遮られています）とかなりグラマラスな体型の隠れ巨乳キャラでもあります。モブキャラクターとは思えないような個性的なこのデザインが布仏本音がインフィニット・ストラトスに登場する他のメインキャラクターを押しのけて人気を獲得した1つの要因にもなっています。

布仏本音の活躍が大きくクローズアップされたのがインフィニット・ストラトスのソーシャルゲーム「アーキタイプ・ブレイカー」です。元々アニメでの人気を受けてゲーム内だけですが新ヒロインとして昇格、他のヒロイン達と同じくIS専用機を持つにまで至っています。ゲームでは専用のエピソードも用意され初めて搭乗する際の様子なども描かれています。

キャラクターデザインに関してはアニメから逆輸入された布仏本音ですが本編ではあくまでもモブキャラクターなのでまだ大きく活躍しているような描写は少ないです。しかし人気の高いキャラクターなので、或いは本編でもどこかのタイミングでヒロイン扱いを受けるようになり専用機を持つことになるかもしれません。

またゲームでは他のヒロインと変わらずメインヒロインの1人として扱われている為、多彩な衣装の布仏本音を動きの少ない画像ではありますが見る事ができます。アニメではほぼ着ていないに等しい通常の私服から専用機からイメージした巫女服姿なども確認する事ができます。

余談ですが、ゲームでのシステム的にも十分に使いやすいキャラであるとして、元々布仏本音のファンである人はもちろん、性能面で見ても十分に選択肢に入るという点もやはり優遇を受けており、愛用されています。

上記でも触れたように布仏本音のIS専用機はゲームにのみ登場している専用ISで名前は九尾ノ魂といいます。専用機は普段待機状態としてアクセサリーになりますが、布仏本音の九尾ノ魂は待機状態では髪留めとなっています。あくまでもゲーム専用として登場した九尾ノ魂は他の専用機のように戦闘面に特化した能力というよりも布仏本音のイメージをそのまま投影したような性能になっています。

見た目は画像のように風神雷神の雷神を連想させるデザインで、ゲームのみの登場である事から分かっている装備、技は少ないですが、ゲームで確認できるだけで有線型ビットである「貫けビット」、みくじ筒型の武器を使った運要素の強い「おみくじ」、水を操る「水流操作」などの技を確認する事ができます。

布仏本音の専用機九尾ノ魂は以前から話自体は立ち上がっていたという「IS学園機体開発計画」という計画が、絶対天敵の襲来で本格始動し、布仏本音自身が設計デザインを担当し、IS学園整備科生徒全員で開発された機体になっています。また詳細は不明ですが、元々のコアはIS学園でも保有している訓練用ISである打鉄の物を利用していると思われます。

ここからはいくつかの画像を使いながら布仏本音の可愛さを紹介していきます。布仏本音はサブキャラクターであるにも関わらずアニメでの登場回数も多い事から非常に画像が多いです。

アニメでは緊迫したシーンや他の生徒が制服を着ているような場面でも上の画像のようにキツネのキグルミのようなシーンも目立ったのが布仏本音です。このイメージがそのまま専用機九尾ノ魂のデザインの元になっているとも言えるのではないでしょうか。もちろんこの服装でも代名詞と言える萌え袖は健在です。

IS学園においても既にこの布仏本音は周知されているようで他の生徒が制服を着ているようなタイミングでもパジャマ姿のままだったりします。上記の画像のように学食でもパジャマ姿でそのまま描かれているように、何気ないシーンの中には登場する事が多く目立つキャラクターです。

インフィニット・ストラトスでは女子生徒は制服の下にISスーツを着込んでいますが、専用機持ちはそれぞれ自前で用意したカラーバリエーションやデザインの異なる物を着込んでいる場合が多いです。アニメで人気を博した布仏本音ですが、この時点ではあくまでもモブキャラクターの1人である事に変わらない事から上の画像のように他のモブキャラクターと同じく紺色の標準的な物を着ていました。

それがゲームで専用機九尾ノ魂を手にしてからはISスーツの色とデザインも変更されています。上の画像のようにその色は彼女が普段来ているキツネの着ぐるみパジャマに近い色合いで、また九尾ノ魂という名前からか首元には鳥居のようなデザインが入るなど、色もデザインもそれまでの専用機持ちと異なったオリジナルの物になっています。

