【けものフレンズ】ラッキービーストの正体は？声優はミライこと内田彩？

スマートフォンのアプリゲームから、大変話題になったあにめ「けものフレンズ」。一見かわいいキャラクター達の大冒険の物語に見えますが、ミステリアスなストーリーとのギャップ、その面白さに多くのファンが魅了されました。主人公のかばんちゃんやサーバルちゃんの正体すら謎という謎や不思議が多いアニメです。

その中でも今回注目したいのは可愛いロボットのような案内係「ラッキービースト」。主人公かばんちゃんとサーバルちゃんの旅のガイドをしてくれているようですが、サーバルちゃんはじめ動物のフレンズとは会話ができない模様。ラッキービーストの正体の考察ファンの間で大盛り上がりとなりました。

そして最終回に、ラッキービーストの正体が判明し話題となりました。ラッキービーストはなぜフレンズたちと会話をしないのか？かばんちゃんとのみかいわができるのか？ミライとはいったい何なのか？ラッキービーストの正体を解説していきます。

アニメ「けものフレンズ」は2017年１月からテレビにて放送されました。もともとは原作としてゲームアプリ「けものフレンズ」が配信されており、2015年には「月刊少年エース」にてコミック版が連載されていました。ジャパリパークという架空の動物園を舞台としており、動物が美少女たちに擬人化されています。

また、けものフレンズを作り上げた「けものフレンプロジェクト」はアニメやグッズ、漫画・ゲームなどのメデアなどで一人でも多くの人に動物のことを知ってもらいたい、興味関心を持ってもらいという目的を持っており、実際に休業中の動物園や動物への寄付を行っています。

ここ近年の擬人化ブームにより、強い人気を博した「けものフレンズ」はさらに人気を上昇させ、多くのメディアにも取り上げられ、毎週金曜日放送中のミュージックステーションでも取り上げられました。けものフレンズの影響でサーバルキャットを展示している動物園に積極的に足を運ぶファンも多く見られました。

フレンズからは通称ボスという名で親しまれているラッキービーストですが、かばんちゃんに言葉を発した際に、サーバルちゃんが「初めてしゃべったのを聞いた」とびっくりしたシーンがありました。ジャパリバスを運転することが出来るなどの特技もあります。

ウサギのようにピンとたった耳と狸のようにしましまの太いしっぽが特徴の可愛い見た目をしています。体は青く、おなかの部分は白くて口は見当たりません。胴体にベルトのようなものが巻かれており、おなかには謎の球体があることからフレンズではないことがわかります。

かばんちゃんやサーバルちゃん他フレンズたちに比べてとても小さな体をしており、ジャパリパークの中を案内していきます。またほかのフレンズたちの証言によると、パーク内に何体か存在しておりフレンズ達の食事なども用意しています。

ジャパリパークに住んでいる美少女たちは、フレンズと呼ばれています。フレンズの正体は、動物がヒトの特性である二足歩行や知能、言葉による意思疎通などの特性を手に入れたものです。物語の終盤では、フレンズがどのようにして誕生するのか解説されているシーンがあります。

ジャパリパーク内にある火山から噴き出ている、サンドスターと呼ばれるものが動物そのものや骨や体毛など動物であったものに当たることでフレンズになります。また、「ちほー」とよばれている各エリアの湿度や気温などの環境を維持する役割やがあります。サンドスターが無機物に接触するとセルリアンと呼ばれる危険な怪物が生まれてしまうこともあります。

「けものフレンズ」には主人公かばんちゃんと一緒に旅をするサーバルちゃんの他にもフレンズたちがたくさんいます。ラッキービースト以外の「けものフレンズ」に登場するキャラクター達を一部ご紹介していきます。

本作「けものフレンズ」の主人公かばんちゃん（声優：内田彩さん）。かばんちゃんが、サーバルちゃんたちが住む「さばんなちほー」のど真ん中で突然目を覚ましたことで物語が始まります。たまたま近くにいたサーバルちゃんと出会い、じぶんの正体を知るためにジャパリパークの中を探検することになります。

「けものフレンズ」のもう一人の主人公サーバルちゃん（声優：尾崎由香さん）。サーバルキャットのフレンズです。明るく元気で好奇心旺盛な彼女は、ほかのフレンズとも大の仲良しです。かばんちゃんと一緒にかばんちゃん自身が何のフレンズなのかを探りにジャパリパークを一緒に探検します。

