【アホガール】阿久津瑠璃のかわいいキャラ情報まとめ！声優や兄・明と関係は？

「アホガール」に登場する阿久津明の妹・阿久津瑠璃がアホだけどかわいいと話題になっています。アニメ・原作ではたまに登場するキャラであって、あまり情報が出回っていませんが、実は主人公・よしこに引けを取らないくらいのアホです。阿久津瑠璃はどれくらいアホなのか、また、どこがかわいいのか、阿久津瑠璃の魅力についてせまっていきましょう。

「アホガール」とは作者・ヒロユキさんによる漫画です。ヒロユキさんはアホガールの他に、「ドージンワーク」でも有名な漫画家さんです。アホガールは、講談社発行の週刊少年マガジンで2012年52号から2015年12号まで連載されていました。そこから、作者・ヒロユキさんの体調不良により、別冊少年マガジンに移行。その後2015年7月号から2018年1月号まで連載されています。

アホガールの主人公はとんでもなくアホで変わり者の女子高生・花畑よしえです。よしえは学力テストで全教科0点を取るほど頭が悪く、どうして高校に入学できたのか不思議なくらいのアホです。「食う・寝る・性欲」という人間の本能的欲求に忠実に生きているよしえは、人間の皮を被った野獣のよう。よしえの突拍子もない行動とアホさに周囲の人々は翻弄されていきます。

また、アホガールには主人公がもう1人います。それは、今回注目している阿久津瑠璃の兄・阿久津明(あくつあくる）です。通称「あっくん」。よしことは家が隣同士で幼馴染です。明は幼い頃からよしこに熱烈な恋心を抱かれており、迷惑極まりないも猛烈なアタックを受けています。明はアホのよしこを毛嫌いしながらも、周囲への被害や迷惑を配慮し、仕方なしに面倒を見てくれています。

アホガールのストーリーは、よしこと明を中心に話が展開。よしこたが明をはじめとする周囲の人々たちをトラブルに巻き込んでは明から突っ込みと言う名の制裁を受けるとギャグ漫画となっています。日常生活を描いているのですが、あまりにアホすぎるよしこのせいでどこか非日常的です。また、よしこと明以外にもアホでクセの強いキャラクターがたくさん登場します。

作者・ヒロユキさんによると本当は2016年夏ごろには完結させることを決めていたそうですが、それ以降も連載は続いてしました。その後、「一旦休んで次回作に取り組む」ということで、アホガールはひとまず完結を迎えています。単行本は全12巻です。

また、アホガールはアニメ化もされており、2017年7月から9月にかけてTOKYOMX・BS11などで放送されていました。アニメーション制作はディオメディア。放送は30分枠のハーフである15分、全12話で放送されました。15分と短いアニメであったものの、視聴者の評価は高く、DVDの売れ行きも好調だったそうです。ちなみに、30分の後半枠は、「徒然チルドレン」が放送されていました。

アニメ・アホガールはOPのコンテが毎週違うことでも話題となっていました。OP曲は angelaが歌う「全力☆Summer!」。EDは風紀委員長役の声優・上坂すみれさんが歌う「踊れ!きゅーきょく哲学」でした。

• 名前：阿久津瑠璃(あくつるり)
• 誕生日：9月3日
• 学年：小学校5年生(のちに小６)
• 身長：138㎝
• 体重31㎏
• 血液型：A型
• 家族構成：父・母・兄(明)

主人公・花畑よしこの幼なじみであり、もう1人の主人公・阿久津明の妹にあたるのが阿久津瑠璃です。明とは5歳差。一戸建ての花畑家に隣接する2階建てのアパートの2階・201号室に住んでいます。初登場では小学5年生ですが、ストーリーが進むにつれて小学6年生へと進級します。

東大を目指している学歴優秀な兄・明とは違い、妹・阿久津瑠璃はかなりアホです。アホさレベルはよしこと同等、もしくはそれ以上のアホです。しかし、自身がアホであることは自覚。アホであることを恥じることも反省することもないよしことは違い、瑠璃は自身がアホであることを恥じています。得意なことは「努力を続ける根性」と言っており、自身の評価を覆すために日々必死に勉強し続けることができる努力家です。

アホガールにはよしこと阿久津瑠璃以外にも女性キャラが登場します。しかし、その中でもひときわアホで人気なのが阿久津瑠璃です。どうして瑠璃は人気なのでしょうか。瑠璃のかわいい魅力について掘り下げていきましょう。