専用機持ちになる事だけでも破格の扱いですがこのような細部にまでこだわられている事を見ても一モブキャラクターでしかなかったはずの布仏本音が人気を集めている事が分かります。さらに実装時には専用のシナリオが用意されたという点も大きな要因と言えます。

その人気と個性的な見た目も相まってかインフィニット・ストラトス関連の画像の中でも布仏本音はメインヒロインに負けず劣らず布仏本音を扱ったものは多く、ファンアートでも多数取り上げられているのが確認できる程です。その影響もあってか、サブキャラクターであるにも関わらず下の画像のように集合イラストなどではないキャラクターそれぞれの単独のグッズも販売される程です。

布仏本音を語る上で外す事ができないのが更識姉妹との関係性があります。ここからは布仏本音と更識姉妹との関係について紹介していきます。

更識姉妹はIS学園の生徒会長を務める更識楯無と日本代表候補である更識簪の姉妹です。更識楯無は学園最強とも言われ、容姿端麗、頭脳明晰、スタイル抜群という完璧超人でありながらからかい好きで、主人織斑一夏に対して、過激なアプローチをする形で登場しました。元々はアウラに続く6人目の専用機持ちとして登場する予定でしたが、アニメ1期では話数の関係で登場する事はありませんでした。

ちなみに単純な実力であれば間違いなく日本代表になってもおかしくありませんが、後述する更識家の特権の1つ「自由国籍権」を行使し現在はロシア国籍となっており、ロシアの代表を務めています。どうしてそのようになったかの経緯は不明です。生徒会長で専用機持ちの先輩である事もあり織斑一夏と篠ノ之 箒にISの基本を教え込む役割も担っています。

一方、更識簪は日本代表候補で立場としては専用機持ちでありながら「世界で唯一男性でありながらISを動かす」という希少性から織斑一夏の専用機が優先して開発され自身の専用機を後回しにされたという経緯から織斑一夏の事を逆恨みする形で登場しました。織斑一夏と接するうちに彼の人柄に惹かれ、さらに事件に巻き込まれた際にも守ってもらうなどして完全に打ち解けるに至っています。

一方で姉である更識楯無に対しては常に比較対象であった影響と布仏本音ら生徒会メンバーの中にいると自身の胸が小さくて目立ってしまう事からコンプレックスになっており、生徒会には所属していません。さらに本来自身に付くべき布仏本音も姉の息がかかっている事を懸念して突き放した態度で接しています。

姉妹ともにメインヒロイン格であり主人公織斑一夏に惹かれていますが、更識楯無は妹の思いやその他のヒロイン達の思いも汲み取っている関係で、からかいこそしますが一歩引いた形になっています。

更識姉妹の家、更識家は裏工作を仕掛けるような暗部に対する対暗部用暗部として特権が許される程の名家であり現在姉妹の姐である更識楯無が17代の当主です。そして布仏本音の布仏家は代々更識家に仕える家系であった事から布仏本音の姉である布仏虚と同じくして幼馴染という関係性です。仕事をしないにも関わらず布仏本音が生徒会に席をおいているのも更識楯無が生徒会長をしている為です。

学園では基本的に更識楯無の付き人状態である布仏本音ですが、更識家としての立場としては妹である簪の専属メイドであり、日々の生活のサポートをし、ISの整備なども行っています。布仏本音の整備能力の高さはこの立場あってこそです。また基本萌え袖を貫いている布仏本音が唯一メイド服姿の時だけは萌え袖をやめているというのもポイントです。

余談ですがアニメでの布仏本音の出番が増えた事の余波の影響を受けたのが姉の布仏虚であったりします。元々他のヒロインにもある程度照準を当てる為に更識楯無の活躍を抑えめにするというアニメスタッフに意向もあり同じ生徒会メンバーでありながら原作では登場していた場面でも布仏本音に一本化されほぼ出番がないという不遇の扱いを受ける事になってしまいました。

布仏本音がモブキャラクターでありながらインフィニット・ストラトスにおいてメインヒロイン達と変わらずファンの派閥ができる程に人気を集めた一つの要因と言われるのがアニメに登場した際の声優です。布仏本音の声優は現在フリーで活動する上記の画像の門脇舞以さんが担当しています。