ジャパリパークに住んでいるフレンズたちです。、種族や種類が違いながらもお互いに協力しあって生活しています。また、本来の動物の様々な特徴や身体能力を残しています。食事はラッキービーストたちから与えられる「じゃぱりまん」という食料を口にしているようです。また、カフェを経営していたり渡し船のような役割をするフレンズもいます。

PPP（ペパプ）とよばれる様々な種類のペンギンが集まったアイドルユニットです。「PENGUINS　Performance　project」の頭文字からとったユニット名になっています。ロイヤルペンギンのプリンセス、コウテイペンギンのコウテイ、ジェンツーペンギンのジェーン、イワトビペンギンのイワビー、フンボルトペンギンのフルルの５人からなる。

セルリアンとよばれる正体不明の怪物です。大きさや形状も様々でフレンズたちを脅威にさらす、超危険生物です。セルリアンに食べられてしまったフレンズたちは、元の動物へと戻ってしまい今までの記憶をなくしてしまいます。セルリアンを倒す専門のハンターたちも複数存在しています。

以前はジャパリパーク内にいたようですが、現在はパーク内からいません。物語の最終回近くに登場します。また、アニメ以外のすべてのメディアコンテンツに登場するキャラクターでもあります。ラッキービーストとの深い関連があります。

かばんちゃんたちを案内したり、そのほかの個体はフレンズたちの食料の生産などを行っている謎の多いラッキービースト。実はじゃぱりパーク内に人間が存在していないことや、セルリアンの正体など実は様々なことを握る重大なカギを握っています。

また、かばんちゃんの声に応答し反応することも序盤から様々な憶測を呼んでいました。最終かいでは、かばんちゃんの存在や、ヒトとラッキービーストの関係性などが判明します。ラッキービーストによる録音や再生機能などで、ヒトの行方やミライという女性の存在も明らかになります。

その愛らしい姿に多くの謎を持ち鍵を握るラッキービーストはいったい何者なのでしょうか？また、ミライという女性はどういった女性なのでしょうか？ラッキービーストの正体とミライとの関連を解説していきます。

フレンズたちからは通称「ボス」と呼ばれているラッキービーストですが、最終回でじゃぱりパーク内のパークガイドロボットであることが明らかになりました。フレンズたちの呼びかけには応答しませんが、かばんちゃんの声には反応して回答してくれます。かばんちゃんを案内しながら動物や施設について解説してくれるロボットです。

けものフレンズのファンからも人気があり、ロボットはいえど完全無欠ではないことから「役立たず」等といわれてしまうこともあります。中のプログラムや登録されている位置情報が古いのか予想外のトラブルに見舞われてしまい「アワアワ・・・」とパニックになる様子や、フリーズしてしまうこともたびたび見られます。

ラッキービーストの役割は、パーク内のヒトを案内をする役割のほかにフレンズたちの生育環境を整える役割を持っています。パーク内には環境を維持する機能や装置が数多くありそれらの維持も複数のラッキービーストが行っているようです。また、パーク内のラッキービーストたちは、それぞれネットワークによりつながれています。

フレンズたちの主食である、じゃぱりまんの生産もラッキービーストたちが行っています。フレンズたちからは「じゃぱりまんをくれる存在」と思われており、それぞれのフレンズへのじゃぱりまんの配給もラッキービーストたちがそれぞれのエリアで行っています。

他にも雑草などを除去する除草機能がついていたり、最終回で録音や通信機能が見られたりと様々な能力を有しています。パーク内の整備やフレンズと会話しないのに録音機能の役割があることから、能力の端々にヒトとの関連性が見られます。

じゃぱりパーク内に序盤から人間たちが一人もおらず、フレンズたちのみが存在していたことに疑問を持ったファンも多いのではないでしょうか？実は、ラッキービーストはかつてじゃぱりパークを運営していたヒトの手によって作られていたものであることが判明しています。

パーク内に住むツチノコなど一部のフレンズたちは、ラッキービーストが反応する対象を詳しく知っています。そのため、かばんちゃんとラッキービーストの会話を見て何かを言いたそうにしているシーンがありました。また、かばんちゃんの存在が他のフレンズとは違うということにも気づいていました。