阿久津瑠璃がかわいいと言われる理由、それはどうしようもなくアホな子であることでしょう。アホを克服するためにかなり必死で勉強しているのですが、どうしてかその努力は報われることがなく、テストはいつも0点。小学5年で、簡単な足し算すらできないほどのアホさです。

同じくアホであるよしこからは「世界一の頑張り屋さん」と言われているものの、なかなか結果がともないません。隅野さやかからも「苦労しそうだな…」と同情されているようです。ですが、アホである自信を客観視でき、克服のために日々努力できるのは瑠璃の美点でしょう。

しかし、その報われないアホさが阿久津瑠璃のかわいい魅力の一つでもあります。あんなに努力しても報われない彼女を見て、「勉強を教えてあげたい」と思ているファンも多いようです。

かわいいだけが取り柄というのも、阿久津瑠璃の魅力の1つでしょう。主人公・よしこも同じくアホではありますが、よしこは勉強以外の料理・裁縫・運動・絵画などは意外と何でも器用にこなします。また、「好きな人には常に一番きれいな自分を見てほしい」ということから、スキンケアも欠かすことがなく、意外と女子力は高いようす。しかし、瑠璃は料理・裁縫・運動・絵画どれをとっても壊滅的にダメです。

アホを克服しようとひたすら勉強だけに打ち込んできた結果、日常生活部分でも何もできないまま育ってしまいました。手先が不器用すぎるあまりリンゴの皮むきをするだけで流血沙汰になる始末。そして、画力は壊滅的でり、運動神経も最悪です。小学校5年生ですが、自転車すらにまともに乗ることができません。

かわいい顔だけでなく、胸が大きいというのも阿久津瑠璃の魅力の1つでしょう。小さいのに胸だけ大きいと言うのは、ある種のフェチの人からするとたまらない体格なのではないでしょうか。

6年生になると胸が大きくなったことで瑠璃は悩むようになります。瑠璃の胸は、よしこたちのクラスメイト・隅野さやかよりも大きくなってしまっているようです。しかし、本人は周りの巨乳にまともな人間がいないため「このまま胸が大きくなったら栄養を全部胸に吸われて今よりもアホになってしまうかもしれない」と本気で悩むようになります。

悩んだ瑠璃が、慕っている隅野さやかに「どうしたらさやかおねぇちゃんみたいに小さくなるの？」と相談するシーンがあります。悪気もなくさやかにそんなことを相談できるのは、純粋だからなのか、それとも単にアホだからなのか…小さい胸を気にしているさやかからしてみれば、かなりショックな相談であったことでしょう。

アホだけれどかわいい妹・阿久津瑠璃の声を担当したのはどのような声優さんなのでしょうか。阿久津瑠璃の声優さんについて掘り下げていきましょう。

阿久津瑠璃の声を担当していたのは、声優・千本木綾瀬さんでした。かわいい明の妹役を見事に演じられていました。兄・阿久津明の声を担当していたのは声優・杉田智和さんです。杉田さん演じるデレデレとした明とそれをうざったそうにあしらう瑠璃のやり取りはアホガールの見どころの1つでしょう。

ちなみに主人公・よしこの声を担当していたのは声優・悠木碧さんです。よしこと瑠璃がお互いをアホと罵り合うシーンもアホガールの見どころの1つです。

名前：千本木 彩花(せんぼんぎ さやか)
生年月日：1995年11月24日(23歳)
出身：埼玉県
職業：声優
事務所：アイムエンタープライズ
趣味：歌うこと・漫画・ゲーム・絵を描くこと・ものまね
特技：クラリネット

高校時代に部活でクラリネットを担当していたという千本木彩花さん。コンクールに出場するほど腕前なのだそうです。埼玉県出身ですが、お兄さんの影響を受け、野球は広島カープファン(カープ女子)なのだとか。高校在学中の2013年、テレビアニメ「帰宅部活動記録」の九重クレア役で声優デビューを果たされています。

その後、2015年にアイムエンタープライズへの所属を発表。2016年に「甲鉄城のカバネリ」の無名役で初のメインヒロインを演じ、同年10月には「ガーリシュナンバー」の烏丸千歳役で初主演を飾っています。そして翌年、2017年には第11回声優アワードでは新人女優賞を受賞されています。

• 帰宅部活動記録－九重クレア
• ガーリッシュナンバー－烏丸千歳
• 甲鉄城のカバネリ－無名
• マジきゅんっ!ルネッサンス－愛ヶ咲小花
• ピアシェ〜私のイタリアン〜－七瀬萌里菜
• アニメガタリズ－上井草有栖
• 踏切時間－アイ
• 奴隷区 The Animation－葛飾ジュリア
• 転生したらスライムだった件－シュナ
• ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風－トリッシュ・ウナ

