寄生獣の後藤との最終決戦の結末は?最強の敵としての強さや最後を考察

「寄生獣」は、岩明均が作者で、1988年から連載し、1995年まで続きました。物語は全部で64話で構成されており、単行本はアフタヌーンKCから10巻、KCデラックスから8巻が出版されました。そして、アニメ化されたり実写映画化もされるほどの人気を博しました。寄生獣の物語の終盤では、後藤が登場し、主人公と最後の勝負をします。ここでは、終盤での寄生獣のあらすじを踏まえて、後藤の人物像やその他の情報を紹介し、考察していきます。

寄生獣の後藤との最終決戦の結末は?最強の敵としての強さや最後を考察のイメージ

目次

  1. 「寄生獣」に登場する後藤の人物像を画像とともに紹介
  2. 「寄生獣」に登場する後藤の強さについて考察
  3. 「寄生獣」で後藤が初登場した回をで紹介
  4. 「寄生獣」で後藤と最終決戦までのあらすじを紹介
  5. 「寄生獣」で後藤との最終決戦を動画付きで紹介
  6. 「寄生獣」で後藤との最終決戦の結末を解説
  7. 「寄生獣」の最終決戦で後藤の結末は変わっていた?
  8. 「寄生獣」の後藤はトドメを刺されてしまった

「寄生獣」に登場する後藤の人物像を画像とともに紹介

後藤は、寄生獣に登場するラスボス的存在で、田宮良子の実験によって生み出されました。寄生獣の中で田宮は、後藤のことを「か弱いが無敵だ」と語っています。後藤は、寄生獣に初登場した際、暴力団事務所に1人で侵入し、暴力団を全員殺害しているシーンが描かれていました。その後寄生獣では、後藤は自身の顔を通行人の顔に変え、逃亡します。後藤は寄生獣の物語で、人との戦闘により自身の戦闘能力を向上させていきます。

寄生獣に登場するその他のパラサイトは、1人の人間に1体だけしか取り付くことができないのに対し、後藤は唯一寄生獣で5体のパラサイトを自身の体に宿しています。5体それぞれが体の腕や足の役割を果たしており、頭部は後藤だけでなく三木というパラサイトも体を統率することができます。しかし寄生獣の三木は腕しか統率することができないので、寄生獣で新一と戦闘する際には転んでしまうシーンが描かれていました。

後藤は、寄生獣で唯一の5体のパラサイトを統率している人物です。寄生獣の中で、パラサイトはそれぞれ信念を持っており、特に、先頭に対する信念が強いです。なので、後藤は寄生獣の中でもより強い戦闘への信念を持つということがわかります。また、寄生獣のアニメ15話では、後藤がピアノを演奏している場面が描かれています。

寄生獣の後藤は、ミギーたちと戦闘する前は上の画像のような、少し目つきが悪く見えますが、いたって普通の人の姿をしていました。しかし、寄生獣で新一と最後の決戦をするときには、下の画像のように姿が一変し、顔のパーツが変わったり、腕が増えたりと、パラサイトが持つ独特な姿になり、強さも上がりました。

「寄生獣」に登場する後藤の強さについて考察

寄生獣に登場する後藤は、物語の最後に登場するラスボス的存在なので、その他のパラサイトに比べると、力がかなりあることがわかります。また、初登場時に1人で暴力団を殺していたり、後藤の体には5体のパラサイトが宿っていることもあり、その他のパラサイトとは比べ物にならない強さがあると考察できます。

寄生獣でミギーたちと対峙したとき「最初から後藤だったら殺されていた」とミギーが言っていたので、後藤が体を統率して戦闘しているときは、ミギーたちでも敵わないことがわかります。5体のパラサイトがそれぞれで動くことによってうまく立ち回ることができ、隙をつくることなく全身を使って様々な方向から攻撃を仕掛けます。しかし、寄生獣アニメ23話では、後藤より新一のほうが五感が優れているということがわかります。

後藤は防御力も寄生獣に登場するその他のパラサイトと比べ、格段に違うことがわかります。寄生獣で、トラックと衝突した際も無傷だったシーンが描かれていました。また、寄生獣で後藤が銃で全身撃たれ、画像では一見ダメージを受けているように見えますが、受けた弾をはじき返し、無傷であることが描かれています。また、寄生獣で後藤は自身の腕を変形させ、画像のように盾にしています。

そして、寄生獣で後藤は三木と違い、全身を統率することができるので、寄生獣でその他のパラサイトより脚力が高いです。寄生獣16話で三木が不利となった林の中でも、後藤にとっては足が使えるので、有利に立ち回ることができました。また、画像のように寄生獣では高速移動によって逃げる新一を追い詰める場面が描かれています。

「寄生獣」で後藤が初登場した回をで紹介

寄生獣で後藤が初登場したのは、寄生獣の単行本では20話、寄生獣のアニメでは11話に登場しています。寄生獣への初登場時、後藤は動画のように、タンクトップとパンツだけの姿で、顔も一見穏やかそうながっしりとした体格の人物像でした。後藤は自身の能力の実験を行うためにやくざの事務所へと訪れます。そして、後藤はやくざを1人ずつ自身の能力を確かめながら倒していきます。

寄生獣で後藤が暴力団事務所にいる暴力団を全滅させると、体に血が付いたまま走り去ります。そして、途中で出会った通行人へと姿を変え、上の画像のような姿となります。その後、寄生獣の物語で、後藤は選挙の付添人としてしばらく過ごすことになります。そして、市長の演説に付き添っている際に、後藤は新一と初めて出会います。