序盤からかばんちゃんの存在に反応して作動したり、かばんちゃんの声にのみ反応・応答したりと謎の多い面を見せていたラッキービーストですがその理由が終盤に判明します。ラッキービーストが、かばんちゃんにしか応答していなかったのも、かばんちゃんを「ジャパリパークにきたお客様」と認識していたこともわかりました。

最終回に、かばんちゃんの正体も判明します。セルリアンに食べられてしまったのにも関わらず記憶を失うことなく、姿かたちに変異がなかったためヒトのフレンズだということが判明しました。物語の中でも調理をしたり道具を使う、知恵を絞って多くの発見をするなどヒト特有の性質を見せていました。このことから、ラッキービーストはかばんちゃんをヒトと見なしていたようでした。

ラッキービーストが、サーバルちゃんたちと会話をしないのは応答できないわけではないことがわかりました。最終回ではかばんちゃんがセルリアンに食べられてしまったとき、サーバルちゃんとの会話や博士たちとの通信役になるなど、フレンズとの直接のかかわりを見ることが出来ました。

普段、ラッキービーストたちがフレンズとの直接の会話や深い接触をしないのも、フレンズたちの生態系への干渉や影響を避けるためのものだったとサーバルちゃんに説明しています。また、ヒトへの危険が迫った場合には緊急措置としてフレンズの呼びかけにも応答するというものでした。かばんちゃんがセルリアンに食べられたときに、サーバルちゃんと会話ができたのはそのためでした。

ミライ（声優：内田彩さん）は、ジャパリパークにおける女性のガイドという設定です。アニメ以外のゲームや漫画など他のコンテンツにはすべて登場しています。また、ラッキービーストが時々再生していた音声の主も、会話の内容からミライということが判明していました。

また、１０話ではラッキービーストが過去に映像として記録に残していたものが、再生されたミライが立体映像の中で登場しました。その映像にはセルリアンについての語られており、その中にはなんとサーバルちゃんの姿がありました。その映像を見たサーバルちゃんは、自分ではないと語りましたが、自分でもわからない涙を流すシーンも。

アニメでは、ミライはかつてじゃぱりパーク内にいたガイドだということがわかりました。また最終回では、かつてミライのほかにもヒトがパーク内に存在しており、セルリアンの出現により撤退せざるおえなくなったことが判明しました。

アニメの序盤から、ラッキービーストの声優のみ「？？？」とひょうきされておりラッキービーストの声優は長らく不明という扱いになっていました。ところが、最終回ではラッキービーストの声優が明らかに。ラッキービーストの声優について解説していきます。

ラッキービーストの声優は最終回以外のエンディングではずっと伏せられていましたが、ファンの間では、かばんちゃんと同じ内田彩さんが声優ではないかという憶測がなされていました。そして最終回のエンディングでは、ラッキービーストのよこにミライのクレジットが。ラッキービースト視聴者の憶測どおり、ラッキービーストの声優が内田彩さんであることが判明しました。

また内田彩さんは、ラッキービーストやかばんちゃん以外でもミライの声優も担当していました。なんと「けものフレンズ」では一人で三役も声優を担当していました。アプリなどほかの媒体でもミライの声を担当しています。

内田彩さんは、近年多くのアニメキャラクターの声優を務める超人気声優です。有名策は「ラブライブ」南ことり役や「キディ・ガーランド」のアスクール役です。また内田彩さんは歌手としても大変人気があり、紅白歌合戦などでも出場しています。

「けものフレンズ」では１人三役も担当した内田彩さん。ミライとかばんちゃんのキャラクターのちがいや、ラッキービーストの無機質なイメージの声を内田彩さんは上手に演じ分けていました。このことから、内田彩さんは大変演技力の高い声優だとわかります。また、そこまで高くないながらも少女のような透明感が内田彩さんの声の特徴です。

ラッキービーストの正体についていかがでしたか？最終回まで非常に謎の多い存在でしたが、物語のカギをにぎる重要なキーパーソンであることが明らかになりました。ラッキービーストの正体や役割を知ることで、物語の魅力がさらに深まっていきます。ラッキービーストの動きや役割に着目しながら「けものフレンズ」の世界を楽しみましょう。