現在放送中のアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」ではトリッシュ役で大活躍中の千本木彩花さん。同事務所の先輩である声優・内田真礼さんに「すごい子が出てきちゃった」と言わしめたアイム期待の新星として注目を集めています。また、「甲鉄のカバリネ」で内田さんと共演した際には「1話で無名のキャラクターが出来上がっていてすごい」と絶賛されたのだとか。

また、ゲームでも数多くの作品に出演されています。出演されているのは「バトルガール ハイスクール」の酒出茉梨役、「メモリーズオフ -Innocent Fille-」の嘉神川ノエル役、「ヴァルキリーコネクト」の冥炎神カグツチ役、など。

年齢はまだ23歳とお若いようで、声だけでなくご本人もかわいいと人気を集めているようです。これからもっともっと人気が出て、活躍されていくことは間違いないでしょう。今後も声優・千本木彩花から目が離せそうにありません。

兄・明の幼馴染であり、同レベルのアホであるよしこと瑠璃の関係はどういったものなのでしょうか。ただのお隣さんにしては深すぎる2人の関係性について掘り下げてみましょう。

阿久津瑠璃と主人公・花畑よしえは同レベルのアホのようです。よしこは自分の苗字の漢字すら忘れてしまうアホ。そして瑠璃も自分の名前すら漢字で書けないというアホです。まだ小学校5年生なので「瑠璃」という漢字は確かに難しいのかもしれません。しかし、苗字の「阿久津」くらいなら書けてもいいはず。自分の苗字を漢字で書けないと言うことから、よしこと同レベルのアホということがお分かりいただけるでしょう。

また、瑠璃のアホエピソードとして「九九」が出来ないということも上がっています。小学校2年生ほどで習ったはずの九九に、小学校6年生の瑠璃が苦戦している様子が描かれています。勉強しないで出来ないのであれば理解できるのですが、瑠璃は必死に勉強しています。どれだけ勉強してもできない瑠璃はやはりアホなのでしょう。

よしこからも「アホの子」呼ばわりされています。しかし、瑠璃もよしこがアホなことは知っています。アホなことを全く気にしていないよしこに比べ、瑠璃はアホなことを気にして努力している分マシかもしれません。しかし、どちらがアホかを決めるとするなら、目くそ鼻くそレベルの戦いであることに変わりはないでしょう。

兄・明同様、一度敵認定してしまった相手は容易に受け入れない瑠璃はよしこのことを激しく嫌悪しています。年上ということお構いなしで、よしこのことを「お前」と呼び、「アホがうつる」と嫌悪する有様。しかし、よしこはアホなので、嫌悪されようが「お前」と呼ばれようが全く気にしていないようです。瑠璃を見つければお構いなしに構いに行っています。

2人は仲がいいと言うわけではありませんが、特別悪いと言うわけでもありません。どちらかと言うと、瑠璃が一方的に嫌っているという構図になるでしょう。しかし、よしこと気が合う一面もあるようです。瑠璃とよしこは子供向けアニメは「プリチュア」や「アイタツ!」が大好きです。よしこに「プリチュア」の映画を観に行こうと誘われた際は、目を輝かせていました。

アホガールにおいてもう1人の主人公であり、阿久津瑠璃の兄である阿久津明。明と瑠璃はどういった兄妹仲なのでしょうか。明と瑠璃の関係について掘り下げていきましょう。

よしこの幼馴染である明。アホな妹と違い、かなり頭が良く勤勉家です。その優秀さは「東大に落ちたら死を選ぶ」と断言できるほど。顔とスタイルもなかなか良く、見た目だけで言えばイケメン。しかし、妹・瑠璃と違い社交性は皆無です。鋭い目つきと暴力的で不愛想な性格のため、友人が全くいません。基本ぼっちで、携帯のアドレス帳には自宅と花畑家とよしこだけ(のちにさやかと風紀委員長も登録される)しか登録されていませんでした。

よしこは明のことが大好きで、相思相愛と思っているようですが、明はよしこのことが大嫌いです。「嫌ったフリをしていて、実は手のかかる幼馴染のことを少なからず思っている」と言うのがこの手の漫画のセオリーですが、明にそんなセオリーはありません。よしこに対し、本気で殺意を抱いており、自分が法で裁かれなければよしこが死んでも構わないとさえ思っています。

