2019年02月27日公開
2019年02月27日更新
【東京喰種】伊丙入(ハイル)がかわいい!方言や魅力・担当声優も紹介
伊丙入は東京喰種:reに登場するキャラクターの一人です。白日庭出身で身体能力が高く、弱冠20歳にして白単翼章、金木犀章を叙勲し、上等捜査官を務めるほどの強さを持っています。「速いしょや」といった独特な方言を使うのも伊丙入の魅力です。この記事では、伊丙入のかわいい魅力やアニメで声を務めた声優、かわいい方言、死亡後ささやかれていた復活の真偽について徹底的にご紹介します。
伊丙入は何者?強さも考察
東京喰種の作品情報
東京喰種は2011年~2018年まで週刊ヤングジャンプで連載されていたダーク・ファンタジー漫画です。2018年7月時点でシリーズの累計発行部数は全世界3500万部を突破しており、海外でも大人気の作品となっています。作者は石田スイ先生で、美麗なイラストを描かれることで注目されています。
東京喰種は現代の東京を舞台に、ヒトの姿をしながら人肉を喰らう怪物「喰種」と喰種の臓器を移植され、半喰種となってしまった主人公・カネキ、人々を「喰種」の脅威から守るため命がけで戦う「喰種捜査官」が中心となり、物語が進んでいくこととなります。
伊丙入のプロフィール
出典: https://frequ.jp
- 伊丙入のプロフィールは東京喰種:re第4巻・巻末より白日庭出身の第74期の上等捜査官、
- 20歳(9/27生まれ)、
- 血液型: B型、
- 身長:160㎝/体重:58㎏、
- クインケ:Aus(アウズ)(鱗赫-Rate/S+)、T-Human(羽赫-Rate/S+)、
- 叙勲:白単翼章(はくたんよくしょう)、金木犀章(きんもくせいしょう)、
- 趣味:戦闘訓練、おえかき、独り会話、有馬さん観察、
- 今欲しいもの:有馬さんのIXAとなっています。
伊丙入の初登場
伊丙入は東京喰種:re第4巻『月山家掃討作戦編』の第34話「良い形」にて初登場を果たしました。クインクスのメンバーたちと同じく20歳ですが、彼らより入局時期が早く、74期に16歳で入局しており伊丙入はクインクスたちの3期先輩だと通りすがった富良が語っています。
伊丙入の強さ
伊丙入の強さは20歳にして白単翼章、金木犀章を叙勲していること、『月山家掃討作戦』が行われた第4・5巻の戦闘描写からその強さが窺(うかが)えます。上等捜査官としての実力は申し分なく、作中でもいかんなくその強さを発揮します。
まず、前提として「白翼章」とは東京喰種:re第1巻巻頭より「特定レートの喰種を駆逐した、あるいはその能力があると判断された捜査官に贈られる」とされています。伊丙入が叙勲している「白単翼章」はSレート相当の喰種を駆逐できる程度の実力があることの証明であり、伊丙入がS+レートのクインケを2本も所有していることからその強さは明白でしょう。
さらに伊丙入は「年間の喰種討伐数に応じて贈られる」の木犀章の中でも最高ランクの金木犀章(討伐数100体/年)を叙勲されており、「怖いほどに優秀」と富良も伊丙入のその強さを認めています。ベテラン捜査官である富良も認める伊丙入の強さはまさに折り紙つきです。
ハイセも「彼女は有馬さんの班で梟(ふくろう)討伐戦にも参加してた」とクインクスに説明しており、その強さが信頼されていることが分かります。反射神経と動体視力も尋常ではなく、月山家の室長である松前と互角以上に渡り合い、近距離からの攻撃を難なく躱(かわ)し、逆にカウンターを喰らわせるほどです。
伊丙入のクインケ
伊丙入は2種類のクインケを所有しています。1つ目のクインケは『Aus(アウズ)』というクインケです。レートはS+、鱗赫のクインケです。東京喰種:re第4巻・「第35話:依存」にて月山家の従者と対峙した際に伊丙入が持っている巨大なカミソリのような形状のクインケがこのAusではないかと思われます。
作中では特殊なギミックは見受けられませんでしたが、それ故にAusは相手を選ばない汎用性の高いクインケんなのではないかと思われます。第4巻・第5巻でも特にこのクインケを振るって戦っている描写が多かったため、伊丙入にとってAusは、手になじんだ使いやすいクインケであるようです。このクインケをふるうハイルの強さは相当のもので、作中でも次々に喰種を屠(ほふ)っていきました。
出典: https://festy.jp
伊丙入が所有しているもう1つのクインケは『T-Human』といいます。レートは、Aus同様S+レートで羽赫のクインケです。このクインケは有馬貴将の『ナルカミ』を模して造られたようなクインケで、ナルカミよろしく電撃のような赫子を放射することのできるギミックを備えています。作中では「第49話:脈打つ信号」にしか登場していませんが、その強さとインパクトから印象に残っている方も多いようです。