門脇舞以さんは2001年から門脇舞の名義で声優として活躍している声優さんで、2007以降現在の門脇舞以名義に変更して活動しています。2002年に「陸上防衛隊まおちゃん」で声優としてデビューすると翌年「ぽぽたん」にてメアー役でレギュラー出演をはたしました。ファンからはマイタという愛称で呼ばれています。高く優しい声という独特の声質をしていると言われています。

また容姿の大きな特徴としてメガネが上げられ、自身が重度に視力が悪くコンタクトを付けた上でメガネをかけて利用している程です。その影響があるのか演じるキャラクターにもメガネをかけるキャラクターが多くなっています。ちなみにそこまで視力が悪くなった理由を本人は「ゲームボーイのやりすぎ」だと説明しています。

上記のエピソードでも分かるように声優である以前から漫画やアニメ、ゲームにも精通していてさらに声優になる前には美術系の大学に通っていたりと美術方面の才能も持っている事から自身が演じたキャラクターのイラストを公開したり、コミックマーケットにコスプレをして参加したりと声優を本業にしながらも非常にマルチに活動されています。

門脇舞以さんが声優として出演したアニメ作品としては、「Fate/staynight」シリーズのイリヤスフィール・フォン・アインツベルン役、「魔法先生ネギま！」の葉加瀬聡美役、「ご愁傷さま二ノ宮くん」の月村真由役、「こどものじかん」の宇佐美々役、「一騎当千」シリーズの諸葛亮孔明役、「ストライクウィッチーズ」のサーニャ・Ｖリトビャク役などに名前を残しています。

またその声質を生かしてゲームでも声優を務める機会が多く、「アトリエシリーズ」のロロナ役、「アマガミ」シリーズのの上崎裡沙役、「テイルズオブザワールド」シリーズのルビア役、「ニーア・レプリカント」のエミール役、「ガールフレンド（仮）」の桐山優月役、「まいて-pure station-」のれいな役などで声優として出演しています。

ここからは既にインフィニット・ストラトスを視聴した人の布仏本音に対しての感想を紹介していきます。やはり多くの感想で触れられているのが、サブキャラクターであるにも関わらずここまで人気が出た事に対しての驚きや、その人気に触れる感想が多くなっています。

触れる内容に関しては様々ありますが、着ている服のかわいさ、ソシャゲでの専用機持ち昇格などに関してが多く、いずれもサブキャラクターの扱いではないとする事が多いです。また感想でもやはり「のほほんさん」というあだ名で呼ばれる場合も多い程に他のメインヒロインを押しのける程の人気を獲得していると言えます。

どうしても着ている服装などからイロモノポジションのように扱われる事も多い布仏本音ですが、可愛い上に優しく、一緒にいて楽しそうと、彼女や妹、お母さんになってほしいという声が多いキャラクターでもあります。インフィニット・ストラトスのヒロインにはそれぞれ派閥があり名前が付けられている物も多いですが、「新党のほほん」としてその中にも名前を連ねています。

またアニメ2期放送の際にも1期では声優紹介のエンドクレジットにて「のほほんさん」とあだ名だったのが2期の同じ声優紹介ではしっかりと「布仏本音」と本名が記載されるなどその扱いにも確実に変化があるキャラクターです。アニメきっかけでここまでの破格の扱いを受けたキャラクターは他には見られない程になっています。

インフィニット・ストラトスにおいて1つのステータスといえるのが専用機です。メインヒロインは遅れる事はあっても全員保有していて、まさに1つのステータスであると言う事ができます。そんな専用機を外伝であるゲームでとはいえ与えられてしまうのが布仏本音です。その人気はアニメで爆発し、現在でも高い人気を誇るキャラクターになっています。

ストーリー的にはどうしても主人公織斑一夏とメインヒロイン達の絡みが多くはなりますが、アニメでも何気ないシーンで絡んでくる他、他のヒロインにありがちなエピソードによって影が薄くなる事もないのが特徴でもあります。特に人気を博した2期では他のサブキャラクターが描かれていない場面でもメインヒロインに並んで描かれる事さえある程の扱いになっています。

これまで視聴した事がない人はもちろん、これまで注目していなかったという人もぜひ1度布仏本音に注目してインフィニット・ストラトスを視聴してみてはいかがでしょうか？