頭のいい明ですが、基本的に空気が読めません。女性の扱いにもなれていなかったり、他人に対して悪気はないけれど配慮のかけた物言いをしてしまいます。空気の読めなさ加減だけで言えば、よしこ同等のアホと言えるかもしれません。また、持久力や体力がないようです。すぐにへばっていまう様子も描かれていました。

アホなよしこに対しては遠慮なく暴力を振るい、凶暴的ですが、妹・瑠璃に対しては目に入れても痛くないというほどの溺愛ぶりです。瑠璃が欲しがっている「アイタツ」のカードを手に入れるために、「アイタツ」のゲームを覚えるほどです。頭の良さはゲームの方でも発揮されており、たった2度のプレイで全国3位にランクインするほど。しかし、その後本気で「アイタツ」にハマり全国1位を獲得する兄を、瑠璃は引いていました。

兄も溺愛ぶりに反して瑠璃の反応は微妙。明の無意識な失言や行動で傷つくことも多いようで、兄として慕っているとは言い難いようです。明は瑠璃に嫌われないためなら、自身の高いプライドもかなぐり捨てます。よしことやさかが見ている前で土下座をし、「瑠璃様」と呼んで必死に許しを請うシーンもありました。

溺愛する一方で、妹がアホであることを明は心配しています。頑張っているけれど結果が実らない瑠璃のことを不憫に思っている節があるようで、必死に勉強する瑠璃をフォローしてあげています。しかし、そのフォローの仕方が間違っているため、瑠璃からの好感度は下がる一方。

「たとえ瑠璃が一生アホでもお兄ちゃんが面倒みるからな！」と言って瑠璃の自尊心を傷つけたり、瑠璃の誕生日に自分がリアルに分析した「学歴のいらない生き方BOOK」をプレゼントするなど空気の読めなさを発揮しています。空気の読めない発言のせいで、瑠璃から「お兄ちゃんなんて大っ嫌い!」と言われてしまったときは、この世の終わりのようにショックを受けていました。

また、瑠璃は両親からもアホなことを心配されているようです。「娘が恥をかく姿を見たくない、見られたくない」と授業参観に出席しなかったシーンがあります。そして、ここでも明の溺愛っぷりは発揮されていました。出席しない両親の代わりに学校をサボって明が代わりに出席していました。

アホな瑠璃ですが、ファンは多い様子。よしことは違い、自分はアホと認識しきちんと努力している姿をかわいいと思う人が多いようです。ちなみに、よしこと瑠璃が大好きな「プリチュア」ですが、何のパロディネタなのかは名前だけでお分かりいただけることでしょう。

常に無表情な兄・明とは対照的にコロコロと表情が変わるところも瑠璃の魅力の1つでしょう。かわいい瑠璃がもっと見たいのに出番が少ない…と嘆く感想も多かったです。よしこにまでアホの子とバカにされる瑠璃ですが、いつかその努力が報われる日が来ることを祈るばかりです。

小学校5年生という年齢設定や、小さいのに胸が大きいという設定が好きなファンも多いようです。アホでもこんなかわいい妹なら欲しいという感想もありました。

阿久津瑠璃の声を担当した声優・千本木彩花さんについても呟かれています。千本木彩花さんが担当する好きなキャラクターに阿久津瑠璃を挙げる人も多いようです。

かわいい妹キャラは多い中、かわいくてアホな妹キャラは確かに珍しいかもしれません。新しい妹キャラジャンルとして瑠璃は重宝されそうです。

いかがだったでしょうか、アホガールに登場する阿久津明の妹・阿久津瑠璃についてまとめてみました。阿久津瑠璃がどれほどアホであるかがお分かりいただけたのではないでしょうか。主人公・よしこもかなり救いようのないアホですが、阿久津瑠璃も負けてはいません。ただ、瑠璃は年齢的にまだ小学校5年生なので、勉強方法を見直して頑張れば何とかなるかもしれません。

また、アホガールは1話完結のストーリー形式なので、内容をそれほど詳しく知らずとも楽しんで読むことができる作品です。まだアニメも原作も見たことのない人は一度見てみることをおすすめします。面白い作品であることは間違いありません。そして、一度見れば瑠璃がアホだけれどかわいいいと人気の理由がきっとわかるはずです。

現在、原作最終回を迎えてしまっていますが、今後瑠璃がどう成長するのか気になる人は多いはず。瑠璃がこれ以上アホになるのか、それとも努力が実ってアホから脱出できるかという今後を見てみたいところです。「一旦」終了ということなので、もしかすると再連載があるのでかもしれません。瑠璃の成長を見守るためにも、再連載があることを期待しましょう。