T-Humanは射出した電撃のような赫子を水圧カッターのように射出することも可能で非常に攻撃性能に特化したクインケであると言えます。強固な盾の赫子を持つ松前がT-Humanの攻撃を受けた際には「なんて密度の攻撃……持つか我が赫子(盾)……!!?」と胸中に感じていたことからやマイロの胴体を一撃で両断したことからT-Humanのその強さが窺(うかが)えます。
伊丙入のかわいい魅力
伊丙入はかわいらしい容姿もさることながら、おっとりとした性格もあり、ファンも多く、人気が高いキャラクターです。この項では伊丙入のかわいらしさ溢れる魅力についてご紹介していきます。
伊丙入のかわいい魅力①容姿
伊丙入は可愛らしい雰囲気をした女性で、おっとりとしたたれ目にピンク色の髪をおかっぱにしています。作中では初対面であるクインクス班の不知をドギマギさせていることからも「かわいい」と評価を受けていることは間違いないでしょう。
伊丙入のかわいい魅力②憧れの有馬
伊丙入は有馬への憧れが人一倍強いです。作中でも功績をあげて有馬に褒めてもらいたがっていたり、第7巻のおまけページでも有馬が読んでいる本を気にしたり、有馬としりとりをしに積極的に絡みに行ったりと、何かにつけて有馬の様子が気になるようです。少々子供っぽいその愛らしさがかわいいと評判のようです。
伊丙入のかわいい魅力③正体は白日庭出身者
伊丙入は白日庭の出身者です。東京喰種:re第8巻で有馬が明かしていたことによると、有馬やハイルのような「白日庭出身者」はどちらかに喰種の親を持つ人間と喰種との血が混じった”半人間”であるとのことです。産まれた子供は赫子ももたず、食事も普通に取れますが、常人よりも身体能力が高く、寿命が短いと有馬は語っています。
有馬が30歳過ぎで「寿命が尽きかけている」と自ら語っていたことや「白髪」であったことを考えると、同じく白日庭出身のハイルも、作中で殉職しておらずとも、数年で白髪になり始め、さらに数十年のうちに寿命が来ていたのではないかと思われます。
伊丙入のかわいい方言
作中で何度か方言が飛び出してしまう伊丙入。その方言がかわいいとファンの間ではもっぱら注目の的となっています。この項ではハイルの方言がどこの方言なのか、その魅力について詳しくご紹介いたします。
伊丙入の方言がかわいいと話題に
特徴的な方言も伊丙入の魅力の一つです。東京喰種:re第4巻で松前たちと交戦した際には「速いしょや」と方言が出ています。この「しょや」というのは作者の石田スイ先生もお気に入りのようでTwitterに投稿されたハイルのイラストにも「しょ?」と書かれていたり、東京喰種:re第100回記念にヤングジャンプに付録としてついてきたシールにも「しょや!」と描かれています。
伊丙入の方言は北海道の方言
伊丙入の「しょや」というのは北海道の方言です。「しょや」は「~でしょ?」という意味になるので、「速いしょや」は「速いでしょ?」という意味になります。「しょや」はやや強めの言い方になりますので、ハイルの自信が伝わってくるようです。
伊丙入の担当声優
2018年に放送され話題となったアニメ『東京喰種:re』にはもちろん伊丙入も登場しています。この項では、アニメで伊丙入役を務めた声優についてプロフィールやその他の出演作品についてご紹介します。
伊丙入の声優は関根明良
アニメ『東京喰種:re』で伊丙入の声優を務めるのは、関根明良(せきねあきら)さんです。関根さんはアプトプロに所属している声優です。初めは現地で呼ばれるあだ名がありませんでしたが、『プリンセス・プリンシパル』の共演者の声優と共に「あきらりん」「あきらん」というあだ名を決めたというエピソードもあります。
関根明良のプロフィール
関根さんのプロフィールは出身地は東京都、誕生日は12月16日となっています。特技・趣味は戦国時代の武将や城、寺巡りによって知識を得ることや、オーボエ演奏となっています。楽器は4種類吹ク事が出来るそうです。また、着物、刀や鎧の他、抹茶など和風のものが好きで京都に行くことも多いようです。
関根明良の他の出演作
関根さんは2014年、『ニセコイ』の一条楽(少年時代)の役で声優としてデビューを果たしました。関根さんは伊丙入の声優以外では、『プリンセス・プリンシパル』のプリンセス役として声優を務めたり、『魔法少女特殊戦あすか』にて夢源くるみ役を務めています。声優としては最近になって活動をされていますが、それ故に今後どのように活躍するのかが非常に楽しみです。