「寄生獣」で後藤と最終決戦までのあらすじを紹介

寄生獣の最後の決戦までのあらすじを、寄生獣のアニメから紹介します。寄生獣アニメ16話、ここで初めて後藤と出会います。新一が高校にいると、ミギーが3体のパラサイトが新一のもとへと向かっていることをミギーが知らせてくれます。そして、新一は学校を抜け出して、学校からなるべく離れた場所でパラサイトと対峙しようとします。しかし、そこでミギーが眠りについてしまい、新一はパラサイトの三木と出会ってしまいます。

1人で戦うのが無理だと感じた新一は、三木のもとから逃げ出しますが、三木もトラックを利用して追いかけてきます。そして、タイミングよく起きたミギーと共に、新一は三木と戦闘をします。策を弄して林に逃げ込み、三木の首を切り落とします。すると、次は後藤が統率者として頭部に移動し、新一に襲い掛かります。

後藤の強さに恐れた新一達は林から逃げ出し、走行中のトラックに乗って逃げますが、全身を操ることができる後藤は、足を変形させ、トラックに追いつき新一を追い詰めます。しかし、ミギーがトラックを操作したことによって、対向車線からきたトラックに後藤を衝突させ、新一たちはうまく逃げることができました。

その後、寄生獣の物語で後藤は機動隊によって建物内で包囲され、攻撃を受けますが、無傷で後藤の強さを機動隊に知らしめます。また、寄生獣に登場した機動隊の隊長である山岸も奮闘しますが、後藤の強さに圧倒され命を落とします。そして、寄生獣で新一とミギーは後藤と最後の決戦のために、森の中へと車で向かいます。

寄生獣アニメ22話で、ミギーと共に策を練りましたが、作戦はうまくいかず、ミギーが新一を逃がし、後藤はミギーを自身の体に取り込みます。寄生獣アニメ23話で、後藤から逃げた新一は、田舎のおばあさんの家でしばらくお世話になることになります。そして寄生獣でしばらくの時間が経った後、森の中に化け物がいるという話を聞き、新一は最後の決戦のために森の中へと向かいます。

「寄生獣」で後藤との最終決戦を動画付きで紹介

寄生獣で後藤との最後の決戦は寄生獣のアニメ23話で行われました。その様子は、動画と画像で紹介します。森の中で過ごすので、後藤は姿を人間にすることはなく、パラサイトとしての姿で居座っていました。そして、新一が後藤のもとにたどり着いたときには、後藤は眠っていました。奇襲をかけようとしますが、後藤に統率されているパラサイトが気づき、失敗します。

武器として持っていた鉈を後藤の体に刺しますが、後藤はダメージを受けた様子も見せずに、新一を弾き飛ばします。新一はゴミの山に飛ばされ、後藤も新一のもとへと迫り、絶体絶命の危機に陥ります。死を覚悟した新一は考えを巡らせて、後藤の鎧の隙間を見つけます。そして、ゴミの山にあった突起物をその鎧の隙間にめがけて刺しました。攻撃は効いているようですが、新一は再び後藤に弾き飛ばされ体力に限界が近づきます。

後藤が新一を追い詰め、とどめを刺そうとしたところ、後藤の左腕が新一の右腕とぶつかり、そこからミギーが新一のもとへと戻ってきます。ミギーが新一のもとへと戻る間、ミギーは後藤の重要器官を引きちぎっており、後藤にかなりのダメージを与えました。そして、突起物に付着していた毒によって、後藤は体の統率が取れなくなり、分裂してしまいます。

「寄生獣」で後藤との最終決戦の結末を解説

寄生獣で、毒によって分裂してしまった後藤にミギーはとどめを刺そうとしますが、一度後藤に取り込まれた際のことが理由で、とどめを刺すのをやめます。新一もとどめを刺すのをためらいますが、人類のために後藤にとどめを刺します。これで後藤は再生不能となり、寄生獣での後藤の結末は、死で終わります。そして、寄生獣で最後の決戦を終えた新一たちは、自身が帰るべき場所へと帰っていきます。

この時に、寄生獣でミギーは地球環境のことを新一に話しており、寄生獣では一部地球環境について描かれているということがわかります。また、寄生獣のなかで新一もミギーの言葉でとどめを刺す前に、葛藤をします。そして、寄生獣アニメ21話では、田村良子がパラサイトは人間と同じような存在だと新一に話しています。

「寄生獣」の最終決戦で後藤の結末は変わっていた?

寄生獣のアニメや漫画では、後藤の結末は新一に殺されるという結末でした。しかし、作者はその他に2つの結末を考えており、ここでは、その他2つの結末について紹介します。寄生獣の作者は寄生獣に登場する後藤や物語の結末についての感想を寄生獣の完全版8巻で記述していました。

寄生獣のアニメや漫画とは別に考えられた結末の1つは、寄生獣で毒によって分裂した後、完全復活しましたが、汚染された日本から飛び去り、どこか美しい自然のある場所へと向かっていくという結末です。そしてもう1つの寄生獣の結末は、寄生獣の最後の決戦で毒によって分裂した後、完全に復活することができず、人間に対して無害な別の生物となり、山の中で暮らすという結末です。

「寄生獣」の後藤はトドメを刺されてしまった

寄生獣に登場する後藤は、自身の体に5体ものパラサイトを宿しているため、寄生獣に登場するキャラの中でも、戦闘能力や戦闘への信念が強い人物だということがわかりました。寄生獣で新一と最後に戦った際の結末は、毒による分裂、そして新一のとどめというものでした。しかし、寄生獣でその他に登場するキャラとは比べ物にならない強さを誇る後藤は、ラスボスとして、寄生獣の物語を盛り上げました。

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