伊丙入の最後と復活の可能性
その強さと可愛さから初登場時から人気を博していた伊丙入ですが、残念なことに彼女は作中で死亡してしまいます。その人気っぷりからファンは彼女の死を惜しみ、作中の伏線から伊丙入が復活するのではないかとという説も立てられました。この項では、伊丙入が死亡した理由、復活の可能性がささやかれた原因についてご紹介します。
伊丙入の悲惨な最後
伊丙入は東京喰種:re第5巻・第49話『脈打つ信号』にて最期を迎えてしまいます。Auzを振るい、松前と互角以上の戦いを繰り広げていたハイルでしたが、マイペースな性格が災いしてか、濡れた血に足を滑らせ松前の赫子で腹を貫かれてしまいます。その後ハイルは部下である岡平から受け取ったクインケ、T-Humanによる電撃での攻撃を仕掛けます。
ハイルの攻撃を防ぐ松前の背後から、とびかかったマイロの胴体すらもT-Humanは一撃で両断してしまいます。しかし、それは「胴体すら失っても構わない」というマイロの決死の覚悟による捨て身の一撃でした。ハイルは胴体だけとなってもなお自分に向かってくるマイロの一撃を喰らい、首を飛ばされ死亡してしまいます。
しかし、伊丙入が死ぬことは決定事項だったようで、第5巻・第47話「燐寸」112ページより、ハイルの右頬についている返り血に「die」と書かれている伏線が確認できます。気になった人はぜひご確認ください。ハイルの顔の返り血による文字が確認できるようです。
伊丙入の復活の可能性
第49話で死亡した伊丙入でしたが、実は後々復活するのではないかとファンの間では、「伊丙入復活説」がささやかれていました。その理由としては有馬班で梟(ふくろう)討伐作戦にも参加するほど強キャラとして描かれているハイルの死があまりにもあっけなさすぎることや、第11巻・第121話にて嘉納明博がCCGに入局していたことからこのような「復活説」が立てられたようです。
また、同じく第121話にて旧多が宇井に向かって「”喰種”には極めて生命力の強い個体がいる」「彼らの体を分析すればヒトにもそれを生かす事ができるかもしれない」と語り、アオギリの樹から取り戻したものだと伊丙入の首を見せました。とどめには「彼女が生き返るとすれば」という旧多の発言もあり、ファンの間では「伊丙入復活説」はますます現実味を帯びていきました。
他にも「東京喰種日めくりカレンダー」にて伊丙入の誕生日に描かれたイラストから、「ハイルに羽赫の赫子があるように見える」といった意見も見られ、ファンは「伊丙入は喰種として復活するのではないか」と復活説に希望を寄せましたが、結局最後まで作中では伊丙入が復活することはありませんでした。
伊丙入に関する感想や評価は?
この項ではハイルに対するネット上の評価や感想などをご紹介していきます。原作が終了し、アニモの放送を終えてもなお、未だに彼女の人気は高く、話題に事欠きません。様々な感想がありますが、その中からいくつか抜き出してご紹介します。
伊丙入のいいところ
— 月花 (@Yue_fa_7) February 21, 2019
・可愛い
・顔がいい(公式で『美しい』という記述、男性キャラが見惚れる等の描写有)
・強い
・めちゃくちゃ強い
・一途
・おっぱいでかい(ロングコートがぴちぴちのぱつぱつ)
・可愛い
・方言
・女の子×巨大武器
・二面性有
・可愛い
非常に魅力盛だくさんの伊丙入ですが、ファンにもとても愛されていることが分かります。普段はおっとりしていますが、任務時に見せる捜査官としての顔や、その強さや方言などはやはり可愛いと思う方が多く、伊丙入の人気の高さが良くわかります。
新キャラの伊丙入上等捜査官可愛い。S1班が大好きな宇井郡とjackでお馴染み富良に伊丙ちゃんとか最高かよ。
— Kohri (@925_knell) July 2, 2015
伊丙入がかわいいという声は多く、その魅力に引き付けられた人もたくさんいらっしゃるようです。同じS1班である宇井郡との先輩・後輩のやりとりが好きだという方も見受けられました。2人のやり取りは命のやり取りが伴う東京喰種という世界の中でもひとつの癒しのようなものになっているようです。
伊丙入のかわいい魅力まとめ
この記事では、伊丙入のかわいさや強さ、方言、復活説の他、魅力についてご紹介しました。原作の連載、アニメの放送が終わってもなお、東京喰種の人気は衰えず、未だ高い人気を誇っています。伊丙入のさらなる魅力が知りたいという人は原作やアニメを見ていると新たな魅力に気が付けるかもしれません。